IMCAS ASIA 2011②パロマー社 アジアパシフィック ミーティング
朝の8時半からパロマー社アジアミーティングが始まります。
これはIMCAS ASIAの「サテライトミーティング」として開催された会でした。
羽田から深夜便に乗り、早朝にシンガポールについたので、まだ眠いまま会場へ。
コーヒーを飲んで講演に備えます。
ホテルの一室が会場になったのですが、もう何人ものドクターが顔を見せています。
ボルチモアのロバートワイス医師が座長となって、まず新しいレーザーテクノロジーについての講演があったのちに、この会が始まりました。
アジア各国から数名のドクターが発表するスタイル。
トップバッターはフィリピンの医師ドクター Dr.Sandy Tanでした。
フィリピンでパロマ―社スターラックスを3年間使用した使用経験。
話題として興味深かったのは、フィリピンは多国籍人種の国で、上記の写真の様にさまざまな人種が混在しているところに治療をしなければならないこと。
特に色素性の疾患の場合、人種差によってパラメーターがばらつきやすいので治療に注意が必要なのだと思います。
東京女子医大の河野太郎先生も、以前にこのブログでもご紹介したコンプレッションフラクショナルレーザーXD であるパロマ―社スターラックス1540XDの臨床実験データを発表されていました。
1540nmのコンプレッションフラクショナルレーザー機器のメリットは、表皮のダメージと痛みのリスクを低下させ、高いエネルギー下での照射を可能にするであろうこと。
使用するメリットはありますよね。
続いて発表したインドから参加のドクター Dr.Kalpana Sarangi この人はも約2年半の1540フラクショナルレーザーの使用経験を述べていました。
アクネスカーを中心に話していましたが、それぞれ国民性があってよかったですよ。
さて、お待ちかねの昼食です。
昼食はビュッフェ形式。シンガポール料理が並びます。
とはいえ、集まった医師たちは僕も含めて昼食中もレーザーの話ばかり(笑)。
好きこそものの上手なれ。
What one likes, one will do best.
ということなんですよね。
ともあれ、レーザー界の重鎮の一人、ロバートワイス医師とも久しぶりに再会できましたし、良い会でした。
夜はグッドウッドパークホテルの日本料理店「しま」で会食でした。
シンガポールは熱帯の赤道の真下にあります。
この日は満月で、綺麗したよ。
明日は今回の渡航の目的であるIMCAS ASIAに参加です。
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