■NY出張2011冬③ パロマ社 Paul Wienerとスカー(ニキビ痕)治療、ロックフェラーセンター
NY滞在中の予定でいくつか入っているもののひとつに、昨日はボストンのレーザー会社、パロマ社の人がNYCまで来てくれて最新の機器についてなど話をすることになっていました。
待ち合わせの時間は13時。
どなたかエンジニアか営業の方がいらっしゃるのだろうと思いながら、しばらく待っていると
予定の時間に少し遅れて僕のホテルに現れたのは、なんと
パロマ社の副社長Paul Wiener。
姿を見てびっくりしました。
ちょうど先月中国北京で一緒に講演をさせていただく機会に恵まれたのですが、彼はレーザー業界の重鎮として知られています。
世界を飛び回り、とても忙しい日々を送っている人です。
そんな彼が、ちょうど中国にいたときに話題になった愛用の自家用車アウディRS4で、ボストンから2時間以上もかけて僕のためにきてくれたというのですから、感激してしまいました。
その後彼の運転でNYCを移動。
近くのデリで軽食を食べながら、新しい機器や情報などについてお話を伺ったり、ディスカッションをさせていただいたりしましたよ。
こうした業界の最前線におられる方々と話ができる機会に僕は恵まれている方だと思いますが、やはり生の情報というのはとても大切です。
僕自身も勉強になるのはもちろんですが、インスパイアされることも度々あります。
また、これは各国のトップ・レーザー・エンジニアは共通の認識を持っていると思いますが、パロマの1540コンプレッションXDは、スカーの治療には第一選択になりますね。
さて、ポールとの話はいつまでも尽きない中、
「せっかく来たので、誰か友人のNYCの医師を紹介してもらえないか、ぜひクリニックを見学したり話を聞いたりしたいのだけれど・・・」
とお願いしてみました。
彼は手帳を出して、その場で次々と電話をしてくれます。
金曜日の午後だけになかなかアポが入らなかったのですが、有名な形成外科医 Kenneth O. Rothaus M.D.がアッパーイーストサイドで開業されているレーザーオフィスを見学させていただけることになりました。
こぢんまりとした、センスの良い、機能的なオフィスで僕は好きですね。
クリニック見学は毎回とても勉強になります。
半日つきあってくれたポールとは、これでしばしのお別れ。
感謝をしながら別れの言葉を交わしていると、最後に
「Enjoy Your Opera!」
と言われました(笑)。
今晩の演目は「蝶々夫人」。劇場に向かう前に、ロックフェラーセンターのクリスマスツリーを見にいこうと、歩いてみました。
少し歩いているうちにあたりが暗くなってきます。
素晴らしく綺麗でした。
この日の夜のメトロポリタンオペラ。プッチーニの「蝶々夫人」プラシド=ドミンゴ指揮のプラチナチケットを持っていました。
今回の蝶々夫人のMetでの演出は素晴らしいと聞いていたのですが、聞きしに勝る超名演。名演出。
僕はここ数年、世界各地で年間20回近くオペラを観る生活をしているのですが、僕の記憶にある限り、ここまでオペラで感動したのは、2年前にロンドン・コヴェントガーデンのロイヤルオペラで観たアイーダ以来。
涙がこぼれそうになりました。
こういった人生の体験は大切ですね。
世界最先端のレーザー情報がわかる
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