CIRQUE DU SOLEIL Michael Jackson The Immortal World Tour 来日公演初日
おはようございます。
今日5月10日(金)はクリニックFの診療日です。
東京は朝から暑いくらいの陽気。気温が上がるようですが夜には雨が降るかもしれないとのことですね。今日は朝一番で雑誌の取材がありますので、僕の外来は午後からになります。
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昨日は昼から工学部大学院へ。
新しい実験系と学位審査会について打ち合わせがありました。
その後、クリニックF開業以来の患者さんが絵画で新人賞を取ったとお聞きして、展示してある有楽町の画廊へ向かいます。
絵画鑑賞を堪能した後に、そのまま京浜東北線に乗り、さいたまスーパーアリーナに。
CIRQUE DU SOLEIL Michael Jackson The Immortal World Tour 来日公演初日のチケットが取れていたのです。
シルク・ドゥ・ソレイユは、1984年にカナダの「火喰い芸」から始まった、いわば大道芸人が発祥です。
この集団がわずか30年という短期間の間に、世界的なパフォーミング集団になったのは経営学的観点から見ても驚きですよね。
僕自身も日本で、「キダム」、「アレグリア」、「ドラリオン」、「コルテオ」、「クーザ」、「ゼット」を観ましたし、ラスベガスでは「O」や「KA」を観ました。
中でもラスベガスで観ることができる「KA」は、芸術性、美術性、音響面、ストーリーどれをとっても世界のパフォーミングアートの最高傑作の一つではないかと思います。
初めて観たときは、あまりに感動して圧倒されて涙が出そうになりました。
シルク・ドゥ・ソレイユが、既存のサーカスを明らかに差別化をはかることができたのは、サーカスのパフォーマンスに「知性」と「美しさ」そして、大道芸に端を発した「奇術(マジック)」の要素を組み込むことができたからだと思います。
パフォーマンスを行う(地)面を、瞬時に水に変えたり、時には宙に浮かせたりすることで、既存の科学の常識と対抗して、子供ばかりか、大人の知的好奇心も満たしてくれる。
人間の脳は、常に「美の刺激」をそれこそ貪欲に欲していますが、シルク・ドゥ・ソレイユの舞台は、どのシーンも記憶に残るぐらい、本当に美しい。
随所に大道芸人的なパフォーマンスが出てきて、特にマジック•パフォーマンスの質はとても高いです。
そして、それまでサーカスの目玉となっていたにも関わらず、動物愛護協会などからの圧力が増えていた動物芸をパフォーマンスから無くし、ネガティブな要素となる可能性を早々に摘み取ったという点も重要だったのではないでしょうか。
誰も不快にしない、どんな年齢の人でも、どんな国の人でも楽しめるエンターティメントを作りあげる。
プロにしかできない、見事な仕事を毎回見せてくれるのです。
そんなシルクとマイケルジャクソンがカップリングすると知った時には、興奮しました。
すぐにチケットを手配しましたし、とても楽しみにしていました。
さいたまアリーナに行くのは、実は今回が初めてでした。
すごい人と熱気が、この写真で伝わるでしょうか。
シルクドソレイユの超絶技が
「I'll Be There」
「Thriller」
「Beat It」
「Billie Jean」
「Man In The Mirror」
・・・などなどマイケルの名曲に乗ってパフォーマンスが所狭しと繰り広げられます。
すばらしい演技が多く、いつものシルクの演技同様、とても盛り上がったのですが、マイケルの遺族財団から提供された映像などの舞台装置などは、正面から観るためのものが多かったです。
今回僕が持っていたのは、舞台正面ではなく、少々横に外れた場所から観る席でした。シルク・ド・ソレイユの舞台は、通常舞台のどの場所でも楽しめるように考慮してあるので安心していたのですが、ちょっとこれには残念でした。
正面から観るチケットを買って、いつかもう一度観てみたいですね。
しかし、もの凄い人に圧倒された公演でした。世界最先端のレーザー情報がわかる
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