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2011年8月 6日 (土)

2011年7月ロシア出張・フラーレン国際学会29 チャイコフスキー記念モスクワ音楽院

モスクワ滞在中に是非訪れたいと思っていた場所がありました。

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クレムリンの横のモスクワ大学旧館の角を曲がり、マーラヤ・ニキーツカヤ通りを北に向かってひたすら歩くこと15分。

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チャイコフスキー記念モスクワ音楽院が見えてきましたよ。

1878年チャイコフスキーは同音楽院の作曲科教授を務めていたため、1940年チャイコフスキー生誕100周年を記念して現在の正式名称となりました。

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この音楽院は、パリ高等音楽院、ニューヨークのジュリアード音楽院と並ぶ、世界3大音楽院と呼ばれるもののひとつで、ロシアでは最高の権威を持つ音楽院です。

この音楽院の創設者は、ニコライ・ルービンシュタインというピアニストでした。

彼はわずか31歳の時にこの音楽院を創設したのです。

ちょうどその4年前の1862年には、ニコライの兄アントンがサンクト・ペテルブルク音楽院を創設しているので、その影響を受けたのでしょう。

ロシアの音楽は、ルービンシュタイン兄弟なしでは語れないのです。

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この音楽院の正面にはこのとおり、チャイコフスキーの銅像が建っています。

スクリャービンやラフマニノフ、リヒテルなど、数えきれない優秀な音楽家達を生み出しています。

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音楽院に足を踏み入れた時から、どこからともなくピアノやバイオリンなど、学生が練習している楽器の音が聴こえてきます。

音楽好きにとってはたまらない場所です。

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カフェがありましたので、立ち寄ろうとしましたが、残念ながら満席。

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未来のリヒテルやラフマニノフがここから生まれるのでしょうか?

楽しみですね。

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