■21st EADV Congress in Prague ‘Skin is Vital’32 プラハの美容機器メーカーBTL EXILIS
先ほど投稿していた工学系英文誌より、「リバイズが必要であるが掲載は可能」という返事が届きました。
いつまでにアクセプトが確証されるかによって、工学部大学院博士課程の早期修了がかかっているのです。
偶然にも、必要な打ち合わせや飲み会などは、昨晩でひと段落。
またまた論文書きで寝れない日々が続きそうですが、工学部大学院の最後の学年を、頑張って取り組みたいと思います。
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学会会場でプラハの美容医療機器メーカーBTLのスタッフと待ち合わせ、
用意していただいた車に乗り込みます。
車はプラハ郊外の丘の上に。
こちらは高級住宅街なのだそうです。
そんな住宅街の一角に、今回訪問した会社がありました。
こちらのBTL社は、EXILISという、RFと同軸超音波を合わせた技術を使って痩身や肌のタイトニングに使用するサーマクールの後継を目標とした機器を販売しています。
窓の外の借景を見ながら会議室に。
会社に入ると、すでに社長と会議に呼ばれた医師たちの間でディスカッションが始まっています。
中にはボルチモアのロバートワイス医師その他、米国の見知った医師たちの顔、そしていつもお世話になっている日医大皮膚科の尾見徳弥教授もいらっしゃいました。
僕は実際に機器をまだ体験していませんので、現時点でのコメントは控えますが、米国での評価はよさそうでしたよ。
レーザー、IPL(光治療)、RF と注目されてきた美容医療に、新たに参入しつつある超音波の技術。
超音波もレーザーと同じように、医学に対しては情報的応用と動力的応用がなされてきました。
前者は心臓や腹部などの超音波画像診断装置として。
後者は腎臓結石などの破戒装置、肝や脳腫瘍などを破壊吸引する超音波吸引装置、小血管などを石灰凝固する超音波凝固切開装置などがありますよね。
美容治療の世界では、リフトアップのウルセラなども超音波を利用して筋膜収縮を目的とした機種です。
さらに、痩身機器の技術に、超音波が液体中に発射される際の疎密波の負圧によって生じるキャビテーション(空洞現象)を利用したものもあります。
キャビテーションが破壊されるときに大きな圧力が生じるのです。
こうした超音波の機器についても、もう少し工学的知識を蓄えたいと思います。
最後に会社で記念写真を撮りました。
再び学会会場に戻り実際の機器に触れてみます。
非常に興味深いですね。
世界最先端のレーザー情報がわかる
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