■北京 EADC東アジア皮膚科学会2012③北京国際展示場で 英論文のレビュー
おはようございます。
今日の東京は、台風一過で素晴らしい晴天になりましたね。
湿度も高く、「東京の6月って、こんなかんじじゃなかったよな~」と思いながら、でも吹く風に救われています。
さて、今日6月20日(水)もクリニックFの診療日です。
昨晩は、論文を提出していた米国レーザー医学会誌の編集部から、返信がありました。
「アクセプトする価値はある」
との評価で、ひとまずほっとひと安心したのですが、その上でいくつか指摘された点を直さなければなりません。
英語の論文を書いた経験のある方はご存知かと思いますが、この作業が結構・・・手間がかかるのです(苦笑)。
今回受けた指摘の中には、こちらの方が知識豊富で、レビューワーの方が間違っている指摘もあり、ご丁寧に「この人の論文を読めばわかる」と、論文を指定したものもありました。
「だから、その論文の理論は古いんです! そちらが勉強不足なのでは??」
という言葉が出そうになるのをぐっと呑み込み、こちらはさらに理論武装して別の論文をつけ、返送しなければなりません。
これも、訓練。良い勉強になりますね。
しかし、これからまた夜な夜な、しばらく英論文と格闘だなあ。。。(溜息)
今月は飲みに行かず、よりストイックに?生活しようと思います(笑)。
さて、ブログ「新国際学会周遊記」は、先週訪れた北京・東アジア皮膚科学会のつづきを。
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ホテルに荷物を置いて、すぐにタクシーで乗り付けたのは、オリンピックの会場となった鳥の巣近くにある新開発地域。
北京に新しくできた中国国際会議場です。
故宮のちょうど北にあたる、この地域は比較的新しい土地で、綺麗に開発されています。
僕は初めて訪れましたが、かなり大きな施設ですね。
内部に入り、学会登録を済ませます。
高さ4mぐらいの、大きなスケジュール表が見えました。
学会が開催される日程が一覧となっています。
今回の発表は新しい情報が多かったため、オーラル(口論)ではなく、ポスターセッションを選択。
インパクトのある内容が一つある場合は、オーラルの発表が。
情報が多い場合は、長く貼り出してもらえるポスターの発表が適しているのです。
まずはポスターを貼って、近くのドクターたちと情報交換をしました。
発表演題の話は次のブログで。
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