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2011年11月の43件の記事

2011年11月30日 (水)

■英国〜イタリア出張2011秋⑬海洋都市アマルフィ

アマルフィは、西暦839年ナポリ公国から独立を宣言してアマルフィ公国となり、公国の首都、貿易の拠点として発展しました。

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アマルフィの最盛期は11世紀に達成され、カプリ島も手に入れました。

一時はピサやヴェネツィアやジェノヴァと地中海の覇権を争い、黒海にも商業活動を広げたそうです。

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港の駐車場に車を停め、ちょっと歩いてみました。

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アマルフィの街の中心にはSaint Andrew's Cathedral (Duomo) 大聖堂がありました。

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ピサのDUOMOの影響を強く受けたのだそうです。

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中を見学しましたが、装飾は素晴らしかったですね。

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13世紀にできた「天国の回廊(Chiostro del Paradiso)」などもあり、素晴らしい建築でしたよ。

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目の前には、リモンチェッロのお土産店。

この地域独特のリキュールベースのレモン酒ですよね。

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お土産としてたくさん売られていました。

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アマルフィでは海岸線を走り、ポジターノまで移動。

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その後は山脈を越えてソレントの街を抜け、ナポリまで高速に乗りました。

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ヴェスビオ火山が綺麗に見えましたよ。

今日の夜はお楽しみのオペラ鑑賞です。

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■英国〜イタリア出張2011秋⑫アマルフィを抜けてポジターノへ

おはようございます。

今日11月30日もクリニックFの診療日です。

もう年の瀬です。時間が経つのは本当に早いですね。

イタリア出張記を早く仕上げてしまいますね。

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ナポリでの打ち合わせの後、

せっかくレンタカーを借りたんで、どこかお勧めのドライブコースはある?

と聞いたところ、

だったら、ラッターリ山脈(ソレント半島)の峠道を超えて、アマルフィやポジターノに行ってみたらと提案されました。

アマルフィ海岸。

素晴らしいところだと聞いています。

一路アマルフィを目指しました。

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GPSのナビを使うと、海外のドライブも自由にできます。

いい時代になったものですね。

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しかしながら、峠道とは聞いていたのですが、関東では箱根の旧街道に匹敵するぐらい急な山です。

ところどころ見える紅葉が綺麗でしたよ。

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こんな岩のような山肌の、かなり細い道を通りましたが、1時間半ぐらいドライブしたでしょうか。

海が見えると本当に素晴らしい景色で癒されます。

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ナビの指し示す細い住宅街の様な道を通ります。

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ナビでもアマルフィに近づいてきた感が。

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そして、アマルフィの看板を見つけました。

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アマルフィは断崖絶壁の海岸に囲まれた小さな浜に作られた港から、断崖上に向かって形成されている街。

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すてきなところですね。

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2011年11月29日 (火)

■英国〜イタリア出張2011秋⑪ナポリの夜明け

今日11月29日(火)も東京・四谷にあるクリニックFで診療をしています。

朝から懐かしい知人が来てくれたり、今日も賑やかで時間があっという間ですね。

さて、またすこしイタリアの出張記におつきあいください。

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ナポリの夜明け。

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綺麗ですね。

季節も国も違いますが、清少納言の

「春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは 少し明りて紫だちたる雲の細くたなびきたる。 」

というのはこのような情景なのかなと、ふと思ったりもしました。

素晴らしい日本語表現力ですよね。

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夜空が明けてきます。

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太陽も見えてきましたよ。

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新しい一日が始まります。

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2011年11月27日開催 第1回世界自然療法シンポジウム

午後は2時間かけて横浜から府中に移動。

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東京外国語大学府中キャンパス内講堂で開催された

「第一回 世界自然療法シンポジウム」

Touchforworld

にて

「統合医療の可能性、患者に自然療法ができること、医師との連携で求められるセラピストとは?」

という演題のパネルディスカッションに参加しました。

座長は大学の同級生の関谷剛先生。

関谷先生はANAの機内誌や、雑誌ソトコトでの連載「アンドルーワイル博士との手紙」など文筆業でも活躍されています。

パネリストは

■ピーター・マッカレス: 英国クリスティーホスピタル補完療法チームリーダー

■デニス・ティラン: 助産師、Expectancy代表、英国グリニッチ大学助産学前主任講師

■インガ・ドーガン: 南アフリカリフレクソロジー協会会長

■藤本幸弘: 医師・医学博士・クリニックF院長

という構成。

Photo

世界の自然療法士を相手に、内容の濃いディスカッションになりました。

イギリスは、1990年代にサッチャー政権下で医療費の削減が行われたため、癌の手術待ちの患者さんが1年近く待たされるなど、医療機関へのアクセスの配備が大きく立ち遅れました。

そうした中、リフレクソロジーやアロマセラピー、そして鍼灸といった西洋医学以外の補完医療が保険診療の枠組みの中に入り込む条件が揃っていました。

しかしながら、現状の日本の保険診療制度下で、自然療法が今後保険診療点数の中に組み込まれることはまずないと言ってよいでしょう。

医療保険の仕組みの中に自然療法が組み入れられない以上、日本における自然療法士は独自の路線を歩まなければなりません。

自然療法の役割である健康増進や予防医学という観点では、西洋医学によるアプローチよりも明らかに優れている点がいくつもあります。

また、僕の専門のひとつでもある「痛みの緩和」についても、タッチングやアロマセラピーなど、医療以外のアプローチでできる事はいくつもあります。

「あるがまま」の生体に何らかの負荷=ストレスがかかり続けると、人は病気になります。

その歪みの原因となるストレスを、何らかの方法で解除する。

または、なんらかの負荷によって病気ではないけれど、心身に痛みが生じることがあります。

痛みは不安や恐怖を伴い、それらは人間にとって最大のストレスとなりますから、これらを何らかの方法で解除/緩和/改善することが必要となります。

その解除する方法はいくつもあって

○西洋医学を中心としたMedical メディカル アプローチ

○運動や栄養学といったPhysical フィジカル アプローチ

○心理学的、心療内科的なMental メンタル アプローチ

といったものの中に、

○マッサージやツボ刺激を含めたタッチング、アロマセラピーなどを採用したフィジカルとメンタルどちらにも作用を及ぼす、自然療法的アプローチ

があることを、日本にいる医師も認めざるを得なくなっていると思います。

そして、クライアント側の方もこうした様々な方法の中で、歪んでストレスがかかった自分を本来の自分の姿に戻す、あるいは戻すことが不可能でも近づけるために、自分に合った療法を選ぶことができる環境があると良いと思うのですよね。

ディスカッション中ピーター・マッカレスが、

「イギリスでは自然療法に対して二つの制約を意味する法律がある。

1つはこの療法で病気が治ると言ってはいけない。

もう1つは療法に関連する商品を売ってはいけない。」

という指摘をしていましたが、病気の人は西洋医学の医師が診るというこの二つの原則さえ守っていただければ、自然療法を学んだ方に、患者さんを元気にするお手伝いしてもらいたい医師は沢山いるはずです。

とはいえ、マッサージ大国である日本では、セラピストといっても今はまだ混沌としていることも事実。

こうしたニーズが日本の国家にも認められ、資格発行に関する法整備が整う日が来ると良いと思うのですけれどね。

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写真はディスカッション後。関谷先生は残念ながらお帰りになった後だったのですが、皆で収まりました。良い記念になりましたよ。

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2011年11月28日 (月)

2011年11月27日開催 第6回日本美容抗加齢医学会

さて月曜日の診療もなんとかもうすぐ終わりそうです。

昨日日曜日に横浜シンポジアで開催された「第6回 日本美容抗加齢医学会」のお話をしておきますね。

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この学会は湘南鎌倉病院の山下理絵先生が会長として率いられる学会。

今年で6回目の開催となります。

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前日はこの 横浜みなとみらいにあるインターコンチネンタルホテルの30階で関係者が招かれた会食がありました。

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今回はUCサンディエゴ大学の形成外科教授Dr.Steven R. Choenが海外招待演者として呼ばれており、 彼とも会食を一緒にしました。

サンディエゴは僕も大好きな都市。

来年は、サンディエゴで米国皮膚科学会AADが開催されるため、その時に是非施設を見学させてほしいとお願いしましたところ、レーザー機器も沢山あるので、ドクターフジモトにもきっと楽しんでもらえるよ! と言ってくれました。

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前日の会食は、山下先生ご人脈のご覧の通りの錚々たるメンバーで、緊張してしまいました。

さて、翌朝一番9時からの、レーザー治療セッションの際、朝早くから会場にすでに150名以上の医師が集まっていました。

座長を 新橋形成外科クリニック 新橋 武先生 

パネリストに

クロスクリニック 石川 浩一先生

東京女子医大形成外科 河野 太郎先生

みやた形成外科・皮ふクリニック 宮田 成章先生

クリニックF 藤本 幸弘

の4人。

座長を含めて、この業界のレーザーマニア(笑)が集まってのディスカッションとなりました。

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パネリストは全員知り合い同士で、国内外の学会でしょっちゅうお会いしては情報交換させていただく間柄です。

ちょっと残念だったのは、質問の順番が席順で、いつも僕からだったのでつい、標準的な回答を心がけてしまったこと。

学会の控室などでの本音トーク(笑)には及びませんでしたが、良い討論ができたと思います。

僕自身もとても楽しませていただきました。

ご招待いただいた山下先生、お世話になった諸先生方に、この場を借りて御礼申し上げます。

直後のDr.Steven R. Choenのセッションを聞かせていただいたのち、午後の感覚器のアンチエイジングの講演も興味深そうでしたので、聞きたいと思いつつも、東京外語大学で行われた別の学会のパネルディスカッションに移動しました。

そちらは次のブログで。

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■英国〜イタリア出張2011秋⑩ イタリア ナポリ 卵城 サンタルチア

イタリアはナポリに移動してきました。

今回用意してもらった宿泊先は、卵城のすぐ目の前。

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この地区はサンタルチアと呼ばれます。

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ポンペイの街を埋め尽くしたヴェスビオ火山が綺麗に見えますね。

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夕暮れ時。

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こちらはホテルの屋上からのヴェスビオ火山のビュー。

息をのむような素晴らしさです。

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綺麗な夕日が見えました。

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■英国〜イタリア出張2011秋⑨ ロンドンのホテルにあった雑誌と新聞

おはようございます。

今日11月28日(月)は、クリニックFの診療日です。

昨日は横浜と府中にて学会がふたつあり、午前と午後どちらも参加させていただきました。

とても有意義な一日となり、沢山の出逢いにも恵まれました。そして、これで今年の学会シーズンもほぼ終了。なんとか年を越すことができそうです(笑)。

さて、このブログでは先週訪れた英国~イタリア出張記を仕上げていきたいと思います。

こちらは、おなじみ「TIME」と「THE TIMES」。英国到着時のものです。

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これからイタリアに向かいます。

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2011年11月26日 (土)

■英国〜イタリア出張2011秋⑧ 王立音楽院

おはようございます。

今日11月26日土曜日もクリニックFの診療日です。

本日の外来は、明日開催される日本美容抗加齢医学会の講演者の打ち合わせがあるため、18時までの診療となります。

明日は午前中に横浜シンポジアで開催される

「第6回 日本美容抗加齢医学会」

で講演をさせていただき、さらに午後は東京外国語大学府中キャンパス内講堂で行われる

「第一回 世界自然療法シンポジウム」

にてパネルディスカッションに参加するというスケジュール。

思えばこの一月間で、東京→ロンドン→リスボン→ロンドン→東京→台北→台南→東京→北京→東京→ロンドン→ナポリ→シチリア→ローマ→ロンドン→東京と移動し

日英合わせて7つの招待講演と、4万マイル近い旅をしたことになります。

長かったこの秋の学会シーズンも、ようやく明日でひと段落となります。

さて、僕の国際学会周遊記ロンドン編の続きを書いてしまいますね。

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リージェンツパークまで行くルートが好きな理由のひとつは、その道すがらにこれがあることもあります。

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王立音楽院です。

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隣にはミュージアムもあり、無料なので時間があるときは時々ふらっと寄ってみたりします。

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084こんな手のひらサイズのヴァイオリンが展示されていたり

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光沢が素晴らしくきれいですね。

僕はピアノを弾くのですが、古いピアノの展示もあります。

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ピアノを修理する工房もあります。

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音楽好きな方なら、ロンドンでちょっと時間が空いたときにお勧めしますよ。

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2011年11月25日 (金)

■英国〜イタリア出張2011秋⑦ ピカデリーサーカスのクリスマス

診療と大学院、明後日の学会準備に追われ、ブログアップが遅れてしまいました。

今日から、2011年11月に訪れたイギリス~イタリア出張記を再開していきたいと思います。

まずは、到着した夜。ロンドン・ピカデリーサーカスで撮ったクリスマス・イルミネーションを。

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ロイヤル・ウェディングも今年の出来事なのですよね。なんだか遠い昔のような気がしてしまいますね。

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2011年11月24日 (木)

大学院からクリニックへ

出張から帰国後はどうしてもばたばたしてしまい、ブログがなかなか更新できずすみません。

その後ラゲッジは無事手元に戻ってきました。ご心配くださった皆様、ありがとうございます。

今日は朝から大学院の研究室に来ていましたが、今からクリニックに戻り夕方の診療に入ります。

英国~イタリア出張記は明日以降少しずつアップしていきますね。

また、前回のブログで書きました今週クリニックF参加している、こちらのイベント

期間中診療にお越し下さった方には特典があるのですが、これが思いがけずご好評頂いています。施術を受けに来られた方には期間中サービスで ①ヘッドスパ、②ネック&ショルダーマッサージ、③ビタミン導入のいずれかお選び頂き、無料で受けられるというもの。

今週一杯のつもりでしたが、ご予約にあまりもうゆとりがないようなので、お問い合わせの数によっては月末まで引き伸ばすことを検討中です。

またご報告しますね。

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2011年11月21日 (月)

■英国〜イタリア出張2011秋⑥ アリタリアのディレイ、霧のロンドン

旅をしている最中は、勘が冴えるのでしょうか。

期待を裏切らないアリタリア航空。シチリアからローマには定刻通り飛びましたが、ローマでまさかの2時間半ディレイ。

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とにかく東京便に遅れないかドキドキ。

空港にあるお店の看板がむなしく見えます。

その後到着したロンドン・ヒースロー上空では、霧のためなかなか着陸できず、4時間のトランジット時間を用意していたにも関わらず、ディレイと相まってロンドン着陸は出国45分前。

しかも帰国便は、こんなときに限ってANAです。

つまり、航空会社のアライアンスが違うので、スルーチェックインをしていませんし、ターミナルも違います。

30分以内にいったんロンドンで出国してラゲッジをとり、広いヒースロー空港のターミナルを移動して再チェックインしなければ・・・!

毎月のように海外出張に出ている僕ですが、さすがにこんな状況は初めて。過去の記憶にもありません。

搭乗時間ギリギリで、ターミナル4から3に猛ダッシュするも、コネクションにラゲッジは間に合わずラゲッジロスト・・・と、そんなこんな色々ありましたが

なんとか無事東京に戻ってきました。

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綺麗な夕焼けも見えましたし、まあこれはこれで旅ですよね。

ヒースローで聞く所によると、とはいえこの日のアリタリアはまだ良い方で、BAの5時間ディレイにより、ANA便に乗れなかった人が数時間前に何人も出たのだとか。

運の良い方だったかもしれません。

ローマでのトランジットでは、久しぶりに快晴のローマで束の間の散策も楽しめましたしね。

仕事の方もすべて首尾よく終わり、アクシデントはありましたが、良い出張となりました。

不在中ご迷惑をおかけしましたが、明日11月22日(火)から診療再開です。

そして、今週クリニックFでは、こちらのイベントに参加しています。

期間中診療にお越し下さった方には特典がありますので、ぜひいらしてくださいね。予約の方は少々混み合っていますが、まだ入って頂けるところもありますので、ご連絡下さい。

では、明日以降また出張記を仕上げて行きたいと思います。

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2011年11月20日 (日)

■英国〜イタリア出張2011秋⑤ シチリア島パレルモとテアトロ・マッシモ

ナポリの街で打ち合わせを済ませ、最終日の午後はシチリア島に渡り、パレルモにやってきました。

本当は朝一番の飛行機が取れていたのですが、朝6時にナポリの空港に着くと、この便は土曜日のためキャンセルされたので(!)、7時の便で一旦ローマに入りローマからシチリアに入るルートをとるか、午後1時の飛行機でナポリから直接シチリアに行くか決めてくれと言われました(苦笑)。

ローマ経由便のほうが早くシチリア島に着くので、こちらを選択すると言ったのですが、さんざん待たされたあげく、結局ローマーパレルモ間の飛行機が満席でこのルートはとれないことが判明。

午後1時の便で出直すこととなり、一旦ナポリ市内のホテルに戻ることとなりました。

シチリア島に朝到着したらレンタカーで島を回ろうと思っていましたが、あえなくそれもキャンセル。夕方になんとかホテルにチェックインすることができました。

まあ、これも旅の一部ですよね。

今回パレルモに来た目的は、この地にあるパレルモ・マッシモ劇場(Teatro Massimo di Parelmo)でのオペラ「カルメン」鑑賞でした。

僕も今回初めて行きましたが、重厚感ある本当に素晴らしい劇場でした。

カルメンについてはまた後のブログで詳しく書きたいと思います。簡単にすこしご紹介しておくと、昨日の舞台は設定を現代のスペインにアレンジした斬新なディレクション。

ミカエラが不良少女風で、カルメンが電話ボックスの中から登場なんて、ちょっと変わった演出でしたが、元々のカルメンをほぼすべての観客が知っている文化土壌があるので、これもありなのかな?? と思いました。

日本で言うと、忠臣蔵を現代に時代設定をアレンジしたようなかんじでしょうか?

これはこれでとても楽しめましたよ。

現在、現地時間で朝の5時。これから8時の便でローマに移動し、ロンドン経由でいよいよ帰国します。

日曜日だからこの便も飛ばない、と言われると困るなと思い昨日ナポリの空港で

「もし飛ばない可能性がすこしでもあるのなら、シチリアはあきらめてローマかロンドンに行きたいから教えてほしい。」

と聞いてみると

「心配するな、ちゃんと飛ぶから。大丈夫! 安心してシチリアを楽しんできなさい(笑顔)!!」

と言われました。

本当に大丈夫だといいんですけどね・・・(苦笑)。

ローマ→ロンドン間でロストラゲッジにならないといいなと、こちらも少々心配ですが、身ひとつでもなんとか帰国したいと思います。

クリニックの患者さんにはご迷惑をおかけしましたが、火曜日から外来を再開いたします。

次回の海外出張は12月8日から13日のニューヨーク出張です。

それまでは暦通りの診療となります。

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2011年11月18日 (金)

■英国〜イタリア出張2011秋④ ナポリに着きました

ナポリに移動してきました。

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空港の荷物のターンテーブルには、ナポリのサン・カルロ劇場の広告が。

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明日の夜にロッシーニのオペラ「セミラーミデ」のチケットをとっています。気持ちが盛り上がりますね。

空港でミッションの小型車を借りて、移動に使う事にしました。

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レンタカーを借りる時に

「地図をもらえないか?」

と言ってみたところ、

「どうぞ、どうぞ!」

と陽気なイタリアの笑顔で出てきた地図は、大きな紙一枚に描かれたイタリア全土の地図(苦笑)。

冗談かと思いましたが、これしか用意がないとのこと。

東京に初めて来た外国人に、日本地図を渡すようなものですよね...。

仕方がありません。

場所は何となくわかっていたので、運転はなんとかしたのですが、小型車がばんばん飛ばす高速を走り、さらに

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こうした石畳の街を、日本とは違うマナーで走るドライバーにペースを合わせて走るのはけっこう大変。

なんとかホテルにたどり着くことができて、ほっとしましたよ。

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ただ、一旦ホテルについてしまうとこの通り、素晴らしい景色。

ナポリの卵城の目の前で、陽光を浴びながら豊富な海産物やハム、チーズ、果物等を頂きました。

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料理の一部を。

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これから打ち合わせに向かいます。

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2011年11月17日 (木)

■英国〜イタリア出張2011秋③ 朝3時半です。これからGatwick

打ち合わせも調べものも無事終え、二日目の夜も、またコヴェントガーデンへ。

ミュージカルのチケットをあれこれと悩み、結局大好きな「オペラ座の怪人」を観てきました(笑)。

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こちら25周年の記念ポスターです。

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公演場所は1986年から変わらずここHer Majesty's Theatre。

Phantom of the Opera The 'boat scene' in Phantom is achieved using surviving Victorian stage machinery.The Phantom of the Opera had its world première on 9 October 1986 at the theatre, winning the Olivier Award for Best New Musical and featuring Sarah Brightman and Michael Crawford, who won an Olivier award for his performance in the title role.

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ロンドンに行くと、いつでも同じ場所で観れるのは嬉しくもあり、安心感があります。

地下鉄に乗ってホテルまで帰りましたが、途中こんなポスターもありましたよ。

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レミゼラブルも25周年なんですね。こちらも素晴らしいミュージカルですよね。

今度ロンドンに来た時にはこちらを観よう。

その後ホテルで仮眠をとって、現在朝の3時半。これから支度をしてガトウィック空港へ。

ナポリに向かいます。

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■英国〜イタリア出張2011秋② Marylebone high street

英国式の朝食を食べた後は、オクスフォード・ストリートを抜けて、朝の散歩方々リージェンツパークに向かいます。

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セルフリッジ前。

ここからMarylebone high streetへ。

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067 THE CONRAN SHOP。

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York Bridgeを渡って

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リージェンツパークに入るこのルートが好きです。

快晴です。この季節のロンドンで晴れると、本当になんだかそれだけで嬉しくなってしまいますね。

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2011年11月16日 (水)

■英国〜イタリア出張2011秋①ロンドン メイフェアより

おはようございます。

昨日東京を発ち、ロンドンに移動してきて、こちらで朝を迎えています。

こちらの気温は9度。寒いですね。

ちょうど3週間前にポルトガルのヨーロッパ皮膚科学会(EADV)出張帰りにトランジットでロンドンに寄りましたが、そのときは天気がよくて暑いくらいでした。イギリスの天気。そんな中でもやはり季節が移り変わっているのでしょう。

今回はイタリアでいくつか打ち合わせを抱えての出張ですが、直行便がないこともあり、イギリスでのトランジットを選びロンドンで2日過ごす余裕を作りました。

ロンドンでちょっと調べものと雑務があったこともあったのですが、もうひとつの目的はもちろんウエストエンドでのエンタテイメント(笑)。

昨晩は飛行機が着きホテルに荷物を置くのももどかしく、地下鉄でコヴェントガーデンへ。ロイヤルオペラハウスに向かいました。

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今回は、バレエ「マノン Manon」のチケットをおさえていたのです。

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マノンは、フランスの作曲家ジュール・マスネによる全3幕のバレエ作品です。(「マノン」にはオペラの作品もあります)

「ロミオとジュリエット」で成功を収めた振付師のケネス・マクミランによる最高傑作とも言われているバレエ「マノン」は、英国ロイヤル・バレエ団により1974年に初演されました。

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初演が行なわれた劇場での、ロイヤル•バレエ団による「マノン」。今回は前から三列目という良い席を買うことができ、それも含めて楽しみにしていました。

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実際行ってみると、集まった観客の審美眼も極めて高く、すばらしい演技のときの劇場が一体になった高揚感を味わい、それが何とも言えず快かったですよ。

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おかげで良い出張初日を終えることが出来ました。

明けた今日は、午後に英国の企業と一つ打ち合わせがありますので、その時間まで調べものがてら近くを歩いてみようと思います。

明日は朝7時の便で、イタリアはナポリに飛ぶ予定です。

ナポリ滞在中は、サン•カルロ劇場で一つオペラのチケットを取っています。

このサン•カルロ劇場はイタリア三大劇場の一つ。一度この劇場にも足を運んでみたかったんですよね。

昼は仕事を。夜は芸術を。どちらも楽しんで帰りたいと思います。

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2011年11月14日 (月)

東京 第10回トータルアンチエイジングセミナー 招待講演

おはようございます。

今日11月14日は秋晴れの素晴らしい天気ですね。

クリニックFは今日も開業日です。

昨日はベルサール秋葉原で開催された、第10回トータルアンチエイジングセミナーで招待講演に呼んでいただきました。

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このセミナーは、日本最大のレーザーディストリビューターである株式会社JMECが開催するセミナーです。

この日に集まった医師と医療関係者は300名以上。

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出席の申し込みも、今回は開催のだいぶ前に満席となり、直前の申し込みをお断りせざるを得なかったと伺いました。僕も毎回出席させて頂いていますが、医師のレーザー医療に対する興味が増していることを年々感じますね。

僕がいただいた演題は、医療経営学についてもの。

「患者さんにとって良いクリニックをいかに作り上げるか?」

という点について、“サービスサイエンス”の視点からお話させていただきました。

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思えば2006年にMBAを取得して以来、日本語でも英語でも、おそらく10回以上医療経営学の話をしてきましたが、昨日の話は過去の講演をまとめた集大成のようなものでした。

経営学は、医工レーザーと並んで僕の専門のひとつですが、こういった講演のご依頼を頂いたことで、今までの経験や知識を整理し、自分の考えをまとめる良い機会となりました。

特に、開業におけるプランニングの仕方、マーケットの設定に対する考え方などについては、話し足りなかったこともありますので、次回また機会をどこかで頂くことができれば、もうすこしさらに膨らませてお話したいですね。

セミナー関係者の方々に深く御礼申し上げます。

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2011年11月12日 (土)

■第七回中国皮膚科学会 2011②招待講演

今回は出張が詰まっていますが、中国皮膚科学会の招待講演についてです。

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学会会場は北京市内の北西にあたるコンベンションセンター。

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ホテルの施設も敷設しています。

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中国の皮膚科学会ですが、この11月に開催されるものが最大なのだそうです。

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ほとんどの演題が中国語でおこわなわれますが、参加者は中国全土からやってきます。

コンベンションセンターの展示会場ですがレーザー機器もメーカーも多いですね。

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もちろん欧米のメジャーな機器メーカーも多いのですが、興味深く思ったのは、中国製の機器ですね。

本当に数えきれないぐらいたくさんありました。

今は安かろう悪かろうの機器なのかもしれませんが、数年後は精度も上がるでしょう。

定期的にチェックしなければなりませんね。

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今回は米国パロマ社の招待講演でした。

僕の演題は、

「Palomar’s New Technologies MAXG and XD Microlens」

MAXGとコンプレッション・フラクショナル機器、スターラックス1540XD使用経験です。

パロマ社の重役であり、ホヤコンバイオ社の設立者。

さらに、米国のレーザー医師が夏休みに集う同窓会である、ハーバード・コントロバーシーズの発案者でもあるPaul F Wienerも一緒の講演です。

僕たちの講演枠は19時から。

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遅い時間ですが、まだまだたくさんの医師たちが参加しています。

中国人の医師たちの熱意を感じますね。

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先にポールの講演枠がありました。

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英語の講演を中国語の通訳を入れながらという感じで進みました。

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次が僕の講演枠。

メカニカルな説明をポールがしましたので、僕は臨床に即した説明をしました。

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この講演枠には150人前後の医師が集まってくれたようで、質問も活発に出ましたし、良かったです。

そして、この日の講演が僕の70回目の国際学会招待講演でした。

この10年間勉強して、積み上げてきたレーザーの知識を、今後の診療や研究にも生かしてゆきたいと思います。

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2011年11月10日 (木)

■第七回中国皮膚科学会 2011①北京に来ています

一昨日、台湾は台北から帰国し、昨日はクリニックFの外来を開きましたが、今日は一転して中国・北京に来ています。

明日から北京市内北東部のコンベンションセンターで開催される、中国最大の皮膚科学会の招待講演を控えています。

北京に来たのは約2年ぶり。

ほぼすべての資金を円借款で賄われたという北京空港は、相変わらず中国の玄関口となるすばらしい建築物ですね。

実は、空港でリムジンが迎えにきてくれるはずだったのですが、なぜか僕の名前を持った人が1時間以上も現れず、到着ターミナルで待ちぼうけ。

1時間後の便で合流する予定だったレーザー会社の人に電話連絡してもらい、ようやく迎えの人と巡り会ったときには、

「私も1時間前に来ていたけれど、(藤本)先生の顔が写真よりも若くて気付きませんでした。」

というなんとも言えないコメントを頂きました。

まあ中国だから仕方ないですよね(笑)。

それと、気になった点がもう一点。

LANで繋いだコンピューターを使うと、「Facebookフェイスブック」に全く繋がらないのです。

iphoneを経由すると繋がりますし、他のサイトは普通に繋がるのですけれどね。

まあこれもそれも、すべて。中国だから仕方ないですよね(笑再び)。

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2011年11月 9日 (水)

■台湾出張2011秋⑨ 台湾より戻りました

おはようございます。

今日もクリニックFの診療日です。

日曜日より出張に出ていた台湾より昨晩帰りました。

台北で打ち合わせがあったのですが、翌日には朝一番の台湾新幹線で、ビタミンCの製薬会社の製造工場見学のため、台南まで足を伸ばすことに。

今までも台湾には何度か招待講演で行っていますが、台南は初めて。

台南はもともと台湾政府の首都もあった場所で、日本で言えば京都の様な場所とのこと。

少し寺院を見学する時間もありました。

完成したばかりの台湾の新幹線に思いがけず乗ることができて、良かったですよ。

今日は1日クリニックFの外来を開けますが、明日から今度は北京で開催される形成外科学会のサテライトでの招待講演に、向かいます。

こちらは明後日の12日土曜日朝に帰国し、そのまま外来を行います。

秋の学会シーズンで、世界の学会を飛び回っていますが、今日も集中力を切らさず、質の高い診療を心がけてゆきますね。

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2011年11月 8日 (火)

■台湾出張2011秋⑧ 中華民国建国100周年、光医学の進化

二泊三日の台湾でしたが、今回は台南まで足を延ばすことができました。

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こちら台湾空港。

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ちょうど中華民国建国100周年ですよね。

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こちらのラウンジで気になる記事を観ました。

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毎日新聞の記事ですが、近赤外光でがんを破壊するというもの。

特に21世紀のフォトメディスン(光医学)の進歩はすさまじいですが、こちらはがんに反応する抗体に、近赤外光を当てると発熱する化学物質を付けて投与し、がん細胞だけを選択的に温熱化して、殺してしまうというもの。

こうした光医学の分野を選んでよかったと思う時ですよね。

帰ったらネイチャー読んでみようと思います。

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帰国便では、綺麗な夕日が見えました。

これで僕の新国際学会周遊記、2011年秋の台湾編はおしまいです。

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■台湾出張2011秋⑦ 最後は鼎泰豊、絶品の小龍包

故宮博物院を訪れた後は、やはり鼎泰豊に行こうということになり、行ってきました。

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このお店は日本では高島屋に入っていますし、どなたもご存じだと思いますが、もともとは米国の雑誌で世界ベスト10のレストランに選ばれたのがきっかけ。

小龍包は絶品です。

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これがまた美味しいんですよね。

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昼時でしたが、大きな店内はほぼ満席でした。

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■台湾出張2011秋⑥ 故宮博物院

台湾最終日。

14時の飛行機でしたので、それまで故宮博物院にゆくことにしました。

中華人民共和国が設立され、中華民国政府が台湾に移動した時、中国歴代皇帝の多くの宝がここ台湾に移されたといいます。

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それらを展示した世界屈指の中華芸術の殿堂が、故宮博物院というわけです。

常設展示だけでも2万点以上。

ものすごい規模です。

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こちらの内部は、写真を撮ることができませんでした。

しかし、この混み具合を見てください。

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中国全土から自国の宝を観に、観光客がやってくるのです。

中でも最も人気のある部屋がこちら。

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展示室に入るだけでこのような大行列です。

この部屋に展示してある宝は

「翠玉白菜」と呼ばれるもの。

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WEBからお借りしましたが、清廉潔白を意味する白菜。

これは天然翡翠なのです。

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さらに、この上部を観るとキリギリスとイナゴが彫刻されているのがわかります。ともに多産の象徴でめでたいものなのだそうです。清朝11代皇帝。光緒帝の妃である瑾妃の紫禁城の寝室であった永和宮におかれていたものなのだそうです。

そしてもう一つ感動したのが、雕象牙透花雲龍紋套球といわれるものなのですが、球状の象牙細工で、21層になった球すべてに彫刻がなされたもの。

一説には3代の職人が120年かけて作り上げたという幻の一品らしく、とても感激しました。

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■台湾出張2011秋⑤ 台南B級グルメ

台南は独自の食文化があるといわれていますが、面白かったのはこの二つのお店です。

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一つはこのちまきの店。

「發㗅號」というお店。

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創業されたのは、なんと1872年なのだそう。

140周年です。

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この大きなちまき。おいしかった。

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白身の魚のスープもいただきました。

さらにはしごしたのが、こちら「度小月担仔麺本舗」

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こちらも創業以来の秘伝の鍋を使って作る麺。

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担仔麺という、台南独特の麺なのだそうで、煮卵のトッピング。

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いくつか見たことのない料理も出てきましたが、おいしかったですよ。

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食の街で食べ物を楽しんで、新幹線で台北に帰ります。

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■台湾出張2011秋④ 台湾の京都 台南を巡る

打ち合わせが終わったのち、台南の街を歩いてみようということになりました。

台南は最初の首府がおかれ、台湾の中心として栄えた古都です。

最初に訪れたところは「チーカンロウ」という、1653年にオランダ人によって建てられた城でした。

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広い庭に池もありました。

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錦鯉がいると思ってのぞいてみたのですが。。。

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どうも熱帯魚っぽいですね(笑)。

1661年にオランダ軍を追い出したのが鄭成功。

鄭成功の名前は大学にも残っています。

こちら、その名も「成功大学」。

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さらに成功大学医学部附属病院

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いい名前ですね。

台南を歩いているとたくさんの寺院があることに気づきます。

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こちらは関羽廟ですね。

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そして、台南では刺繍の店が多かったですね。

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こんな昭和の感じのレトロな映画館もありました。

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こちらはカラスミの専門店ですね。

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食事も独特でした。

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■台湾出張2011秋③ 台南のビタミンC製剤製造会社にて

新幹線台南の駅から車20分ぐらいでしたが、台湾の製薬会社、南光製薬に着きました。

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予想していたよりも、かなり大きな施設です。

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この会社は一昨年に上場を果たした製薬企業。

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この会社で作っている薬品がずらっと並んだ部屋がありましたが、日本で売っているものが多いのは驚きました。

日本の製薬会社がOEMに出しているんですよね。

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この会社の地下の会議室でお弁当の昼食を挟んで3時間ぐらい、ビタミンCについてのディスカッションを行いました。

レーザー治療をすると、皮下にはラジカル(過酸化脂質)が発生します。

これら有害な作用を除去するために、さまざまなタイプのプロビタミンCを医薬化粧品として使用すると、非常に効果があります。

クリニックFでも、現在はローション、ジェル、クリームの三つのドクターズコスメというか、塗り薬をそれぞれの肌に合わせて組み合わせて使いながら、患者さんのレーザー治療に役立てています。

こうした体の外から外用薬の様に使われるビタミンCの研究が進む一方で、ここ数年特に、生体の活性酸素を除去するための点滴の高濃度ビタミンC療法の認知度が上がっています。

こうした医薬のビタミンCの市場に目を付けた台湾のドクターたちも、これらの薬剤を使用したいと思うようになってきたのです。

米国や日本でがん治療やアンチエイジング医療で行われている高濃度ビタミンCの実際の治療について、細かく意見を聞かれましたよ。

会議の後に、生体に注射点滴するタイプのビタミンCの製造工場を見学させていただきました。

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まずは、こんな格好に着替えます。僕は左側。

右側が社長の弟の陳さん。

今日の案内役です。

こちらは商売繁盛の神様だそうです。

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広い工場は、それぞれの清潔度により区分けがされています。

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このように減菌した状態で、作業員によって薬剤が作られます。

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我々見学者はこの作業をガラス越しに観ることができるようになっています。

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オートメーション化された機械の中で、薬液が袋に充填されていくのを観るのは、小学校の時に見た工場見学のようで、興味深かったですよ。

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完成した薬剤の袋を黒と白のシャウカステンの前で目視してチェックする作業員たち。

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眼が疲れる大変な作業なのでしょうね。

僕は海外でも数多くのレーザー機器メーカーの工場の見学をしたことがあるのですが、製薬会社は初めて。

とても勉強になりました。

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■台湾出張2011秋② 台湾新幹線に乗って、台南へ

あくる日

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天気は雨模様でしたが、台北の駅に向かいます。

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台湾で新幹線に乗るのは初めてで、ちょっと楽しみです。こちらは日本の技術ですからね。

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こちらは車内で食べた駅弁です。

そう考えると日本の駅弁の質は高いですよね。

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車内はこんな感じ。

日本の新幹線のようです。

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約一時間半で台南に着きました。

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■台湾出張2011秋① 台湾出張へ

11月6日の日曜日。

台北行のチャイナエアラインで飛行機で台湾への出張となりました。

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今回のミッションは、台南にある製薬会社で、ビタミンCの注射用製剤のディスカッションに参加するためでした。

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成田はあいにくの曇り空でしたが、空を飛んでしまえば視界を遮るものは無くなります。

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台湾の台北には約4時間の飛行。

台湾に着いた頃には夕暮れです。

台湾の空港について、まずびっくりしたのが美容外科の広告です。

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ものすごい数の美容クリニックの宣伝がありますね。

この日は夜に到着し、四川料理をいただきました。

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中華料理はなんでこんなにおいしいのでしょうか(笑)。

会食中に、台湾滞在中のスケジュールが決まりました。

明日の早朝に新幹線で台南に向かい、ビタミンCの工場見学に行くことになったのです。

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宿泊は台北のシャングリラホテル。

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日本でもなかなか見れない車も停まっていましたよ。

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■EADV 2011in Lisbon,Portugal番外編 乗れなかったロンドンアイ

ケンウッドハウスからロンドン市内に入っても、もう少し時間がありました。

こんなに綺麗な秋晴れのロンドンは珍しい。

そうだ、ロンドンアイに乗りに行こうとトラファルガー広場からテムズ川に向かって歩き始めました。

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途中、僕の好きなシャーロックホームズバーが見えます。

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今回は立ち寄る時間は無し。

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ハンガーフォードブリッジに向かいます。

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橋から見たテムズ川。

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ビックベンも見えてきれいですね。

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ロンドンアイが綺麗に見えてきましたよ。

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ロンドンアイに向かうジュビリーガーデンは、人でにぎわっています。

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大道芸人がたくさんいますね。

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ダースベーダ―もいました。

ロンドンアイに来てみると、

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秋晴れのロンドン。

ロンドンアイに乗ろうと考える人がたくさんいたようで、さすがに並ぶと飛行機に間に合いません。

ですが、凄い混雑ぶりですね。

ここで方向転換し、地下鉄に乗ってコヴェントガーデンへ。

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大好きなロイヤルオペラハウスが見えます。

実は今月。もう一度ロンドンに来る予定があるのです。

ロイヤルオペラハウスで、マノンのチケットをとっているのですよ。

ここから地下鉄に乗って、ヒースローに向かいます。

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ロンドンのヒースロー空港に着いた時には飛行時間にちょうど間に合いましたよ。

ちょっとしたロンドン小旅行ができました。

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■EADV 2011in Lisbon,Portugal番外編 トランジット中に観に行ったフェルメール

今回のポルトガルで開催されたヨーロッパ皮膚科学会からの帰り道。

ロンドンヒースロ-でのトランジットが半日ありました。

半日あるのであれば、ロンドンの北にあるケンウッドハウスにフェルメールの作品を観に行けるかな・・・と思い立ちました。

ロンドンには4枚のフェルメールの絵があるのですが、まだ実物を見たことのない、「ギターを弾く女」という絵を観に行こうと思いたち、荷物を預けたままロンドンの街に出ました。

ロンドンは地図を見なくても歩ける街ですので、ある意味安心です。

ピカデリーサーカスで降り、

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レスタースクエアまでウエストエンドを歩いて出て乗り換え。

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ケンウッドハウスのあるハムステッド・ヒースに向かいます。

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こんな森の中を歩くこと30分。

ふと視界が開けると、白亜のケンウッドハウスが見えてきました。

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このケンウッドハウスは、英国遺産財団によって管理されている場所。

「ギターを弾く女」は、フェルメール後期の作品で、正直、評価は高くありません。

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画像はWikiからお借りしました。

実際に絵と対面して観ましたが、フェルメール独特の光や、奥行きがないような気がします。

ただ、この女性が着ている服は、フェルメールの他の絵にも良く出てくる服ですよね。

実はこの絵は1974年2月23日に、盗難にあっています。

犯人からは絵の返却と引き換えに政治的な要求が突き付けられたため、その内容からIRA系の人物の犯行と推定されました。

実際にこの絵は二カ月半後に、ロンドンの市内で発見されたのですが、それ以降、ケンウッドハウスの警備が厳しくなったそうで、他の美術展に貸し出しもなされません。

このケンウッドハウスに来なければ観ることができない絵なのです。

このケンウッドハウスはロンドン郊外にあるので、ロンドン滞在中に行くとなると予定を組みにくいのですが、フェルメールの現物を、その美術館で観ることを趣味としている僕としては、実際に訪れることができてよかったです。

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■EADV 2011in Lisbon,Portugal番外編 手術の傷跡を目立たなくするレーザー機器EKKYO

今回のポルトガルのEADVで実物を見ようと探していた機器があります。

それは、フランスの機器メーカーが作り上げたEKKYOという機器。

Ekkyo

815nmのダイオードレーザーをアシストに使って、手術によってできる傷口を綺麗にするという機器なのです。

現在までに、10編程度の論文が出ています。

This study aimed to evaluate a 815-nm diode-laser system to assist wound closure to accelerate and improve healing process

などなど。

傷口に悩みを持つ人も多いですし、結構需要があるのではないかと思っていたのですが、フランスの会社なのにかかわらず、今回の学会で探せど探せどこの機器は出てこない。

ふと話題になった時に、こんな機器を知らないか?と聞いてみたのですが。。。

なんと。

この会社。昨年経営難で、潰れてしまったのだそうです。

新しい技術を持った機器メーカーが独立するためには相当な苦労があるのでしょうね。

良い機器だと思っていたので、ぜひ使ってみたかったんですけれどね。

とても残念です。

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■EADV 2011in Lisbon,Portugal 21 ポルトガルからの帰国

早朝のポルトガルの空港は、人があまりいませんでした。

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朝日が上がる前にブリティッシュエアウェイに乗り込みます。

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とんぼ返りのポルトガル出張でしたが、無事EADV(ヨーロッパ皮膚科学会)に参加して帰ることができました。

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これで今回の新国際学会周遊記 ポルトガル編2011はおしまいです。

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2011年11月 7日 (月)

■EADV 2011in Lisbon,Portugal20 サン・ジョルジェ城の日の入り

ここは本当に急な坂。

やっとの思いでサン・ジョルジェ城にたどり着きます。

こちらはユリウス、カエサルのローマ帝国時代にローマ人によって要塞として建設された場所。

現在は公園になっています。

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日の入りに、まさに数分のところで間に合いました。

大西洋に沈んでゆく太陽。なかなか観られないですよね。

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しかし、本当のリスボンの美しさを見たのは、日の入り後でした。

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ご覧ください。町全体が紫色に変わってゆくのです。

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城のある丘を降りるときにはもう薄暗くなっていました。

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素晴らしい景色ですね。

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登りの時には急いでいて写真を撮れませんでしたが、こちらが城門です。

もう日が暮れてしまいました。この日はタクシーを拾ってホテルに帰りました。

わずか48時間余りのポルトガル滞在でしたが、本当に良い天候と景色に恵まれましたよ。

明日は早朝、ロンドンに移動です。

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■EADV 2011in Lisbon,Portugal⑲サン・ペドロ・デ・アルカンタラ公園

ラザーニャを食べた後に移動したのは、サン・ペドロ・デ・アルカンタラ公園。ちょうどリスボンの西の丘にあたる場所で、夕暮れ時に訪れると良いと勧められたのです。

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アウグスタ通りを歩いて地下鉄の駅に向かいます。

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路上には大道芸人が沢山いましたよ。

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Ducatiを見つけました。

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小さなケーブルカーに乗って、丘の上を目指します。

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前を並んでいる人を見ると、EADVのコングレスバックですね。学会の後に寄ったのでしょう。

ケーブルカーを降りると、すぐ右手がサン・ペドロ・デ・アルカンタラ公園でした。

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展望台に向かいます。

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見えた景色がこちら。夕暮れ時の見事なポルトガルの街です。

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さらにこの公園の裏手には1584年に苦難の航海ののちにリスボンにたどり着いた、日本の天正遣欧少年使節が1か月滞在したといわれるサンロケ教会があります。

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こちらも扉が閉まってしまい、中を観ることはできませんでした。

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東の丘にあるサン・ジョルジェ城から見ると、夕日が沈むのが見えるのではないかなとふと思いたち、ここで路面電車に乗り、東の丘に向かいます。

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途中、アルファマ地域のカテドラルに寄り道します。

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こちらのピエタ像も素晴らしかったですよ。

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カテドラルを出て、丘の上に向かいます。

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途中、おいしそうな海鮮料理屋さんが並んでいますが、日の入りが迫っています。

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■EADV 2011in Lisbon,Portugal⑱コメルシオ広場にてラザーニャ

ファティマからの帰り、リスボンの地下鉄に乗って、河沿いのコメルシオ広場に向かいました。

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この広場はもともとマヌエル1世の宮殿のあった場所。1755年の大震災で破壊されてしまったそうです。

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さらにこの広場は、1908年に衝撃的な歴史の舞台になります。

当時のポルトガル国王カルルシュ1世とルイス・フィリペ皇太子が狙撃されたのです。

カルルシュ1世は即死。さらに皇太子のルイスは襲撃され負傷してから死亡するまでの約20分間に王位に就いていたとされており、2011年時点で世界一王位に在位していた時間の短い国王であるとギネスブックに認定されているのだそうです。

なんだか悲しい話ですね。

ちなみにカルルシュ1世は、イタリア国王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の孫にあたる人です。ヨーロッパの王族は血族ばかりです。

河沿いの広場でしたので、リスボンの海の玄関口とも言われています。

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皆思い思いに海(正確には河ですが)を楽しんでいます。

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僕はこの広場の一角のレストランで遅い昼食を取ることにしました。

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ワインを片手に楽しんでいる家族もいます。

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ここでワインと一緒に食べたラザーニャ?

おいしかったなあ。

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席からは路面電車が見えて、ちょっと楽しかったですよ。

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2011年11月 6日 (日)

■EADV 2011in Lisbon,Portugal⑰ 聖地ファティマへ

ファティマという地名をご存知ですか?

第一次世界大戦中の1917年5月13日に、リスボンから北東のファティマという土地に住む、3人の子供たちが荒れ地で遊んでいると、彼らの前に聖母マリアが現れました。

今後5か月の間、同じ13日にこの場所に現れると言い残すとマリアは消えたのです。

翌月の6月13日に多くの村人が3人とともにこの場所に集まりましたが、再びマリアの声が聞こえたのは3人の子供たちのみ。

しかしながら、この噂は村から村へと伝わり、最後の10月13日には奇跡を見ようと7万人の人が集まったのだそうです。

その際に、マリアは3人だけに聞こえる声で、この地に礼拝堂を建てよと指示をしました。さらに3つの予言を残したのです。

これが有名なファティマの予言です。

ひとつ目は第一次世界大戦の終結。

二つ目は子供たちの死に対する予言でした。

ところが、ファティマ第三の予言は、あまりに衝撃的で、ローマ法王とこの3人の間で口外しないという約束があり、予言を聞いた際にローマ法王が恐ろしさのあまり失神したなど、さまざまな噂と憶測を呼びました。

この1917年のファティマ第三の予言は、法王が生命の危機に瀕するというものだったようで、結局2000年に、1981年のヨハネパウロ二世が5月13日にヴァチカンでの狙撃を意味したものだったのだろうと発表されました。

1917年というと、わずか94年前。

キリスト教の聖地として認定されている場所の多くが紀元前後に設立された場所ですから、伝承によって、事実がすり替わりつつあるとはおもいます。

しかし、わずか100年前に予言がなされたという、現役の聖地に、ぜひ訪れてみたいと思っていました。

リスボンに着き、このファティマへは5時間あれば日帰りできると知って、行ってしまいました。

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ファティマにはどう行けばいいか、ホテルで聞くと、バスに乗るのがよさそうだとわかりました。

バスステーションまで地下鉄を使い、

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ファティマ行のバスのチケットを買います。

バスは高速道路に乗り、一路ファティマを目指します。

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ファティマに向かう途中はこんな景色が続きます。

このファティマという土地は、元々オリーブの木の生える単なる荒地だったのです。

2時間ぐらい走ったでしょうか。

ファティマのバスステーションに着きました。

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最初に着いた時には、

ここがあのファティマか? 

と驚くような風景。

違う場所に降りたかと、確認に行ったぐらい。

しかしながら、道を歩いてゆくと宗教関係のお店がたくさんあることに気づきます。

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このような商店街を超えるといきなり視界が広がります。

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白いバジリカが、青い空に対してコントラストがあって、綺麗ですね。

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上の写真の左手には、出現の礼拝堂があります。

こちらはちょうどミサ中。

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土曜日だったのもあるのでしょうが、かなりの人出です。

聖歌が流れ、荘厳な雰囲気。

まさに宗教を肌で感じる、現役の聖地です。

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新しい教会ですので、綺麗ですね。

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内部には奇跡に立ち会いながらも幼くして逝った二人の子供たちフランシスコとジャシンタのお墓がありました。

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バジリカの前は、大きな広場です。

5月13日と10月13日の大祭の日には、この広場に今でも10万人規模の人が集まるそうです。

広場のバジリカの対面には、新しくできた教会もあります。

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もちろん中身のデザインも素晴らしかったのですが、僕が気に入ったのは、この建物から出るときの建築デザイン。

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遠くに見える純白のバジリカを観ながら、空を飛ぶような感覚でしたね。

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ファティマでは、バスの時間の関係で、実際には1時間ほどの滞在しかできませんでしたが、百聞は一見にしかず。

実際に歩き、目にしてスケール感を体感できてよかったです。

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■EADV 2011in Lisbon,Portugal⑯ O Faiaにてファドを聴く

リスボン一日目の晩。

ヨーロッパの企業の方に、ファドハウスに行かないかと誘っていただきました。

ポルトガルに来たら、やっぱりファドは聴きたいですよね。

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このO FAIAはファドの名店なのだそうです。

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この日はこのお店は8時半に始まりましたが、すでに予約で満席です。

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この日の歌手は全部で4人。

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ポルトガルの白ワインとともに、料理を食べながらの観賞。

白身魚のスープですが、美味でした。

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最後の歌手が歌い終わった時には12時を過ぎていましたね。

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再度は、お店の入り口でファドの演奏でお見送りをしてくれました。

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ところが、一歩外の路地に出ると、細い路地が驚くほどの人出です。

店に入った時には人通りがほとんどなかったのに...。

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金曜日とは言え、夜の12時過ぎです。

それこそ、10代前半の子供からお年寄りまで街に出ています。

僕も全くタクシーが拾えず、かなり歩くことになりましたが、それにしてもポルトガル。

大丈夫なんでしょうか…。

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■EADV 2011in Lisbon,Portugal⑮ 夕暮れのリスボン、サンカルロス劇場

一夜明けて、僕は今日から台湾へ。

ブログのほうは引き続き、ポルトガル出張記です。

台湾から無事アクセスできそうだったら、また状況を御報告していきますね。

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リスボンに着き、夕暮れの街を歩いてみました。

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こちらは町の中心にあるロシオ広場。

ドナ・マリア2世国立劇場があります。

何か観ることができないかと聞いたのですが、滞在する2日間の夜はもうチケットが完売でした。

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ちょうど日が沈み、リスボンの街が紫色に包まれていきます。

その幻想的なこと。

フォトジェニックな場所も多かったので夢中でシャッターを押しましたよ。

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ワイン屋さんもところどころで見ました。

かなり年代物のワインを置いているんですよね。

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そして面白かったのが7つの丘を持つリスボンの街ならではの、サンタ・ジェスタのエレベータといわれるもの。

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この街中にあるエレベーターで丘の上に登れます。

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エレベーターに乗るのは大変混雑しています。

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皆、列を作って順番を待っていました。

EADVのコングレスバックを持っている人も多かったですね。

丘の上に上がると、この通り見事な夜景です。

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先ほどのロシオ広場とドナ・マリア2世国立劇場。

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正面の丘の上にあるサンジェルジェ城も綺麗にライトアップされています。

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こんなに綺麗にライトアップされていると、明日行きたくなりますよね。

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ちょうど金曜日でしたので、街行く人々も楽しそうです。

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サン・カルロス国立劇場まで歩きましたよ。

内装が素晴らしいと聞いていたのですが、残念ながら中を見る見学ツアーもありませんでした。

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公演日程を見ると、現在はドンカルロの公演中。

ドンカルロは、僕も6月に観たばかりです。

残念ながら僕がポルトガルに滞在した二日の夜だけ公演がありません。

リスボンの、サン・カルロス劇場でドンカルロを観たら記憶に残っただろうなあ。

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こちらは国民的詩人を祝ったカモンイス広場

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路面電車も通っています。

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2011年11月 5日 (土)

anan美容皮膚科特集

今週発売されたマガジンハウス社発行の雑誌ananで、クリニックFを取り上げていただいています。

Anan

「もう怖くない! 美容皮膚科」。

クリニックFは、リファームSTとマトリックスIRを組み合わせた施術で出ています。

機会があったら、見てみてくださいね。

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■EADV 2011in Lisbon,Portugal ⑭ 魔法の街シントラ

おはようございます。

今日11月5日(土)はクリニックFの診療日です。今日は土曜日ということもあって、おかげさまで朝から晩まで予約で一杯。集中力を切らさず、技術力高い診療を行っていきたいと思います。

僕のほうは明日から3日間、台湾は台北に出張です。高濃度ビタミンC療法についてのディスカッションに参加してきます。台湾でビタミンCを作っている企業の見学も予定しています。

来週の診療日は、9日の水曜日のみとなります。翌日10日(木)から今度は北京に出てしまいますので、何かお急ぎの診療が御必要な方は今日または来週水曜日に御連絡・御来院ください。御迷惑おかけして申し訳ありません。

さて、新国際学会周遊記は、先週訪れたポルトガルについてアップしてゆきますね。

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ロカ岬を2時間ばかり散策し、今度は北上するバスを待ちます。

このままバスで30分ばかり北上すると、イギリスの詩人バイロンが「この世のエデン」と称したとされるシントラという町に到着します。

こちらの文化的景観も、世界遺産に登録されています。

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バスで終着駅のシントラにて降り、中心街に向かうとこのような街並み。

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市庁舎なのだそうです。

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この市庁舎から緑の森の中を20分ほど歩きます。

谷の向こうに見えるのがシントラの中心街。

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なんだか、ハリーポッターに出てくるような風景ですよね。

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このような汽車型観光バスも走っています。

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さらに山の上には7から8世紀にムーア人によってつくられたとされる城壁が見えます。

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こちらが王宮から見た景色です。

本当に綺麗な街ですね。

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この王宮は14世紀にジョアン1世によって建てられた夏の離宮なのだそうです。

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調度品や彫刻、タイルなどがとても品があるのです。

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窓から見える眺望も美しい。

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こちらの部屋の天井も素晴らしかったですよ。

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こちらのシャンデリアは27匹のそれぞれ違った白鳥の彫刻が飾られているのだそうです。

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この王宮を見学した後に、街の頂上にあるぺーナ宮殿を見ようとバスで移動したのですが、残念ながら到着したのは17時半で、目の前でゲートを閉められてしまいました。

頂上から見ると絶景が広がっているようなのです。残念でした。

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気を取り直して帰りのリスボン行の電車に乗ります。

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リスボンに着いた時には日が暮れていました。

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2011年11月 4日 (金)

■EADV 2011in Lisbon,Portugal ⑬ ヨーロッパの最果て

今日11月4日は、クリニックFの診療日です。

文化の日はいかがお過ごしでしたか?

僕は来週からの招待講演に向けてプレゼンを作って終わってしまいました。

ブログでは先週訪れたポルトガルはリスボンで開催されたEADVでの話をアップしてゆきますね。

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ジェロニモス修道院近くの駅、ベレンから西に向かって電車に乗ります。

こんな落書きだらけの電車でした…。

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リスボンを流れるテージョ河の河口を超えると、先は大西洋です。

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終着地であるカスカイスまで30分程度の電車の旅。

カスカイスの手前には、以前F1が開催されていたエストリルの駅もありました。

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カスカイスから路線バスに乗ってロカ岬を目指します。

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バス旅は20分ぐらいだったでしょうか。

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街中から離れて徐々に草原地帯に入ってゆきます。

バス停を降りると簡単な観光所がありました。

最西端の地到達証明書なるものを売っていましたが、こちらはパス(笑)。

ロカ岬を目指します。

遠くに塔が建っていますね。

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この地がユーラシア大陸最西端の地です。

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この塔の下には、カモンイスの詩

「ここに地終わり、海始まる」

の石板があります。

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見ての通り、断崖絶壁。

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丘の上には、灯台の建物もあります。

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柵を乗り越えて写真を撮っている人もいたので、僕も行ってみました。

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足がすくみますね(笑)。

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帰りのバスは2時間後です。

ロカ岬に一軒だけあるレストランで本を読むことにしました。

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ポルトガルワインが並んでいます。

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ポルトガル上陸後、初ワイン。

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軽食とともにいただきました。

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こちらリスボン地域の拡大図ですが、まさに最果ての地に来たといった感じですね。

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2011年11月 2日 (水)

■EADV 2011in Lisbon,Portugal ⑫ 発見のモニュメントとベレンの塔

ジェロニモス修道院から河に向かい歩くと、発見のモニュメントという塔があります。

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ちょうど太陽が南天を迎えるときでしたが、1960年にエンリケ航海王子の500年忌を記念して造られたのだそうです。

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この塔の目の前には世界地図があります。

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この大理石の地図に、大航海時代に到達した地域の年号が書かれています。

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日本の下には、見えにくいですが、1541年と書かれていますね

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横から見ると、帆のような形をしています。

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先頭に立つのがエンリケ航海王子、二番目がバスコ・ダ・ガマなのだそうです。

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塔の中にはエレベーターがあり、登ってみました。

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ジェロニモス修道院がよく見えます。

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眼下には先ほどの世界地図があります。

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綺麗に世界地図が見えますね。

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さらに西を向くと、ベレンの塔が見えます。

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こちらもマヌエル1世によって16世紀に建てられた世界遺産のようです。

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2011年11月 1日 (火)

■EADV 2011in Lisbon,Portugal ⑪ ジェロニモス修道院

おはようございます。

タイの洪水によって、バンコクで開催予定だったIFSCCでの学会発表が延期になりましたので、今日11月1日(火)と明日2日(水)はクリニックFの診療日となりました。

今週末までは通常診療ですが、6日より8日まで台湾。

10日より12日朝まで再び北京の美容形成外科学会で講演です。

後半は15日より21日までイギリスとイタリアの出張です。

今月は海外出張がとても多く、ご不便をおかけしますが、世界最新のレーザー情報を勉強して帰ってきますので、よろしくお願いいたします。

さて、僕のブログでは先週滞在したポルトガル出張記の続きです。

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学会会場から30分近く歩いたでしょうか?

遠くに突然姿を現した白い巨大な建物。

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目指す世界遺産のジェロニモス修道院が、見えてきました。

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装飾が本当に見事ですね。

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入り口から中に入るとすぐ左手に

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バスコ・ダ・ガマのお墓がありました。

「1498年、バスコ・ダ・ガマがインド南西のカリカットに到達」

と、中学生の時でしたか習いましたよね。

彼の功績であるインド航路の開拓によって、ポルトガル海上帝国の基礎が築かれ、香辛料その他の貿易による巨万の富が、このジェロニモス修道院を作ったのです。

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修道院の雰囲気は、素晴らしかったですよ。

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この修道院の最も素晴らしい点は中庭の回廊といわれています。

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こちらには別料金を払って入りましたが、細かい装飾も見事でした。

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二階に上がって上からも景色を楽しめます。

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ふと広場に目を落とすと中央の噴水に虹が見えます。

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写真でわかりますか?

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こちらは二階からの景色です。

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西の窓のステンドグラス。

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ヴァスコ・ダ・ガマによるインド航路開拓と、エンリケ航海王子の偉業を称え、1502年にマヌエル1世によって着工されました。マヌエル様式の最高傑作といわれています。

1511年に回廊など大部分が完成しましたが、最終的な完成には300年かかったそうです。

石灰岩による白亜の彫刻が本当に素晴らしく、大航海時代の栄華を代表する建築物ですね。

いつか訪れたいと思っていただけに、本当に良かったです。

素晴らしかったですよ。

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