2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会② モスクワのホテルにて
おはようございます。
ブログ上では6月に出張したイタリア・フィレンツェのブログが続いていますが、僕は今ロシア・モスクワのホテルにいて、今回の出張のまとめをしています。
モスクワと日本の時差はサマータイム期間中なので5時間。現在の気温は23度。
サンクトペテルブルクのフラーレン(ナノ炭素構造)学会では、化粧品の原材料であるビタミンCとビタミンEの複合体(APT)に、フラーレンを添加したAPTF-capsuleについて、世界最初の発表をしてきました。
今後、ビタミンEとCを組み合わせたこの強力な抗酸化物質は、多くの化粧品メーカーに採用されてゆくでしょう。
フラーレンの抗酸化作用をレーザー治療における副作用を抑制する事で役立てる僕の研究は、2010年の米国皮膚科学会学会誌(JAAD)に掲載されていますが、今回も一緒に発表にいった研究者仲間と、次の実験系についてディスカッションする時間も多くあり、とても有意義な旅となりました。
特に今回のロシア出張は、毎晩の様に劇場に足を運び、チャイコフスキーの三大バレエを全て見る事が出来ました。文化的な刺激は脳を活性化するのでしょうか? たくさんのアイディアが泉の様に湧き上がってきました。
フライトは今晩なので、少ししたらモスクワの街を歩いてみようと思います。
日本時間の明日土曜日の朝帰りますので、明日は空港から四谷に直行し、そのままクリニックFで外来をする予定です。
一週間ご迷惑をおかけしましたが、世界最新の知識と技術を、またこれからもクリニックFで提供できる様に頑張ってゆきたいと思います。
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