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2012年2月13日 (月)

建国記念日に787で広島へ、日本の教育について考えること

おはようございます。

今日2月13日もクリニックFの診療日です。

実はこの週末はインドで開催されるDERMACOMという皮膚科学会での招待講演が二つ入るはずで予定をあけていました。

Dermacon

ところが2週間前にまさかのキャンセル。

インドらしいですね。

結局インドの招待講演の出張は4月に移動しました。

代わりに日本での天与の休日となりましたので、先週96歳の誕生日を迎えた今年年女の祖母と、両親の顔を見に、週末は広島の呉に行ってきました。

僕自身の生まれ育ちは鎌倉なのですが、約20年前に父が呉市の大学に赴任することになり、それから実家は広島県呉市にあるのです。

今年は新年はヨーロッパで迎えましたので、顔を出せなかったんですよね。

呉に向かった2月11日は建国記念日。

そういえば、戦後、この建国記念日の由来を学校で教えなくなったことが、以前話題になりましたよね。

世界に200近くある現存国家の中で、世界最古に成立した国は日本です。

神倭伊波礼琵古命(かむやまといわれひこのみこと)が初代の神武天皇に即位されたのが紀元前660年の元旦であり、この太陰暦を太陽暦に換算した2月11日が建国記念日と定められました。

次に長い歴史を持つのはデンマーク。10世紀前半にヴァイキングが作り上げたゴーム王国がデンマーク王室の起源と言われています。

三番目に長い歴史を持つのが英国です。初代ウイリアム王1世がフランスから海を渡り、ブリテン島を征服したのが1066年のことです。

日本国成立時には文字による歴史書がありませんでしたので、神話と史実の区別がつかないために、紀元前660年の根拠がないのではという指摘もありますが、古事記や日本書紀といった文字による日本国独自の歴史書が成立したのも700年代の奈良時代です。

日本が現存する最古の国家であることは間違いありません。

ちなみに世界最古の現存会社も日本にあります。大阪府の金剛組は、神社仏閣を含む木造建築工事の会社ですが、設立は起源578年。まだ日本では古墳時代にあたる年です。

僕は仕事がら、世界各国の都市を訪れますが、どの国の人たちも自国に対して誇りを持っていて、それを素直に表現する姿が日本人のそれとあまりに違うため、驚くことが多々ありました。

日本国民は、もっと日本に対して誇りを持ち、あるいは持っている誇りを外から見てもわかりやすいようにアピールしてもよいように思うのですが、僕を含む戦後教育を受けた人たちでは、日本に対して誇りを持てないような、または持っていたとしてもそれをアピールできないような価値観を植え付けられてしまっているような気がします。

奥ゆかしい日本人的な感性や、謙譲や謙遜を美とし一番芯に有るものは近しい人にしか見せないという、日本人的な感覚も背後にはあるのかもしれませんが、これは外国から見たときには非常にわかりづらいものでもあります。

次世代を考えた国家戦略として、教育は最も大切なもののひとつであることは皆が認めるところでしょう。

歴史教育で言えば、アメリカ合衆国なら歴史は1776年以降のことを学べばよいわけですから(そしてここがアメリカ人の時にコンプレックスを刺激する要因になっているようですが)、歴史に関する勉強の密度が、アメリカを母国にするのと日本を母国にするのとではおのずと変わってきます。

日本の教育から、国家の成立、日本国独自の神話、さらに戦後現代史が欠落している点も、日本国の将来のためには改革が必要な時期に来ているのではないかと思います。

そして、教育という意味では歴史教育に限らず、ディベートやセルフプレゼンテーションをいかに他国の人にもわかりやすく行うのか、これも国際コミュニケーション力という教育の一つの分野ですよね。

教育の話については尽きることがありませんので、また別の機会に触れたいと思います。

さて、羽田~広島便と言えば、ボーイング社の新機体787が初めて入った路線。

航空機ファンの僕は、早速その便を予約して、行ってきました。

予約はさすがに満席です。

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機体に入ってまずインパクトがあるのはこの虹色LEDの照明。

そして、窓から見える、緩やかな曲線を描くカーボンで作られた翼。

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工学の叡智が組み込まれた美しい翼。

飛行中はこの翼がしなることで空気抵抗や騒音を減らすのだそうです。

この天井の虹色LEDは、飛行中は消えてしまいます。

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さらに僕的に驚いたのは、こちら

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なんだかわかりますか?

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国際線だと上級クラスのトイレには配備されていることもありますが、なんと国内線エコノミークラスにも、ウォシュレットです。

このウォシュレットも世界に誇れる日本の技術だと思うのですが、残念ながら西洋の国ではトイレに電気製品を入れてはいけないという法律がある国が多いようで、採用できない国が多いのだそうです。

呉のグリーンピア安浦では、ちょうど昨晩のNHK大河ドラマの平清盛で放映された、撮影に使用した唐船が展示されていましたので、観たがっていた母親を伴って行ってきました。

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なかなか見ごたえがありましたよ。

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http://clinic-f.com/

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