●2013年9月 ドイツ・イタリア出張⑥ F1イタリアGP モンツァ フェラリスタ
おはようございます。
今日は9月9日月曜日です。
僕はクリニックFのお休みを頂き、またヨーロッパに出張で来ています。
現在、イタリアはミラノ近郊のモンツァにいます。
この週末に開催されたF1第12戦 イタリアグランプリ FORMULA 1 GRAN PREMIO D'ITALIA 2013を観戦してきました。
当初は予定に無かったのですが、先週出発直前に
「・・・そういえば、モンツァってそろそろじゃなかったっけ?」
と、ふと思い立って日程を確認してみたところ、ちょうど日程的に出張中の週末に予選と決勝が行われることがわかりました。
ヨーロッパの出張では週末がぽっかり空いてしまうこともけっこうあって、時に困ったりもするのですが、こういうとき神様に感謝したくなりますね(笑)。
早速ドイツ帰りを一日ずらして、土曜日の予選から観戦したという訳です。
最近は直前まで良い席のチケットが取れるんですね。
まずは前座のF2レース。
こちらもF1に勝るとも劣らない迫力です。
モータースポーツファンにとって、イタリアGPはいくつかある特別なグランプリのひとつ。F1の経営的にも、これは後述しますが、モナコと並んで重要なグランプリであることが通説です。
僕もいつか観に行くのが夢でした。
なんと言っても、イタリアのフェラーリファンがグランプリに独特の雰囲気を与えるのです。
イタリアの熱狂的なフェラーリファンのことを日本のテレビ局は「ティフォシ」と呼びますが、これは少し熱しすぎというネガティブな意味合いもあります。
こちらでは自分たちのことを、「フェラリスタ」と呼びますね。
本場モンツァでフェラーリが目の前を通過するときの熱狂ぶりといったら・・・「すごい!」の一言です。
今回のグランプリでは、残念ながらスクーデリア・フェラーリは予選で4位・5位のポジション。
1列目フロントローを獲得したのは、レッドブルでした。
彼らのマシンは速すぎですね。
さて翌日の決勝です。
予選は晴天で日差しが厳しいぐらいでしたが、決勝はなんと雨がぱらつく展開に。
テレビ局のカメラも入って、緊張が高まります。
そしてウォーミンングアップ走行。
僕の席はこの通りポールポジションのほぼ目の前、しかも第一列目。
素晴らしい席だったのですが、金網があって写真は撮りにくかったですね。
実際にレースが始まってみるとフェラリスタ達の熱狂ぶりが楽しく、モンツァで観戦してよかったと思いましたよ。
レース中、フェリッペ・マッサのフェラーリが、レッドブルのマーク・ウェーバーを追い抜いたシーンがあったのですが、会場は総立ちで雄叫びが上がりました。
さすが本場です。
反対にピットストップで逆転されたときの、フェラリスタ達の、その落胆ぶりといったら。
大きなため息の後、皆で頭を抱えていました(笑)。
マーシャル。
レース中、全神経を張りつめているのがよくわかります。
レース結果はご存知の通り、レッドブルのセバスチャン・ベッテルとマーク・ウェーバーの間にフェラーリのフェルナンド・アロンソが入った結果に。
そして最後は圧巻です。
表彰式のために、コース内に観客がどっと押し寄せるのは、モンツァ恒例ですね。
かく言う僕も、この後コースに入ってフェラリスタと一緒になって祝ってしまいました。
ちょっと長めのお休みを頂いてしまい関係者の方々にはご迷惑をおかけしましたが、僕のクリニックFの外来は11日の水曜日からとなります。
またよろしくお願いいたします。
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