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2012年4月の30件の記事

2012年4月28日 (土)

■インド国際皮膚科学会ISDS出張⑫ 見事な貴石の数々 麗しき白亜のタージ・マハル

おはようございます。

4月28日(土)。今日もクリニックFの診療日です。

東京は変なお天気が続いていますが、今日は暖かくなりそうですね。ゴールデンウィーク直前で、昨日・本日ともおかげさまでクリニックのほうは満員御礼。少々超過(?)しているようなかんじですが(笑)、気を引き締めて完成度の高い診療を心がけて頑張ってゆこうと思います。

そして、すっきり! とした気持ちでGWを迎えたいですね。

さて、ブログ「新国際学会周遊記」は先週訪れたインドの、タージ・マハルについて。

もうすこし詳しくご紹介していきましょう。

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いよいよタージ・マハルが見えてきました。

想像していたよりもはるかに巨大です。

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祭壇の上にいる人々が「米粒のよう」に確認できます。

タージ・マハル。

ムガル帝国の第5代皇帝シャー・ジャハーンが、14人の子供をもうけた愛妃ムムターズ・マハルが37歳で死去したため、1632年より建設を開始した総大理石の墓廟。

大理石の建材は、インド中から1,000頭以上もの象で運ばれてきたのだそうです。

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シャー・ジャハーンは、日本でいえば、豊臣秀吉や徳川家康と同世代。

当時としては世界最大級の建築物だったのでしょうね。

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シャージャハーンの時代はインド=イスラム文化の最盛期でした。

一方で、文化の爛熟期が、国家の衰退期と重なるのは世の常です。

ムガル帝国はここを頂点に衰退し、最後のスルタンがイギリスにより退位したのが1858年。帝国は消滅しました。

さらに1877年、ヴィクトリア女王の直接統治によるイギリス領インド帝国の成立が宣言されたのはご存じのとおりですよね。再びインドが独立することが出来たのは、第二次世界大戦後の話です。

日本の明治維新も、1868年の話ですから、帝国主義の時代、一歩国の方向性を間違うと国の存続に関わったということですよね。

それにしても、これほどまでに均整がとれた、白亜の美しい建物があるでしょうか?

上から見ると、ちょうど四角形のシンメトリックになっています。

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しばし、疲れを忘れ、見とれてしまいました。

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ちょうど夕日が沈む時間。綺麗に影が差しています。

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ついていた英語ガイドによると、タージマハルには大理石、碧玉、翡翠、トルコ石、ラピスラズリ、サファイア、紅玉髄、などなど、全体で28種類もの宝石・宝玉が嵌め込まれていたのだそうです。

このように、写真で見ると何かで描かれているかのように見える模様も、実際はすべて大理石を削って、貴石がはめ込まれているのです。

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こちらのコーランの文字の黒も、すべて黒い石がはめ込まれているのに驚きます。

未来永劫、このままの形で保存されることを願っていたのでしょうね。

内部中央にはシャージャハーン帝とムムターズ・マハル愛妃の棺(レプリカ)がありましたが、こちらは撮影禁止でした。

本物の正棺は地下にあるのだそうです。

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建物の内部の床も、この通り、綺麗なモザイクで作られていました。

細部まで見事な作りでしたよ。

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2012年4月27日 (金)

■インド国際皮膚科学会ISDS出張⑪ ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーン タージ・マハルの門

アグラ中心から30分ぐらい。

いよいよタージ・マハルへの道に入ったようです。

ゲートが締まるまであと15分。

ドキドキします。

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閉門10分前にチケットセンターに滑り込みました。

あまり人がいません。

とりあえずトイレに行き、さらに700m離れた入口へ向かいます。

タージマハルの領域は、ガソリン車が走れない様になっており、ゴルフ場のカートのような電気自動車で移動するのです。

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ゲートを超えると、ようやくタージマハルの門が見えてきました。

門と言ってもかなり大きな施設ですね。

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ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンがタージマハルを作るのに22年かけたと言いますが、この前門の上には11個のモスク状の飾りがあります。

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門の後部にも11個の飾り。これを一年にひとつづつ作ったのだそうですので、文字通り、22年の歳月をかけて建築したということです。

まずは門で、写真を一枚撮りました。

さすがに5時間休み無く車に揺られ、食事無し。

ぐったりしています(苦笑)。

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しかしながら、このゲートをくぐればタージ・マハル。

門柱から観ると、白亜の建築物が見えてきました。

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長い間車に揺られてきましたので、これには興奮しましたよ。

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■インド国際皮膚科学会ISDS出張⑩ 文化遺産Taj Mahal~タージ・マハルに向かって

おはようございます。

今日4月27日(金)も東京・四谷にあるクリニックFの診療日です。

現在朝2時37分なのですが、おとといまでいたフロリダでは午後3時。

完全に時差ボケでまったく眠れず時間を持て余してしまったため、新しいレーザー機器の照射テストをこんな時間にクリニックでひとりひっそりごそごそと(笑)やっています。

たまにはよいものです。

さて、ブログ「新国際学会周遊記」では、フロリダでさせていただいた講演の話を進める前に、その前の週に滞在したインドの話を終えてしまおうと思います。

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インド滞在2日目。

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12時に講演の枠が終わりましたので、急ぎ会場を後西にし、車に乗り、インド=イスラム文化の代表的建築物であり、インドが誇る文化遺産 Taj Mahal タージ・マハルに向かいます。

タージ・マハルのあるアグラは、デリーより200km離れています。

順調に行っても4時間はかかるよ、と言われました。

初めての国では、陸路を移動したほうが街の様子も分かって楽しいので、車の旅を選ぶことが多いのです。

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最初の数時間は道すがら、楽しめました。

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インドでは牛が神様だといわれていたのを小学校の時に教科書で読みましたが、確かにたくさん牛がいます。

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車窓から見える街の様子も、この通り、あまり日本では見かけないものばかり。

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しかしながら、車に乗るのも3時間を超えてくると、さすがに疲れてきます。

水を飲むことやレストランで食べるのも憚られる、インドの衛生事情を考えると、休憩もなかなかとれません。

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アグラまでは高速道路が通っているという話でしたが、それもほんの一部で、いくつかの街を転々として、すぐに渋滞にはまってしまいます。

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高速道路も、日本であれば遅い車が左側を走るなどと暗黙のルールがありますが、インド人はあまりルールを決めないようです。

真ん中に白線が引いてあっても、皆白線に関係なく車を走らせ、遅い車が日本でいう追い越し車線で居座って、長い車の渋滞を作ることも。

インドは究極の個人主義の国なんですね。

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こんな乗り合いトラックも沢山見ました。

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いくつもの村と街を超え、細いインド道を通り、アグラに到着したのがなんと約5時間後。

途中休むことも考えたのですが、タージ・マハルの閉門が5時半で、時間がぎりぎりだったのです。

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トイレ休みも入れずに、5時間、田舎道に揺られ走り続けました。

さすがにぐったりしました。

ところが、訪れたタージマハルの素晴らしさと言ったら…。

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2012年4月25日 (水)

■ASLMS 2012 in Orlando,Florida③ 帰国しました

昨日、アメリカはフロリダで開催されたASLMS 第32回米国レーザー医学会より帰国しました。

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こちらホテルにある学会会場の地図です。

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学会会場は、この様なドーム状の屋根があり、全天候型。

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フロリダ州は、湖沼にワニが棲息していますが、この温室内部ではワニも飼われていました。

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こちらはワニとカメの甲羅干しですかね(笑)。

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さて、学会の話題に戻します。

学会では今年も多くの演題が発表されていました。

新しい機器として、今回話題になったのは、サイノシュア社の発表したピコ秒755nmのアレキサンドライトレーザー。

以前は50ナノ秒前後がほとんどでしたが、パルス幅を100分の一にした500ピコ秒前後のパルス幅の機器がデビューしたのです。

出力も4ジュールぐらい出ていましたので、単純計算でピークパワーは2桁上がったということ。

破壊度は増したと思います。

比較実験をしていた演題が数多く出ていましたので、興味深く見せて頂きました。

痩身についての機器は、いくつか発表もありましたが、こちらは去年とあまり変わらずといった感じでしたね。

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今年は根本的な意味における新しい機器や新しいテクノロジーが開発/発表されませんでした。

レーザー医療機器の場合、まったく新たな機器を作り上げるためには、平均すると50億円以上の研究費がかかるといわれています。

米国のレーザー販売業績は、上位から

●1位 シネロン/キャンデラ (トリニティ、eマトリックス、ジェントルレース)

●2位 ソルタメディカル (サーマクールCRT、フラクセル3DUAL、アイソレイズ、リポソニックス)

●3位 サイノシュア (メドライトC6、アファームMPX、エリートMPX、レーザースタイリング) 

なのですが、リーマンショック以降、この規模の研究費を捻出できるレーザー企業は、残念ながらアメリカにはないようです。 

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学会会場もこの通り、がらんとして人気が全くない時間もありました。

とはいえ、アメリカで見られた光景がどの国でも見られるかといえばそうではなく、アメリカのこの光景が嘘のように先週訪れたインドはものすごい活気でした。

ヨーロッパやオーストラリアなども、美容市場は非常に活気あふれています。

考えてみれば、美容やアンチエイジングの市場の中心は、アメリカから他国に移りつつあるということなのかもしれません。

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こちらは僕の発表演題です。

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この米国レーザー医学会での発表も10回を超えました。

常連と言えるようになったのでしょうか…。

4月下旬からわずか10日以内にインド、フロリダと二つの学会を回り、合計5つの講演をしてきましたが、なんとか頑張って全スケジュールを終えることができました。

こうしたチャンスを今年も引き続き僕に与えて下さり、ご協力くださった様々な方に感謝の気持ちで一杯です。

ありがとうございました!

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2012年4月23日 (月)

■ASLMS 2012 in Orlando,Florida② 学会発表演題

昨日、米国レーザー医学会2012のすべてのスケジュールを終えました。

あと3時間で帰国のため、オーランド空港に向けて出発です。

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今回の学会では二つの演題発表をしました。

ひとつ目は、ePOSTERの演題

Detection of the different reactive oxygen species induced oxidative stress in skin during 1550nm&1927nm Fractionated laser therapy

レーザー照射後の皮下の酸化を測定した基礎研究の演題です。

そして、口演の二つ目の演題。

Eyelid Skin Tightening for Asian skin : Comparison study of fractional laser devices

マドンナリフト(上まぶた挙上レーザー)の臨床研究の演題でした。

発表時のスクリーンの写真を撮って頂きました。

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壇上での発表は、この口演枠のトップバッター。

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壇上に上がった時、この学会独特の雰囲気にのまれてしまい、最初はちょっと焦りました(笑)が、後半は調子を取り戻し、落ち着いて口演出来たので、発表したかった事は上手く伝わったと思います。

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こちらも壇上で質問を待つシーンです。

オーランドで開かれるこの学会に出席するのは、これで3回目。

発表日程の都合で、前回訪れたNASA宇宙センターや、ディズニーランドにも行きませんでしたが、空き時間にフロリダ会場近くでゴルフを楽しむことができました。

とてもリラックス出来ました。

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本年の米国レーザー医学会での講演について、コメントは帰国後に書きますね。

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2012年4月22日 (日)

■ASLMS 2012 in Orlando,Florida① フロリダ開催米国レーザー医学会2012 参加中

インドから帰国して3日間東京・四谷で外来をした後、ワシントン経由で今年のASLMS 米国レーザー医学会の開催地であるフロリダ州オーランドにやってきました。

現地時間の真夜中に着きましたが、翌朝見た朝日に心が洗われる思いでした。

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オーランドの会場は、僕が記憶している限りでも米国レーザー医学会が3回開催されています。ドクターにとっても人気の場所なんでしょうね。僕自身にとっても、学会会場やその近辺も馴染みがある場所になりました。

それだけ長くこのレーザーという技術に関わっていられることに、感慨深かったですよ。

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「WELCOME」と大きなGATEに迎えられ、ASLMS 2012がいよいよ幕を開けます。

僕もレジストレーションして名札をもらいます。

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今年の学会では二つの発表があります。

ひとつは、eポスターでの発表。

フラクショナルレーザー(フラクセル3)を使用して、照射後の皮下の活性酸素をESRを使用して測定する基礎研究。

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もうひとつは、口演発表。

クリニックFでも人気のある、DEKA社の眼瞼挙上レーザーの「マドンナアイリフト」を、全部で5社のフラクショナルレーザー機器を使用して実験し、パワーとパルス幅、カバレッジなどのパラメータを同一にした後に、皮膚の収縮能力を比較した演題です。

「Eyelid skin tightening for Asian skin -Comparison study of fractional laser devices」

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日本とフロリダとの時差は13時間。

体力的にもちょっときついですが、頑張って最後の発表まで見届けたいと思います。

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2012年4月20日 (金)

天神下皮フ科形成外科クリニック 谷野隆三郎先生

インド帰り、フロリダ出張の合間ですが、昨日は、4月2日に開業された、東京は湯島にある天神下皮フ科形成外科クリニックまで見学に行かせていただきました。

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こちらはいつもお世話になっている、谷野隆三郎先生がご開業されたクリニック。

谷野先生は、慶応大学医学部ご出身で、東海大学形成外科教室教授、東海大学病院病院長を歴任された、我々の世界ではそのお名前を存じ上げない医師がいないほどの、そう、いわば「雲の上の存在」の方です。

そんな谷野先生が、

「大学病院レべルの診療を地域の皆様に」

というコンセプトで、学問の神様でもある湯島天神のすぐ手前に作られたクリニック。

JR御徒町駅や、東京メトロ湯島駅から東大病院に向かう坂の途中にありますので、僕にとっても馴染みのある場所です。

レーザー機器は最新のものが揃っていますし、皮膚科、形成外科診療に加えて、脱毛外来や禁煙外来といった専門外来もやっていらっしゃいました。

こちら、保険適応の禁煙薬「チャンピックス・スターターキット」。

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僕は煙草は吸いませんが、この禁煙薬の禁煙効果はかなり高いようですよ。

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谷野先生のお人柄でしょう、非常勤にも素晴らしいドクターが揃い、文京区界隈にお住まいの方にとっては、こうしたアクセスの良い場所で、しかも大学病院のように長い時間待つ事無く、信頼厚いドクター陣に診ていただけるわけですから、心強いですよね。

僕にとってもこの日は谷野先生とゆっくりお話も出来て、とても勉強になる一日となりました。

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2012年4月19日 (木)

■インド国際皮膚科学会ISDS出張⑨ Timpac社のスポンサードセッション、フラクショナル機器の比較研究

明けた翌朝。

今回二度目の講演です。

二度目の講演は、米国パロマ社の製品を扱うTimpac社のスポンサードセッション。

学会会場では僕の名前が入ったこんな招待状が配られていました。

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こちらは正式な学会誌のスケジュール表。

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僕はパロマ社スターラックス、クリニックFにも導入されているコンプレッションフラクショナルレーザー1540XDについて、他社のフラクショナルレーザー機器との違いを含めて説明してきました。

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世界的にもフラクショナルレーザーを何台も所有し、疾患や状態によって使い分けているドクターというのはあまりいません。

そのため、

「この症例には、このようなメリットがあるこの機器が適する」

といった説明に対し、後々たくさんの質問を受けました。

フラクショナルレーザー機器を比較使用した経験の無いドクターばかりなので、皆興味津々なのでしょう。

中にはクリニックFにフェローとして入れてもらえないかと、わざわざお願いにきたインド人の先生もおり、(インドの医師免許は日本では使えないと思うとお断りしたのですが)皆本当に熱心ですね。

学会展示場を歩いていると、「ドクターフジモト!」と、結構声がかかります。

インドに滞在したのは初めてなのですが、アジア系の学会で顔を合わす人も多いのですよね。

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学会のブースはとても広いというわけではありませんでしたが、各国から興味深い機器が集まってきていましたよ。

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インド国際皮膚科学会ISDSで、今回配布されたのがこのコングレスバック。

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国際学会なので、気合が入っていますね(笑)。

この日の講演は、午前中に終わったので、楽しみにしていたタージマハルまで向かうことにしました。

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■インド国際皮膚科学会ISDS出張⑧ Samir Srivastavとインド料理を食べる

おはようございます。

今日4月19日木曜日はクリニックFは休診日です。

僕は午後から米国フロリダ州オーランドで開催される、米国レーザー医学会に参加するため渡米します。

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この日の夜は、インドおよび中東に200以上もの美容クリニックチェーンを展開している、VLCCのオーナーであるSamir Srivastavとの会食でした。

実はこの人物。先日ドバイで見学させていただいたKAYAクリニックグループを作り上げた人物でもあるのです。

KAYAを売却し、さらに対抗する組織を作ったという、医師というよりはビジネスマンですね。

歳は僕とほぼ一緒の40代前半。

現在は、開業するドクター教育のため(3か月余り、みっちりと教育するそうです。)南アジアを転々とする生活なのだそうですよ。

話していてとても愉快な楽しい人でしたが、ビジネスを成功させるには、人として魅力があることが大切なのですね。

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デリーならではのレストランを紹介するよというので行ってきました。

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こちらのお店。

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民族衣装を着たスタッフが出迎えてくれます。

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店内の様子はこのような感じです。

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インド料理を中心とした料理が出てきました。

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インドワインというものも飲んでみました。

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インドのワインは初めて飲みましたが、これがなかなかおいしかったですよ。

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■インド国際皮膚科学会ISDS出張⑦ ローディー廟

初日に見学したデリーの遺跡。

ローディー廟の写真をご紹介しますね。

おおよそのインドの外人向けの入場券は、インド人の20倍の値段がついています。

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このローディー廟も同じよう。

インド人5ルピア。外国人100ルピア。

デリーにイスラム王朝が出来たのは12世紀ですが、そこからは奴隷王朝、サイード朝、ローディー朝を経てムガール王朝になります。

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タージマハルまで足を伸ばせない観光客は、このローディー廟か、フマユーン廟に見学にくるそうですが、確かに作りもインド風モスクで、興味深い建築物でした。

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近くで観るとかなりの迫力があります。

インド風のモスクを観たのは初めてで、インパクトがありましたよ。

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廟の中で語り合う、カップルの写真が綺麗に撮れました。

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2012年4月18日 (水)

■インド国際皮膚科学会ISDS出張⑥ インド門 第一次世界大戦の傷跡

学会会期中、ニューデリーを車で走りました。

こちらはインド官庁街。

正面に見えるのが大統領官邸です。

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官邸から正反対の方向にはインド門があります。

インド門は、第一次世界大戦の戦没者に対するモニュメント。

インドは第一次世界大戦で、戦後の独立を約束されたため、イギリスのために多くの犠牲を払って戦いましたが、結局独立は実現しませんでした。

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門の高さは42m。

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見上げると、かなり高いです。

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この塔には、戦没者の13000人の名前が彫られているそうです。

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インド門の周りは、市民の憩いの場になっていました。

野球のようなゲームをしている集団もいましたよ。

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■インド国際皮膚科学会ISDS出張⑤ インド学会一日目のアクネスカーの招待講演

おはようございます。

今日4月18日もクリニックFの診療日です。

インドより帰国したばかりですが、明日より米国レーザー医学会に出張です。

口演発表ですので、プレゼン作成の準備に頑張っています。

さて、僕のブログ国際学会周遊記は、インド国際皮膚外科学会の一つ目の招待講演の話。

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今回は、学会初日のニキビ跡治療のセッションで、1つ目の学会招待演者枠で話をすることになりました。

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下から二番目に僕の名前があるのがわかりますか?

座長は、ニューヨークの超有名ドクターの、サディック医師。

実は2008年に彼のクリニックを見学させていただいて以来の再会。

まさかインドで再会するとは思いませんでしたよ(笑)。

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アクネスカーの演題だけに、参加医師たちの本気度も違います。

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クリニックFで使用しているフラクショナルレーザー機器を、いかに使い分けて、ニキビ跡の治療をしているかを話させていただきました。

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2012年4月17日 (火)

■インド国際皮膚科学会ISDS出張④ クトゥブ・ミナール オーパーツ アショカピラー

さて翌朝。

こちらはホテルのラウンジでの様子。

鬱蒼とした熱帯の植物がありますね。

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タイムズ・オブ・インディアを読みながら、朝食を食べます。

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インド料理に挑戦してみました。

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インド全土では、ハリウッド以上に映画が製作されているという話を聞いたことがありませんか?

インドは映画大国なのです。

ちょうど、過去ベスト40の人気映画が特集されていました。

インドの映画といえば、僕としては忘れられないのが、「ムトゥー踊るマハラジャ」という映画なのですが、このベスト40には入っていなかったですね。

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朝食を食べたのち、学会会場で今回の招待先の企業と打ち合わせ。

学会開催期間中の講演の日程を確認します。

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結果。初日の今日は、16時半にニキビ跡のセッションで講演があり、それまでは自由な時間となることになりました。

限られたインド滞在時間。

まずはデリー周辺の、クトゥブ・ミナールに行くことにしました。

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こちらは1026年から1290年の、インド最初のイスラム王朝である奴隷王朝(Slave Dynasty)の遺跡。

初代スルタンのアイバクがヒンドゥー教徒への勝利を記念して建てた塔。

アイバク含め3代の王が、奴隷階級の出身であったことからこの名前がついたのです。

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観ての通り、かなり大きな塔ですね。

初代アイバクが作り上げたのは、この第一層で、後の王たちが、塔を上に伸ばしていったのだそうです。

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彫刻は綺麗ですね。

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この塔の奥には、世界の「オーパーツ」といわれるもののひとつ。

「アショカピラー(デリーの鉄柱)」

があります。

ところで、オーパーツって、ご存知ですか?

オーパーツとは、「OOPARTS(out-of-place artifacts)」、つまり「場違いな工芸品」という意味。

発見された場所や時代とはまったくそぐわないと考えられる物品のことで「アステカの水晶どくろ」や「コロンビアの黄金のスペースシャトル」などが有名ですよね。

こちらの鉄塔もグプタ王朝(4世紀)がインドを統一した記念に作られたといいます。

1700年も経過したのちも腐食していないのです。

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ゲートを超えると見えてきました。

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子供の大きさからわかるでしょうか?

約7mぐらいの鉄柱です。

鉄柱が1700年前から錆びないというのはやはり不思議なことですね。

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こちらのゲートはクワット ウル イスラム マスジット

風が強かったです。

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綺麗な造りですが、もともとはヒンドゥー寺院やジャイナ寺院をゾウで破壊した石で作られているのだそうです。

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石をみると、それぞれ違います。

独特の雰囲気ですね。

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遺跡の方からクトゥブ・ミナールを観ると、このような情景です。

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数世紀、数王朝を乗り越えた歴史がクトゥブ・ミナールには刻まれているのですね。

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写真では見えにくいのですが、実はこの日はものすごい突風で、乾燥し、ほこりが舞っていました。

生ジュース屋さんも出ていましたが、これを飲む勇気はさすがになかったですね(苦笑)。

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■インド国際皮膚科学会ISDS出張③ 国際皮膚外科学会 ISDS開催

滞在先のホテルで開催されている、インドの国際皮膚外科学会 ISDS。

到着したちょうどその時に、エレベーターで本学会の副会長の先生に会い、開会レセプションをやっていましたので、参加してきました。

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まずは合唱で学会のレセプションが始まります。

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今回は二つの学会が合同開催され、初めての国際学会でもあったようで、海外からの来賓(僕も含むのですが)の挨拶などが開催されました。

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このような円卓での学会。

珍しいですね。

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開会の式典で火がともされます。

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1000ページ以上にわたる、学会での教科書が完成したそうで、これもお披露目されていましたよ。

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このようなホテルでした。

インド独特のイントネーションで話される英語に慣れるまで、ちょっと時間がかかりそうですが、だいたいどの様なドクターが参加するのかは、よくわかりました。

明日はひとつ目の招待講演がありますので、少し手直しをしなきゃ。

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2012年4月16日 (月)

■インド国際皮膚科学会ISDS出張② インドの国際皮膚外科学会の招待講演より帰りました

おはようございます。

4月16日(月)。エアインディアでデリーより今朝帰国し、そのままクリニックにやってきました。

4日ぶりにクリニックFの診療日です。

インドには3日間滞在しました。

ISDS(Internatinal Society for Dermatologic Surgery)2012では、学会の招待演者枠で二日間講演し、最終日の昨日日曜日は実際にレーザー機器を使用したデモンストレーションをしてきました。

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短い期間でしたが、仕事としても得るものが多く、また生まれて初めてのインドということで様々なものを見ることができました。

実り多い出張となりました。

さて、今回の滞在で、仕事をなんとか終えることができたらなんとしても行ってみたかったのが、デリーから200km離れたアグラという都市にある「タージマハル」です。

17世紀のインドのムガル帝国。

ムガール帝国は、オスマントルコやチムール帝国といったモンゴル帝国の血をひくひとつですが、その最盛期ともいえる第5代皇帝のシャー・ジャハーンが、亡き愛妃のために22年もかけて作り上げた白亜の巨大建築物が、タージマハルです。Img_5719

どうしても一度見てみたかったんですよね。

どうにか予定をやりくりし、二日目の講演を終えた12時にいざ出発。

道なきインド道を5時間半かけて車で走り、行ってきました。

到着したのは日暮れの閉門直前。

この時間ならではの、ちょうど日没にかかる素晴らしい景色を観ることができました。

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幸運でしたね。

夜7時にアグラを出ましたが、ホテルに着いたのはなんと真夜中の1時でしたよ。

さて、帰国した僕ですが、次はアメリカ出張が待っています。

今週は今日16日から明後日18日まで診療させていただき、木曜日からフロリダのオーランドで開催される米国レーザー医学会の講演のため、僕の外来は24日まで休診をいただくことになります。

ご迷惑をおかけしますが、スタッフは通常出勤しておりますので、ご予約やご質問がありましたらご連絡くださいね。

インドで撮った写真はまだありますので、明日以降アップしていきます。

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2012年4月13日 (金)

■インド国際皮膚科学会ISDS出張① インドに着きました!

初めてエアインディアに乗って、インドに来ました。

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こちらの気温は、夕方5時で34度。

日本との時差は3時間30分です。

30分単位で時差がある地域は、世界でも数カ所しかなくて、稀ですよね。

旧宗主国の大英帝国のGMT(世界標準時)に対抗したんでしょうか?

快晴の成田空港。

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僕は今まで、世界の70か国近い国と経済地域を訪れていますが、インドは今回は初めて。

なぜか縁がなかったのです。

一回インドに行くと、二度と行かない人と、どっぷりインドにはまる人がいると言いますよね。

インドのデリーまでの航路は中国の真上を通り、ヒマラヤ山脈の東を越えるルート。

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こちらはおそらくチベット上空の山岳地帯。

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注意深く見ていたのですが、残念ながらヒマラヤ山脈の写真を収めることはできませんでした。

ちょっと航路がずれていたんでしょうか?

気付いた時にはもうデリーに着陸しますよとのアナウンス。

このような田園の景色でした。

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インディーラ・ガンジー国際空港。

エアインディアの航空機が沢山あります。

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いよいよインドに入国です。

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パスポートセンターでちょっとびっくりしたのが、この光景。

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独特な雰囲気ですね。

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空港に着き、GATE No.7でタクシードライバーが名前を待っているというメールをもらっていたのですが、GATEを出ると誰もいません。

しかも、到着ロビーのGATEはNo.6までしかないと、空港の人に言われてしまいました。

ドライバーの携帯電話の番号が分かったので、なんとか事なきを得ましたが、まずは軽くインドの洗礼を浴びた感じです。

まあ想定範囲内ですね。

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インド到着早々に、夕日を観ることができました。

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2012年4月12日 (木)

銀座フェルメール 光の王国展

おはようございます。

今日4月12日は木曜日。クリニックFは休診日ですが、今日からインドの国際皮膚外科学会の招待講演に出張してきます。

明日の金曜日と土曜日は、クリニックのスタッフは出勤していますので、ご予約やご質問がありましたらクリニックF(03-3221-6461)までお電話くださいね。

***********************

忙しい日々を送っていますが、昨日は朝から1時間半ぐらい時間が空いたので、以前から行きたかった、銀座6丁目で開催されている「フェルメール 光の王国展」に行ってきました。

こちらの展示会は、同級生の東大アレルギー科 関谷剛先生ご推薦。

関谷先生は全日空ANAの機内誌に「日本の城」というコラム連載を持っているのですが、同じANAの機内誌で青山学院大学教授の福岡伸一先生がフェルメールについて連載されていました。

福岡先生の本は「生物と無生物のあいだ」「動的平衡 1 2」、「フェルメール 光の王国」も含め大変おもしろく、読む度に発見や感動を味わえる名著ばかりです。

理系の頭脳を持ちながら文章力も同時にある人というのはなかなかお目にかかれないので、我々理系の人間にとっては貴重な存在だとおもい、尊敬しています。

そんな福岡先生と関谷先生はお友達なのだそうです。とてもうらやましいです(笑)。

この「光の王国」展は、7月22日までの期間限定銀座フェルメールセンターで開催されています。

展示は、福岡先生監修の元、フェルメールの絵画全37枚の複製を年代順に展示しています。

銀座6丁目、みゆき通り沿い。遠くからでもすぐに見つかりました。

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今回の展示は、デルフトのフェルメールセンターとも完全提携をしているそうです。

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フェルメールは、特にパトロンを見つけて以降、宝石を砕いて使用していたりと、画材そのものに質の高いものを使用しています。そのためか実際に本物の絵に対峙すると、画集で見たときの印象が、がらりと変わります。

とはいえ、今回の展示会は複製なので、正直あまり期待しないで行ったのです。

ところが、良い意味で期待は裏切られました。

飾られている額や、絵画の大きさが実際のものと全く同じであるということで、思いがけない発見があったのです。

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今回初めて気づきましたが、額縁というのは、思ったよりも記憶に残っているものです。

実際に絵を見た時の記憶を思い出すトリガーになるのですね。

そういえば、あの美術館で観た時には雨が降ってきて困ったなあ・・・

とか

あの美術館に行くのは、街の中心からかなり離れていて苦労したなあ

とか、

フェルメールの実物を観た時の記憶を反芻しながら鑑賞することが出来たので、とても楽しい一時間を過ごすことが出来たのです。

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そして、複製とはいえ絶対同じ場所にもう揃うことのない、フェルメール全37作品が一同に介し、それを観られるというのは、ある意味めったにない機会でした。

中でも、

ボストン、イザベラ・スチュワート・ガードナー美術館から90年に盗まれたまま未発見の「合奏」。

僕は永久に観ることが出来ないのではないかと思っていました。

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また、個人のコレクターが持っているために、公に出ることが無かった、「ヴァージナルの前に座る若い女」。

こちらはフェルメール最後の作品として知られていますが、

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こちらも見ごたえがありました。

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2012年4月11日 (水)

■アメリカ・サンディエゴ出張2012春⑯ サンディエゴの夜 食事 帰国

サンディエゴでの2012年米国皮膚科学会。

夜のサンディエゴの景色です。

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夜の学会会場の雰囲気もまた違いますね。

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来年の米国皮膚科学会は再びマイアミビーチ(Miami Beach, Fla., March 1-5, 2013)での開催だそうです。

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最後に、サンディエゴでいただいた料理をアップしますね。

サンディエゴは海が近いこともあって、海産物がおいしく、食は極めて充実していました。

僕はアメリカに行くと、たいてい痩せて帰ってくるのですが、今回は違いましたね(笑)。

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牡蠣も美味でした。

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こちらはクラブケーキ。僕の好物のひとつです。

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魚もおいしいです。

さらに、ウニは日本に輸出するほど豊富です。

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僕はウニが大好物なのです。

お寿司も素晴らしかったですが、

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イタリアンで出てきたこちらのウニスパには感動しました。

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今までアメリカで食べたイタリアンの中で、最上級の味でした。

最後に、こちらのお店でいただいたBaked Araskaというアイスクリームの料理。

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火がついた状態で出てきたのにはびっくりです。

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あまり甘党ではない僕も、食べられましたね。

滞在は4日でしたので、あっという間に帰国となりました。

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帰りはサンフランシスコ経由。

天気予報の新聞を見ましたが、西海岸は真っ青。

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滞在中。寒かったわけですね。

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帰りは747でした。

これで僕の新国際学会周遊記 2012年米国皮膚科学会編はおしまいです。

明日からのインド出張記。さらに、翌週のフロリダの米国レーザー医学会出張記をお楽しみに。

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■アメリカ・サンディエゴ出張2012春⑮ サンディエゴ スペイン音楽のライブハウス Sevilla

おはようございます。

今日4月11日(水)はクリニックFの診療日です。

明日からインド出張。皮膚科学会での招待講演をさせていただく関係で、今週金曜日と土曜日は休診を頂きます。

今日のクリニックはほぼ満杯。海外からのお客さんもいらっしゃいます。打ち合わせもいくつか入っていますので、忙しい一日となりそうですね。

クリニックからも見えるホテルニューオータニでは、日本形成外科学会が開催されます。

ちょっとでも顔を出せれば良いと思っているのですが。。。時間があるかな?

さて、僕のブログ「新国際学会周遊記」は、今日でサンディエゴで開催された今年のAAD米国皮膚科学会の出張記を終えてしまう予定です。頑張ります(笑)。

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サンディエゴ開催の米国皮膚科学会(AAD)期間中。

ドクターたちとの会食後、サンディエゴのダウンタウンにスペイン音楽を聴きに行きました。

ラテンアメリカとの国境にあり、さらに元メキシコ領でもあったサンディエゴ。

スペイン系の住民も多く、本場のスペイン音楽を聴くことが出来ました。

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テキーラをひっかけて、いい気持ちで演奏を待ちます。

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こちら、Sevilla (セビリア)というお店。

スペイン南部のアンダルシア地方の州都の地名で、オペラ「カルメン」にも出てきますよね。

僕はもう10年以上行っていませんが、久しぶりに行ってみたいなあ。

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内装はスペインらしく赤を基調としています。

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夜もだんだんと更けて、ライブが始まる時間にはこんなに人が集まります。

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普段からよく耳にする旋律が多く、非常に楽しむことができましたよ。

動画も撮りましたのでご覧ください。

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スペインと言えば、闘牛とフラメンコですよね。

本場のフラメンコを観たことがありますが、素晴らしかったのを思い出しましたよ。

そうそう、スペインはレーザー医療機器を開発しているメーカーが沢山あるのです。

「レーザーバロセロナ」という学会が定期的に開催されていますし、ラテン系アメリカ諸国と合わせて、「レーザーラボ」という学会も開催しています。

一度様子を見に行きたいのですが、やっぱり講演も展示会もスペイン語メインなんでしょうね。

クリニックFにも導入している「インディバMD」もスペイン製の機器ですから、結構気が合う人も多いのかな(笑)。

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テキーラとライムの入ったコロナビールで、ずいぶん長いこと楽しんでしまいました。

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2012年4月10日 (火)

2012年 ニューオータニの桜 赤坂プリンスホテルの桜 外堀土手の桜

今日は銀座で一つ打ち合わせ。

クリニックFに帰る途中、ひとつ前の赤坂見附で降りて、弁慶橋を渡り、ニューオータニの庭園を歩き、さらに上智大学前の外堀土手を歩きながら、クリニックまで歩くルートで桜を散策しました。

紀尾井町近辺の、僕が好きな散歩道なのです。

いよいよ解体工事に入る赤坂プリンス。

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こちらの桜はどうなってしまうのでしょうか?

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明日から形成外科学会が開催される、ホテルニューオータニの庭園の中を通過します。

花が見事なまでに満開です。

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椿もいくつか咲いていましたが、この花が咲き頃。

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ニューオータニの中の庭園の中に、こんな建物があるのですが、ご存知ですか?

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オータニを出て、上智大学の前の外堀土手を歩きます。

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こちらは桜のトンネルです。

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桜のトンネルからふと新宿方面を見ると、NTTドコモビルが見えました。

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上智大学は新入生歓迎会でしょうか?

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とてもにぎわっています。

ここまで来ると、クリニックFは目と鼻の先です。

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2012年 四ツ谷の桜 目黒川の桜 ミッドタウンの桜

おはようございます。

今年は桜が遅いおかげで、桜を楽しむことができました。

昨日、都内で撮った写真をご紹介しますね。

こちらは四谷の市ヶ谷方面へ向かう桜です。

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そして、こちらは昨日打ち合わせの帰りに立ち寄りした目黒川の桜。

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こちらは夜の六本木の会食の後に撮ったミッドタウンの桜。

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■アメリカ・サンディエゴ出張2012春⑭ 再び国境を超えてアメリカへ

メキシコ側からの国境通過は、車で数時間待つのは当たり前なのだそうです。

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遥か彼方まで車で埋まっています。

観光バスはルートを変えて、山の上の国境沿いを走りました。

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高い壁が張り巡らされた様子に、尋常ではない緊張感が漂いますね。

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国境管理局にバスは到着し、歩いて国境を渡ります。

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こちらがUSとメキシコのボーダー。

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この壁の向こう側で生を得るか、こちら側で生を得るかによって、10倍近い所得格差があるのです。

ここまでの格差がある地続きの国境は、南北朝鮮の国境ぐらいでしょうか。

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メキシコは何とも言えない緊張感がありましたので、国境を越え、サンディエゴのクアルコム・スタジアムが見えてきたときにはホッとしましたよ。

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2012年4月 9日 (月)

■アメリカ・サンディエゴ出張2012春⑬ タコスとTres Amigosと

ティフアナで、メキシコ料理もいただきました。

こんなホテルの下にあるレストラン。

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中に入ると、陽気な音楽が流れています。

いわゆるTres Amigosですね。

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でも、音楽はまんざらでもない様子。

頼んだタコスは、アボガドが入ったこちら。

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お腹を壊さないかちょっと心配しましたが、かなりおいしかったです。

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■アメリカ・サンディエゴ出張2012春⑫ 薬やさん

国境の街、ティワナ。

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こちらのアーチはティフアナを代表する中心になります。

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かなり大きなアーチです。

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こうした観光客目当てのお店の他に

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街を歩くと、薬屋さんが多いのに気づきます。

米国だと処方箋が必要な薬が、こちらでは処方箋なしで、しかもディスカウントで手に入るのです。

だいたい3割から5割引きですので、国境を渡り仕入れに来る業者もあるようです。

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ラテン系アメリカと、アングロサクソンのアメリカ。

文化様式も大きく違います。

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■アメリカ・サンディエゴ出張2012春⑪ メキシコへ Dear Tijuana

おはようございます。

4月9日、今日はクリニックFの診療日です。

昨日は都内を車で走りましたが、イギリス大使館や千鳥ヶ淵の桜が本当に綺麗でした。

このところ、海外の友人の来日が多いのですが、先週の金曜日も、Quantel Derm社(欧州レーザー医療機器)のFranckとニューオータニでお酒を飲んでいました。

今までに何度も日本に来ているが、桜がこんなに美しいとは思わなかったので、今回は移動にメトロではなく、タクシーを利用した。

東京のいたる所に桜があり、こんなに美しい都市と思わなかったと言っていましたよ。

考えてみれば、世界の大都市と比較しても、東京は都市の中に緑が多いですよね。

なかでも都会の景色の印象を一変させるソメイヨシノの美しさは特殊なもの。

ニューヨークのセントラルパークや、ロンドンのハイドパークなどにも綺麗な花はありますが、もしも桜があったら趣が変わるのでしょうね。

僕のブログ、国際学会周遊記は、3月にサンディエゴで開催された米国皮膚科学会の番外編。

サンディエゴ滞在中に、メキシコまで足を伸ばした話です。

木曜日のインドの出張までに終えてしまわなければ。

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サンディエゴから車で30分南下すると、メキシコとの国境を越えて、メキシコのティワナ (Tijuana)という都市に行くことができます。

以前もこのルートで国境を超えたことがあるのですが、今回の滞在中にも、バスツアーで行ってきました。

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ホテルで待っている間、一瞬だけ陽が差しました。

大きなバスに乗り込み、メキシコの国境を目指します。

参加者はイタリア人、ドイツ人、イギリス人など。

海外から全米皮膚科学会に来た医師やその家族たちが多数を占めているようでした。

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サンディエゴ湾に軍艦が見えます。

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南下するに従い、だんだん街がなくなってきます。

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このような国境をバスで超えることに。

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車内で国境を超えるのがわかります。

アメリカからメキシコに行くと国境を超えるのは非常に楽なのですが、反対に車でメキシコからアメリカに向かい国境を超えるのは大変な混雑で、数時間待つことがほとんどだそうです。

国境を超えると、スペイン語圏のラテンアメリカ。

車窓からも明らかに違うところに来たなあという雰囲気です。

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確か以前に来たときは5年前だったのですが、様子も変わっていませんね。

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バスを降りて、散策してみることにしました。

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2012年4月 7日 (土)

花見のピークを迎えた四谷 デンマークからの客人 ISDS インド国際皮膚外科学会 招待講演

おはようございます。

4月7日(土)。今日もクリニックFの診療日です。

お花見のピークを迎えた週末。四谷の駅周りにも出店が出ているようです。

診察を抜け出して行きたいところですが(笑)難しそうですね。

代わりに?といってはなんですが、スタッフが「いかやき」を買ってきてくれましたので、それを食べて、院長室の窓から盛り上がる街を眺め、お祭り気分を(気分だけ)しばし味わっておこうと思います。

さて、形成外科学会が近いこともあって、最近海外からのお客さんが多いのです。

昨日はデンマークより来日中のエリプス社Jens Petersenと、診療後赤坂で会食。

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シミや血管の光治療器の、IP2Lの歴史を聞いたりと、楽しい時間となりました。

IP2Lは優れた組織選択性を持ち、切れ味の良いフォトフェイシャルとして、通好みの光治療機器として知られていますが、1997年の技術なんですね。

昨年にデビューさせた血管治療用のヤグレーザー機器の話題にもなりました。

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メカニカル構造好きな僕としては、質問もマニアックになってしまうのですが、なぜエリプスの機器が他社よりも優れているか、図を書いて説明してもらいましたよ。

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話題変わって

インド・デリー近くで来週12日から14日で開催される、インド国際皮膚外科学会の招待講演の依頼があり、来週インドに行ってきます。

それに伴って、クリニックFの僕の診療は、13日と14日はお休みを頂く予定です。

いつもご迷惑をおかけしまい申し訳ないのですが、また新たな技術を勉強し、インターナショナルな医師の間でネットワークを広げるために努力し、お土産をもって帰ってくるつもりです。

電話番のスタッフは暦通り出勤していますので、ご予約やご質問がありましたらクリニックにお電話(03-3221−6461)くださいね。

これまで60近くの国および経済特別区などの都市を滞在したことのある僕ですが

インドはかつて学会が2度延期になったことはありますが、実現して行くのは今回が初めてです。

送られてきたインド国際皮膚外科学会のパンフレット。

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こちら、招待講演者の中に、僕の名前を見つけました。

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ちょうど、日本ではホテルニューオータニで日本形成外科学会が開催される日程。

インドに招待される日本人は僕だけのようです。

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今回はニキビ跡の臨床評価についての演題。

1540nmの波長を使った米国パロマ社のコンプレッション・フラクショナルレーザー機器について講演してきます。

招待先のインドの企業からは、カクテルパーティや、ドクターとのディスカッションなどの予定がどんどん送られてきますが、プレッシャーです。

タージマハルを観光する時間があればいいなあ(笑)。

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2012年4月 5日 (木)

■アメリカ・サンディエゴ出張2012春⑩ 新しい技術 驚く解像度 MPTflex マルチフォトン走査型レーザー顕微鏡 TRASER

おはようございます。気持ちの良い一日となりそうですね。桜も綺麗な東京です。

今日4月5日(木)はクリニックFの休診日。

昼過ぎまで打ち合わせがあり、その後工学部大学院の研究室に顔を出そうと思っています。

来週はインドで開催される皮膚学会の招待講演があります。ようやく講演依頼の詳細が来ましたので、そのプレゼンの準備に数日間大忙しとなりそうです。

さて、「新国際学会周遊記」は、本年の米国皮膚科学会のブログです。

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今回学会会場を歩いていて見つけた、レーザー関係の新技術があります。

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一つはこの機器なのですが、これ、なんだかわかりますか?

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ドイツのJenlaboというメーカーで、 MPTflexという機器なのですが、こちらはマルチフォトン走査型レーザー顕微鏡。

国内にもすでに4台の納入があるそうです。

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近赤外線レーザーを使用した機器ですが、こちらの特筆すべき技術は驚くべき解像度。

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光学顕微鏡に近いのです。

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ちなみに僕の腕で、一週間前にフラクショナルレーザーを照射したところを見てみました。

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照射径と、かさぶたが、完全に表出されます。

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近赤外の波長を利用した場合、理論上、0.5μm程度の解像度が限度と考えられますが、ほぼ、限界に近い表出力。

このほかレーザーを使った機器も開発しているようで、技術力を持った会社だと思います。

そして、もう一つ、LASERでもIPLでもないTRASERという第三の光技術を開発しているヴィーナスコンセプト社。

こうした機器の技術革新にはとても興味があります。

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この技術は、昨年のノースカロライナで開催された皮膚科系レーザー学会である、コントロバーシーズ&カンバセーションズで発表されたのですが、二つのレーザーロッドを利用して、ナローバンドの光を作り上げる新しい技術です。

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レーザーと比較すると、より多くの波長が技術的にもコスト的にも、ハードル低く作ることができますので、これも臨床応用されるとなると、将来性がありそうですね。

COMING SOONということでしたので、もしかしたら来週のASLMS(米国レーザー医学会)デビューですかね??

機器マニアとしては、すごく楽しみです。

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2012年4月 4日 (水)

■アメリカ・サンディエゴ出張2012春⑨ 米国皮膚科学会(AAD)での発表演題

おはようございます。

今日4月4日はクリニックFの診療日です。

昨日の春の嵐は凄かったですね。

昨日の予約を本日に移された方もいらっしゃいますので、今日の予約はほぼ満員です。

今日も朝から集中力を乱さずに、がんばっていこうと思います。

サンディエゴの学会の続きのブログを書きますね。

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今回の学会でも多くの発表演題がありました。

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こちらは講演のブース。

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このような会場で、多くの最新医療情報を仕入れてきました。

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この日は昼食に出たのですが、ご覧のとおり、大雨。

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サンディエゴで、こんな大雨は本当に珍しいです。

短い距離ですが、タクシーで帰りました。

こちらはePOSTERのブース。

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コンピューターが所狭しと並んでいます。

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いくつか興味深いレーザーの演題も見つけました。

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こちらはeマトリックスを使用して、ニキビ跡を治療した演題です。

eマトリックスは僕が2009年にクリニックFにて日本で初めて導入したのです。

当時、フラクショナルRFという技術は世界でもごく一部の技術者と関係者、医師にしか公表されていませんでした。

一般販売は当然まだされておらず、それでもこの技術に魅了され、すぐに自分のクリニックに欲しかった僕は、一般販売用の機器がないのであればシネロン社のデモ機でいいから今すぐに購入すると言って、海外送金したことを昨日のことのように思い出します。

あれから3年の月日が流れ、機器の改良にも関わってきましたが、この技術がこうして世界に認められ、大輪の花を咲かせてくれて、うれしく思います(笑)。

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こちらの演題はCO2フラクショナルレーザーを使用した、火傷の治療について。

CO2フラクショナルレーザーの適応は増えていますが、火傷の治療やリストカットの治療、そして眼瞼(まぶた)拳上などの演題が多かったですね。

クリニックFでも、治療成績の良いものばかりです。

もう一つ興味深かった機器は、ルミナス社の新しいCO2フラクショナルレーザーである、アキュパルスです。

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今までのスキャンモードの1ビームを、上記の様に蚊取り線香の様な照射モードにしたのがこの機種の特徴。

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使用することはできませんでしたが、興味深いですね。

AADはテレビ取材も多く入ります。

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会場の端にはテレビカメラを構えたスタッフもたくさんいましたよ。

誰かを取材する準備でしょうか?

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2012年4月 3日 (火)

■アメリカ・サンディエゴ出張2012春⑧ 揃いつつある痩身医療機器  

おはようございます。

4月3日 火曜日。今日もクリニックFの診療日です。

東京でも桜の花が咲き始めましたが、今朝の東京は風も強くちょっと心配ですね。

クリニックFのある千代田区は桜の名所も多いので、タイミングを見ながらお花見も楽しみたいと思っています。パレスホテルも近々リニューアルオープンということで、皇居界隈でもまた散策を楽しみたいと思っていますが、今年は入学式や入社式が終わった後に開花ということになりますので、僕の記憶にある限りでも、とても遅い開花ですね。

さて、新国際学会周遊記では、引き続き今年のAADでのお話です。

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サンディエゴで開催された今年の米国皮膚科学会(AAD)。

今年の広い学会会場で展示場の中を歩いてみると

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特に気になったのが、各社痩身に対する機器をラインナップとして揃えてきたことです。

クリニックFでも深部筋肉を鍛える痩身の機器ACBODYが活躍していますが、今年はいよいよ、米国のほぼすべてのレーザー会社において、独自に痩身に対する機器が開発された、または、痩身機種を作っていた開発会社の買収が行われ、再編成がおこなわれた感があります。

この分野は、脂肪吸引の延長上にある麻酔や手術室管理が必要な侵襲性の機器と、必要のない機器と、大きく二つに分類できます。

手術室管理の必要な機器は、DEKA社の「スマートリポ」、サイノシュア社の「スマートリポMPX(レーザースタイリング)」、パロマ社の脂肪溶解レーザー「スリムリポ」、ジェイシス社の「プラズマリポ」など。

反対に手術室管理のいらない機器として開発されたものに、古くはエンダモロジーがありますが、こちらはどちらかというとエステティックサロン寄りの機種。

実際に医療機器の分野で開発されたものと言えば、約5年前から発売されているシネロン/キャンデラ社の「ヴェラシェイプ」あたりが実際に効果があると評価される機種でした。

今学会で発表された機種からご紹介しますね。

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キュテラ社が本学会で、突然発表したRFによる痩身機器。

Trusculptです。

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こんなアプリケーター二つで治療をします。

数年前から痩身機器を開発していたと聞いていたのですが、とうとうデビューのようです。

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フラクセル3DUALでもおなじみのソルタメディカル社。

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こちらも買収によって手に入れたLiposonix(リポソニックス)の改良版を発表しました。

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HIFU (high-intensity focused ultrasound)超音波を使用した痩身機器です。

原理はウルセラと一緒ですが、エコー像はみれません。

おなじみのアルマ社のアクセントウルトラ

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こちらはモノポーラーとバイポーラ―のRF機器ですよね。

特に日本での販売は好調と聞きます。

写真がピンボケで使えなかったのですが、サイノシュア社が昨年買収したスムーズシェイプ。

Smothshape

そして、痩身機器の本命ともいえる、氷結による脂肪溶解機器のゼルティック社のクールスカルプティング。

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クールスカルプティングという言葉は日本人にはなじめないかもしれませんが、この言葉で新たなロゴを加えて世界戦略のマーケティングをするそうです。

シネロン/キャンデラ社、ソルタメディカル社、サイノシュア社など米国のトップレーザー企業から、こうした非侵襲性の機器がそろってきた以上、いよいよ、ボディに対する医療トリートメントを集結させたクリニックが作れる時代になったのかもしれません。

クリニックFはFacial(顔治療)に特化した専門クリニックでしたが、いよいよニーズに合わせて仕様を替えて、クリニックB(Body)へ変化させるべきなのか、思案どころです。

世界最先端のレーザー情報がわかる

クリニックFオフィシャルサイトはこちらから

http://clinic-f.com/

 

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2012年4月 2日 (月)

■アメリカ・サンディエゴ出張2012春⑦第70回米国皮膚科学会学会会場 

おはようございます。

今日4月2日は、日本における新年度の始まりですね。

東京は晴天に恵まれ、気持ちの良い一日となっています。

さて、昨日は、クリニックFの近くの神楽坂のゴルフコンペに出てきました。

もともと「鳥竹」さんという料理店が始めた年3回開催されるコンペで、昨日でなんと68回目。毎回約40名が参加する歴史あるコンペです。

僕にとっては事実上今年の初ラウンドでしたので、スコアは満足いきませんでしたが、思えば震災以降なんとなくゴルフから遠ざかってしまって、特に国内ではほとんどラウンドできなかったことを思えば、こうして国内でゴルフが出来るだけで幸せなことですよね。

では、今日も引き続きアメリカ・サンディエゴで2012年3月に開催された第70回米国皮膚科学会(AAD)の話をご紹介します。

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学会期間中もあいにくの雨。

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雨天の下、このような感じで開催されました。

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今年の会場は、こちら。サンディエゴのコンベンションセンター。

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窓の外、目の前には米軍基地があり、軍艦も通ります。

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会員レジストレーションをしたのち、入口で一枚写真を撮りました。

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会場は三階に分かれています。

一番下の階に機器展示会場が。

上層階で学会の講演会場があります。

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学会展示場の地図。

今年は例年に比較しても大きいです。

展示場は、歩けど歩けど先が見えないぐらい巨大なもの。

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しかしながら、毎年新しい技術は、小さなブースから生まれることが多く、時間をかけながら様々な新開発商材をひとつひとつ、観てゆきます。

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白斑と乾癬の治療レーザー器であるXーTRAC。

紫外線域の光を使うと、白髪の治療もできます。

最近クリニックFの患者さんからもそうした声を聞くので、新しい機器がないかと探していると、

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このような機器を開発しているメーカーが。

この櫛のようになっている先から、紫外線域の光が出るのです。

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プレパラートを大量に作成するときに自動化するキット。

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iphoneを使用して、肌の拡大写真を撮り、記録装置としても応用するソフト。

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こちらは放射性物質を利用して、癌細胞を治療する治療器。

放射線療法をするのには、数億円の価格の機器をそろえる必要がありましたが、こちらは1800万円程度の機器。ニーズがあるかもしれません。

いくつか新しい機器を確認しながら、会場を歩きます。

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こちらの企画はちょっとおもしろかったのですが、組織病変をいち早く見つけ、確定診断をつけるための、皮膚科的病理診断のトーナメント。

8人の医師の参加者が8台の顕微鏡が並べて、正確に診断してゆく競争です。

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どの医師も、参加者はかなり真剣で、盛り上がっていましたよ。

各社レーザーメーカーの友人たちにも会いました。

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米国DEKA社のデストリビューター

今月にフロリダで開催される僕の学会発表演題について打ち合わせしました。

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韓国のルートロニック社ヘイアン社長。

彼の笑顔は健在です。

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サイノシュア社に買収されたHOYAコンバイオ社のメドライトC6

クリニックFも、レーザートーニングのユーザーですので、今後の動向に興味があります。

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15周年の企画で盛り上がっていたのがサイトン社

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こちら、マーケッターのRobert Ruckです。

サイトン社のジュールというプラットフォーム機器の性能が非常に優れていますし、技術も優れていますので、クリニックFでもずっと購入を考えていますが、今のところ、ほかの機種と機能がかぶってしまうんですよね。

一つでも新しいコンセプトの波長なり、機器特徴があれば、原状のラインナップに加えやすいので、本社にもお願いしているのです。

この次のブログで、今年の学会会場で見つけた新たな機器についてコメントをアップしてゆきますね。

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http://clinic-f.com/

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