■EADV 2011in Lisbon,Portugal ⑪ ジェロニモス修道院
おはようございます。
タイの洪水によって、バンコクで開催予定だったIFSCCでの学会発表が延期になりましたので、今日11月1日(火)と明日2日(水)はクリニックFの診療日となりました。
今週末までは通常診療ですが、6日より8日まで台湾。
10日より12日朝まで再び北京の美容形成外科学会で講演です。
後半は15日より21日までイギリスとイタリアの出張です。
今月は海外出張がとても多く、ご不便をおかけしますが、世界最新のレーザー情報を勉強して帰ってきますので、よろしくお願いいたします。
さて、僕のブログでは先週滞在したポルトガル出張記の続きです。
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学会会場から30分近く歩いたでしょうか?
遠くに突然姿を現した白い巨大な建物。
目指す世界遺産のジェロニモス修道院が、見えてきました。
装飾が本当に見事ですね。
入り口から中に入るとすぐ左手に
バスコ・ダ・ガマのお墓がありました。
「1498年、バスコ・ダ・ガマがインド南西のカリカットに到達」
と、中学生の時でしたか習いましたよね。
彼の功績であるインド航路の開拓によって、ポルトガル海上帝国の基礎が築かれ、香辛料その他の貿易による巨万の富が、このジェロニモス修道院を作ったのです。
修道院の雰囲気は、素晴らしかったですよ。
この修道院の最も素晴らしい点は中庭の回廊といわれています。
こちらには別料金を払って入りましたが、細かい装飾も見事でした。
二階に上がって上からも景色を楽しめます。
ふと広場に目を落とすと中央の噴水に虹が見えます。
写真でわかりますか?
こちらは二階からの景色です。
西の窓のステンドグラス。
ヴァスコ・ダ・ガマによるインド航路開拓と、エンリケ航海王子の偉業を称え、1502年にマヌエル1世によって着工されました。マヌエル様式の最高傑作といわれています。
1511年に回廊など大部分が完成しましたが、最終的な完成には300年かかったそうです。
石灰岩による白亜の彫刻が本当に素晴らしく、大航海時代の栄華を代表する建築物ですね。
いつか訪れたいと思っていただけに、本当に良かったです。
素晴らしかったですよ。
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