今年三報目の英語論文
おはようございます。
冬至の今日12月21日(金)はクリニックFの診療日です。都心は気温がなかなか上がらず、空もグレーですね。
昨日の休診日には、いつもの通り工学部大学院に行き、研究と論文書きをしてきました。
昨日の成果がこれ。
10枚の英文論文の校正最終版を電子ファイルでアップロードしてきました。
先ほど、編集室よりこのフォーマットクオリティが出版に値すると連絡がありましたので、これで校正も終わりで掲載決定です。
The electronic submission for SPIE paper number ****-*** has passed SPIE formatting quality check and is ready for publication, subject to review and acceptance of content by the Conference Chairs/Editors.
科学者として、国際誌に英語の論文が通過するのは、うれしいことです。
今年の10月で工学部大学院博士課程に所属して3学年目に入り、順調に行けばいよいよ満期の2013年9月の工学博士号取得がほぼ見えてきました。
同じレーザーを扱う分野でも、医学と工学では全くアプローチが異なり、自分でもとても苦労して、それこそ夜を徹して勉強した時もありましたが、40歳を超えて入学した工学部大学院の勉強でも、得られるものは本当に多かったです。
2012年は、レーザー医療をはじめとして、ペインコントロールの分野の論文や、医療経営学の論文を発表し、国際学会で発表する機会も多く、アカデミックな論文も僕にしては頑張って多数書き終えた充実した一年となりました。
海外のレーザー医療機器メーカーなどともたくさんの仕事をするようになり、秘密保持契約もあるため、これら最新の打ち合わせについてはすべてをこのブログでお知らせできないのがちょっと残念なのですが、そうした仕事が増えたことにより海外出張もまた一段と増えた年となりました。
究極のアンチエイジングとは、レーザーなどによる外面からのみのアプローチを指すのではなく、内臓へのアプローチや、脳を鍛えるアンチエイジング、そして精神のアンチエイジングも含めたものであるべきですよね。
そして、もっと哲学的、禅的なことまで考えれば、日々の鍛錬でもって内面を磨き鍛えてゆかなければ、外見も決して変わりはしないというのが、40を超えて見えてきた真理でもあります。
年齢とともに守りに入るのではなく、新しい分野に関する興味を失わず、今後も学んでゆきたいと思います。
世界最先端のレーザー情報がわかる
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