« ■2013年6月イタリア出張⑦ 崖の上に広がる国土 サンマリノ共和国 | トップページ | ■2013年6月イタリア出張⑨ General Project社 トスカーナ ワイナリー »

2013年6月14日 (金)

■2013年6月イタリア出張⑧ フィレンツェ DEKA社 フラクショナルレーザー パラメーターの最適解

サンマリノ共和国から、移動に4時間ぐらいかかったでしょうか?

4度目のフィレンツェにやってきました。

1001835_10201429314683238_116676622

少し街を歩いてみましたが、要所要所の建築物や彫刻などがあり、いつ来ても「温故知新」という言葉を噛みしめる素晴らしい街ですね。

1000905_10201429316043272_106526864

943098_10201429314003221_1867770597

1012615_10201436768109569_27621082_

さて、僕はと言えば、この街で早朝7時半より、マドンナリフトで知られるDEKA社の開発責任者マウロ・ガリ博士と約2時間の打ち合わせを行ってきました。

Dsc01416

今回打ち合わせた大きな論点は3つ。

Img_3389

1)マドンナリフト施術後の生物学的反応について。

→当然、施術直後の短期的なコラーゲンの拘縮と数ヶ月単位のコラーゲンの増盛が考えられるため、今後細胞の中にあるサイトカインの増減を含めて、研究を続けて行こうということに。

2)フラクショナルレーザー施術後に、グロースファクターを塗る施術についてどう思うか?

→実際にグロースファクターを施術後に使用しているのは、世界的にも日本か韓国しかなく、正確なデータの取得が必要である。お互いどこかの大学の薬学部で共同研究が可能なところを探そうということに。

3)フラクショナルレーザーの施術の工学的なパラメーターの最適解を、どのようにすれ求められるか?

→これについては実際に僕が所属している工学部で研究を始めており、RF発振器を利用したスマートサイドスクエアであれば、望むべき波形を作る事が可能であろうから、光学的拡大鏡などを利用してより細かなパラメーターを設定しよう。

でした。

数年前から研究の打ち合わせをしていますが、だんだん細かい測定が可能になってきました。

来年の米国レーザー医学会に向けて、演題を作り込もうと思います。

この後、フィレンツェ郊外にて、もう一社打ち合わせに向かいます。

世界最先端のレーザー情報がわかる

クリニックFオフィシャルサイトはこちらから

クリニックF Facebook pageはこちらから

ブログ新国際学会遊記のトップページはこちらから

 

|

« ■2013年6月イタリア出張⑦ 崖の上に広がる国土 サンマリノ共和国 | トップページ | ■2013年6月イタリア出張⑨ General Project社 トスカーナ ワイナリー »

国際学会 欧州 伊フィレンツェ編」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ■2013年6月イタリア出張⑧ フィレンツェ DEKA社 フラクショナルレーザー パラメーターの最適解:

« ■2013年6月イタリア出張⑦ 崖の上に広がる国土 サンマリノ共和国 | トップページ | ■2013年6月イタリア出張⑨ General Project社 トスカーナ ワイナリー »