■ヨーロッパ4ヶ国巡り 2012年1月(27) ロイヤルバレエ くるみ割り人形
おはようございます。
今日3月6日もクリニックFの診療日です。都内は雨模様ですが、お昼には晴れになる予定だそうです。
今日は都内の大学の薬学部でレーザー医療の講義を頼まれていて、僕は夕方から一度、外出します。
講義を終えたらまたクリニックに戻りますので、ご予約の詳細は03-3221–6461(クリニックF)にお問い合わせくださいね。
僕のブログ国際学会周遊記は年始のロンドンブログの続きです。
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ウィーンからロンドンに移動した夜。
今年初めてのバレエ観劇は、「くるみ割り人形」でした。
そういえば去年の1月には、この演題をパリのオペラバスティーユで観たんですよね。
観劇前に軽食を・・・と、メトロのコヴェントガーデン駅の目の前にあるMARKS & SPENCERでサンドイッチなどを購入。
この店は、ロイヤルオペラハウスで観るときとても便利。
僕は、オペラやコンサートの前にレストランなどでしっかり食事を摂るということができない性分です。
どうにも気が逸ってしまって、ゆったり食事が出来ないんですよね。
さて、こちらロイヤルオペラハウスでバレエを観るのは、2ヶ月ぶり。前回渡英の時には「マノン」を観たのです。
チャイコフスキーの名作「くるみ割り人形」。
どれをとっても素晴らしくきれいな旋律で、つらかった研修医時代に、この曲を聴いて励まされたのを思い出しました。
それこそ、24時間病院に張り付いていましたからね。
考えてみれば、あの時の忍耐が、普通のことでは動じない、今の僕につながっているんだなあ。
くるみ割り人形は、音楽としては好きだったのですが、バレエを観るようになってからは、踊りが無いと物足りなくなってしまいました。
こちらYOUTUBEで見つけた金平糖の精の踊りです。
音楽のセオリーに沿っていないにも関わらず、こうした耳に残る印象的な旋律をどうしてチャイコフスキーは思いつくことが出来るんでしょうね。
くるみ割り人形は、大きく分けると二つの演出があります。
1幕の主役であるクララと、2幕の主役である金平糖の精を同じダンサーが踊る演出と、
クララは子供が演じ金平糖の精は大人が踊る演出
なのですが、この日は別々の演出。
金平糖の精が素晴らしい演技で、ロイヤルオペラの目の肥えた観客から喝采を浴びていました。
東洋人でしたよ。
皆、素晴らしい観劇に、胸を高まらせて帰るのです。
僕の研究や診療など、すべての原動力とも言っていいぐらいの沢山のエネルギーをもらいます。
一番うれしい瞬間ですね。
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