■アメリカ・サンディエゴ出張2012春⑦第70回米国皮膚科学会学会会場
おはようございます。
今日4月2日は、日本における新年度の始まりですね。
東京は晴天に恵まれ、気持ちの良い一日となっています。
さて、昨日は、クリニックFの近くの神楽坂のゴルフコンペに出てきました。
もともと「鳥竹」さんという料理店が始めた年3回開催されるコンペで、昨日でなんと68回目。毎回約40名が参加する歴史あるコンペです。
僕にとっては事実上今年の初ラウンドでしたので、スコアは満足いきませんでしたが、思えば震災以降なんとなくゴルフから遠ざかってしまって、特に国内ではほとんどラウンドできなかったことを思えば、こうして国内でゴルフが出来るだけで幸せなことですよね。
では、今日も引き続きアメリカ・サンディエゴで2012年3月に開催された第70回米国皮膚科学会(AAD)の話をご紹介します。
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学会期間中もあいにくの雨。
雨天の下、このような感じで開催されました。
今年の会場は、こちら。サンディエゴのコンベンションセンター。
窓の外、目の前には米軍基地があり、軍艦も通ります。
会員レジストレーションをしたのち、入口で一枚写真を撮りました。
会場は三階に分かれています。
一番下の階に機器展示会場が。
上層階で学会の講演会場があります。
学会展示場の地図。
今年は例年に比較しても大きいです。
展示場は、歩けど歩けど先が見えないぐらい巨大なもの。
しかしながら、毎年新しい技術は、小さなブースから生まれることが多く、時間をかけながら様々な新開発商材をひとつひとつ、観てゆきます。
白斑と乾癬の治療レーザー器であるXーTRAC。
紫外線域の光を使うと、白髪の治療もできます。
最近クリニックFの患者さんからもそうした声を聞くので、新しい機器がないかと探していると、
このような機器を開発しているメーカーが。
この櫛のようになっている先から、紫外線域の光が出るのです。
プレパラートを大量に作成するときに自動化するキット。
iphoneを使用して、肌の拡大写真を撮り、記録装置としても応用するソフト。
こちらは放射性物質を利用して、癌細胞を治療する治療器。
放射線療法をするのには、数億円の価格の機器をそろえる必要がありましたが、こちらは1800万円程度の機器。ニーズがあるかもしれません。
いくつか新しい機器を確認しながら、会場を歩きます。
こちらの企画はちょっとおもしろかったのですが、組織病変をいち早く見つけ、確定診断をつけるための、皮膚科的病理診断のトーナメント。
8人の医師の参加者が8台の顕微鏡が並べて、正確に診断してゆく競争です。
どの医師も、参加者はかなり真剣で、盛り上がっていましたよ。
各社レーザーメーカーの友人たちにも会いました。
米国DEKA社のデストリビューター
今月にフロリダで開催される僕の学会発表演題について打ち合わせしました。
韓国のルートロニック社ヘイアン社長。
彼の笑顔は健在です。
サイノシュア社に買収されたHOYAコンバイオ社のメドライトC6
クリニックFも、レーザートーニングのユーザーですので、今後の動向に興味があります。
こちら、マーケッターのRobert Ruckです。
サイトン社のジュールというプラットフォーム機器の性能が非常に優れていますし、技術も優れていますので、クリニックFでもずっと購入を考えていますが、今のところ、ほかの機種と機能がかぶってしまうんですよね。
一つでも新しいコンセプトの波長なり、機器特徴があれば、原状のラインナップに加えやすいので、本社にもお願いしているのです。
この次のブログで、今年の学会会場で見つけた新たな機器についてコメントをアップしてゆきますね。
世界最先端のレーザー情報がわかる
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