■イタリア出張2012秋⑦ スカラ座 オペラ「リゴレット」 ガレリア席
おはようございます。今日11月21日(水)もクリニックFの診療日です。
今日は暖かいですね。
イタリアから帰国したばかりですので、慌ただしく時が過ぎてゆきます。
僕のブログ新国際学会周遊記はイタリアはミラノでの話。
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こちら、ミラノの大聖堂。
このミラノの中心に到着したのは日曜日、昼の12時ごろ。
この日はスカラ座で、オペラ「リゴレット」が15時(マチネー)開演で予定されていました。
航空機の遅延があると観ることができないと思ったのでチケットは事前に買わなかったのですが、この時間ならもしかしたら当日券に間に合うかも?
思い立ち、スカラ座に向かいます。
ミラノのガッレリアを通過してゆきますが、この大聖堂からスカラ座へのルートは本当に楽しいですよね。気分も高揚します。
沢山の観光客もいましたよ。
小雨模様のスカラ座。
この建物の左手奥に、知る人ぞ知る当日券の販売所があるのです。
ぱっと待っている人数を確認すると、50名弱。
確かガレリアの席は80枚近くあったはず。
これは買えそうです。
ガレリア(天井桟敷)席の当日券を手に入れました。
宝くじに当たったような気持ち。ラッキーでした。
イタリアの劇場は、残念なことに現在経営困難に陥っているところも多いと聞きます。
スカラ座とてその例外ではありません。
こちら、スカラ座限定グッズ。スカラ座博物館の横で売っています。
スカラ座は今年の初めにイスラエル人指揮者のダニエル・バレンボイムを芸術監督に置きました。
ピアニストであり、多発性硬化症で夭折した天才チェリストのジャクリーヌ・デュプレの夫である彼の話は、このブログでもよくふれていますが、僕の思い入れある人物のひとりです。
ウィーンでのニューイヤーコンサートを振った直前の年末に、ニューヨークで指揮とピアニストとしての活動を二日連続して行ったコンサートは、今でも良い思い出です。
さて、このガレリアの席、僕は初めての経験だったのですが、ミラノの耳の肥えた聴衆が時に野次を飛ばすことでも知られています。
この席へは、通常の正門からではなくて、スカラ座博物館の入口から入るのです。
ばらばらと階段をあがってゆきます。
僕の席は4階席でした。
いつもの場所と雰囲気が違いますがこれもまたよしですね。
目の前にシャンデリアが見えます。
見える景色も違いますね。
厳かに演奏が始まります。
幕間。
4階にはまた別の歓談スペースがあるのです。
ピアノがありました。僕の姿が鏡に映りこんでいますね。
ヴェルディのリゴレットは、偶然にもひと月前にプラハで観たばかり。
この日の演出は全く違ったので、また別の楽しみ方ができました。
こういった演出の違いを観るのもオペラ鑑賞の楽しみですよね。
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