2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会⑱ チャイコフスキー バレエ「白鳥の湖」
なにはともあれ、ネヴァ川の対岸にあるホテルサンクトペテルブルグ劇場に、開演数分前にたどり着きました。
こちらでの演目はチャイコフスキーの「白鳥の湖」
エルミタージュ劇場の劇団員が、このホテルでショーをするということだったようです。
ちょうどカリビアンクルーズのクルーズシップの中継場所にもなっていたようで、クルーズ船にいる人たちはシャンパンを片手に幕間を楽しんでいましたよ。
窓の外にはクルーズシップが停まっているのが見えます。
チャイコフスキーの「白鳥の湖」といえば、オデット(白鳥)とオディール(黒鳥)の二役の主役の演じ方が話題になりますよね。
このチャイコフスキーは、ワーグナーのオペラ「ローエングリン」を高く評価していたといわれているのですが、白鳥の湖はこのオペラ「ローエングリン」を参考にしているという説をご存知ですか?
善良な人物(「白鳥の湖」だと女性、「ローエングリン」だと男性)が悪い魔法によって白鳥に姿を変えられてしまうという物語の根本にある筋書き、そして「ローエングリン」の第1幕第3場で現れる「禁問の動機」と「白鳥の湖」の「白鳥のテーマ」が極めて似ていると指摘されているのです。
このオペラで使用される、「ローエングリンの結婚行進曲」の美しい旋律は、耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
僕はこのオペラがとても好きで、特にドイツのドレスデンのゼンパーオペラで観たときの印象は強く、一番の思い出として今も残っています。
劇場はホテルに付属していたもので一流のものとは言えなかったのですが、内容は見ごたえがありました。
終わって外に出てみると、日が沈む時でした。
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