■イタリア出張2012秋 ㉜ 再びミラノへ ブレラ美術館
ヴェネツィアからミラノまでは特急電車で乗り換えなし。
約2時間ぐらいかかります。
駅近のホテルを取りましたので、そのまま直行でチェックインをして18時。
慣れたミラノの街ですので、ナヴィリオ地区のカフェかバールにでも行こうかなあと思っていたのですが、ふと思いだしてブレラ絵画館に行くことに。
確か以前来た時には7時過ぎまで開いていていたはずです。
すぐにインターネットで確認して、開館時刻を調べ、まだ開いていることを確認します。
よい時代になりましたね。
地下鉄でモンテナポレオーネまで移動して、歩いて10分ぐらい。
この場所にやってきました。
ゲートをくぐるとこのような回廊に出ます。
この回廊の奥を、二階まで階段で上がるのです。
ブレラ美術館にはいくつか好きな絵があります。
一番印象深い絵は、マンティーニャの「死せるキリスト」。
これは横たわるキリストを足元から遠近法で描いたルネッサンス期の絵。
一度見たら忘れられないと思うのですが、まだ見たことのない方はインターネットで探すと画像が出てくると思いますので、ご興味のある方はぜひ一度ご覧になってみてください。
実際現場で絵に対峙すると、あまりのインパクトに僕はいつも写真を撮ることができません。
こちらはラファエッロの「聖母マリアの結婚」です。
この絵も有名な絵ですよね。
展示室に縦3m以上の大きな絵がありました。
ちょうど先ほどまでいた、ヴェネツィアのサンマルコ寺院です。
鉄道が無いと、一日でこちらに来ることはできなかったでしょう。
ちょっと不思議な気持ち。
アメデオ・モディリアーニの絵もありました。
彼はパリで活躍しましたが、もとはトスカーナ地方のリヴォルノ出身です。
閉館の時間までブレラ美術館で過ごし、裏道を通って、スカラ座の傍に出ます。
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