おはようございます。今日は11月5日(火)クリニックFの診療日です。
三連休は皆さんいかがでしたか? 僕のほうは土曜日には診療もありましたし、休診日だった日曜日と月曜日はなんだかんだと雑用を片付けてるうちに終わってしまったかんじですが、久しぶりに夜はTVを見ていました。
楽天イーグルスの優勝が決まりましたね。
研修医のころからか野球をはじめとしたスポーツ中継をテレビで見る時間と気持ちの余裕が全くなくなりましたので、今回はWBC以来ということになります。テレビの中継時間をチェックして野球に見入ってしまいました。
日本シリーズ第7戦9回表。田中将大選手の登板には、思わず胸が高鳴りました。
前日の160球の投球と、ここまでの30勝。東北という土地を背負ってチームが辿ってきた道。僕は野球にとても詳しいわけではありませんが、それでも医師の立場でこの場面を見るのはやはり複雑な気持ちも巻き起こります。
すべき采配であったのか、せざるべき采配であったのか。
しかし、そういった論議を超えて、冷静な判断を脇に置いて、優勝が決まったシーンでは抑えきれない感動を覚えました。
「東北の震災より3年かかってしまいましたが。。。」
という選手の発言もありましたが、東北再興のため、楽天の選手たちが被災地を周り、いかにたくさんの活力を与えてきたかも理解できましたよ。
とはいえ、こうした特別な年に起きた、特別な選手による、特別な試合で起きた最後のイニングであったということは忘れてはいけないでしょう。
本当におめでとうございます。
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さて、そんな週末に僕が行っていた作業・・・地味なものですが(笑)は、今月発売の医学雑誌の分筆分の原稿校正でした。
文章を書くのは好きなのですが、校正という作業はどうも苦手です。
僕がO型だからでしょうか(笑)?
編集者や校正をする人の血液型はA型が多いと、以前出版社勤務の知人から聞いたことがあります。
ちなみに以前のブログにも書きましたが、血液は脳に入りません。
解剖学的に、血液脳関門(BBB:Blood Brain Barrier)という関門があって、脳には血液が直接は拡散しない仕組みになっているのです。
人の性格を決定しているのは脳でしょうから、医学的には血液型占いはあまり根拠がないといわれています。
日本以外の国では自分の血液型でさえ、知らない人ばかり。
とはいえ、僕自身やはり身の回りの人の血液型が気になることもありますので、日本的文化だなあと思います。
前置きがとても長くなりましたが、僕のブログは9月に訪れたドイツ・イタリアブログの最終章です。
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欧州滞在最終日。
ルクセンブルグ大公国に訪れたのち、思いのほか早くフランクフルトに帰ることが出来ました。
そこで、以前から訪ねたかったハイデルベルグというドイツの古い街にレンタカーを走らせました。
こちらにはドイツ連邦共和国内最古の大学であるハイデルベルグ大学があります。
ハイデルベルグ大学に関わった人物としては、社会学者のマックス・ヴェーバーが挙げられます。
学生でもあり、教職にも就きました。
僕は学生の時に、マックス・ヴェーバーの著作をいくつか読みました。
特に1919年1月28日にミュンヘンの学生団体のために行った講演をまとめた
「職業としての政治」
は政治家のあり方について述べている、素晴らしい名著だと思います。
日本の政治家で、この本を読んでいる人はどのくらいいるのでしょうか?
ちょうど1919年のドイツは第一次世界大戦の敗戦処理が決まった時期。
マックス・ヴェーバー教授は翌年に亡くなりましたが、現在のドイツについて、どのような感想を持っているのでしょうか?
「職業としての学問」という本もありますが、どちらもおすすめします。
ハイデルベルグの丘の上にはハイデルベルグ城があります。
一時期廃墟のようになっていたそうですが、建て替え工事も進んでいます。
ケーブルカーに乗り、城に向かいます。
上からの景色は本当に素晴らしかったです。
対岸にも美しい屋敷がたくさん見えましたが、ハイデルベルグ城を毎日見ることが出来る環境は羨ましいですね。
美しいものを見ると、力をもらえます。
こののち、フランクフルトまで車を走らせ、帰国便に乗りました。
ちょっと時間がたってしまいましたが、これで9月のイタリア・ドイツ出張の国際学会周遊記を終わりますね。
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