三国志劉備玄徳の母 中国高級茶
おはようございます。
今日8月22日はクリ二ックFの診療日です。
昨日、中国の高級茶なるものをいただきました。
このような立派な箱に入った、見るからに豪華そうなもの。
このお茶のセットは、何でも中国の高官相手に、20セット限定で作られたものなのだそうですが、ご厚意で一つおすそ分けをいただいたのです。
中国は古くからお茶の効能について、研究が進んでいますよね。
日本とは違った濁った河の水を、お茶によって殺菌して飲んだ文化から始まっていますので、どちらかというと漢方薬に近い印象だったのではないでしょうか?
高価なお茶ということを聞くと、僕はいつも三国志の始まりのシーンを連想します。
吉川三国志の中にも、劉備の登場シーンでお茶が効果的に使われていますよね。
漢王朝の血を引く劉備玄徳は、簾(すだれ)やむしろを織って売り歩いて生計を立てていましたが、丸二年間働いた稼ぎを持って、黄河のほとりで、洛陽船から本物のお茶を購入しようとします。
ところがこの時代のお茶は高額で、貴族や、一部の病人しか飲むことができない時代。
劉備の2年間の稼ぎをもってしても、お茶を買える金額にはなりませんでした。
劉備は、故郷に住む母にお茶というものを飲ませてあげたいという親孝行の一心で、父の形見であった剣の柄頭から紐でぶら下がっている瑯玕(ろうかん)を手放して、お茶を手に入れるのです。
劉備は、黄巾党などの盗賊などからお茶を守りながら家路につきます。
年老いた母は、遠路はるばる高価なお茶を買ってきた劉備に、感謝の気持ちを述べますが、ふと形見の剣の瑯玕(ろうかん)がないことに気づきます。
瑯玕(ろうかん)と引き換えにお茶を手に入れたことを話すと、母は物事の優先順位と大局を見誤った劉備に激怒し、私の育て方が間違っていたと、お茶をすべて川に捨ててしまいます。
形見の剣は、劉備の一家が漢王朝の末家であることを示す大切な印だったのです。
劉備はこの母の叱責から、自分の血筋と宿命を再認識し、漢王朝の復興を目指して邁進してゆくのですが、三国志の最初のわずか数枚のこの物語だけでも、劉備の母の愛とその先見性、さらにその後の劉備の性格を示す、多くの伏線を含んでいますよね。
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先ほどお茶を早速いただきましたが、本当に素晴らしい香りです。
クリニックFの患者さんには施術後にお茶をお出ししているのですが、暫く患者さんにも高級茶を楽しんでいただこうと思います。
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