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2013年6月 5日 (水)

■2013年5月ドイツ出張⑱ ドレスデン郊外 ウェーバーの別荘 ローエングリンが作曲されたワーグナーの別荘 ドレスデンが世界遺産から外れた理由

ドイツはドレスデンに到着しました。

ドレスデンの郊外にはカール・マリア・フォン・ウェーバーやワーグナーの暮らした別荘が残っています。

記念式典の前に訪問してみました。

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このようなのどかな田園風景を通ります。

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ドレスデンの横を通る、エルベ川。ほとりには古城があり、見学できます。

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まず到着したのがウェーバーの自宅。

モーツァルトの直系であるドイツオペラの継承者として知られていますよね。

魔弾の射手もこちらで作曲されたのだそうです。

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こちらのピアノを使っていたのでしょう。

続いて訪れたのが、近くのワーグナーが夏の期間4か月だけ滞在したという場所。

ワーグナーが実際に住んだ家がそのまま残されているのはこの場所が唯一なのだそうです。

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この場所でローエングリンが作曲されました。

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そしてワーグナーが使った(だろう)とされる家財道具です。

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こちらの目の前には、ワーグナー博物館が建てられていました。

まだまだ新しい展示物。

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目の前の池には白鳥がいました。

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彼の先祖がローエングリンの題材になったのかもしれません。

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再び橋を渡り、ドレスデンに戻ります。

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ドレスデンに戻る途中。

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近代的な橋がエルベ川にかかっているのを観ました。

実はこの橋の建設計画には、大きな出来事があったのです。

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2004年、歴史的建造物の残る文化的景観が評価され、ドレスデン・エルベ渓谷が世界遺産に登録されました。

ドレスデンの住民には生活に必要なこちらの橋の計画中に、この橋が歴史的な文化的景観にそぐわないとして、ユネスコは2006年に「危機にさらされている世界遺産リスト」に登録を変更しました。

さらにその後、ユネスコの世界遺産委員会からの警告にもかかわらず建設が推進されたため、2009年の第33回世界遺産委員会で世界遺産リストから、ドレスデン・エルベ渓谷の登録抹消が決議されたのです。

ユネスコの世界遺産リストって、何なのでしょうか?

この話をドイツ人のガイドさんに聞いて、存在価値について少し疑問に思いましたね。

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