海外医学会の認定証
おはようございます。
今9月14日(金)もクリニックFの診療日です。
昨日の休診日は、朝から工学部大学院で教授に投稿論文のことでお時間いただきました。
貴重なアドヴァイスと赤字の入った原稿をもってそのままクリニックに戻り、午後から論文を夜まで書いていました。
最近はipadがとても便利で、論文をプリントアウトせずとも見ることができるものが多いのですが、いざという時に必要な論文はプリントアウトしておきます。
一報書くのに、プリントアウトした工学系の論文だけでもこの通り
厚さにして10cm近く。
枚数よりも重さや厚さで測った方がよさそうな…(笑)。
僕は仕上げる論文ごとに、参考文献をかばんを分けて収納して丸ごと移動しているのですが、肩にかけるとずっしりと重いのですよ、これがまた。
過去英文論文をアクセプトしてもらった経験から、ここまで論理が通ればこの雑誌の論文として通過するのではないか・・・? という、ある程度自分の中で目安はあり、昨晩の状態で、投稿直前までたどり着いた感もありますが、まだまだ油断は禁物。
それにブラッシュアップの余地もまだありそうです。
もう一週間みっちり取り組んで、来週投稿に臨もうと思っています。
ヨーロッパ皮膚科学会(EADV)の出張が目前に迫っています。
こちらでもレーザーと活性酸素の研究で発表が一つあります。
発表演題の準備もこれからしないといけません。
あまり寝ていられないですね(苦笑)。
さて、ブログ「新国際学会周遊記」は、医学系国際学会認定証の話。
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初めてクリニックにおいでくださる方から
「クリニックFの診察室には、たくさんの認定証が並んでいますね」
とお声掛けいただくことが多く、それを機に様々な話題に発展することもよくあります。
「Conversation Piece」ですね。
病院は、初めてこちらにお越しになる方が、特に患者さんの場合には緊張されていることも多いので、院内にいくつか会話のきっかけになるようなものや、僕の自己紹介の代わりをしてくれるようなものを、置くようにしているのです。
どんな人か先になんとなくイメージできるほうが、決して短くない診療時間を無駄にせず有意義に過ごしていただくことも出来ますからね。
院内のBGMや待合室に置く書籍など含め、すべてが開業医にとっては云わば「VI(Visual Identity)」や「CI(Corporate Identity)」であり、患者さんとの一期一会に役立つセルフプレゼンテーションとして活用できるというのも僕の考えのひとつです。
そんな中、クリニックFの写真でよく使われるのが、選別した12枚のこちらの認定証。
これは海外の学会専門医証であったり、学会会員証であったり、MBAの卒業証書であったり、レーザー技術や美容コスメについて、特殊なトレーニングを受けたのちの認定証であったりします。
海外のドクターのクリニックを見学すると、こうしてサーティフィケイトを貼り出している場合が多いです。
僕もこのレーザー皮膚科医療に分野に携わって10年以上。
お招きいただいた海外学会招待講演70回以上。
実は海外のものだけでも、はるかに数多くの医学系の認定証を持っていて、院内に貼りだしていないものも多いのです。
世界各国での僕のアーカイブ、僕の汗と涙の結晶!?(笑)ですね。
いつか、もう少し大きな建物に引っ越しが出来るようになった時に、診察室に貼るのを楽しみにしています。
それぞれに趣もあって、ひとつひとつ見るとけっこうおもしろいのですよ。
そして実はこうした認定証に使われる文字や、フォント、色、レイアウトが学会でのプレゼンテーションを作るときに、ちょっとしたヒントとなることもあるのです。
世界最先端のレーザー情報がわかる
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