2013年ボストン開催の米国レーザー医学会の演題が二つ通りました
おはようございます。 12月12日水曜日。
今日もクリニックFの診療日です。
朝からレーザー会社の人と打ち合わせなどしています。
夜も連日仕事を兼ねた忘年会や会食が入っていますが、今夜はちょっといつもとは趣の違う会食に出席の予定です。
とはいえ、ぎりぎりまで診療がありますので、時間に遅れてしまうかもしれません・・・。その旨連絡をしなくては。
クリニックFは、医師が僕しかいませんので代わりが効きません。そのため多少余裕をもって診療スケジュールを組んだり、何かアクシデントが発生してもできるだけ早め早めに対応しているつもりではあるのですが、それでもうまくいかないときがあります。
患者さんには遠方からおいでくださる方も多く、飛行機や新幹線など交通機関の遅延といったアクシデントも発生しますし、また皮膚は生き物なため元々予定していた治療と異なる治療にその場で変更することもあります。
患者さんにとって常に良い医師・良い技術者でありたいと思うと、どうしても時間との戦いになってしまいますね。。。一方で常識ある社会人でも常にありたいものです。両立は時に難しいときもありますが、努力を重ねていきたいと思います。
さて、今日は嬉しいお知らせが届きました。
来年、米国ボストンで行われる米国レーザー医学会(ASLMS)に今回も演題を出していました。
その演題が二つ通過したと連絡があったのです。
1つめの発表はDEKA社の「スマートサイド・スクエア(マドンナリフト)」についてです。
DETECTION OF THE DIFFERENT REACTIVE OXYGEN SPECIES INDUCED OXIDATIVE STRESS IN SKIN DURING CO2 FRACTIONAL LASER, RF, CO2 FRACTIONAL LASER AND RF COMBINATION THERAPY RESPECTIVELY
以前より続けている、レーザー照射後に皮下に発生する酸化物質(ラジカル)の発生の研究です。 これはDEKA社のスマートサイドスクエアを使用し、RFのみ、フラクショナルCO2のみ、その併用療法のデータを取得しました。
もう1つは、レーザー工学基礎実験の発表。
HIGH TEMPERATURE HEAT SOURCE GENERATION WITH A VERY LOW POWER LEVEL QUASI-CW (CONTINUOUS WAVE) SEMICONDUCTOR LASER FOR MEDICAL USE
僕の工学部の博士論文に関連した研究発表です。
演題採択率は例年30%ぐらいでしょうか。
毎年クリスマスがやってくる前に、演題の通過連絡が来るのですが、今年も「これで年を越えられそうだ」とひと安心するんですよね(笑)。
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