■2013年5月ドイツ出張③ワーグナー最後の作品「パルジファル」
おはようございます。
引き続きドイツからブログを更新しています。
日本時間今日5月21日も、東京・四ッ谷にあるクリニックFにおける僕の診療は休診となります。
スタッフは出勤していますので、ご予約やご質問がありましたらご連絡くださいね。
現在僕はワーグナー生誕200周年記念式典に参加するため、ドイツはライブツィヒにいます。
今日はライブツィヒのオペラ劇場にて「パルジファル」の観劇でした。
パルジファルはワーグナーの13あるオペラのうち最後の作品として知られています。
フランツ・リストの娘であり、ワーグナーの妻であったコジマ・ワーグナーの提案で、1886年のベルヌ条約により、1913年までバイロイトでの独占上演が認められました。
ワーグナーの死から30年後、作曲家の著作権が切れる1913年12月31日の深夜から翌日にかけて、ベルリン、ブダペスト、バルセロナの各歌劇場で初めて「パルジファル」が上演されたのは話題になったそうです。
ワーグナー作品で唯一神を題材にしたもので、特に第一幕は拍手もカーテンコールも禁止されていました。
今回のライプツィヒも難解かつ謎の多い演出。既成概念を打ち破る解釈は見事でした。
明日はドレスデンに移動して、ワーグナー生誕200周年前夜祭に参加します。
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