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2011年12月の50件の記事

2011年12月30日 (金)

ケニアとドバイから帰国しました

本日、ドバイ経由でケニアより帰国しました。

ケニアでは夢だったサファリでの動物撮影が出来ました。

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あの様な場所で生活をすると、人生観が変わりますね。

さらに、中継地である中東ドバイでは現地のレーザークリニックに取材に往き、ドクターとディスカッションをする機会を得ました。

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実はドバイに滞在したのは14年ぶり。

まだドバイが今のように有名ではなかった頃に旅行したことがあるのです。

このように帆の形をしたバージュ・アル・アラブ(世界最高峰七つ星ホテル)やジュメイラビーチホテルといった記憶にある風景もあるのですが、以前は単なる砂漠や海だった土地に、全く新しい都市が生まれているのを観て、本当に驚きました。

またこのブログで写真をアップしてゆこうと思います。

帰国したばかりなのですが、実は明日からフランクフルト経由で新年をヨーロッパで迎えるスケジュールです。

本年は、東日本大震災を始め本当に色々なことが起こりましたね。

個人的には今年は過去最高に海外出張と国際学会発表があった年でもありました。

クリニックFもご縁のある方々のおかげ様で今年も新年を迎えることができそうです。

来年もまた、世界各国のドクターやレーザー技術開発者と連絡を取り合いながら、世界最新のレーザー診療情報と技術をクリニックFの患者さんに、この東京で提供できるよう、頑張ってゆきたいと思います。

新年のクリニックFの電話予約受付(03-3221-6461)は1月6日から。

僕の診療は1月11日からとなっております。

本年は本当にありがとうございました。また、来年もよろしくお願いいたします。

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2011年12月26日 (月)

■ドバイ・ケニア出張2011冬④ケニア ムパタサファリ① キリンよ

今日は朝から仕事が一杯でブログが書けませんでした。

年末に行ったケニア ムパタサファリの写真をまとめてアップします。

今日はキリン編

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次は象の写真を上げますね。

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■ドバイ・ケニア出張2011冬③ケニア渡航のための予防接種

ケニアへの渡航を決め、まず頭をよぎったのは、予防接種のことでした。

アフリカ大陸の熱帯地域。

医師国家試験の時には覚えたのですが、もう20年近く前の知識。

友人の医師に聞いたり、厚労省のページを調べたりして最新の知識を仕入れました。

アフリカの熱帯地域に行く場合に、まず必要と考えられるのは黄熱病への対策です。

野口英世が研究し、命を落とした病気ですよね。

黄熱常在国に渡航する際には、黄熱ワクチンの接種済み証明書(イエローカード)を入国時に必ず要求する国や、帰国時の乗り換えの時に要求する国もありますので渡航の際に確認が必要です。

黄熱は蚊によって媒介されるウイルス性の感染症で、発熱、寒気、頭痛、筋肉痛、吐き気、黄疸などの症状があります。

現地の人の致死率は5~10%ですが、流行時や免疫をもたない旅行者などでは、60%以上に達するという報告もあります。

ワクチンは1回の接種で10年間有効ですが、注意しなければならないのは接種後10日目から有効になるということ。

黄熱は生ワクチンですので、接種には予約が必要になります。

直前では対処ができません。

もうひとつはマラリアです。

マラリアは熱帯熱マラリア、三日熱マラリア、四日熱マラリア、卵形マラリアと種類があるのですが、熱帯熱マラリア以外では命を落とすことはありません。

入院の必要はありますが特効薬もあり、この薬を処方することですぐ治ります。

予防的にマラリアの薬を飲む使用法もありそれも考えたのですが、薬による様々な副作用もあり、すすめられるものではありません。

アフリカで蚊に刺された日から1週間から2週間経って高熱(40度近く)が出たらマラリアを疑い、すぐ内科に電話連絡し(薬がない場合がある)受診した方が良いと思います。

アフリカには鎌状赤血球症という赤血球が鎌状に変性する病気があるのですが、この血球を持っていると、マラリアの感染に強いという利点もあり、医師国家試験で勉強したことを思い出しましたよ。

マラリアを媒介する蚊はハマダラカといいます。

その名前の由来は羽根と足に白黒の斑紋があるところからきています。

通常の蚊は吸血するときにお尻を下げますが、この蚊はお尻が上がっていることが特徴のようです。さらに夜間の暗い間しか吸血しませんので特に夜に気を付けた方がいいようです。

その他、いくつもの伝染病があるのですが、蚊を媒介にするものが多いです。

さらに、アフリカ大陸の蚊は、日本で売られているような虫除けスプレーではまず対応できませんので、長そで長ズボンを着用し、蚊帳などを利用するのが良いようです。

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しかしながら、今回の様に冬の時期に、マサイマラのように高地のケニアに行く場合は、黄熱もマラリアもそんなに神経質になる必要はないと言われ、現地のナイロビのスーパーマーケットで上記のような強力な虫除けスプレーを買い、毎日使用しました。

なんだか効きそうですよね。まだ余っておりますので、クリニックFの患者さんでケニアに行かれる方がいらっしゃったら差し上げます(笑)。

結局注意深く見ていましたが、蚊に遭遇するようなことはありませんでした。

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■ドバイ・ケニア出張2011冬②ケニア ナイロビからマサイマラへ

ナイロビ空港に到着し、手配した車でナイロビ市内に向かいます。

イギリスが旧宗主国であるケニアは、ほとんどの国民がクリスチャンなのだそうです。

到着した日はクリスマスの日。

道行く人を見ると皆きれいに正装しています。

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クリスマスの日は教会に行くのだそうです。

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街で見かけたサンタさんの絵。

やさしそうですが、肌の色が黒いサンタさんなんですね。

車はナイロビ市内に入ります。

いつも渋滞のこの通り。

不思議なほど車がいないのだそうです。

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ナイロビには広い公園や、背の高い建物もありましたね。

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途中の薬局で、気になっていたアフリカの蚊対策に虫除けスプレーを購入。

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宿泊したホテルはこちらです。

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なんとか部屋にたどり着くと、クリスマス用でしょうか。

こんなデコレーションが。

なんだか心が温まりますね。

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さて、明けた翌朝。

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ホテルのレストランで軽食を取り、いよいよマサイマラのサファリに向けて、国内線の空港に向けて出発です。

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クリスマス休暇に入ったナイロビの街。驚くほど車がいません。

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30分ぐらい走ったのち、ナイロビ国内線空港につきました。

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このようなケニア航空のプロペラ機が、ケニアではバスのように使用されています。
こちらに乗り込み、いよいよマサイマラに出発です。

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空港の横のナイロビ市内の一部です。

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前日に車で撮った写真です。

現地の人に聞いたところ、この辺りはいわゆるスラム街と言われる地域で、東アフリカ諸国から多くの人がやってきて、住み着いているようです。

ナイロビからマサイマラまで約300km。

陸路の場合は8時間以上悪路を走らなければなりません。

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眼下にアフリカのサファリを見ながら、目を凝らして動物を探したのですが、残念ながら、こちらではあまり見えなかったですね。

約一時間の飛行機の飛行で、マサイマラ空港につきました。

この空港は滑走路が土なのです。

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そしてまず、降りたところのあたりの景色に驚きますね。

全く来たことのないサファリの風景です。

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空港に降りて荷物をもらうと、ロッジのジープが待っていてくれました。

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送ってくれた飛行機を見送りながら、ロッジに向かいます。

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こちらの空港から約1時間山道を走りながら宿泊のロッジに向かいます。

もう日本を出国してから36時間ぐらい経過しています。

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こちらのガイドのサイモンさんが滞在中はずっとついてくれました。

空港からロッジに向かう道も、動物がたくさん見えるのです。

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途中、マサイ村も見えました。

そして、ようやく目指すムパタサファリロッジに到着です。

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■ドバイ・ケニア出張2011冬①ドバイ経由ケニアへ

以前より希望していた中東地区でのレーザークリニック見学。

今回ドバイ(アラブ首長国連邦)でそれが叶うことになりました。

最近は、カタールや同じアラブ首長国連邦のアブダビの方が繁栄しているといわれているのですが、いまだドバイは空路交通の要所です。

年末になんとか時間の調整がつくことになり、旅の計画を練ることになりました。

そして、ちょっと欲張りかなとも思ったのですが、ただ単に日本からドバイを往復するだけでなく、せっかくドバイに行くのだからそこからもうひとつ先まで行ける国はないか。その国とくっつけて旅ができないか。そんなことを考え始めました。

そこで候補の一つにに挙がったのが、ケニア。

僕が、この国際学会周遊記を書きはじめて早7年の歳月が経過しましたが、アフリカ大陸の中でレーザー機器を購入できるぐらいに経済が発達している国は、エジプト南アフリカ共和国しかありません。

つまり、アフリカ大陸には2度しか滞在の経験がないのです。

ケニアのサファリは人生観が変わると言いますし、こんな機会でもないと一生行きそびれてしまうかも。

ケニアには日本から行くとなると大変な時間がかかりますが、ドバイからならわずか5時間で到着します。日程の都合で、行きはダイレクトでケニアに向かい、帰りにドバイに寄る計画を立てました。

日本がクリスマスイブの夜。

僕は、エミレーツ航空に乗り込みました。

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この路線は、成田から夜に出発し、中東のアラブ首長国連邦のドバイまで、12時間で到着するものです。

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真夜中のドバイ上空。

実はドバイには1997年に観光に来たことがあります。

砂漠の中に点々と都市があるような状態だったのですが、近代化しているようですね。

まだ暗いうちにドバイに着くと、

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空港の掲示がすべてアラビア語。

異国に来た気分が徐々に盛り上がってきます。

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ドバイの空港で4時間あまりのトランジット。

日本から持ってきた本を二冊も読んでしまいました。

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ドバイからケニアに飛び立ちます。

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航空機はアラビア半島を横断します。

窓際の席でしたので、外を観ていると、砂漠の不思議な紋様に魅了されます。

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以前にドバイに来た時、砂漠(Desert)と砂丘(Dune)の違いを教えてもらいましたが、両者は地上に降りると明確に違います。

Duneは、背の高いもので、50m以上のものもあるのです。

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アラビア半島は初めて横断しましたが、本当に大きな砂漠地帯ですね。

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3時間以上かけてアラビア半島を横断します。

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紛争地帯のソマリアを避け、ケニアの領空に入ります。

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写真でわかるでしょうか? この辺りはサバナ(サバンナ 熱帯・亜熱帯地方にみられる草原)が見えます。

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一段と違ったアフリカの大地が観ることができます。

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そして、いよいよケニアのナイロビ空港に到着。

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こちらに到着するまで日本を出発してから約20時間余り。

日本との時差は、約7時間あります。

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レーザー・光治療の歴史更新

毎年すこしずつ書きため、機会がある毎に修正や更新を加えているレーザー/光治療の歴史

レーザー会社の新入社員や転職キャリアの方々など結構このページがお役に立てているようで、時々声をかけてもらっています。

少々専門的な部分もありますが、良かったら一度読んでみてください。

■レーザーの歴史:http://clinic-f.com/Laser.html

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2011年12月25日 (日)

雑誌JJ おしゃP メディカルコスメティックス 化粧品

金融や医療、教育機関、商社、官公庁や音楽関係・・・といったところでお仕事されている患者さんが多く御来院され、他の美容クリニックと少々客層が異なるクリニックF

ですが、意外な?患者さんも実は結構いらしてくださっています。

そのうちのおひとりが、光文社から発行されている雑誌JJでクリニックFで処方している化粧品をご紹介くださっています。

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機会がありましたら、ご覧になってみてください。

さて、今日は今年最後の診療。朝からひっきりなしにおいでくださる患者さんと、忙しくも楽しい時間を過ごしています。

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2011年12月24日 (土)

■NY出張2011冬 27 DELICATESSEN「Carnegie Deli」854 7th Avenue, New York, NY

ドイツ語で「美味しいもの」を意味するデリカテッセ(Delikatesse)の複数形であり、サンドイッチや惣菜を売る飲食店であるデリカテッセン。

NY滞在中はもっぱらお世話になることが多いのです(笑)。

この日の朝食。

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パンとコーヒー。マッシュドポテトとベーコン+卵 。

だいたい毎朝同じようなものを食べるので、滞在中のメニューは、こんな感じでした。

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毎日食べるお店は違ったのですが、見る度に行列が続いていて、ずーっと気になっていたお店がありました。

Carnegie Deli というデリのお店ご存知ですか?

住所は854 7th Avenue, New York, NYです。

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1937年にできたお店なのだそうです。

最終日の早朝。まだ暗い時間にようやく食べることができました。

内装はこれまでこの店を訪れた、多くの人々の写真とサインが並んでいます。

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こうしてみると壮観ですね。

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僕が座った席の隣には、

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レニー・クラヴィッツのサインがありました。

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こちらの人気店では、こんな朝食を食べました。

最終日の新聞もアップしておきますね。

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一つはユーロの債務のこと。

そして、

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クレムリンで起こっている暴動について。

でしたよ。

この後、NYCからの帰国になりましたので、こちらのブログに続きます。

出張をはさみ、報告が遅れてしまったのですが、これで2011年12月の国際学会周遊記、NY出張記はおしまいです。

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■NY出張2011冬 26 現代版オペラ「ラ・ボエーム」 ロックミュージカル「レント」

NY・ブロードウェイ・ミュージカルの話をもうひとつ。

ミュージカル「RENT」をご存知ですか?

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「RENT」はその名の通り、「RENT=家賃」が支払えないニューヨーク・イーストヴィレッジに住む若者達のクリスマスイブに始まる、お金はないけれど将来がある若者達を描いた作品。

ヒロインの名前はミミ(Mimi)。

つまり、プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」を1990年代初頭のニューヨークに置き換えた構想なのです。

ラ・ボエームは今回もNYCで観ましたし、現在でも世界中で愛されているオペラですが、そのテーマは普遍的なのですよね。

甘美なプッチーニの音楽とは正反対に、RENTの音楽は80’sのMTV世代の作り上げたロックミュージカルと、伝統的なブロードウェイミュージカルの融合した世界。

舞台に登場する若者も、セクシャル マイノリティー(性的少数者)、麻薬中毒者やAIDS患者など、今までの主流のミュージカルの題材ではないような人たち。

この舞台は音楽も振付けも超一流で、ニューヨークの住民の心をがっちりとつかんだのでしょう。

1996年2月13日、オフブロードウェイのニューヨーク・シアター・ワークショップで初演し大成功のうちに、同年4月29日ブロードウェイのネダーランダー劇場に舞台を移しました。

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結局、同年度のトニー賞ミュージカル部門で最優秀作品賞、最優秀脚本賞、最優秀オリジナル作曲賞、最優秀助演男優を受賞、またピューリッツァー賞ドラマ部門でも最優秀作品賞を受賞するなど、数々の栄冠に輝いのです。

その後12年4カ月で連続上演5140回という、当時歴代7位のロングラン公演記録を残して、ブロードウェイのRENTは2008年9月7日に惜しまれながら幕を落とした伝説のミュージカル。

この「RENT」は、若く才能あふれたジョナサン・ラーソンが作詞・作曲・脚本を担当し、ほぼ独力で書き上げたミュージカルとして知られています。

ラーソンは七年の歳月をかけて彼の最初のミュージカルであるこの大作を書き上げたのですが、その開幕を目前にしたプレビュー公演初日の1996年1月25日未明に胸部大動脈瘤破裂によって35歳の若さで急死したのです。

胸部大動脈破裂が35歳でおこるようなことは滅多にないのですが、唯一マルファン症候群は例外です。ラーソンはマルファン症候群を患っていたことに気付かなかったのです。

しかし、これがまたRENTの都市伝説的な人気に結びついたともいわれています。RENTには熱狂的なファンが世界中に多く存在し、彼らは「レントヘッド」と呼ばれています。

僕も初めて見たときに衝撃を受けて、DVDを購入した記憶があります。

その後、日本を含む15ヵ国に世界公演の旅に出たと聞いていたのです。

実は今回のニューヨーク滞在中に、レントがブロードウェイ(正確にはオフブロードウェイ)に戻ってきていると聞いて、早速チケットを取得して観てきました。

NY滞在中インターネットでチケットを手配できるのですから、よい世の中になったものです。

舞台はアヴェニューQが開催している場所と一緒です。

オフブロードウェイで以前の劇場よりも場所は狭かったのですが、久しぶりにあの感動を味わうことができましたよ。

もしご覧になっていなかったら今お勧めです。

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■NY出張2011冬 25 2010年トニー賞受賞作 ミュージカル「メンフィス」

2010年のトニー賞作品賞、脚本賞、楽曲賞などを勝ち取ったミュージカル「メンフィス / Memphis」

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今までチケットが取れなかったのですが、ようやく今回観ることができました。

このミュージカルは、アメリカでロックンロールが生まれるまでの歴史のようなものですね。

白人DJとしてエルビスプレスリーの曲を始めて紹介したことで有名な、デューイー・フィリップスの半生をもとにしたものです。

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中はものすごい混雑です。

舞台は人種差別が残る1950年代のテネシー州メンフィス。

当時は人種隔離政策によって、白人はカントリーミュージックを、黒人は教会で歌う黒人霊歌より発達したブルースを好んで聴いていました。

ブルースは黒人が初めてアメリカ語を使用して作り上げた楽曲だったともいえるのです。

音楽史的にみると、ヨーロッパ由来の白人の音楽は楽譜と音階をもとにした再演が可能な「メロディー」から発達しましたが、黒人の音楽はアフリカの土着の太鼓のような「リズム」から発展したということがいえます。

このリズム感のよさに注目し、主人公ヒューイが当時のタブーを破り、黒人音楽を白人用ラジオ局でオンエアしたことからこの物語は始まります。

ラジオ局には大反対されますが、聴衆には歓迎されます。

DJヒューイとして全米全土に影響を及ぼすようになり、こちらも当時タブーだったのですが、黒人の歌手と恋に落ちるのです。

ミュージカルではたくさんの音楽が流れますが、白人と黒人の音楽が、アメリカンロックンロールへと集結してゆく様が時代を追って変化してゆくのがわかります。

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音楽は素晴らしかったので、それだけでも単純に楽しめますね。

ただし、英語はスラングとかも入っていて、物語を理解しようとすると少し高度です。

このミュージカルの映画版ができる計画がすでにあり、主演役を巡って、ザック・エフロンとジャスティン・ティンバーレイクの2人が競い合っていると現地の雑誌で読みました。

英語に自信のない方は、映画を観てからミュージカルを観てもよさそうですよ。

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2011年12月23日 (金)

■NY出張2011冬 24 ブライアントパークがスケート場に

42丁目を歩きながら、昼にチケットを取っているミュージカル・メンフィスのシアターに向かいます。

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こちら図書館。

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クライスラータワーも見える僕の好きな街並みです。

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そして、ブライアントパークにやってきました。

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やけに人が多いなと思っていたのですが、そういえばこの季節はスケートリンクになるのです。

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巨大なクリスマスツリーもあります。

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■NY出張2011冬 23 Grand Central Station、アップルストア

ハイラインを歩いたのち、グランドセントラルステーションにやってきました。

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ちょうどNYC滞在中、グランドセントラルステーションにアップルストアがオープンしたと報道があったのです。

あの構内のどこなのかな?

と思いながら歩いていってみると・・・

すごい。

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グランドセントラルステーションのあの大きなホール。

その中2階のバルコニーがすべてアップルストアになっていました。

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大きく報道されるわけですね。

NYCのグランドセントラルステーションにいらっしゃった方は、イメージつくと思います。

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ものすごいことになっています。

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■NY出張2011冬 22 ニューヨークの新名所 ハイライン

もう一つ、ニューヨークにできた新名所。

ハイライン。 ご存知ですか?

廃線となっていた高架鉄道の上が公園として整備され、歩けるようになっているのです。

2009年に初めの地域が完成し、2011年には西30丁目までより延長しました。

こちらも行ってみたかった場所なので、約3kmの道を歩いてみました。

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入口は奥に見える高架の歩道橋のようなもの。

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これがハイラインです。

階段を上ってみるとこのような、整備された公園といった感じになります。

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高いところを歩くというのはなかなか気持ちの良いものです。

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ハドソン川をまたいでニュージャージーが見えます。

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建物の下を通過したりしながら、約3kmの道を北上してゆきます。

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途中、廃線のレールが見えるようにしていたりして、楽しんで歩ける散歩道になっているのです。

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デザインのよいベンチもあります。

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ふと立ち止まって写真を撮っている人の目線を見ると

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エンパイヤステートメントビルディングでした。

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ゴルフの練習場も見つけました。マンハッタンに練習場があるんですね。知りませんでした。

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こちらが北の終点です。

ゆっくり歩いて30分。

いい散歩道です。お勧めしますよ。

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■NY出張2011冬 21 ウォールストリートとトリニティ教会のクリスマス  

ブルックリンブリッジを渡り、そのままロウワーマンハッタンに向かってみました。

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新WTCのビルも建築が進んできましたね。

ニューヨーク証券取引所の前にも大きなクリスマスツリーがあると聞いていたのですが、確かにありました。

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こちらです。

ちょうどお昼となり、鐘の音が鳴り始めました。

なんとなく鐘の音につられてこちらに歩いてきてしまいました。

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このトリニティ教会は、ニューヨークで最も古い歴史をもつ教会です。

1697年にウィリアム三世が英国国教会として建てたと言われています。

ロウワーマンハッタンの目印みたいなものですよね。

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日曜日でしたのでトリニティ教会でのミサがあったのですよね。

しばらくすると続々と人が集まってきました。パイプオルガンと少年少女合唱団とともに、一緒に讃美歌を歌いました。

清々しい心になりましたね。

クリスマスシーズンで、参加者全員、こんなプレゼントをもらいました。

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クリニックに持って帰ろう。

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■NY出張2011冬 ⑳ ブルックリンブリッジ ソフィーの選択

ブルックリンブリッジパークからは、橋を渡ることにしました。

ブルックリンブリッジを使用した映画はたくさんありますが、僕はこの橋を見ると、「ソフィーの選択(Sophie's Choice)」をなぜか思い出すのです。

1982年の映画で、メリル・ストリープがヒロインのソフィー役でアカデミー賞を受賞した作品ですが、ホロコースト体験や、妄想性分裂症などを扱った映画で印象に残っています。

エンディングシーンで、主役のスティンゴが、ブルックリン橋を一人で歩くのがとっても印象的でした。

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日の出の方向を考えると、ブルックリンのほうからマンハッタンに向かう道を選択した方が写真写りもよいですので、この方向から渡ってよかったです。

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寒かったのですが、橋の上を走る人も沢山いましたよ。

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この橋は、アメリカでも最も古いつり橋の一つなのだそうです。

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後ろを振り返ると、ちょうど朝日が昇るところが見えました。

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橋の上から見える景色も独特でいいですね。NYに来た感じがします。

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ロウワーマンハッタンの、こんな風景が見えます。

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■NY出張2011冬 ⑲ ニューヨーク新名所 ブルックリンブリッジパーク

過去にニューヨークの滞在も10回以上ある僕ですが、毎年新しい名所が出来上がり、時間を持て余すことがないのもこの街の魅力です。

現在開発中のブルックリンブリッジパークに行ってきました。

これはイーストリバーの東側のブルックリン地区。ブルックリンブリッジを渡った根元にあります。

地下鉄でブルックリンブリッジの根元まで。

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岸向こうには建築中の新WTCビルも見えます。

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僕が気に入ったのは、このパークから自由の女神像とエンパイヤステートメントビルディングというNYを象徴する二つの建築が見えること。

地上高から二つの建物が見える場所はほかにないのではないでしょうか?

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この地区の開発は2013年に終わる予定のようです。

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きっと良い公園になりますね。

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■NY出張2011冬 ⑱ ニューヨーク5番街 タイムズスクウェア クリスマスのイルミネーション

ニューヨーク5番街といえば、高級ブティックのお店ばかりが並びます。

このクリスマスイルミネーションは毎年LEDの技術進化とともに素晴らしくきれいになりますね。

少しご紹介しますね。

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セントパトリック教会。ゴシック建築の美しい教会です。

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ラジオシティのクリスマスツリーは色が変わります。

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ハリーウィンストン本店。

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トランプタワーです。

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こちらティファニー本店です。

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ここ光り輝く建物は今年5番街に出来たユニクロです。

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内装です。ものすごく広くてびっくりしました。

その他、5番街ではないですが、コロンバスサークル。

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こちらはセントラルパークの角ですので、クリスマスマーケットも出ています。

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そして、タイムズスクエア

こちらは昼夜あまり変わらずです(笑)。

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NYCのクリスマスの雰囲気を楽しんでいただけましたか?

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■NY出張2011冬 ⑰ ハーレムでのソウルフード ジャズナイト DeeDaniels

ファウストを観たこの日の夜。

ハーレムで行われるジャズナイトツアーに行ってきました。

僕は合計10回以上、ニューヨークに滞在していますが、NYに出張するときはなぜか一人のことが多く夜のハーレムは行きにくかったのです。

今回は現地のツアーで申し込みをして、行ってみました。

まず、ハーレムでの、シルビアという、ソウルフードのお店です。

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夜8時過ぎに入りましたが、非常に混んでいます。

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初めて食べるソウルフード。

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いわゆる賄い食が発祥なのだそうです。

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店内には、オバマ大統領が来店した写真もありました。

その後、ハーレムの街を歩いてジャズクラブに移動。

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向かったのはこちらのレノックスラウンジ。

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今日のライブは5オクターブの声を持つ、DEE DANIELSでした。

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こちらの部屋はゼブラルームという名前がついています。壁紙がシマウマのような文様なのですが、コルトレーンやマイルス・デイビスなどもこちらの部屋で歌ったそうですよ。

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彼女はとても気さくな人で、僕もCDを買って、サインをもらいましたよ。

日本には何度も来ているようで、フジモトのスペルを伝えようとしたらわかっているわ!と言われ、ついでにCDに「アリガト!」と書いてくれました。

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■NY出張2011冬⑯ NYCのクリスマス 昼編

クリスマスの季節ですので、街を歩くと装飾が綺麗です。

少しご紹介しますね。

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こちらのモニュメントは新宿にもありますよね(笑)。

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■NY出張2011冬⑮ NYメトロポリタンオペラ グノー ファウスト カウフマン

NY滞在三日目。

この日は日曜日。NYメトロポリタンオペラでグノーのファウストを見に行きました。

公演は昼の1時から。

明るい時間にこの場所に来ることはなかったのですが、雰囲気が違いますね。

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さて、入り口から入ろうとするとものすごい混雑です。

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実は、メトの入り口はもう一つあるのをご存知ですか?

ちょうど地下1階にあたる駐車場の目の前にある入り口があるのです。

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僕は迷わずそちらに。

こんなにすんなりと入れました。

ファウストを題材としたオペラは、グノーの他にベルリオーズのファウストの劫罰も有名です。

こちらは昨年、この国際学会周遊記でも登場して、すでにファウストのストーリーは触れていますよね。

今回のグノーのファウスト。

Faust

現在オペラ界のスーパースターのヨナス・カウフマンがファウスト役

マリーナ・ポプラフスカヤ(Marina Poplavskaya)がソプラノのマルグリート役

ポプラススカヤは、昨年の日本のメトロポリタンオペラ公演で、「ラ・ボエーム」ミミ役のアンナネトレプコの代役にバルバラ・フリットリが入り、バルバラ・フリットリが演じるはずだった「ドン・カルロ」のエリザベッタ役の代役を日本で演じてくれたのですよね。

同じくドンカルロで来日公演に来てくれたドレスデン出身のバスのルネ・パーペ(René Pape) がメフィストフェレス役

でした。

こちら、現地でのマスコミの報道です。

"Met superstar Jonas Kaufmann was a vocally splendid Faust. Marina Poplavskaya's sound was shimmering, plush, and penetrating. René Pape's Méphistophélès was all suavity and calculation," raved The New York Times when Des McAnuff's new production premiered at the Met last week.

"Rarely has that score sounded more captivating than in the rhapsodic account by the Met orchestra under the guidance of the young conductor Yannick Nézet-Séguin" (Associated Press).

前評判も極めて高く、チケットも取りにくかったのです。

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オペラは演出家によってほぼ全ての評価が決まるといっても過言ではないですが、ファウスト博士の研究室のセットが次々と入れ替わる演出は素晴らしく、喝采浴びていましたよ。

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会場は皆総立ちでした。

12月1月とこのカウフマンを前面に押した演出のファウストがNYメトロポリタンオペラで公演されたのちに、ウィーンから始まる世界公演に出るようです。

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終わった時には夜も更けていました。

メトロポリタンオペラの左右のシャガールの壁絵にしばしの別れを告げてきました。

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ラボエーム、蝶々夫人と続いて、ニューヨークでの素晴らしい三夜でした。

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■NY出張2011冬⑭ Metでオペラ「蝶々夫人(マダムバタフライ)」を

プッチーニのオペラ「マダムバタフライ(蝶々夫人)」は振袖姿の日本人女性が主役の、長崎を舞台に繰り広げられるオペラです。

プッチーニの「ご当地三部作(あとの2作は「西部の娘」、「トゥーランドット」)」最初の作品として世界では広く知られています。

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長崎を舞台に、藩士令嬢の“蝶々さん”とアメリカ海軍士官ピンカートンとの間に生まれる、恋愛の悲劇を描いたもの。

Madama

1904年2月17日、ミラノのスカラ座で初演され、これは大失敗だったと伝えられているのですが、同じ年の5月28日イタリアのブレシアで上演された改訂版の成功以来、標準的なレパートリー作品となっている作品です。

この作品、オペラとしては本当に素晴らしいのですが、日本を舞台にしていることもあって、日本の文化感がどこまで正しく表現されるかどうかで、演出/演者/公演によっては非常に違和感を感じてしまうことも多いのですが・・・

この日の舞台は衣装と言い、舞台と言い、美しかった。

日本を舞台としていて、舞台の上の襖(ふすま)が効果的に使われています。

さらに、舞台の上部には舞台を上から映すような大きな鏡があって、舞台を上からも鳥瞰できるようになっているのです。

鏡に映る舞台と、実際に見える舞台の二つが見事に調和している、本当に素晴らしい演出。

さらに、蝶々さんを演じたLiping Zhang の演技が可憐なこと。

ここまでオペラで感動したのは久しぶりです。

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この日のマダムバタフライは、ご覧のとおり、プラシド・ドミンゴがタクトを振るプラチナチケット。

Conductor: Plácido Domingo

Cio-Cio-San: Liping Zhang

Suzuki: Maria Zifchak

Pinkerton: Robert Dean Smith

Sharpless: Luca Salsi

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指揮者ドミンゴ登場のたびに拍手が湧き起り、会場がいつにも増して華やかになります。

オペラ界のスーパースターとは、まさに彼のことですね。

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僕が観たマダムバタフライの中では、間違いなく最高の、素晴らしい舞台でした。

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Metの噴水の前で撮りました。

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2011年12月22日 (木)

■NY出張2011冬⑬ ニューヨークの摩天楼 ロックフェラーセンターのクリスマスツリー 夜編

休診日の今日は、東京を離れ新幹線に乗って、名古屋〜京都に来ています。せっかく関西方面に来るのだから、と仕事の打ち合わせを詰め込みすぎて、すごいスケジュールになっていますが(苦笑)。明日帰京の予定でしたが、スケジュールを延ばさないといけないかもしれませんね。

さて、ブログ上では、再び2011年12月初旬に訪れたニューヨーク出張記にしばし戻ります。

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限られたニューヨークでの日々。

MoMAの後に訪れたのが、再びこちらのロックフェラーセンター。

クリスマスの季節には、このツリーを夜も観たいですよね。

けれど、今回の滞在ではこの日のこの時間しか観るチャンスがなかったのです。

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オペラが始まるまでの1時間。

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まず、トップ・オブ・ザ・ロックのチケットを買い(昇ることのできる時間が指定されるのです)、ツリーを観ながら時間を待ちます。

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待つこと30分ぐらい。

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チケットに記載された時間にエレベーターで、ビルを昇ります。

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見える景色は昼とはまた違った趣です。

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クライスラービルと元パンナムビル(MetLife)が見えます。

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エンパイヤーステートメントビルが見えました。

この日は赤い照明でしたよ。

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2011年12月21日 (水)

今年の診療、あと1日です。

今日の診療もホッと一息。30分後からまた一気に忙しくなりますが、15分ほど空いた時間にお茶を飲んでいます(笑)。

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明日・明後日は休診日となり、2011年最後の診療日はクリスマスイブの24日。18時まで診療をして、そのまま羽田に向かう予定です。

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■NY出張2011冬⑫ MoMAが無料の金曜日

ニューヨークの近代美術を集めた場所といえば、やはりMoMAが有名で、僕もお気に入りの場所。

実は、このMoMA。入場料(通常16USドル)が、毎週金曜日の夕方16時~20時の時間帯に限り無料になるのはご存知ですか?

粋な計らいですよね。

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毎回行けるわけではないのですが、今回の出張ではちょうどクリニック見学の後、夜のオペラ開催時間まで、少し時間が余りました。

金曜日のこの時間帯がフリー。ラッキーとばかりに、MoMAへと出かけました。

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ご覧の通り、毎週ものすごい数の人がこの無料で開放される時間帯を目指してやってきます。

長い列の先端で無料チケットを配っているのです。

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ですが、お金を払うわけではなくて、チケットを配るだけ。

「Target Free $0.00」の字が見えますか?

どんな長い列でも並ぶ時間はせいぜい10分程度ですから、本当にお勧めです(笑)。

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さすがに込み合っていますね。

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MoMAの展示物は、なんと言うか脳に良い刺激がある心地よい感じ。

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こんな電球。面白くないですか?

電気代かかりそうですが....。

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そして初代マッキントッシュのアップルコンピューター。

立派な展示になっています。

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有名な絵が続きます。

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こちらはモネの睡蓮の間。

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モネの睡蓮と言えば、パリのオランジェリー美術館が好きですが、それに継ぐぐらいの展示がMoMAには集まっています。

恋人同士でしょうか?

芸術作品の前で話が弾んでいるようですよ。

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展示を囲んでいる人を含めて、このMoMAを作り上げている空気全体が好きなんですよね。

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ヨーロッパ皮膚科学会EADVからのクリスマスカード

毎年この時期に送られてくる、ヨーロッパ皮膚科学会学会員へのクリスマスメールです。

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来年は6月の春季会がイタリアのヴェローナ開催

9月の本会がラトビアのリガから変更になって、チェコのプラハ開催

です。

学会に演題を出すか思案中です。

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■NY出張2011冬⑪ Dr.Kenneth O. Rothaus M.D. アッパーイーストサイド レーザークリニック

おはようございます。今日12月21日(水)もクリニックFの診療日です。

さすがに今日も終日慌しい一日になりそうなので・・・ブログ上ではNYの出張話でちょっと現実逃避を(笑)。

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ニューヨークの街。

何気ない風景にも味があるんですよね。

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こちら、ルーズベルト島に向かうロープウェイ。一度乗りたいんですけれどね(笑)。

以前のブログに書いた通り、米国ボストンのパロマ社副社長のポールの車で、アポが取れたアッパーイーストサイドのレーザークリニックに向かいます。

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車はセントラルパークを通り抜けて、5番街を交差。

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向かった先はニューヨークのアッパーイーストサイドにある高級住宅街のこんなところ。

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この建物の一室が目指す形成外科医 Kenneth O. Rothaus M.D.のレーザーオフィスです。

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受付の待ち合いです。

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棚の右端には、僕も所属する米国レーザー医学会の専門医証が飾られていますね。

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ドクターの診察が終わるまでレーザー施術室で待つことに。

最新鋭のパロマ社スターラックスの横に、古いホヤコンバイオのヤグレーザーがあります。

そういえばポールはホヤコンバイオ社の創始者の一人だったなあと思い出しました。

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施術室においてあったこの引き出し。

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中にはレーザーのアプリケーターが入っていました。

この収納方法は便利そうですね。

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そんな中、Dr.Rothausがにこやかに施術室に入ってきました。

色々と情報交換をさせてもらいました。

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彼が最近気に入っているのは、パロマ社の脂肪吸引の機器だと言うことです。

2年前にボルチモアのドクターロバート=ワイスのレーザーオフィスでデモ機だった機種ですが、こうしてしっかりと花開いているんですね。

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2011年12月20日 (火)

■NY出張2011冬⑩ NY Met オペラ「ラ・ボエーム」 ヒブラ・ゲルズマーワのミミ

四谷で朝から診療をしています。

今日は患者さんも多いですが、来客も多く、診察室で打ち合わせをしながら慌しくランチをとり、これから後半戦に突入です。

9時頃までかかりそうですね。頑張っていきましょう!

ブログのほうはNY出張記を。初日の夜の話です。

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NY到着の日。

ホテルにチェックインを済ませた後、向かった先はメトロポリタン劇場でした。

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この日の題目はプッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」。

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今年の6月、震災後に日本来日を果たした時と同じ演出です。

あの「ラ・ボエーム」はあらゆる意味で特別な舞台でした。観ることができた人、チケットをとっていたのに来ることが出来なかった人、Met来日公演のために様々な形で参加された方、そしてもちろん舞台関係者・・・

すべての人にとって、記憶に残るものだったのではないかと思います。

第二幕の舞台装置が、当時の日本では失くしてしまった夢としか思えないような、目を見張る美しさで、胸が詰まるような思いと束の間元気をもらえたのが印象に残っています。

僕はこの舞台をもう一度、日本ではなくNYで観ることができたら、と思っていました。

あの時は、看板だったミミ役のアンナ・ネトレプコが来日せず、急遽バルバラ・フリットリが代役を演じたのですよね。

東京公演での素晴らしい演技で印象に残った、ムゼッタ役のスザンナ・フィリップスは同じ配役。

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Metの売店では、クリスマスグッズの売り場もあり、僕もクリニックFのBGM用にCDを買ってきました。

今週はそのCDをBGMに流していますよ。

そうそう、この「ラボーエム」も、クリスマスイブに始まる話でしたよね。

主役のミミとロドルフォの二人が自己紹介を終え、お互いに好意を抱くのがクリスマスイブだったのです。

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9ヶ月ぶりのこの場所。いつ来ても僕にとってパワースポットです。

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天井のシャンデリアも、溜息が出るほど綺麗ですね。

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配役は、

○Conductor: Louis Langrée

○Mimì: Hibla Gerzmava

○Musetta: Susanna Phillips

○Rodolfo: Dimitri Pittas

○Marcello: Alexey Markov

○Schaunard:Patrick Carfizzi

○Colline: Matthew Rose Benoit

○Alcindoro: Paul Plishka

ミミ役を演じたヒブラ・ゲルズマーワは、1970年生まれ。アブハジア自治共和国出身。

モスクワ音楽院に声楽専攻学んだ後、'94年に開催された第10回チャイコフスキー国際コンクール声楽部門でグランプリを受賞、一躍注目を集めたソプラノです。

最近は日本にもよく来ていますよね。

バルバラ・フリットリのミミも良かったですが、ヒブラ・ゲルズマーワのものも素晴らしかったですね。

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Metでこの季節だけ観ることができるクリスマスツリーです。

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2011年12月19日 (月)

クリニックFのクリスマス Met 三大テノール

いよいよ今週はクリスマスですね。

あまり派手なものは好きではないのでクリニックFにはクリスマス気分の出るものを、すこしだけ院内に置いています。

ささやかなものばかり。

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今年のクリスマスBGMは、NYのメトロポリタンオペラで買った三大テノールのクリスマスCD三枚。

聴いていると神聖な気持ちになりますね。

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■NY出張2011冬⑨ 70階地上250m ニューヨークの摩天楼 自由の女神 昼編

ニューヨークのトップ・オブ・ザ・ロックは、70階地上250mの高さ。

特にエンパイアステートビルが目の前に見え、さらに屋上ですのでガラスがない景色が大好きで、NYに滞在中は昼夜問わず、よく観に行きます。

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右手に小さく自由の女神像が見えますが、他の都市にはない特徴的な風景ですよね。

こちらはセントラルパーク側。

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屋上はこんな感じ。

吹きさらしで天井がないためにかなりの解放感があります。

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クライスラービルとメットビルが見えますね。

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工夫されているなと思うのは、風よけガラスに少しだけある隙間。

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ちょうど一眼レフのレンズが通るぐらいの隙間があるのです。

ガラスの反射を気にせず、撮影できるのはフォトグラファーとしては魅力的なのです。

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■NY出張2011冬⑧ ロックフェラーセンター スケートリンク トップ・オブ・ザ・ロック

おはようございます。今日12月19日も晴天ですね。

クリニックFは今日も開業しています。年末に向けて、今日も朝からたくさんの患者さんがいらっしゃいます。

僕のブログは先週訪れたNYC出張についての話が続きます。もう少しお付き合いください。

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オイスターバーで腹ごしらえの後、ホテルのチェックインができる3時まで残ってる時間はあと2時間ばかり。

すこし考えて、ロックフェラーセンターまで歩くことにしました。

海外にいると、東京にいるよりもよく歩きます。

ロックフェラーセンターは、有名なスケートリンクとクリスマスツリーがあるところです。

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皆スケートを楽しんでいます。

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この場所のクリスマスツリーは本当に素晴らしく、昼も夜も観ると元気をもらえますね。

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スケートリンクの横を通り抜けると、ロックフェラーセンター、超高層展望台の、トップ・オブ・ザ・ロックの入口に着きます。

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ここから一気に70階のこちらのビルの屋上の展望台まで。

約250mの高さのビルを、エレベーターが約40秒で上がります。

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屋上の絶景を今回も楽しめそうです。

僕はやっぱり高いところが好きなんですよね(笑)。

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2011年12月18日 (日)

明日もがんばります

昨日12月17日は、年末に近い土曜日という事もあってさすがに朝から夜まで患者さんが一杯。僕もスタッフも完全燃焼でした(笑)。

今日は休診日でしたので、平日に出来ない細々とした調べものなどして過ごしましたよ。

明日からの一週間で、今年2011年の診療も最後となります。

時間を延長している事もあって、診療枠もすこしですがまだあるようです。定期的にお越し下さっている方や初診の方はもちろんですが、特に年末年始海外のリゾート地に行かれるご予定のある方は、先にいらしていただくと良いかと思いますので、時間調整してみてくださいね。

旅先で日焼けの可能性がある場合、先にレーザー照射をしておくと、リカバリーも早くできます。

海外から里帰り中の方や、遠方からこの機会においでくださる方も多い年末。年に一度しかお会いできない著名な方もいらしたりするので、気を引き締めて明日もがんばります。

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2011年12月17日 (土)

■NY出張2011冬⑦ NY クイーンズ ランボルギーニ―ムルシエラゴ オイスターバー

12月17日(土)、今日の東京も気持ちの良いお天気となりました。

僕のほうは今日も四谷で朝から診療をしています。年末ということもあって、サーマクールを御所申される患者さんが沢山おいでになりますよ。

さて、このブログではもうすこしの間先週訪れたニューヨーク出張記にお付き合いください。

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今回のニューヨーク出張、東京から約12時間の飛行の後、JFKに到着します。

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JFK空港からエアトレイン(空港接続列車)に乗り、地下鉄に乗り替えると、7.5ドルでマンハッタン島の中央まで出ることができます。

タクシーやバスでマンハッタンに入るのは、時間によっては大渋滞になりますし、最も安いルートとしては空港から市バスに乗って地下鉄に乗り換える手段もあるのですが、こちらはちょっと煩雑。

過去10回以上のNY滞在で、エアトレインを利用するのが空港からマンハッタンに行く最も便利なルートだということを学びました(笑)。

エアトレインは、クイーンズ地区に到着するものと、ブルックリン地区に向かうものがあるのですが、僕はジャズの街クイーンズ行きをいつも利用します。

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その名も「ジャマイカ駅」で降りると、頭上にこんな広告が。

NYCの地下鉄にはちょっとぶれてしまいましたが、ユニクロの広告がついていましたよ。

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5番街に大きなユニクロができましたものね。

トランクを抱えたまま地上に出ると、

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オレンジのランボルギーニ―ムルシエラゴを見つけました。

スーパーカー世代としては、見るだけでなんだか得した気分になりました(笑)。

ホテルに荷物を置き、9ヶ月ぶりのNYCを散策。

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オイスターバーを見つけたので、軽食をとることにしました。

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ビールとクラムチャウダー、そして6種類のオイスター。

僕が東海岸に来たときの定番メニューです。

ちょっと腹ごしらえができて、元気になりました。

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2011年12月16日 (金)

高知 室戸沖 海洋深層水 AQUA FARM クエ鍋

おはようございます。

12月16日(金)、東京は快晴ですね。今日は年末に近い金曜日ということもあって、クリニックFは患者さんが多く、診療開始時間を急遽1時間切り上げてスタートしています。

先週は出張に出ていたので、そのせいもあっての混雑でしょう。ご迷惑をおかけしてすみませんでした。

NYで得られた最新レーザー情報は、またこのブログで報告してゆこうと思っていますので、少々お時間ください。

NYから帰国したのが火曜日、翌日水曜日は終日診療を行い、昨日木曜日は某レーザー企業からのご依頼で、高知の先生に機器の治療法を説明に行ってきました。夜は忘年会に参加させて頂き、今日は朝一番の飛行機で東京に帰ってきました。

今年は高知に縁があるのか、3度目です。

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今回は朝早めに出発し、一度見学したかった室戸岬の海洋深層水をくみ上げている施設に行ってきました。

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室戸沖は水深4000mまで深さがあるため、リンや窒素、ケイ素などの無機栄養塩類が多い深層水を利用したさまざまな商材が産学共同で作られつつあります。

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この地域にはいくつもの深層水関連工場がありました。

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海洋深層水を利用したスパ施設が二つ並んでおり、深層水のプールを体験してきましたが、通常の海水よりも比重が重い感じで浮力がありました。ミネラル成分も多かったので、上がった後の肌も不思議な感じでしたね。

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中には素晴らしいプールがあったのですが、残念ながら内装の写真は不可といわれてしまいました。

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室戸岬から帰る途中で太平洋に沈む日の入りに遭遇。

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会食の時間にはちょうど高知市に戻ることができました。

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土佐の料理は、何度食べても本当に美味しいです。

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鰹のたたき

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四万十の川海老

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こちら、マンボウだそうです。初めて食べましたが不思議な食感。

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そして締めはクエ鍋を雑炊にして頂きましたよ。

高知県。素晴らしいです。

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2011年12月15日 (木)

2012年ASLMS米国レーザー医学会 発表2報通過の知らせ

おはようございます。

12月15日木曜日。クリニックFは休診を頂いています。

明日からの外来は通常通りですのでお願いいたします。

僕はといえば、これから高知に出張ですが、出発前に嬉しい知らせがありました。

来年、アメリカ・フロリダ州で行われる米国レーザー医学会(ASLMS)。今回も演題を出していました。

その演題が二つ通過したと連絡があったのです。

1つはオーラルの発表:「EYELID SKIN TIGHTENING FOR ASIAN SKIN: COMPARISON STUDY OF FRACTIONAL LASER DEVICES」

つまり、DEKA社の「スマートサイドマドンナリフト」の演題です。

この発表がASLMSのしかもオーラルで通ったということは、目の周りのレーザー施術が来年度、いよいよブームを迎えるということでしょう。

もう1つは、ePOSTERによるレーザー工学基礎実験の発表:

「DETECTION OF THE DIFFERENT REACTIVE OXYGEN SPECIES INDUCED OXIDATIVE STRESS IN SKIN DURING 1550nm & 1927nm FRACTIONATED LASER THERAPY」

以前より続けている、レーザー照射後に皮下に発生する酸化物質(ラジカル)の発生の研究です。

これはソルタメディカル社のフラクセル3を使用しました。

演題採択率は例年30%ぐらいでしょうか。

毎年クリスマスがやってくる前に、演題の通過連絡が来ると、「これで年を越えられそうだ」とひと安心するんですよね(笑)。

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2011年12月14日 (水)

■NY出張2011冬⑥ 帰国しました

昨晩、クリスマスシーズンのNYより無事帰国しました。

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LEDなどの電飾の進化で、毎年毎年クリスマスの夜景が綺麗になりますね。

NYCで得られた最新の情報などもありますので、また少しづつこのブログでお知らせしますね。

今日は朝から診療をしています。今年の診療も残すところあと数日となりました。しばらくいらしていなかった方も多くお見えになる年末。今年1年の集大成の診療を行っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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2011年12月13日 (火)

■NY出張2011冬⑤ NYCの夜明け

早朝。

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これからJFKに向かいます。

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2011年12月12日 (月)

■NY出張2011冬④ Brooklyn Bridge~ブルックリンブリッジより

ニューヨーク滞在中、ヨーロッパより良いニュースが届きました。

帰国後また少々忙しくなりそうです。

写真は、ブルックリンブリッジより。

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これでいよいよ帰国です。

日本時間12月13日の夕方に戻り、診療再開は14日(水)11時からです。

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2011年12月11日 (日)

■NY出張2011冬③ パロマ社 Paul Wienerとスカー(ニキビ痕)治療、ロックフェラーセンター

NY滞在中の予定でいくつか入っているもののひとつに、昨日はボストンのレーザー会社、パロマ社の人がNYCまで来てくれて最新の機器についてなど話をすることになっていました。

待ち合わせの時間は13時。

どなたかエンジニアか営業の方がいらっしゃるのだろうと思いながら、しばらく待っていると

予定の時間に少し遅れて僕のホテルに現れたのは、なんと

パロマ社の副社長Paul Wiener。

姿を見てびっくりしました。

ちょうど先月中国北京で一緒に講演をさせていただく機会に恵まれたのですが、彼はレーザー業界の重鎮として知られています。

世界を飛び回り、とても忙しい日々を送っている人です。

そんな彼が、ちょうど中国にいたときに話題になった愛用の自家用車アウディRS4で、ボストンから2時間以上もかけて僕のためにきてくれたというのですから、感激してしまいました。

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その後彼の運転でNYCを移動。

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近くのデリで軽食を食べながら、新しい機器や情報などについてお話を伺ったり、ディスカッションをさせていただいたりしましたよ。

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こうした業界の最前線におられる方々と話ができる機会に僕は恵まれている方だと思いますが、やはり生の情報というのはとても大切です。

僕自身も勉強になるのはもちろんですが、インスパイアされることも度々あります。

また、これは各国のトップ・レーザー・エンジニアは共通の認識を持っていると思いますが、パロマの1540コンプレッションXDは、スカーの治療には第一選択になりますね。

さて、ポールとの話はいつまでも尽きない中、

「せっかく来たので、誰か友人のNYCの医師を紹介してもらえないか、ぜひクリニックを見学したり話を聞いたりしたいのだけれど・・・」

とお願いしてみました。

彼は手帳を出して、その場で次々と電話をしてくれます。

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金曜日の午後だけになかなかアポが入らなかったのですが、有名な形成外科医 Kenneth O. Rothaus M.D.がアッパーイーストサイドで開業されているレーザーオフィスを見学させていただけることになりました。

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こぢんまりとした、センスの良い、機能的なオフィスで僕は好きですね。

クリニック見学は毎回とても勉強になります。

半日つきあってくれたポールとは、これでしばしのお別れ。

感謝をしながら別れの言葉を交わしていると、最後に

「Enjoy Your Opera!」

と言われました(笑)。

今晩の演目は「蝶々夫人」。劇場に向かう前に、ロックフェラーセンターのクリスマスツリーを見にいこうと、歩いてみました。

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少し歩いているうちにあたりが暗くなってきます。

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素晴らしく綺麗でした。

この日の夜のメトロポリタンオペラ。プッチーニの「蝶々夫人」プラシド=ドミンゴ指揮のプラチナチケットを持っていました。

今回の蝶々夫人のMetでの演出は素晴らしいと聞いていたのですが、聞きしに勝る超名演。名演出。

僕はここ数年、世界各地で年間20回近くオペラを観る生活をしているのですが、僕の記憶にある限り、ここまでオペラで感動したのは、2年前にロンドン・コヴェントガーデンのロイヤルオペラで観たアイーダ以来。

涙がこぼれそうになりました。

こういった人生の体験は大切ですね。

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2011年12月10日 (土)

■NY出張2011冬② 気温3度のNY、TOP OF THE ROCK

極寒のNYと覚悟してきましたが、到着時朝10時の気温は予想通り、3度ぐらい。

一日こちらで過ごしましたが、0度から7度ぐらいでしょうか。

真冬のダウンコートを持ってきましたが、そこまでは必要ありませんでした。

NYは考えてみれば今年二回目です。3月の震災の直後に来たのですよね。

こちらは晴天。

ホテルのチェックインは3時まで出来ませんでしたので、荷物を預けてちょっと迷った後に、TOP OF THE ROCKにやってきました。

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ロックフェラーセンターの屋上。クリスマスシーズンには大きなクリスマスと、スケートリンクで人気がありますよね。

エンパイヤーステートビルディングが目の前に見えるのがお気に入りで、晴れた日の気持ち良さはなんともいえません。

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北側にはセントラルパークが見えます。

木々の色がすっかり冬めいていますね。

一度ホテルに入り仮眠を取った後、やってきたのはこちら。メトロポリタンオペラ。

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世界で最も好きな場所の一つです。

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冬の季節は中央にクリスマスツリーが配置されます。

NY出張が決まってまずしたことは、WEBで期間中のMET演目を確認することでした(笑)。

今回は日程が良くて、3日連続こちらに通います。

一晩目であった昨日の演題は、今年日本にも来たばかりの、プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」。

世界中の人たちに愛されているオペラですよね。

僕も何度観ているのかわからないくらいですが、やはり何度観ても素晴らしく昨日も終演後も続く余韻を楽しみながら帰路につきました。詳しくはまた後日書きますね。

さて、一夜明けた今日から仕事です。これから米国ボストンのレーザー企業や、他関係者との打ち合わせがいくつか入っています。

結構タイトなスケジュールですが、期間中時間が捻出できれば、NYCのレーザークリニックも訪問したいと思っています。

すこしづつこのブログでもアップしてゆきますね。

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2011年12月 8日 (木)

■NY出張2011冬① いってきます

おはようございます。

今日12月8日はクリニックFは休診日です。

これからNY出張です。

冬の時期のNYCです。

先週NYに行った友人は、そんな寒さではないと言っていましたが、それでも3度ぐらいとか。

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例年は、クリスマスシーズンのイルミネーションが綺麗なのですが、今年はどうでしょうか?

またブログでお知らせしますね。

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2011年12月 7日 (水)

紀尾井町の紅葉、デンマーク Ellipse社「IP2L」

クリニックFがある東京・四谷は、外堀通りを境に新宿区四谷と千代田区麹町とに住所が分かれます。

クリニックは麹町になりますが、この街は紀尾井町に接しています。紀尾井町は音楽ホールもありますし、またホテルニューオータニと清水谷公園という木々の美しい庭園があり、そのどちらも僕はとても気に入っています。

今朝はいつもより早く起きたので、清水谷公園に寄ってきました。こぢんまりとした公園ながら、紅葉は見事です。

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木々の色が、赤、黄、緑とグラデーションになって三色揃っています。

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ニューオータニを背に。

春も美しい場所ですが、この季節も格別ですね。

わずかな時間ですが、リフレッシュしましたよ。

そうそう、昨日はデンマーク Ellipse社からクリニックFに来客がありました。

Ellipse社は「IP2L」という、フォトフェイシャルの進化版の機器を作っている会社です。

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プロダクトマネージャーのJens Petersen(写真中央)とは今年の10月にポルトガルで開催されたヨーロッパ皮膚科学会(EADV)で会って以来です。

この「I2PL」という機器は、海外でも評価が高かったので以前から知っていました。

端的に言うとこのI2PLは、特に542nmと577nmというヘモグロビン(皮膚の赤血球)に吸収率の高い波長を狙って作られた、555-950nmと、530-750nmの2つの光治療のアプリケーターを使用して、低出力でしかも常温の治療ができるという特徴の機器。

しかし、メラニンやヘモグロビンといった色の治療においては、フォトフェイシャル(光治療)系の機器を使うよりも、レーザーを治療に使うほうが僕は好きなので、この機器の使用経験がありませんでした。

Ellipse社では、ちょうどポルトガルのEADVで、ヤグレーザーとの複合機をデビューさせたばかり。

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1時間ばかり機器についてディスカッションしましたが、症例写真はかなり良いものもありましたので、ぜひ来年、クリニックFでも試してみたいと思いましたよ。

さて、明日からNY出張です。次回は現地からこのブログを書きたいと思います。

患者さんにはまた一週間ほど不在でご迷惑をおかけしてしまいますが、最新情報と共に帰国しますので13日以降ぜひお越し下さい。

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■英国〜イタリア出張2011秋⑳ ああ、ローマよ

今日12月7日(水)もクリニックFの診療日です。

明日からのNY出張に向けて準備もありますが、頑張ってやって行こうと思います。

本日午後でしたら数枠ですが、予約の枠も開いているようですので、お急ぎの方はクリニックF 03-3221-6461までお電話くださいね。

さて、僕のブログは、先週帰国した英国〜イタリアブログの最終話です。

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シチリア島から、トランジットのためローマに到着しました。

ロンドン・ヒースロー行きの便が出るまで4時間。

大好きなローマの街で、しかも気持ちのよい晴天です。空港の中で4時間ただ待っているなんてとても出来そうにありません。

とはいえ、電車やバスでの往復は時間的にも荷物を考えても難しく、一瞬悩みましたが空港でタクシーの運転手さんと交渉し、空港〜ローマ市内〜空港までの、2時間半ツアーを組んでもらうことにしました。

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空港から高速を通り、この城壁からローマの街に入ります。

たぶんローマを訪れた人は誰しも良い経験と苦い経験どちらもあるように思いますが、とはいえこの城壁から街に入るこの瞬間

「ああ、やはりローマは、ローマ以外のどの場所も代わりになることはできない」

と思うんですよね。

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マルケルス劇場の横を通り、

 

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ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂の横で記念写真。

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そのままトレビの泉に移動します。

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スペイン広場を通過して、

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平和の祭壇アラ・パチスの横をティヴェレ河を北上するルート。

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この辺りは河沿いに建つ建物が綺麗なんですよね。

リベルタ広場のところでティヴェレ河を渡ると、ローマ水道の遺跡を超えて、オペラ「トスカ」の舞台となった、サンタンジェロ城の後ろに出ます。

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サンタンジェロの城の角を右折するとヴァティカンのサンピエトロ大聖堂が見えるのです。

豪華なルートですね。

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話しているうちに仲良くなった運転手さんと、ヴァチカンに着いたところで一緒に写真を撮りました。

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ローマの街は何度も歩いていますが、地下鉄が発達していないので、徒歩だと名所を観るだけでも数日かかります。

タクシーで回ると、こんなに近いんですね。

遺跡の位置関係がよくわかりました。

その後、車はジャニコロの丘を登り、ガリバルディ広場へ。

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ここはローマの街が見下ろせる、絶景ポイントなのです。

ちょうどクラシックカーの展示をしていました。

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かなりの名車もそろっています。

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馬に乗った婦人警官さんも巡回していました。

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僕はローマを一望できる場所としては、サンタンジェロ城の屋上が好きなのですが、

ガリバルディ広場からの景色も、やっぱり素晴らしい。

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ローマの街を一望です。

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この後、空港に向かう途中。

「Goodbye Roma」という、最後にローマの街が見えて、名残を惜しむポイントがあるんだよと、住宅街の中のその場所に連れて行ってもらいました。

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小高い丘の上。

サンピエトロ大聖堂が見えますね。

「Goodbye Roma また次に来る時まで!」

そんな言葉をつぶやいて、タクシーに乗りました。

これだけ回ったのに関わらず、ローマの観光時間約1時間。

トランジット中に、そんな楽しみ方ができるのですね。

そして、ちょうど1週間前に回ったローマの、こんな映像を見つけてしまいました。

実際に1週間前にみたローマの映像が、浮かび上がってきましたよ。

しびれます(笑)。

よろしかったら音量を上げて大画面でご覧ください。

ちょうど出国の2時間前にローマの空港に着いたのですが、実際には大幅ディレイ。

危うくヒースローで乗り継ぎに失敗しそうになり、ヒースローのターミナルをダッシュするはめになったのは、こちらのブログでお伝えしましたよね。

実り多き、秋の英国〜イタリア出張でした。

これで僕の新国際学会周遊記の今秋の英国〜イタリア出張のブログを終わりますね。

明日からはNYです。

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2011年12月 6日 (火)

■英国〜イタリア出張2011秋⑲ シチリア島からローマへ

おはようございます。今日12月6日(火)は、クリニックFの診療日です。

今週は今日と明日外来をやって、8日木曜日より13日までニューヨーク出張が控えています。

こちらが僕の今年最後の海外出張になります。

出張中に施術をお受けすることはできませんが、電話番のスタッフは残っておりますので、ご質問や、帰国後のご予約を賜ることは可能です。

クリニックF 03-3221-6461にお電話ください。

さて、11月に出張で行ったイギリス~イタリアブログはあと二つで終わりますので、アップしてしまいますね。

**************************************************

シチリアからは、朝8時出発。

この後、ローマ、ロンドンと乗り継いで東京に帰る予定です。

約16時間と、短かったシチリア島滞在。

もう少し長くいたかったですね。

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朝の高速道路

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シチリアの山並みがよく見えます。

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折しもベルルスコーニ退陣の話題が出た時でした。

空港の売店で、雑誌もたくさん出ていましたね。

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ボーディングゲートもシチリア風です。

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こんな飛行機でローマに発ちます。

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シチリア島を象徴するような、綺麗な写真が撮れました。

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2011年12月 5日 (月)

Fraxel3デュアルのパンフレット

おはようございます。

「藤本先生はいつ東京にいるんですか?」

と患者さんから御連絡いただきましたが、このとおり僕は東京・四谷で今日も診療を行っています(笑)。

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写真で手にもっているのは、新しいフラクセル3デュアルのパンフレット。

クリニックFの症例写真も載っていますよ。

今週は12月7日水曜日まで診療を行います。8日木曜日からニューヨークです。

お急ぎの方は水曜日までにお越しくださいね。

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2011年12月 3日 (土)

■英国〜イタリア出張2011秋⑱Teatro Massimo di Palermo~テアトロマッシモ

夜のパレルモの街は予想に反して大渋滞。

週末の夜ということもあったのでしょうが、劇場に着くのがぎりぎりになってしまいました。

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劇場は夜のほうが映えますね。

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今回パレルモに来た目的は、この地にあるパレルモ・マッシモ劇場(Teatro Massimo di Palermo)でのオペラ「カルメン」鑑賞でした。

あまりオペラに興味のない方でも、この劇場が映画「ゴットファーザー PartⅢ」の映像でも使用されたと聞けば、ピンと来るかもしれません。

「ゴットファーザー PartⅢ」は、16年前に作られた前2作に比べて評価が分かれるのですが、僕は結構好きなんですよね。

シチリア島出身のイタリアンマフィアであったマイケル・コルレオーネ(アル・パチーノ)の息子のアンソニー・コルレオーネが、父の後を継がずにオペラ歌手としてデビューするのがこのパレルモ・マッシモ劇場。

その賞賛された息子のデビュー公演直後に、マイケルを狙った銃弾が、不幸にもマイケルの娘のメアリーの心臓に当たってしまい、メアリーが命を落とす映画のラスト直前のシーンが印象的でした。

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この劇場の入口、こちらの階段での場面だったんですよね。

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僕も今回初めて行きましたが、重厚感ある本当に素晴らしい劇場でした。

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カルメンのポスターがあります。

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今日の配役も決まっています。

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劇場に入ると、大理石の柱で、とても華やかです。

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昼にチケットをとりに来た時、観光客らしき女性が隣で、今夜のカルメンをどうしても観たいのだけれど、何とかならないかと交渉していましたが、この通り、満員御礼です。

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天井画は12星座のようです。

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このロイヤルボックス席で、アルパチーノ扮するマイケル・コルレオーネが狙撃されそうになるのですよね。

映画で手に汗を握るシーンです。

今回僕がとれたチケットは一階のボックス席だったのですが、たまたまその6人席のひとつに座った1人が日本人で、しかもメゾソプラノのプロのオペラ歌手の方でした。

休みを取って、イタリアやスペインの劇場を回っているのだとか。

オペラ談義で盛り上がってしまい、おかげで異国の地でとても楽しく過ごさせていただきました。

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このカルメンは、以前のブログにも書きましたが、とても新しいディレクション。

もともとのカルメンを知る人であれば、とっても楽しめたと思います。

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特に、この劇場では登場人物がとても多く、多くの群衆を使った迫力ある演出で、とても気に入りました。

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以前も書いたことがあるのですが、カルメンの様に多くの演出がある場合は、カルメン、ホセ、エスカミーリョ、ミカエラの表現は既に完成していて、どこまで自分の演技のオリジナリティを出すかにかかっているのだと思います。

この日の公演は、ミカエラが良い演技をしていて、舞台が締まった気がしますよ。

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劇場から帰るときには、目の前にあまりにたくさんの人が歩いていて驚きました。

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ホテルに帰り、仮眠を取ったのちにはもう帰国となります。

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■英国〜イタリア出張2011秋⑰ Sicilia~シチリア島にて

シチリア島への移動が半日遅れてしまったこの日。空港からパレルモの街に直接向かいます。

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シチリアの山肌。

独特な感じですね。

30分ぐらい走ったでしょうか?

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看板に、「Palermo」パレルモの名前が見えてきました。

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ホテルにチェックインするよりも先に、まずは街の中心にあるテアトロマッシモ劇場に向かいます。

今回シチリアまで足を延ばしたのは、この日の夜この劇場で開催されるオペラ「カルメン」の公演を観るためでした。

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劇場に到着です。

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ライオンもいます。

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劇場の目の前には何かのストでしょうか?

泊まり込みで抗議をしている人たちがいる様子。

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一方でこの様な平和な風景も見られます。

日本から予約していたチケットを無事受け取り、ホテルへ。

20時の開演に合わせ、夜またここに戻ってきます。

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■英国〜イタリア出張2011秋⑯ パレルモ行き飛行機の欠航と卵城

おはようございます。

明日からはまた気温が上がると聞いていますが、今日は雨ですね。

今日12月3日(土)はクリニックFの診療日です。

先週訪れたイタリア出張記ですが、もう少しですので書き上げてしまいますね。

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ナポリのサンカルロ劇場でオペラを楽しんだ翌朝。

朝7時半にナポリから出る、シチリア島パレルモ行きの飛行機に乗るため、ホテルを早朝に出ます。

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この通り、外はまだ真っ暗です。

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タクシーに乗りナポリ空港に着き、チェックインカウンターへ。

すると、

「今日のパレルモ行の飛行機は、土曜日なのでキャンセルとなりました。」

と、言うではないですか!

「??? それではどうしたらいいのですか?」

と聞くと、

「午後1時半まで待てばパレルモ便があるのでそれに乗るか、または朝の便で一旦ローマに向かい、ローマからパレルモ便に乗るか、どちらか選んでください。」

と言うのです。

ローマ経由のほうが少し早く着いたので、そちらを選択するといったのですが、さんざん待たされた挙句、ローマ~パレルモ便が満席でローマに着いても乗れないことが判明。

仕方がないのでホテルに戻り、午後の便で飛行機が飛ぶまで待つことに。

そして、この時間を使ってホテルの目の前にある「卵城」の見学に行くことにしました。

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卵城(Castel dell'Ovo)は、ナポリはサンタルチア港の小島に作られた要塞。

11世紀にノルマン人がこの要塞を築く時に、工事の基礎に卵を据え、この卵が割れる時にはナポリに危機が訪れると呪文がかけられたのが、伝承されたのだそうです。

ナポリには何度か来ていますが、機会がなかなかなくてこちらの見学をしたことがなかったんですよね。

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近くに寄って気づいたのは、かなり巨大な要塞であること。

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この石壁を観てください。

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内部は街の様な造りになっています。

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お城のところどころから海が見える景色は印象的ですが、これは平和の時代だからこその感想なのでしょうね。

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屋上には砲台が据えられています。

海を見下ろしましたが、高さが分かりますね。

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カモメもたくさん飛んでいました。

朝が早かったので、漁に出ている人もいましたよ。

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本来だったらこの方角にヴェスビオ火山が見えるのですが、朝の霞で見えませんでした。

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シチリア島の観光の機会を失ってしまったのは残念でしたが、サンタルチアの港を散歩出来たのは良かったです。

再び空港に向かい、午後のパレルモ行きの便に乗りました。

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旅の最終地、シチリア島パレルモに向かいます。

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2011年12月 2日 (金)

■英国〜イタリア出張2011秋⑮ ロッシーニのオペラ「セミラーミデ」

再びイタリア出張記です。

さて、いよいよサンカルロ劇場開場の時間です。

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皆思い思いに今日の公演の幕開けを待っています。

今まで僕が訪れたほかの劇場に比べて、ドレスアップしている人が多い印象です。

劇場に入っていきます。

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中は、独特の文化感に支配されています。

写真ではうまく伝えきれていないかもしれませんが、さすがミラノ・スカラ座とローマ・オペラ座に並ぶ、イタリア三大歌劇場。高揚する気持ちを抑えられない時間が待っていました。

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ロッシーニの似顔絵。

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赤いコスチュームに身を包んだ受付の女性たちが席を案内してくれます。

そして、いよいよ劇場の中へ。

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スカラ座に匹敵する豪華さと独特の雰囲気。

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一歩入った瞬間から気に入ってしまいました。

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天井画です。

そしてサンカルロ劇場のエンブレム

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「セミラーミデ(Semiramide)」は、ロッシーニがヴォルテールの悲劇「セミラミス」をもとに、1823年に作曲したオペラ。

ロッシーニのイタリア時代最後の作品としても知られています。

古代アッシリア王国での出来事。

主な主人公は、

セミラミーデ(バビロンの女王)

アルサーチェ(アッシリアの士官) こちらはコントラルトまたはメゾソプラノ(女性)が役になります。

アッスール(バール神の末裔の王子)

イドレーノ(インドの王子)

オローエ(バール神の大祭司長)

オペラ「セミラーミデ」のストーリーを簡単に話しますね。

古代アッシリア王国で、前王ニーノが毒殺され、王子ニーニャも行方不明になってから15年が経過し、新王決定の儀式が始まろうとしていますが、新王の名前を発表する儀式で、雷が鳴り、群衆は大騒ぎとなります。

群衆が去ったのち、アッシリアの士官であったアルサーチェが登場しますが、実はアルサーチェこそがニーノ王の息子王子ニーニャであり、大祭司長のオローエが、ニーノ王の遺言書をアルサーチェに見せます。

ところが、そこのは王子ニーニャに対して暗殺の実行犯であるアッスール及び王妃セミラミーデを殺すように、と書かれていたのです。

アルサーチェは自分の母親が自分の父親を殺したという残酷な事実に驚愕します。

ニーノ王の宝剣を譲り受けてアッスールへの復讐を誓うアルサーチェ。

この時のアリア「このむごい災いの一瞬に」が素晴らしいのです。

幕が変わり、セミラーミデの部屋。セミラーミデは、アルサーチェの態度がよそよそしいのを気にして、その理由をしつこく聞こうとします。

このため、アルサーチェは、セミラーミデにニーノ王の遺言書を見せることになるのです。

セミラーミデは、アルサーチェこそが自分の息子であることを知り、自分を殺してニーノ王の仇を打てと言います。

しかしアルサーチェにはセミラーミデを殺す気持ちは全くなく、母子の和解でこの幕は閉じます。

最終幕は、ニーノ王の霊廟の中。アルサーチェこそが行方不明の王子ニーニャであることが宣言され、暗闇の中、アルサーチェの素性を知ったアッスールとの決闘になります。

暗闇の中、アルサーチェ夢中で宝剣を振りかざしますが殺した相手を見て愕然とします。

なんと暗闇の中、アルサーチェが殺した相手はアッスールではなく、ニーノ王の棺の横で、アルサーチェの無事を祈っていた、自分の母親であるセミラミーデだったのです。

幸か不幸か、前王を殺したセミラーミデは遺言書通りに息子である新王に殺されることになるのです。

アルサーチェはこの残酷な事実を、兵士に連行されていくアッスールから言い渡されて、自殺を図るのですが、オローエや神官たちに引き止められ、霊廟を出ます。

霊廟の外では、アルサーチェを新王として歓迎する民衆たちの合唱が響き渡るのです。

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幕間では、どちらかの企業からシャンパンが振る舞われました。

美味しくいただきましたよ。

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セミラーミデはなかなか観る機会がありませんでしたので、とても貴重な体験でした。

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FELLOW 2012

おはようございます。

今日12月2日もクリニックFの開院日です。

診療時間よりもだいぶ早くクリニックについて、論文の執筆をしています。

朝は来客もありませんし、電話もかかってこないので、作業にも集中できるのですよね。

さて、出勤してクリニックFの郵便箱をみると、米国レーザー医学会の専門医標識がエアメールで送られてきました。

2011年の更新の際もブログに書きましたが、昨年は年も明けてから、しかも中頃に届いたものが、今回は前年の末に届いた、ということになります。

今回は承認が早かったようですね。

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こちらが米国レーザー医学会 Fellow(専門医)の2012年の承認シールです。

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毎年増えて、免状に貼りきれなくなりました。

来年のフロリダ州オーランドで開催されるこの学会では、

○様々な波長のレーザーを皮膚に照射することによる皮下に発生する活性酸素の比較演題という基礎工学レーザー系の演題を1つ

○レーザーによる上眼瞼挙上(マドンナリフト)および眼瞼周囲のフラクショナルCO2レーザー照射の臨床演題をもう1つ

合計二つの研究のアブストラクトを出しました。

二つとも演題が通過してくれると嬉しいのですけれどね。

今年は、先月開催された中国全土皮膚科学会で僕自身の70回目の英語による国際学会講演を終えました。

今年も頑張って研究をして、世界の国際学会で発表し、情報を発信していきたいと思います。

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2011年12月 1日 (木)

■英国〜イタリア出張2011秋⑭ ナポリのガッレリアとサンカルロ劇場

おはようございます。今日12月1日(木)はクリニックFは休診日です。

今朝の東京は雨も降り、冷え込みましたね。冬本番が見えてきたような。

僕はいつもより静かなクリニックに篭ってたまった依頼原稿や、工学部論文などの宿題を仕上げようと思っています。

ブログのほうは、もうすこしイギリス~イタリア出張記にお付き合いください。

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アマルフィ~ポジターノまでのドライブから、とんぼ返りでナポリに帰り、その夜。

オペラのチケットをとっています。

サンドイッチの軽食をとって、ホテルからサンタルチア通りを歩き、サンカルロ劇場に向かいます。

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サンタルチア通りには、ナポリの地図がありました。

途中のプレビシート広場。484

向こうにサンフランチェスコ・ディ・パラオ聖堂があります。

サンカルロ劇場が見えてきましたよ。

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本日の公演はロッシーニの「セミラーミデ」です。

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このサンカルロ劇場の正面にはウンベルト1世のガッレリアがあります。

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左手が劇場。右手がガッレリアです。

このガッレリアはミラノのものを、少し小さくしたような感じ。

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ですが、かなり立派な造りです。

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ちょうど中央にはクリスマスの飾りがあります。

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綺麗ですね。

ふと目を落とし、中央の床にあるモザイクを観てみると、どうも12星座のようです。

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こちら魚座。

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これはさそり座ですね。

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人だかりがあるのでそちらにも行ってみると、何やら音楽のバンドのテレビ撮影している現場にも遭遇しました。

しばし演奏を聴いていたのですが、時間が近づいてきましたので、サンカルロ劇場に向かいます。

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ガレリアの正面に見えるのが、サンカルロ劇場です。

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