■2013年2月 サンフランシスコ出張⑯ デイビスシンフォニーホール
サンフランシスコ交響楽団の本拠地である、デービス・シンフォニーホール(Louise M. Davies Symphony Hall)。
今回、サンフランシスコ交響楽団の演奏を聴くことはできませんでしたが、月曜日の昼に1時間ばかりのホールツアーがあるというので、学会の昼休み時間に行ってきました。
コンサートホールツアーは、こちらの方々がほぼボランティアで運営しているようです。
ツアーガイドさんの話によると、1980年に、事業に成功したデービスさんが日本円にして120億円もの私財を投入してサンフランシスコに完成したコンサートホールなのだそうです。
現在ならば、もっとお金がかかるので、よい投資だったのではないかとのことでした。
ホールは、市庁舎に向かって扇形に窓があります。
二階のどの席を出ても、このように美しい建築物が見えるのは、魅力的ですね。
ちなみにこのサンフランシスコ市庁舎は、米国で最も美しい建築物とも言われているようです。
何処を模したものかわかりますか?
そう。
パリセーヌ川沿いにあり、ナポレオンの棺が置かれている建物。
アンバリッドですよね。
なんだか建物がフランス風で、アンバリッドに似ているなあと思っていたので、この説明には納得しました。
こちらのホールは、約3000人を収容することができるのですが、当初は音響効果が悪く、評判が悪かったのだそうで、10年近くかけて音響効果を上げるために、改築が行われたのだそうです。
こちらが最上階から見たホール。
さらに、舞台裏に並ぶ席から見たホール画像。
美しいですね。
ツアー中、この場所からポンと一度拍手してみたのですが、会場内に響き渡る音響は魅力的でした。
こちらのプラスチック製の反響板は、楽団の大きさによって自由に調節ができるのだそうです。
前日にサンフランシスコバレエを鑑賞したオペラハウスも見学します。
昼間だと雰囲気が違いますね。
夜と昼と、どちらのシーンでも観ることができてよかったです。
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