イタリアDEKA社の招待講演 2013年日本皮膚科学会東京支部学術大会 マドンナアイリフト
おはようございます。
今日2月18日(月)はクリニックFの診療日です。
昨日の日曜日は、日本皮膚科学会東京支部学術大会において、併設セミナーの招待講演をする機会をいただき、新宿の京王プラザホテルに行ってきました。
この学会は、日本で開催される中では日本皮膚科学会の総会に次ぐ、2番目に大きな皮膚科学会とも言えます。
僕はこの数年、工学部の研究や、レーザー医療の海外学会ばかりに顔を出していて、日本の大きな学会に顔を出すことはあまり無かったのです。
不思議なことに、日米の学会は同じような日程で開催されるのですよね。一方に参加するともう一方をあきらめざるを得ない、ということがしばしば起きてしまうのです。
母国語で学会情報を得られるというのは、とても貴重ですので、今回は時間が許す限り、講演やランチョンセミナーも聞かせていただきました。
とても勉強になりましたよ。
僕の講演内容は、マドンナリフトおよび、フラクショナルレーザー機器およびRF機器についての総論。
共演者に実川久美子先生(実川皮フ科クリニック)と林原伸治先生(林原クリニック)という二人の優れた臨床家がいらっしゃったので、僕はもっぱらフラクショナルレーザー機器とRF機器について、それらの機器の進化および各社の機器間の性能の違いについての総論に徹した内容としました。
2004年より数多くデビューしたフラクショナルレーザー機器ですが、そろそろ機器間の特性の違いを明確にした発表も増えてきました。
水への吸収率が違うために、波長によって特性が違うのは当たり前ですが、同じCO2レーザー機器でも各社が内蔵しているCO2レーザー信管の性能やスキャナの構造によって全く違った照射野になります。
レーザー専門クリニックであれば、今後は、いくつかのフラクショナルレーザー機器を所有し、使い分ける治療が必要になるといえるでしょう。
DEKA社のスマートサイドドットのパルス波形は、他社のCO2フラクショナルレーザー機器よりも「強い収縮力を持つ」という特性を持ちますので、それを生かしたマドンナアイリフト(眼瞼挙上)や、マドンナリフト(全顔の肌の入れ替え)は、費用対効果も高く、効果的な治療法だと思います。
講演の後は、実際に機器を使用してのデモンストレーション。
目元周りのレーザー治療上の照射のコツや、推奨パラメーターなどにも言及させていただきました。
会場は42階。
窓から見える東京の景色は絶景でした。
こうした機会を与えていただき、関係者の方々に厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。
世界最先端のレーザー情報がわかる
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