■EADV2013 10月トルコ〜イタリア出張⑪ 清水谷公園 トルコ料理 オスマン帝国
おはようございます。
今日は11月16日(土)。クリニックFの診療日です。
都心部は朝から気持ちのよい晴天に恵まれました。
こんなお天気でしたので、僕もいつもの通勤路を変えて紀尾井町の清水谷公園を抜けてクリニックに来ました。
今月は予定されていたボストンへの出張がなくなり、久しぶりに体の方も楽な月を迎えています。
こうして木漏れ日の下自然の中を歩いていると、頭もすっきり冴えてきます。
経営者になってしまうと以前は予想もしなかったような様々な雑用や決断を迫られる事象も増えてきますが、医師としては臨床や勉強の時間も常に必要ですし、研究者としてはアイディアを練る時間も欲しい。
欲張りです(笑)。
まだまだ修行が必要な僕には両立が難しい局面も多々ありますが、こうしたちょっとした散歩の時間や海外出張の際に、研究者として求められるアイディアを頭であれこれ組み立ててみたり経営について頭を整理したりする時間を持つようにしています。
そして、これから自分はどこへ向かおうとしているのか。
何か軌道を間違えたりしていないだろうか。
そういったことを再認識したり、微調整を加えたりするのです。
これまでコツコツと積み重ねてきたもの、そしてこれからまた出逢うものや人、事象などを少しずつまとめて、50代に突入する頃にはひとつまとまったヴィジョンを描くことが出来るといいですね。
一日一日を大切にしていこうと思います。
さて、今日のブログは引き続きトルコのお話。世界三大料理・トルコ料理です。
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トルコ料理は、フランス料理、中華料理と並んで、世界三大料理と称されています。
なぜトルコ料理? 和食じゃないの? イタリア料理は? と日本人である僕はつい思ってしまったりしますが、宮廷料理として発展したものを指しているのだと聞けば、なるほどと感慨深いものがありますね。
世界史好きにとってはなおさらでしょう。
フランス、中国、トルコ。
これら三地域は、歴史的には巨大な領地と富をもった大帝国であった時期があり、古今東西出身の多くの宮廷料理人を召し抱え、さらに腕を競わせたために料理が発展したということなのでしょう。
それぞれの主は、国王、皇帝、スルタンと名乗っていましたが、宮廷において食事を摂るテーブルでは、食材や料理だけでなく食器やカトラリー、あらゆる装飾、集う人々、順序や作法などを通してその国の富の象徴、文化の成熟度が伺えたと言います。
東西の文化が融合する地であったオスマン帝国。西洋の金銀細工に東洋の陶磁器など、豪華絢爛な晩餐が幾多もあったことでしょうね。
一度機会があれば、食文化についてもきちんと学んでみたいものです。
今回、イスタンブールには15年ぶりに滞在しました。
さすがに宮廷料理を食べるようなチャンスはありませんでしたが、庶民的なトルコ料理は頂きましたよ。
野菜が豊富に使われていて健康的。
いずれもかなりおいしかったですね。
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