■台湾出張2011秋⑥ 故宮博物院
台湾最終日。
14時の飛行機でしたので、それまで故宮博物院にゆくことにしました。
中華人民共和国が設立され、中華民国政府が台湾に移動した時、中国歴代皇帝の多くの宝がここ台湾に移されたといいます。
それらを展示した世界屈指の中華芸術の殿堂が、故宮博物院というわけです。
常設展示だけでも2万点以上。
ものすごい規模です。
こちらの内部は、写真を撮ることができませんでした。
しかし、この混み具合を見てください。
中国全土から自国の宝を観に、観光客がやってくるのです。
中でも最も人気のある部屋がこちら。
展示室に入るだけでこのような大行列です。
この部屋に展示してある宝は
「翠玉白菜」と呼ばれるもの。
WEBからお借りしましたが、清廉潔白を意味する白菜。
これは天然翡翠なのです。
さらに、この上部を観るとキリギリスとイナゴが彫刻されているのがわかります。ともに多産の象徴でめでたいものなのだそうです。清朝11代皇帝。光緒帝の妃である瑾妃の紫禁城の寝室であった永和宮におかれていたものなのだそうです。
そしてもう一つ感動したのが、雕象牙透花雲龍紋套球といわれるものなのですが、球状の象牙細工で、21層になった球すべてに彫刻がなされたもの。
一説には3代の職人が120年かけて作り上げたという幻の一品らしく、とても感激しました。
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