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2013年12月の24件の記事

2013年12月31日 (火)

2013年の御礼

2013年が終わろうとしています。

現在成田空港におり、僕は、これからオーストリアウィーンに飛び、念願だったニューイヤーコンサートを聴きに行ってきます。

2014年の指揮者は、名ピアニスト兼指揮者であるダニエル=バレンボイムが2回目の登壇をします。

2008年の12月には、NYメトロポリタンオペラでダニエルバレンボイムのワーグナー作曲トリスタンとイゾルデを聴きました。

その翌年2009年のニューイヤーコンサートがバレンボイムの指揮だったのですよね。

今年も一年本当にありがとうございました。

このブログを通じて様々な出逢いや発想、機会に恵まれました。

一医者の拙いブログを読んでくださった皆様、そしてクリニックや僕自身を支えてくださったすべての皆様に改めて感謝したく思います。

思い返せば、今年も色々なことがありました。色々な国や土地にも行きました。

盛り沢山な一年でしたので、まだまだすべてを振り返って反芻するに至っておりませんが、藤本個人として節目の一年であったなという点で思い浮かぶのは

●国際医学会における英語の口演発表(招待講演含む)で、目指していた口演回数100回を超えることができたこと

●念願であった工学博士号を取得できたこと

●英文論文が2013年に、4報も通過したこと

●欧州機器メーカーとの美肌治療機器の設計に関わることができたこと

これらはやはりコツコツとやってきたことが繋がってできた形のように思えましたし、この先の10年にどういった目標設定をしようかと考えるきっかけにもなりました。

また、年の終わりに光文社発行の女性誌「美スト」で美容医療ドクター読者投票の第一位に選んで頂きました。

これには僕自身大変驚くと同時に、大きな変化を感じました。

ある意味とてもマイナーリーグにいる僕とこのクリニックに光を当てていただいたことには感謝の言葉しかありません。

本年も残すところあと数時間になりましたが、どうぞよいお年を。

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2013年12月30日 (月)

2013年の外来最終日です

おはようございます。今日は12月30日。

クリニックFの外来最終日です。

数か月前からこの日にご予約いただいた患者さんでほぼ外来が埋まっています。

今日は何時までかかるかわかりませんが、スタッフ一同、気持ちを引き締めて頑張ります。

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先週末、正月飾りを付けました。

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2013年12月28日 (土)

■2013年12月シンガポール出張④ 庭園で空中散歩

あっという間に、お昼が過ぎていました。

12月28日(土)。クリニックFの診療日です。

診療時間を前後に拡大して診療を行っています。年末はそうしないと間に合わないのです。

個人クリニックを運営しているとこういうところも融通が利きます。

※※※

今回のシンガポール出張で必ず行きたいと思っていたのが、Gardens by the Bayに去年できた植物園(http://www.gardensbythebay.com.sg/en/home.html)でした。

流線型を描くガラスで覆われた巨大なドームの中に、滝が流れ、山があり、花が咲き乱れていると言うのです。

何枚か写真を撮りましたのでご紹介しますね。

Photo

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写真でわかりますでしょうか。

地上7階建てに相当する植物の密集する山(崖?)があり、空中回廊があります。

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エスカレーターを使って登りますが、張り出した回廊を散歩しながら地上を鑑賞できるようになっています。

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結構な高さ、そして心もとない気がしてしまう支柱。ちょっと怖かったですが(笑)初めての経験を楽しみました。

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ホリディシーズンですので、こんな装飾も可愛らしかったですね。

 

Raindeer

果物や野菜も実っていて、これにはちょっとびっくり。

Vegetables

花や木々に囲まれて苺やキャベツ、レタスにパプリカ・・・と至る所にありました。

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2013年12月27日 (金)

■2013年12月シンガポール出張③帰国しました

おはようございます。

今日は12月27日(金)。朝シンガポールより無事に帰国し、クリニックFの外来を再開しています。

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今年の外来、最後の3日間。

悔いのない診察をすべく、全力で頑張りたいと思います。

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こちらは夜遅くから始まるマリーナ・ベイのイルミネーションです。

毎回来るたびに変化があり、驚きます。

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2013年12月25日 (水)

■2013年12月シンガポール出張②メリークリスマス

おはようございます。

クリスマスですね。

僕は厳密にはクリスチャンではありませんが、この時期に聴くクリスマスキャロルや、教会に灯る灯りはとても好きです。

さて、僕は現在仕事でシンガポールに来ています。

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街のあちらこちらに溢れるLEDやレーザーの照明。

夕方から朝方まで続き、その規模も含めある意味徹底していて、圧巻です。

シンガポールは何度も来ていますが、皆が期待はずれだったと言うマーライオンも、夜にいくと良いものです。今回はビジネスパートナーたちと商談の続き方々船にも乗って、水面から見えるシンガポールの街並みを楽しみました。

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僕の帰国は27日金曜日の朝。診療にこの日そのまま入る予定ですので,また宜しくお願いいたします。

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2013年12月23日 (月)

■2013年12月シンガポール出張①オリンパスミラーレス OM-D EM-1

日曜日の朝から出張でシンガポールに来ています。

クリスマスシーズンですが、クリスマスツリーがある以外はそのような雰囲気が無いように感じてしまいますね。

というのも、普段からこの国のイルミネーションが季節を問わず派手なので、クリスマスだからと言って何かが特に変わったわけでもなさそうに感じるのかもしれませんね。

今回の出張にあたって、広角レンズとオリンパスの新しいミラーレスカメラをアマゾンで買いました。

7月に来たガーデン・バイ・ザ・ベイの写真を今回は広角で撮りたくて・・・というのが公式な?理由です(笑)。

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アマゾンは注文したその日に商品が来るのですね。

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良い写真が撮れましたので一部アップしますね。

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シンガポールに向かう機内から見えた富士山。

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マリーナ・ベイサンズ。

周りを少しぼかして写真に躍動感をつけてみました。

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2013年12月21日 (土)

パリIMCASからメリークリスマス

おはようございます。

今日は12月21日(土)。クリニックFの診療日です。

12月の土曜日、しかも明日からシンガポール出張ということもあり、今日は診療のご予約をぎっしり頂いています。

帰国は27日朝となりますので、通常の診療日を2日ほど休診日にしてしまうことになります。

外来再開は27日(金)からとなり、27日から年末30日まで3日間の通常予約は現在ほぼ満席状態ですが、とはいえ海外からお正月のために一時帰国される方含め年末しか施術が出来ない方のために、状況によってはいつもより早い時間から外来を開け、遅くまで診療を行うなど臨時措置もとれるようにしています。

もしも年内に予約がご希望の方がいらっしゃいましたら、外来でお待ちいただく可能性や予約枠の制約はありますが、基本的にできるだけお受けする方針です。

僕の出張中も、いつものように受付スタッフは出勤していますので、ご質問、ご予約のご変更などがありましたらご連絡くださいね。

*********************

さて、毎年この季節になると、欧州の学会からクリスマスカードが届きます。

こちらはIMCAS本会(パリ)のもの。

International Master Course on Aging Skin

肌に特化したエイジング治療の学会です。

毎年1月にパリで開催される学会も来年度で16回目になりました。

僕も参加予定です。

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Imcas

こちらの絵がかわいらしいですね。

さて、今日も気合を入れて頑張ります。

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2013年12月20日 (金)

2014年4月 フェニックス開催 米国レーザー医学会の口演演題が通りました

おはようございます。

今日は12月20日。

クリニックFの診療日です。

今日も寒いですよね。

クリニックFのスタッフの誕生日には、いつも花束をプレゼントしています。

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今日も出がけにお花を買ってきました。

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夕方までロッカーに隠しておこうと思います。

**********************

昨日は寒かったですね。

休診日でしたので僕は、工学部大学院にて実験と論文執筆に行っていました。

昼過ぎに大学につきましたが、帰宅は夜11時ごろ。

頭を使ったので、ちょっと疲れました。

学生さんが実験されている分野では、新たなデータも取得できたようで、今後が楽しみです。

**********************

そして、昨日ついに、連絡が来ました!

来年4月フェニックスで開催される米国レーザー医学会で、演題が口演で通過しました。

「EFFECTS OF A NOVEL VITAMIN C DERIVATIVE GO-VC, AFTER TREATMENT OF FRACTIONAL CO2 LASER IN ASIAN PATIENTS」

米国レーザー医学会ASLMSは、世界のレーザー医師としては、最もキャッチアップすべき学会だと僕は思っていますので、どんなに忙しくても演題申し込みはしてきました。

Laser2014

今年は、新規ビタミンC GO-VC のCO2フラクショナルレーザーへの応用演題です。

Dr. Fujimoto: Your abstract, “EFFECTS OF A NOVEL VITAMIN C DERIVATIVE GO-VC, AFTER TREATMENT OF FRACTIONAL CO2 LASER IN ASIAN PATIENTS,” has been accepted for an oral presentation at the 34th Annual Conference of the American Society for Laser Medicine and Surgery to be held at the Phoenix Convention Center/Sheraton Phoenix Downtown Hotel in Phoenix, Arizona.

僕も学会Memberとなった2004年から毎年演題を出して、発表しています。

演題通過は、11年で、15演題目ですが過去の14の発表を振り返ってみると、まるでレーザー治療の歴史ですね。

2004年 4月 ダラス

①Non-ablative Skin rejuvenation,  Q-switched Nd:YAG Laser assisted with carbon suspended lotion

邦訳「カーボンアシストQスイッチNdYAGレーザーピーリングについて」 

2005年 3月 フロリダ

②Non-ablative Treatment of Melasma utilizing a Q-Switched Nd:YAG Laser peel assisted with a topical carbon photoenhancer lotion, and adjunctive treatment with 633 nm Red Led Light

邦訳「カーボンアシストQスイッチ&ロングパルスNdYAGレーザーピーリングと赤色LEDの併用療法による肝斑治療ついて」

2007年 4月 ダラス

③The Treatment of Photodamage and Facial Rhytids Utilizing Fraxel(1550nm Erbium Glass Fractional Laser Resurfacing) and Thermacool TC (Monopolar RF) in Japanese Patients

邦訳「日本人患者光老化に対するフラクセルとサーマクールの併用療法」

2008年 4月 フロリダ

④Clinical evaluation of 1440nm and 1320nm multiplex Fractional laser (Affirm multiplex) delivered by microarray for treatment of photo aging for Japanese skin

邦訳「1440nmと1320nmのマルチプレックスフラクショナルレーザーの日本人肌光老化への使用経験」

⑤ESR analysis of free radical generated by Fractional resurfacing laser (1440nm)

邦訳「1440nmのフラクショナルレーザーにより皮下に発生する酸化物質のESR分析」

⑥Skin resurfacing utilizing a 2.79um Er:YSGG (YTTRIUM SCANDIUM GALLIUM GARNET) laser for asian patients

邦訳「2790nmエルビウム:YSGGレーザーによるアジア人肌の入れ替え」

2009年 4月 ワシントンDC 

⑦Comparison of low fluence Q-switched alexandrite laser versus Q-switched Nd:Yag laser for the melasma treatment of Asian patients

邦訳「アジア人肝斑症例に対する低レベル・QスイッチアレキサンドライトとQスイッチヤグレーザーの比較検討」

⑧The Action of Antioxidants, Fullerene on laser therapy of pigment spots

邦訳「抗酸化剤フラーレンの色素斑のレーザー治療の反応」 

2010年 4月 アリゾナ

⑨Comparison of low fluence Q-switched alexandrite laser versus Q-switched Nd:Yag laser for the melasma treatment of Asian patients

邦訳「アジア人の肝斑治療に対する、Qスイッチアレキサンドライトと、QスイッチNd:ヤグレーザーの比較演題」

2011年 3月 テキサス 

⑩Clinical evaluation of 1550nm and 1927nm laser delivered by fractional for Asian patients of melasma and acne scars

邦訳「1550nmおよび1927nm(フラクセル3DUAL)の肝斑およびニキビ跡の使用経験」

2012年 4月 フロリダ

⑪Eyelid skin tightening for Asian skin: Conoarasuib stydy of Fractional Laser devices

邦訳「アジア人肌へのフラクショナルCO2レーザーによる眼瞼挙上術と機器比較」

⑫Detection of the different reactive oxygen species induced oxidative stress in skin during 1550nm & 1927nm Fractionated Laser therapy

邦訳「1550nmおよび1927nm(フラクセル3DUAL)のフラクショナルレーザー使用後に発生する皮下のラジカル種の同定」

2013年 ボストン

⑬Detection of the Different Reactive Oxygen Species Induced Oxidative Stress in Skin During CO2 Fractional Laser, RF, CO2 Fractional Laser and RF Combination Therapy Respectively

邦訳「CO2フラクショナルおよびRF複合機(スマートサイドスクエア)使用後に発生する皮下のラジカル種の同定」

⑭High Temperature Heat Source Generation With a Very Low Power Level Quasi-CW (Continuous Wave) Semiconductor Laser for Medical Use

邦訳「医療利用が可能な低出力半導体レーザーにより、高温ソースをつくる技術についての研究」

今後も頑張ろうと思います。

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2013年12月18日 (水)

イタリアからパネットーネ(クリスマスケーキ)が届きました

おはようございます。

今日は12月19日。

今日はクリニックFでの僕の診療は休診で、今年修了した工学部大学院の研究室に顔を出しに行こうと思っています。

レーザーの次期研究の打合せもろもろです。

クリニックFのスタッフは出勤していますので、予約受付やご質問などはお受けできます。

03-3221-6461 にご連絡くださいね。

昨日、イタリアから僕の頭よりも大きな、パネットーネ (Panettone)が届きました。

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イタリアでは、クリスマスの前4週間(待降節)に、各家庭で焼かれたパネットーネを親族や親しい友人に配る習慣があるのです。

一年ぐらい持つそうですので、楽しみにいただこうと思います。

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忘年会続きます…。

おはようございます。

今日12月18日はクリニックFの診療日です。

クリニックFの今年の診療は本日18日を入れると、明日は休診日。

20日(金曜日)、21日(土曜日)と外来を開け、今週末から26日までシンガポールの出張の予定です。

27日の朝に再度帰国して外来を開き、年末の予定は、27日(金曜日)、28日(土曜日)、30日(月曜日)です。

既にキャンセル待ちの日程もありますが、年末の施術が必要であれば早めにお伝えくださいね。

さて、僕はといえば、11月の終わりから、毎日が忘年会です。

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ふと気付くと大きなニキビが眉間に出来ていました。

不摂生ですが、この時期しょうがないですよね。

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こちらは、先週末にご招待いただいたクリスマスパーティーで、プロの方に描いていただいた僕の似顔絵。

どうでしょう?似ていますか?

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2013年12月17日 (火)

2014年美スト2月号 本年度の「美容医療ドクター大賞」第1位に選んでいただきました

おはようございます。

今日は12月17日(火)。クリニックFの診療日です。

今朝は診療前に朝9時から、大学のチームとチタンを取り込ませたマクロファージにレーザーを照射し、顕微鏡で検鏡する実験をクリニックでしていました。

来年学会発表が出来ればよいと思っています。

今の僕にとっては、レーザー医工学ほど知的好奇心を満たしてくれる分野はありませんね。

***********************

さて、今日はいつもこのブログを読んで下さっている方々にご報告があります。

本日発売の光文社「美スト」2月号、第3回読者が選ぶ美容医療医師の中で、本年度の「美容医療ドクター大賞」の第1位に選んでいただきました。

読者さんからとても多くの票をいただいたそうで、大変驚いています。

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こちらの号には、10月に滞在したトルコはイスタンブールでの欧州皮膚科学会の出張記も取材されていますので、よろしかったらご覧くださいね。

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第1位の記念品として、日本を代表する建築家である隈研吾さんデザインの記念トロフィーを頂きました。

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光の加減によって、7色に光り輝きます。

写真に撮るのは難しいのですが、光加減が美しく、井上編集長からトロフィーを手渡していただいたときは本当に嬉しかったです。

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こちら、台座にある隈研吾さんのサインです。

クリニックFの受付に飾らせていただきました。

以下、編集部の方にお送りした第一位のコメントです。

紙面の関係で短くなりましたが、ブログには、全文をアップさせていただくことにしました。

「今回自分を選んでいただいたことに大変驚いています。本当にありがとうございました。

クリニックFは、東京・四谷にある30坪足らずの小さなクリニックです。医師は僕ひとりしかおらず、その僕自身が国内外の学会に参加したり、大学院で研究を行ったり、新しいレーザー機器の治験を行ったりしている関係で、ここでの診療日数は月に15日ほどしかありません。

病気の治療を行うクリニックではないので保険診療もありませんし、レーザー以外の治療もほとんど行っていません。レーザー/光治療器を使ったアンチエイジングのみに焦点を当てたクリニックです。

日本ではまだまだ一般的でないスタイルのクリニックに光を当てて頂いたことを今回特に感謝したいと思っています。

19世紀初頭にアインシュタインが基礎理論を作り、今や人類の作り上げた最も大きな功績の一つに数えられる人工の光レーザー。

このレーザー機器が皮膚治療医学に応用されてから30年ほどですが、特にこの10年の間に飛躍的に進化した技術と理論を、日本でどうキャッチアップし治療に当てはめていくのかというのが僕の課題でした。

皆さんが思われている以上に、レーザーの可能性というのは大きく、世界的にも注目されている分野です。

レーザー治療を専門とされている先輩方々と共に、アカデミックで未来的な理論と技術をこの国でより多くの方に広げていくことができるよう、引き続き努力を重ねていきたいと思います。」

今後も勉強と研究を重ね、一段と精進してゆきたいと思っています。

関係者の皆様に改めて御礼申し上げます。

ありがとうございました。

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2013年12月16日 (月)

江の島のイルミネーション 根拠に基づいたレーザー医療とは EBM:evidence-based medicineのレーザー医療への応用 なぜ最新医学論文を読むことがが大切か?

おはようございます。

今日は12月16日(月)。クリニックFの診療日です。

天気の良い日が続きますね。

昨日の日曜日は、このところ評判になっている江の島灯台のイルミネーションを観に行きました。

烏帽子岩と

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富士山を見ながら

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江の島に沈む夕日を撮影。

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この季節の湘南海岸は本当に綺麗です。

江の島に到着したのは夕方16時半ごろ。それから江の島を登り、展望台の入口のチケット売り場に並びます。

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園内に入ったのはまだ点灯前。

17時きっかりにカウントダウンと共にイルミネーションが点灯するのです。

光った様子はこの通り。

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日本ではなくまるでシンガポールにいるみたいな気持ちになりますね。

色彩の使い方が21世紀です。

関東三大イルミネーションに認定されるだけのことはあります。

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灯台に登り、湘南海岸の夜景を見ます。

昨日は、ランドマークタワーも観ることが出来ました。

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ほぼ真円の月を見ながら江の島を後にしました。

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さて、前置きが長くなってしまったのですが、今日は少し真面目な話。

なぜ最新医学論文を読むことが大切か?

ということについて触れてみたいと思います。

長いです。

**********

レーザー皮膚治療は、西洋医学の中でも比較的新しい分野です。

レーザーでシミやあざを取っていた「点の治療」をしていた時代が20世紀。

その後、肌質を若々しくしたり、肌の透明感を上げたりと、「面の治療」をするための機器が21世紀になって数多く開発されました。

しかしながら、この10年で新しく開発された21世紀の機器に関しては、厚生労働省の認可が遅いために日本国内の大学病院などで最新の機器を使用することができません。

ドラッグラグやデバイスラグの問題は、以前もこのブログで伝えていますよね。

日本の場合、通常最新機器はまず大学病院に導入されて医師のトレーニングが行われます。

すなわち、レーザー治療はこの日本において医療分野の中で唯一大学病院でのトレーニングが難しい分野である、ということになります。

************

一般的な診療を行う上で

「根拠に基づいた医療(EBM:evidence-based medicine)」

という考え方があるのをご存知でしょうか?

「良心的に、明確に、分別を持って、最新最良の医学知見を用いる」

“conscientious, explicit, and judicious use of current best evidence”

医療のあり方をさす考え方です。

*******************

特に新しい西洋医学を治療に応用するにあたり、人体の生理反応や治療の効果や副作用には必ずしも再現性が認められず、同じ治療でも患者によって結果は異なることは常に指摘されてきました。

多くの治療法の中から、目の前の患者さんにとって最も最良の結果を生むためには医学的な根拠が必要です。

こうした根拠には、従来「生理的原則や知識」が重視されてきました。

さらに、それを補うものとして「医師の個人的な経験」や、「権威者による推奨」が治療法の選択根拠として用いられてきたのです。

*******************

仮に、低出力レーザーを使用した肝斑治療を挙げて考えてみましょう。

生理学的原則や知識として

「表皮下部に存在する肝斑を取り去るためには、特定の波長の低出力レーザーにより、表皮下部のメラニンを破壊する治療が有効であろう。」

として治療法が考えられます。

この事実を証明するために

①医師の個人的経験:

「私の経験では、この波長のレーザー治療は肝斑の色彩を減らすようである。同僚もそう言っている」

または

②権威者による推奨:

「この治療法は当大学で100例以上の良好な成績を収めており、関連病院にも勧めている」

などを根拠にして、一世代前までは西洋医学の治療が行われてきたのです。

********************

しかしながら、この数十年で、医療や治療を行うにあたり、主に書籍・学会誌・論文発表を根拠にして、客観的な経験知を共有することがいかに大切なのかが、次第にわかってきました。

1980年代以降は米国国立医学図書館による「MEDLINE」など医学情報の電子デー タベース化が進み、また疫学・統計手法の進歩によりできるだけバイアスを排した研究デザインが開発されるようになりました。

そうしたうちに、治療法などの選択となる根拠は

「正しい方法論に基づいた観察や実験に求めるべきである」

という主張が、カナダのマクマスター大学でDavid Sackettらにより提唱されました。

1990年にGordon GuyattによりEBM (Evidence-based Medicine) と名づけられました。

EBMという言葉の文献への初出は1992年ですので、もう20年以上前ということになりますね。

*******************

こうした考えで、もしもレーザー治療を患者さんに、根拠に基づいた医療つまりEBMを用いて説明する場合。

「医学誌のレーザー治療ジャーナルの2004年10月刊行の論文によれば肝斑の治療方法における、治療法A(高出力レーザー治療と薬剤補充療法)の250件と治療法B(低出力レーザー治療のみ)の250件の比較調査を行った。

治療法Bの方が肝斑の逓減率は15%ほど低い結果が得られた。

ただし同雑誌2008年の4月の論文における追跡調査では50歳以上の患者の場合は逆に治療法Aの方が5%ほど完治率は低いとの結果である。

この患者は高齢であるので治療率の観点からは治療法Aが最適な選択となりうる。

ただし治療法Aは薬剤補充療法であり、これには他の副作用が報告されている。

よって治療法AおよびBの治療率およびもろもろの副作用の可能性を患者に掲示した。

最終的に治療法を選択するのは患者である。」

ということになると思います。

クリニックFにおける僕の立場は、実際の治療を行うエンジニア兼ドクターであると同時に、レーザー治療のコンシェルジュでもあります。

患者さんの肌を診断し、問題を解決するために、

僕は日々

「最新英語の論文を読み」

「レーザー機器を購入し」

「機器のメンテナンスをする」

こうしたことでエビデンスのある治療を選択していただけるようにしているのですよね。

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2013年12月14日 (土)

貝専門店にて会食 ソウルにて

おはようございます。

今日は12月14日。都内は快晴です。

このところ連日忘年会ですが、今晩はクリニックの患者さんの自宅で毎年開催されるクリスマスパーティに声をかけていただいています。

診療後にお花をもって駆けつけようと思います。

さて、僕のブログ国際学会周遊記は先月末に滞在したソウルでの出来事。

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ソウルには様々ないわゆるB級グルメがありますが、貝の専門店というのに初めて行きました。

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気温はマイナス。

こちらの店なのですが、中に入ると長い列です。

とても人気があるのですね。

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これらさまざまな貝の専門料理店なのです。

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30分以上列に待ちましたが、出てきた料理を見て納得。

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これは美味しくいただきました。

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2013年12月13日 (金)

3年ぶりの韓国出張 Laser Optek社 フラクショナルレーザーの工学的分類 Diffraction Optical Element (DOE)

おはようございます。

今日は12月13日(金)クリニックFの診療日です。

ブログをアップしようしようと思いながら、朝からバタバタしていて、気づいたらこんな時間でした。

年末は何かと忙しいですね。

さて、先日久しぶりに韓国に出張してきましたのでその話を書きますね。

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機体はご覧のとおり、アシアナ便です。

この日は上空から海ほたるも

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富士山も

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観ることが出来ました。

韓国の上空です。

ゴルフ場が凍り付いています。

やはり寒いのですね。

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金浦空港につきました。

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到着後、車ですぐに移動したのはこちら。LASEROPTEK社。

こちらの会社で新規に完成した機器について、ディスカッションをしてきたのです。

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ロシア人科学者を招聘してNd:YAGレーザーを開発している企業です。

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1064nmと532nmの波長を利用して、フラクショナルレーザー作る技術について、ディスカッションをしてきました。

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この機種の特性について話すためには少し工学的な知識が必要です。

現在利用されているレーザー機器メーカーのほぼすべての会社が、レーザーをフラクショナルレーザーに変換させる技術を開発しています。

通常の機器と比較してフラクショナルレーザー機器には

〇同じ出力でも表皮を守る能力が高く

〇光を集中させることで同じ出力でもより深くまで進達でき

〇副作用を減らす

効果があり、美容利用に適しているからです。

実際にレーザー発振管からビームを照射し、フラクショナルに分離するためには現在三つの技術が用いられています。

Fractional

〇Diffraction Optical Element (DOE) を利用しビームを分離する方法

〇マイクロレンズアレイによって分離する方法

〇スキャナで分離する方法

があるのですが、近年は、すべてのレーザースポットのパワーを均一化することが出来るため一番上のDOEを利用する方法が特に好まれています。

Fractional_2

DOEは日本の工業メーカーも技術を持っており、とても強い分野ですので、日本の企業にこそレーザー医療機器を作ってほしいですよね。

DOEを利用して、1064nmや532nmのビームをスプリットして入れ墨などの治療に利用すると、より均一に、治療時間を短く治療が出来ます。

Img_3250

今回新しい機器HELIOSⅢがこちら。

既存の機器に、ダブルパルスなどを利用できるように改善したもの。

完成間近のプロトタイプを見学しました。

Img_3243

こちらの女性はロシア人ドクター。

英語で話しかけましたが、英語はわからないようでした。

アイガードをせずに、入れ墨にレーザーを打っていましたが、ロシアではこれが普通なのでしょうか?

Img_3261

技術的な話はCEOであるHong Chu博士(工学)と話しましたが、彼は工学知識もありますし、英語も堪能。

よいディスカッションが出来たと思います。

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2013年12月12日 (木)

高知での忘年会

おはようございます。

今日は12月12日、クリニックFの診療日です。

朝一番の高知発の飛行機で羽田に帰ってきました。

朝の高知からの便は、このような古い全日空の塗装の機体。

Img_1678

まだ使われているんですね。僕は、初めて乗りました。

昨日の休診日は、高知で開業されている、ふみの皮フ科の池野史典先生を囲んで、高知の食材とクエ鍋を囲んでの忘年会でした。

3年前にたまたま忘年会の時期に高知に立ち寄ったところ、あまりの食材の美味しさに、来年も忘年会をやりましょう!

ということになり、今年で3回目。

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毎年参加人数が増えてきて、今年は日本各地から6名の医師が集まりました。

結局二次会のバー。

さらには三次会のカラオケまで全員で移動。

業界の話も含め、大変な盛り上がりでした。

来年もやりますので、参加希望の先生がいらっしゃったら教えてくださいね。

Img_3349

こちら高級深海魚「クエ」鍋です。

河豚よりも腰があって、おいしいと評判です。

Img_3352

定番のカツオのたたき。

Img_3354

マンボウ。

Img_3355

四万十川海老。

Img_3358

ウツボのから揚げ。

Img_3359

四万十鶏手羽先。

それぞれをいただきました。

Img_3360

高知の商店街にも綺麗なクリスマスツリーがありましたよ。

高知の食材素晴らしいです。

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2013年12月11日 (水)

佐田岬半島の先端へ

おはようございます。

今日12月11日の休診日は忘年会のため、高知へ。

せっかく四国に行くのですから、昼の時間を有効に使おうと、四国にある現存天守閣の一つ。

宇和島城を訪ねようと思っていました。

ところが、松山あたりでiphoneのグーグルマップを開いてみると、宇和島城の横に佐田岬半島という日本一長い半島があることに気づいたのです。

Img_1677

なんだか、地図を見ているうちに、この半島の先端に行ってみたくなってしまい、行き先を急遽変更。

一路車で向かいました。

ここ数年、高知で忘年会をしているのですが、そういえば一昨年は足摺岬に。

昨年は室戸岬に足を延ばし、四国の岬を巡っていたのです。

ちなみに、この細長い半島だけでも50kmの距離があります。

僕は天橋立のようなイメージをしていたのですが、切り立った山でした。

そして道のりは思ったよりもはるかに遠く、松山空港から食事も含め、片道3時間以上。

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それでも随所にみられる美しい風景にカメラを向け、楽しみながら移動しました。

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写真は、この日の僕の酔狂な趣味にお付き合いいただいた、いわきクリニック形成外科・皮フ科の岩城佳津美院長のfacebookからいただきました。

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最終的に車で到着し、駐車場から見た景色がこちら。

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ここからは山を二つ超え、2キロほど、歩かなければなりません。

風も強く、あきらめようとも思いましたが、小走りで行ってきましたよ。

途中、こんなところや、

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こんなところを超えて、

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たどり着いたのが

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こちらの四国最西端の地。

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もちろんこの景色も感動したのですが、この地は距離的には四国よりも、はるかに九州が近い土地なのです。

雨雲の中、九州に差し込む太陽の光が神々しく、美しいこと。

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強風の中、寒かったですが、望遠カメラを手にして暫し撮影に集中。

この後、すぐに引き返したのですが、結局、高知市まで車で4時間弱。

会食の予定時間に30分遅れで合流することが出来ました。

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2013年12月10日 (火)

赤坂アンチエイジングクリニックの森良臣先生 医療の質 クリニック経営の正解とは

おはようございます。

今日は12月10日クリニックFの診療日です。

東京ではにわか雨が降りましたが、今日の天気はどうでしょうか?

みなさんお気をつけていらしてくださいね。

明日は休診日ですが、高知に出張です。

仕事の後には有志の先生方と海の幸の美味しい高知に集まり、忘年会予定なのです。

早いもので、今回で3度目になりました。

昨年はちょうど「クエ」が取れたために、クエ鍋をいただいたのですが、今年はどうでしょうか?

明日のメニューが楽しみです。

**********************

昨日は、ちょうど先週講演でご一緒させていただいた森良臣先生の赤坂AAクリニックを見学させていただきました。

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森先生のクリニックは、赤坂のTBSの前の角に建つ一等地。

さらに4階層で異なった目的を持つクリニックを経営されています。

アンチエイジング医療を総括される森先生らしい、素晴らしいクリニックでした。

クリニックの経営方針には十人十色あり、さらに数多くの正解が存在します。

自分の持つ経営スタイルと違ったクリニックを見学させていただくとインスピレーションがわきますね。

僕は同じ医師でもあり、研究者(医学博士)でもあった明治生まれの祖父の生き様を見て聞いて育ちましたので、医師は、どんなに忙しくても、自分が勉強する時間を毎日、常に確保しなければ進歩はないという考え方が染みついているのです。

しかしながら、数々の誘惑を跳ね除け、診療と勉強を両立し続けることは、思ったよりも大変なことです。

クリニックFは、院長の僕自身が月に10日程度海外出張をして、海外の最新情報を勉強し続けるというスタイルで、この7年間やってきました。

この方法ですと、クリニックでの月平均の診療日数は15日前後になってしまいますが、進化の早いもっとも新しい米国レーザー医療や欧州の美容医療を、患者さんにタイムラグなく、日本で提供することができます。

思い返せば、このスタイルは、あるアメリカ人ドクターのクリニックを見学させてもらった際にいただいたインスピレーションを進化させたものでした。

僕がクリニックFで提供することができる「医療の質」には、今後も、優先順位を最も高くして、自分でこだわったものを提供し続けたいと思います。

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さて、帰り道。

赤坂日枝神社ではもう初詣の準備がなされていましたよ。

こちらの神社はクリニックFの氏神様でもありますので、毎年お参りしています。

今年もお世話になりましたとご挨拶してきましたよ。

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2013年12月 9日 (月)

ワーグナー生誕200周年前夜祭 ブルーレイ

おはようございます。

今日は12月9日(月)クリニックFの診療日です。

今日は肌寒くなりそうですね。

おはようございます。今年のワーグナー生誕200周年前夜祭のドレスデンのコンサートが発売になったと一緒に聴きに行った研究者友達が教えてくれました。

ワーグナーの生誕200周年前夜祭は、僕にとって今年2013年を象徴するイヴェントの一つ。

世界中のワグネリアン=ワーグナーファンが集まりました。

オーストラリアからの郵送料込みで5,000円ちょっとだったので、すぐに注文してしまいました。

嬉しいことにブルーレイ。

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ティーレマンの気迫迫るこの演奏は大変素晴らしかっただけにお勧めします。

演奏を終えたのちのティーレマンが観客に、いわゆる「どや顔(今や標準語として使っていいんでしょうか? 得意顔? したり顔?)」をしたのですが、それがまたよい思い出です。

画像をクリックしてもらうと、ドイツ版のアマゾンのページにたどりつきます。

ドイツ語に堪能な人は良いと思いますが、今はGoogle Chromeを使うと簡単に翻訳ができるのです。

おすすめします。

さて、今日の外来も気合を入れて頑張りますね。

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2013年12月 7日 (土)

出勤途中の寒椿

おはようございます。

今日は12月7日土曜日。クリニックFの診療日です。

昨晩は国内最大手の化粧品メーカーの方と会食。

実は彼とはずいぶん長い知り合いなのですが、海外の学会で初めて出会ったのもありますが、それ以来、会って話をするのはほぼ海外の学会です。

国内で会食するのは2回目。

前回は6年前。

他業種の方々の考え方を聞くと、色々と勉強になりますが、こうしたのも不思議な縁ですね。

そうそう。

今朝、出勤途中に寒椿を見つけました。

綺麗に咲いていますね。

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美しいものを見て、エネルギー充電しました。

今日も集中力を切らさないように、外来を頑張りますね。

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2013年12月 6日 (金)

■EADV2013 10月トルコ〜イタリア出張㉑ ミケランジェロ広場と沈む夕日 イタリアからの帰国

おはようございます。

今日は12月6日(金)。クリニックFの診療日です。

今日もいい天気ですね。

このところ毎晩のように打ち合せが続くのですが、お会いする人のご提案の中には、今後の日本の医療業界を変えてしまうような魅力的なビジネスに発展しうるものも多く、とても興味深く思います。

昭和の時代に生まれた僕たち。昭和でそのまま換算すると、今年は昭和88年にあたります。

その半分の昭和44年前後に生まれた、40代半ばの僕たちの年代が頑張って、よりよい国を作るための提案や国を動かすようなビジネスを作らなければ、日本の復活はないのではないかと思うことがあります。

知財、医薬、技術、サービス、工夫・応用という日本の強みを一つに組上げた上で付加価値を高め、いかに上手く国際市場に広げてゆけるかがキーになるのでしょう。

自分にできること、自分の持つ能力をどこで生かすのか?ということを考えていくと、僕自身にも幾つかプランはあります。

時間は有限ですので、自分の能力で出来ることを見極め、動いていかなければなりませんね。

さて、ちょうど1ヵ月かかりましたが、先月滞在したトルコ〜イタリアのブログ新国際学会周遊記、最後のブログをアップしてしまおうと思います。

**********************

訪問したイタリアレーザー機器メーカーのGP社からフィレンツェへ帰る途中。

フィレンツェの街が綺麗に見渡せるミケランジェロ広場に立ち寄りました。

Img_8018

寒くて風も強いですが、この広場に来ると、フィレンツェに来たのだな、と思えるのですよね。

Img_8013

この景色はお気に入りの一つです。

ちょうどミレニアムの年にはフィレンツェを代表する建物間をレーザー光線がつないだのです。

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以前のブログにも書きましたが、これはフィレンツェにあるレーザー機器メーカーDEKA社の仕事でした。

Img_8025

ヴェッキオ橋も観ることが出来ます。

Img_8014

ミケランジェロ広場にはダヴィデ像のレプリカがあるのですが、日の沈む景色と調和して、よい写真が撮れました。

Img_8012

**********************

翌日はもう帰国日です。

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朝日を見ながら空港に向かいます。

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再びトルコ航空。

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イスタンブールを経由して、早朝の羽田に到着。

この日も到着後、クリニックの外来に行きましたよ。

これで先月滞在した、トルコ〜イタリア出張記はおしまいです。

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2013年12月 5日 (木)

JALグローバルクラブ ANAスーパーフライヤーズ デルタメダリオンゴールド

おはようございます。

今日は12月5日(木)。今までは木曜日を休診日に充てることが多かったのですが、今日はクリニックFの診療日としています。

個人でクリニックを開業されている先生方には、クリニックFと同様木曜日と日曜日を休診日とされている方も多く

「クリニックFでレーザーを打ちたいけれど、休診日が一緒だと行くことができない。木曜日を時々開けてくれないか?」

と言われることが何度かありました。

全く違うお仕事をされている方でも、水曜日に余裕のある方は結構多いようで似たようなリクエストが続いたものですから、しばらく試験的に休診日を水曜日と木曜日に分けて設けてみることとなりました。

似たようなリクエストで、毎回は無理ですが時々祝日も開業できるように予定を組み始めましたので、これまで休診日が重なってしまうことを理由にクリニックにお越しいただけなかった方は一度お電話かメールでお問い合わせください。

以前にはなかった、ご都合に合わせられる日がいくつかできているかと思います。

**********************

今朝、さてブログを書こうかとスタッフに写真を撮ってもらった時の話。

「・・・先生、朝から顔が疲れてます。良い写真が撮れません。」 と、

何度もダメ出しをされてしまいました(苦笑)。

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ここ最近、休日は講演で休みなく、平日は診療前後に毎朝毎晩打合せが入る状態。夜はまた執筆もありますし、あまり眠れていない状態が続いています。

僕はもともとワーカホリックなところがあり、忙しいのは嫌いではないのですが、正直写真写りには自信ありません…。

**********************

年末になるとちょっと気になるのが、翌年の航空会社のフリークエントフライヤープログラムのエリートステータスというもの。

僕はここ数年平均すると、月に一度以上は海外出張に出ていますが、この出張が国外企業や学会からの招待だった場合、当然ですがこちらから航空会社の指名は通常できません。

出張で航空券が送られてくるような世界の航空会社は、ワンワールド、スターアライアンス、スカイチームの三大航空会社アライアンスのどれかに所属している場合が多く、それらのマイルはバラバラに貯まってしまいます。

一方、それぞれのアライアンスでは、フリークエントフライヤープログラムで一年間一定マイル以上を飛ぶと、顧客のグレード分けをしています。

●ワンワールド顧客は、ルビー、サファイア、エメラルドの3つに

●スターアライアンス顧客は、シルバー、ゴールドの2つに

●スカイチーム顧客は、エリート、エリート・プラスの2つに

自動的に分類されるのです。

上位のステータスを持つと、マイルが余計にたまったり、エコノミークラスの利用であっても上級ラウンジの使用が出来たり、アップグレードの優先順位が上がったりします。

僕の場合、海外出張で使う半分以上のチケットは、自分で航空券を取っている訳ではありませんし、行き先によっては特定の航空アライアンスしか使えない場合も。

従って、年によって航空アライアンスの使用頻度が大きく変わってしまうのです。

そうしたステータス上位の権利を維持するために作られたカードがあるのをご存知ですか?

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たとえば、日本の主要航空会社の場合、日本航空がワンワールドに、全日空はスターアライアンスに所属しています。

両社の場合、年間50,000マイルの飛行をすると、翌年よりエリートステータスを維持することが出来るクレジットカードを申請できるようになります。

日本航空の場合は「JALグローバルクラブ」カードに

全日空の場合は「ANAスーパーフライヤーズ」カードに

アプライする権利が与えられるのです。

このカードは年会費さえ払えば、その年以降の上位のステータスを保持してくれるもの。

このため、「マイル修行」と言って、用もないのにフライトマイルを稼ぐためのためだけに飛行機を利用して、年間50,000マイル飛ぶような猛者も現れ、一時は社会現象になりました。

昔はステータスが上だと、マイルも余分に付きますし、それだけの価値があったのですよね。

ちなみにスカイチームの場合は、デルタ航空とジョイントした特殊なアメックスカードを申請することで、このエリートプラスステータスが維持できるようになります。

僕はいつものVISAのメインカード以外に、グローバルクラブをマスターカードに、スーパーフライヤーズをJCBカードにして何年も使っています。

海外にいると、特定のクレジットカードが使えないといったトラブルもよく起こります。

そうした際に、別のブランドのカードが必要になることも多いのですよね。

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2013年12月 3日 (火)

■EADV2013 10月トルコ〜イタリア出張⑳ トスカーナワイナリー アンティノリ ANTINORI

おはようございます。

今日は12月3日(火)、大安ですね。東京の天気も快晴で気持ちの良い朝です。

今日もクリニックFの診療日です。

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つい先日発売されたジャズピアニストの上原ひろみさんの限定版CD+DVD「ファースト・ファイヴ・イヤーズ」が昨日クリニックに届きました。

いつもはクラシックや声楽をBGMにかけているのですが、今日はジャズで行こうと思います。

上原さんの経歴は僕が言うまでもないですが、今世紀世界のジャズシーンで活躍する日本人の中で最も才能ある女性ではないでしょうか。

僕もデビュー当時から注目していました。

○静岡県立浜松北高等学校(進学校です)在学中、来日公演したチック・コリアのリハーサル中にピアノを弾く機会があり、彼女の技術に感銘を受けたチックはその場で即興の共演を行った。さらに来日公演の最終日には、彼女を舞台に上げて観客の前で共演した。

○バークリー音楽大学作編曲科卒業目前にして米国のジャズの名門、テラーク・レコードと契約し、さらにバークリー音楽大学を首席卒業。

○2003年にデビュー・アルバム「Another Mind」をリリースし、世界デビュー。

○2011年に「THE STANLEY CLARKE BAND FEAT. HIROMI」が、第53回グラミー賞「Best Contemporary Jazz Album」を受賞。

○日本人アーティストとしては唯一となる、ニューヨークのブルーノートでの8年連続一週間公演を2005年より成功させている。

・・・などなど数々の逸話があります。

彼女はヤマハ音楽教室出身で、ヤマハのピアノをいまでも使い続けていることも好感が持てますよね。

この限定版アルバムはおすすめします。

さて、僕のブログ「新国際学会周遊記」はあと少し、イタリア出張についてアップさせてください。

※※※

トスカーナ地方は残念ながら雨模様。

そんな中、前回の訪問で僕がワイン好きなのを知ったGP社のスタッフが、ANTINORI本社へのツアーをアレンジして、招待してくれました。

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トスカーナの有名ワイナリーであるANTINORI社が、今年の初めに新しく建てた新社屋がここにあります。

入口。

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ここからは丘の上にある建物はいっさい見えません。

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ワイン蔵といえば、オーパスワンに代表されるカルフォルニアを想像してしまうのですが、こちらの建築デザインも素晴らしく、秀逸です。

今後、フィレンツェを旅行する観光客が多く訪れる場所になるのではないでしょうか?

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駐車場に車を停め、こちらの螺旋階段を降りていきます。Img_7972

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素晴らしいと思いませんか?

螺旋階段を降りた場所からワイナリーツアーが始まります。

Img_7969

まずはワイン蔵を見学。

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左右対となった大きなワイン蔵です。

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適宜ツアースタッフが解説を加えます。

僕たちは英語ツアーに参加しました。

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この時期のブドウは、ちょうど収穫の時期。

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ベルトコンベアに乗って運ばれるぶどうが見えますか?

Img_7981

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新鮮なブドウが機器によってクラッシュされるのですが、言葉では表現できない芳醇な香りが辺り一面に広がるのです。

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こちらはぶどうの茎です。

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ツアーの最後は、お楽しみの試飲です。

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こちらのワインをいただきましたよ。

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さて、ワイナリーを見学したのちは、フィレンツェに戻ります。

車で約1時間です。

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2013年12月 2日 (月)

数式という共通言語 韓国のレーザー企業にて

先週の韓国出張で打ち合わせた内容の一部をご紹介しますね。

工学を学ぶようになって、よかったと思うことは、「数式」というもう一つの言語でレーザー技術者と会話できるようになったということ。

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英語などの母国語ではない言語でお互い会話してしまうと、どうしても微細なところで判断に迷うときがあるのですが、数式だと、どこが優れているのかを、一度に瞬時に理解できますね。

打合せの時間が大幅に短縮されるようになりました。

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「自費研カンファレンス 2013 Winter」の講演

おはようございます。

今日は12月2日(月)。早いもので今年ももう師走ですね。

昨日は新宿で開催された自費研カンファレンスという会で、痩身機器を用いたクリニック経営についての講演をさせていただきました。

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会場は70名の定員でしたが、早い時間から満席になり、最後は申し込みをお断りした方先生もいらっしゃるとお聞きしました。

Img_0022

機器痩身についての総論を、僕の専門である医学、工学、経営学の三方向から最新の知見を加え、述べさせていただきました。

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共演者の先生方と写真を撮りました。

左から

●あらおクリニック院長 荒尾直樹先生

●東京女子医青山女性医療研 助教 田中志保先生

●クリニックF 院長 藤本幸弘

●赤坂AAクリニック院長 森吉臣先生

です。

よい機会を与えていただき、関係者の方々に感謝いたします。

ありがとうございました。

さて、今週も長い一週間になりそうですが、診療もブログのアップも頑張りますね。

皆さんも良い一週間をお過ごしください。

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