第一回目の学位予備審査会終わりました
おはようございます。
今日11月2日(金)はクリニックFの診療日です。
本日の診療時間は通常通り19時まで。その後深夜便でジャカルタに飛びます。
ジャカルタでは、あちらの華僑がメインとなる新規開業レーザークリニックグループに、レーザー機器のプレゼンテーションをする依頼を受けています。
月曜日の早朝に帰る予定です。
さて、休診日の昨日は、大学で工学博士号の予備審査会でした。
同じ博士号取得でも、医学部の大学院と、工学部の大学院では大きくアプローチが違います。
医学生理学の分野では、「例外のないルールはない」ということわざ通り、どんなによく効く薬や治療法でも、例外が出てくるため、事象の観察から論理をくみ上げるアプローチであるのに対して、
物理学、工学は先にフィロソフィーがありそこから理論のくみ上げが始まり、それを事象で補強するというアプローチ。
20年近く医療の世界にいましたので、どうしても医学の考え方が先行してしまい、自分の中では葛藤が続いていましたが、こうした疑問点に関して、本当に多くの方にアドバイスをいただき、助けていただきました。とても感謝しています。
工学系の研究は、僕の幼少の頃からの夢の一つ。ぜひとも形のある研究成果を出してゆきたいものです。
学位審査会では、1時間にわたり発表させていただきましたが、昨日は今後修正すべきポイントも明確になりましたし、非常に発展的でした。
残りの工学部在籍期間も気を抜かず、頑張ってやろうと思います。
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