« 2013年12月 | トップページ | 2014年2月 »

2014年1月の19件の記事

2014年1月30日 (木)

■2014年1月IMCAS PARIS①パリに着きました 凱旋門 トワイライト

昨晩遅くに羽田を出て、パリに着きました。

先ほどホテルにチェックイン。こちらの時間は日本に比べて8時間遅れとなります。

気温は4度です。

3週間前にパリにいて、また戻ってきたので、今回はむしろちょっと日本に出張に行ってきたという感じです(笑)。

早朝、日の出前の凱旋門周辺を歩いてきました。

Img_1868_3

なんともいえない美しい青です。

この青い色は、この時期の朝7時半から8時まで、つまり夜明け前のトワイライトの時しか観られないのですよ。

これからアンチエイジング学会のIMCASに参加し、パリの友人ドクターのところに顔を出してこようと思います。

世界最先端のレーザー情報がわかる

クリニックFオフィシャルサイトはこちらから

クリニックF Facebook pageはこちらから

ブログ新国際学会遊記のトップページはこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年1月29日 (水)

■2013年12月ウィーン~パリ滞在⑦ 宇宙が始まる前 素粒子 早朝にウィーンCAT(空港列車)に 

おはようございます。

今日1月29日(水)はクリニックFの診療日です。

診療後、日付が変わった深夜に羽田からパリに再び向かう予定です。

毎年1月にパリで開催される学会であるIMCASに参加してきます。

今月のクリニックFの開院は今日までとなり、来月は4日より外来を再スタートさせる予定です。

新春を迎えて欧州の動向も変わったと思いますので、またたくさん勉強してきますね。

**********************Dsc00224

さて、昨年ぐらいから宇宙論の本がたくさん発売されています。

特に「ヒッグス粒子」関連研究にノーベル賞が与えられましたので、更なる理論展開が起こりそうです。

ヒッグス粒子は、137億年前「ビッグバン」と呼ばれる宇宙誕生時の大爆発の直後に生まれ、宇宙空間を埋め尽くしていましたが、このヒッグス粒子に他の素粒子がぶつかることで質量をもつようになったのです。

素粒子は物質を構成する最小単位の粒子で、17種類あります。

物質を構成する粒子をフェルミオン(クォーク6種、レプトン6種の計12種)、力を媒介する粒子をボゾン(5種類)と呼び、大きく二つに分類されています。

●フェルミオンに属する12この素粒子のうち、一つが「電子」

●ボゾンに属する5この素粒子の一つが「光子(フォトン)」

です。

電子はRF(ラジオ波)の世界で、

光子(フォトン)はレーザーや光治療の世界で

僕もいつもお世話になっています(笑)。

物質が、少数のクォーク、レプトンからできていること、そして、それを支配しているのがたった4種類の力(重力、電磁気力、弱い力、強い力)であることが20世紀の物理学の研究の成果で分かりました。

広大な宇宙と素粒子が結びつくのは不思議だと思う人も多いと思いますが、これらの素粒子理論が解明されたことで、宇宙が生まれたビックバンの様子をより正確に議論できるようになってきたのです。

わずか100年前には、宇宙が静止したものだという考えが常識で、あのアインシュタインでさえ相対性理論に宇宙項を入れるという間違いをおかしました。

それから約100年。

現在は、宇宙の空間が光よりも遥かに速い速度で広がっているというのが常識となっています。

僕は宇宙理論が専門ではありませんので、論文ではなく、こうした著作を読むことしかできませんが、今後の研究が楽しみですよね。

好きな訳者の青木薫さんの本をいくつかおすすめしますね。

**********************

今日もすこし、年始に訪れたウィーンについて書いておこうと思います。

実は年始にもパリを訪れているのですが、今回の出張とブログが重なってしまいましたので、あちらでパリブログを書いてみますね。

今回ウィーンで宿泊したホテルは、「ホテル・コンサートハウス」というホテル。

音楽関係者や楽団員が良く利用するホテルなのだそうです。

Img_0063

受付ロビー。

Img_0023

古い楽譜が並んだ内装は、お気に入りでした。

Img_1825

移動日には、早朝5時前にホテルを出発。

Img_0024

ウィーンミッテ駅までタクシーで向かい、最も早い便のCAT(空港鉄道)に乗り込みます。

こちらで航空会社にチェックインして、トランクまで預けることが出来ますので、とても楽です。

Img_0156

Img_0157

Img_0159

ウィーン空港にまだ暗いうちに到着。

Img_0160

朝7時に飛び立ち、パリに着いたのは朝9時前でした。

Img_0161

シャルルドゴール空港からは、空港バスを利用。

Img_0164

いつも学会が開催される、ポルトマイヨへ。

Img_0170

まずは、お気に入りスポットであるギャラリーラファイエットの天窓の写真を撮りに行きました。

Img_0180

Canon S120

P1030457

Olympus OM-D EM-1 

Img_1832_1

Sony DSC-RX1R

という感じですが違いが明確にわかるものですね。

世界最先端のレーザー情報がわかる

クリニックFオフィシャルサイトはこちらから

クリニックF Facebook pageはこちらから

ブログ新国際学会遊記のトップページはこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年1月28日 (火)

■2013年12月ウィーン~パリ滞在⑥ ウィーンの新年は 「くるみ割り人形」を

おはようございます。

今日は1月28日(火)。クリニックFの診療日です。

今日の都内は風はあるものの、天気が良いですね。

歩いて出勤すると朝からすでにちょっと汗ばむような陽気でした。

僕は現在明後日からのパリ出張に向けてちょっと遅くまで起きて時差を調整しようとしているのですが、昨晩は予定よりさらに遅くまで著作の原稿に関する最終校正をしていました。

おかげで朝起きるのが少々つらかったのですが、朝の散歩でうまく解消されましたよ。

天気が良いとはいえ、だいぶ乾燥も激しいですので、引き続きお身体ご自愛ください。

さて、僕のブログ「新国際学会周遊記」は、年末年始に滞在したウィーン~パリ出張について。

ウィーン最終日です。

※※※

P1020346

ウィーン歌劇場では1月2日にチャイコフスキーのバレエ「くるみ割り人形」を観劇しました。

チャイコフスキー作曲・プティパ振付のくるみ割り人形はクリスマス・イヴの物語ですので、欧州では年末年始に公演されます。

2012年の年始はロンドンのロイヤルオペラでの公演を観たのですが、このブログでもご紹介しましたよね。

P1020348

ジルベスタ―コンサートに2日前に来たばかりの歌劇場。

P1020349

美しい歌劇場です。

P1020360

P1020351

P1020378

P1020405

くるみ割り人形は、僕が最も観劇しているバレエ演目かもしれません。

物語や曲を熟知しているうえに、ディレクションによって多様性が楽しめるので楽しいですよね。

この夜の公演も大変満足しました。

P1020415

夜遅く、楽友協会の横を通ります。

ニューイヤーコンサートの感動がよみがえります。

翌朝は、4時台に起床してパリに移動です。

世界最先端のレーザー情報がわかる

クリニックFオフィシャルサイトはこちらから

クリニックF Facebook pageはこちらから

ブログ新国際学会遊記のトップページはこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年1月27日 (月)

■2013年12月ウィーン~パリ滞在⑤ MAK 応用美術博物館 クリムト「愛」 デューラー「野兎」

おはようございます。

今日は1月27日(月)。クリニックFの診療日です。

先週の土曜日は診療後、都内で開催された柔道整復師さんの新春の集まりにて、講演を依頼していただきました。

Img_0249

Img_0239

今回はEMS電気的筋肉刺激 (Electrical Muscle Stimulation ) の理論について。

Img_0244

医師の会とは観客の方々の興味の対象が違うのですね。

非常に勉強になりました。

1536595_651772481546228_1215406623_

最後に撮った集合写真です。

皆さん黒のスーツの中、僕はちょうど中央の席。

ベージュのジャケットを着ていたので、目立ちますね。

さて、僕のブログ「新国際学会周遊記」は、新年に行ったウィーンについて。

アップしてしまおうと思います。

**********************

ウィーンには博物館が沢山ありますが、その中でも通称MAK 応用美術博物館は興味深い美術館です。

空港からの直通列車で到着できるウィーンミッテ駅の近くにあります。

P1020294

この博物館は、美術品、工芸品、家具、建築を中心に展示しています。

入口を入ってその先はこの通り。

P1020278_2

P1020291

内部には、このような内装の展示や

P1020279_2

小さな民芸品

P1020283

近代芸術など。

P1020284

P1020285

博物館出口に近いこちらの影絵も面白いですよね。

P1020290

そして、もう一つウィーンでいつも訪れる場所があります。

ウィーン市立歴史美術館。

グスタフ・クリムトの絵が3枚並ぶ美術館で、僕の大好きな「愛」が展示してあるのです。

Dsc00039

こちらの絵ですが、小さい絵です。

Dsc00040

抱擁する男女二人が描かれているのですが、別れの直前なのでしょうか。

二人の未来に不幸が待っているような印象を、いつ見ても受けます。

Dsc00041

絵の上部には、幼少期、青年期、老年期、そして死という人生の経過とその儚さを表現したといわれる5つの顔が描かれています。

こちら、画集で観るとわかりますが、かなり恐ろしい図です。

さらに、絵の中に描かれていると思われるシルバーの二つの縦線。

これ額の一部なのです。ちょっと斜めから撮るとわかりますよね。

横の金色が背景の薔薇は、日本の浮世絵の影響だといわれています。

クリムトの絵は、年を取ればとるほど、その良さがわかるようになってきたように思いますが、この絵はその中でも特に好きな絵の一つですね。

そして、アルヴェルティーナ美術館にあるドイツ美術史上最大の巨匠、デューラーの「野兎」

Dsc00058

1502年の作品だそうですが、こちらも好きです。

世界最先端のレーザー情報がわかる

クリニックFオフィシャルサイトはこちらから

クリニックF Facebook pageはこちらから

ブログ新国際学会遊記のトップページはこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年1月25日 (土)

■2013年12月ウィーン~パリ滞在④ St. Peter's Church

おはようございます。

今日は1月25日(土)クリニックFの診療日です。

今月最後の土曜日。早いですね。

診療後は、国内機器メーカーの年始会で講演を頼まれています。

今日も長い一日になりそうですが集中力を切らさずに、丁寧な診療を心掛けたいと思います。

*****

新年会が続いていますが、昨晩は日頃より尊敬する僕の大先輩である、みやた形成外科・皮ふクリニック の宮田成章先生と銀座で会食のお時間を頂きました。

1039974_10203135718222260_735978167

レーザー業界広しといえども、レーザー工学の話をここまで深くディスカッションできるのは宮田先生だけなのではないでしょうか。

僕だけではないかと思いますが、お会いするたび勉強になります。

昨日は2014年のレーザー医療、美容医療のトレンドについても活発に意見交換させていただきました。

新技術である「フェムト秒」レーザーの皮膚科的臨床利用について宮田先生とぜひお話ししたかったので、とても嬉しかったです。

現在は「ピコ秒」レーザーという、「ナノ秒」の1/1000の単位のパルス幅の機器が皮膚形成外科業界で話題になっているのですが

ピコ秒と比較してさらに1/1000の単位の「フェムト秒」レーザーが、工学面や、医療でも眼科レーザーの世界ではすでに利用されています。

技術的に十分に組み上げの可能な「フェムト秒レーザー」の皮膚科的な臨床応用について、先生にご見解をお伺いしたところ、おおむね自分の見解と一緒だったので、安心しました。

その他にも楽しいお話を伺って、充実した新年会となりました。

宮田先生、お忙しい中本当にありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。

さて、僕のブログ「新国際学会周遊記」は年末年始に滞在したウィーンについて。

*****

オーストリア、そしてウィーンという国は音楽好きな僕にとって特別な国であり、特別な場所です。

出張も含めて何度も過去に滞在していますので、このブログでも何度か取り上げていますよね。

今回はこの国際学会周遊記でまだ紹介しない場所についてすこし書いてみようと思います。

まず、こちらはウィーン市内グラーベン通りの奥にあるSt. Peter's Churchです。

P1020241

ウィーンで2番目に古い教会。

この建物は、ベルヴェデーレ宮殿なども手がけたバロックの巨匠 ルーカス・フォン・ヒルデブラントによって18世紀に改築されたものだそうです。

その外装の印象とは打って変わって、内装はこの通りP1020243

豪華絢爛。

ため息が出るほど美しいのです。

バロック様式の教会で、天蓋に描かれているフレスコ画の「聖母マリアの被昇天」は何度見ても感動します。

いつもは天井を見上げるばかり。

しかし、今回たまたま工事中で、内部にある工事用エレベーターで、フレスコ画を目の前で観ることが出来ました。

P1020245

エレベーターを登り、さらにこのような工事用階段を登ります。

P1020253

いつもは観ることが出来ない美しいフレスコ画に大満足。

P1020247

ただ、この工事用階段はドイツ語で定員が10名までと書かれていたのですが、新年の季節ということもあってあとからあとから観光客が登ってきて、ぐらぐら揺れ始めました。

恐ろしくてすぐに降りてきてしまいましたが、事故起こらないでしょうか?

P1020255

ちょっと心配でした。

P1020259

オーストリア系ハプスブルク家および、ハプスブルク=ロートリンゲン家の庇護のもと、多くの音楽家が活躍したウィーンの街。

いたるところに銅像があります。

P1020262

こちらはベートーヴェン。

彼はこの当時、作曲家というよりは、天才ピアニストとしてウィーンの街で名を上げたそうです。

P1020265

そして、ウィーン市立公園の金色のヨハンシュトラウス像。

P1020270

ブルックナーの像

P1020274

こちらはシューベルト像

ウィーンの街が人気がある理由の一つでしょうね。

世界最先端のレーザー情報がわかる

クリニックFオフィシャルサイトはこちらから

クリニックF Facebook pageはこちらから

ブログ新国際学会遊記のトップページはこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年1月24日 (金)

■2013年12月ウィーン~パリ滞在③ 年始のウィーン フェルメール「絵画芸術」

おはようございます。

今日は1月24日金曜日。クリニックFの診療日です。

朝9時から五反田で打合せ、クリニックとんぼ返りして、すぐ新しい一般向けの機器痩身の著作用の写真撮影と、診察前に忙しくやっています。

僕のブログは年始に滞在したウィーンの街並みをご紹介しますね。

P1020322

こちらウィーンで見つけたミニ。街並みに合いますね。

P1020325

ちょうどマティス展もやっていました。

P1010129

そして、ウィーンの中心ともいえるシュテファン大聖堂。

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトとコンスタンツェ・ウェーバーの結婚式が執り行われたことでも有名ですが、高い尖塔を持つゴシック形式の建物。

とても好きな場所です。

P1010134

P1010143

ウィーンの街は好きですし、僕にとっては地図もいらない見知った場所なので、いくらでも見る場所があります。

P1010144

P1020318

こちらは、カプツィーナー教会。

P1020338

こちらの教会の地下には、皇帝納骨堂があります。

ハプスブルク家ゆかりの神聖ローマ帝国の皇帝・皇后(オーストリア皇帝・皇后も含む)や、その子孫らが埋葬されているのです。

その数、138体。

こちらは、マリア・テレジア納骨堂。

P1020336

皇后エリーザベト、フランツ・ヨーゼフ1世のお墓もあります。

P1020335

こちらの横には、第一次世界大戦のきっかけとなった1914年のサラエボ事件で亡くなった、フランツフェルナント大公の棺もありました。

歴史を体感できる場所でもあります。

オーストリアのウィーンで楽しいのは、ショーウインドウです。

P1020340

勲章を扱うお店。

P1020304

クリスマスリースのお店

P1020309

ワインの店

P1020310

万年筆の店

P1020320

P1020311

テーラーなどもありますが、どこもウィンドウが綺麗です。

P1010222

Dsc00016

P1010223

夜が更ける前に、もう一つ好きな場所に。

それは、美術史美術館。

この通り内装は素晴らしいのですが、

P1010183

P1010187

P1010185

美術史美術館には、フェルメールの絵画「絵画芸術」があります。

P1010191

この絵は130cm×110cmと、フェルメールにしては大柄の絵なのですが、実はフェルメールの絵画の中で最も好きな絵で、こちらに来るたびに訪れています。

確か、東京にも一度来ましたね。

P1010192

借金に苦しんでいた晩年のフェルメールが、この絵だけは手放さなかったという逸話もありますが、確かに、実物を目にするとその描かれた光の優しさに、幸せな気分になるのですよね。

世界最先端のレーザー情報がわかる

クリニックFオフィシャルサイトはこちらから

クリニックF Facebook pageはこちらから

ブログ新国際学会遊記のトップページはこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年1月23日 (木)

■2013年12月ウィーン~パリ滞在② 関東美容医師会 ウィーン ニューイヤーコンサート

昨晩は第一回関東美容医師会という美容に関わる医師の集まりが六本木で開催されました。

参加医師数は40名以上。

基調講演はワインエキスパートの資格をお持ちで、ドクターアンチエイジングの代名詞ともいえる青木晃先生の「ワインとアンチエイジング」について。

さらにその後、親善会となりました。

同じ業界にいて良くお名前を拝見しても、普段顔を合わせない先生も多いですので、こういった会合は楽しみですね。

1606881_10203123319272294_119691763

青木先生の講演は

「赤ワインに含まれるレスベラトロールが長寿遺伝子であるサーチュイン遺伝子(SIRT1)を活性化させる」

「ワインの銘柄やブドウ品種により、活性酸素除去作用が変わる」

「市販の赤ワインが胃がんの原因となるヘリコバクターピロリ菌の増殖を阻害する」

「赤ワインや白ワインには血小板凝集阻害活性がある」

「ワイン中の非電離型酒石酸量とワインの殺菌力」

などなど、目から鱗のワインとアンチエイジングの関係を述べていただき、非常に勉強になりました。

941532_590833000994929_1505871845_n

1025591_612395485476175_179080434_o

こちらの写真は第一回 関東美容医師会のFacebookのものです。

この会は非常に盛り上がり、僕も4次会ぐらいまで参加して、昨晩は同業の先生方と楽しみました。

次回は6月に開催されるそうですので、楽しみにしたいと思います。

さて、僕のブログは、もう来週に近づいた今年二度目のパリ出張までに、年始のウィーンでのブログを続けてアップしてしまおうと思います。

**********************

明けて翌朝。

新年です。ホテルを出て、11時開演のニューイヤーコンサートのために街を出ます。

気温は0℃前後、寒いです。

Img_0065

学友協会横には、中継車が停まっています。

Img_0070

ボックスを見てみると、NHKと張り紙がありますね(笑)。

Img_0067

こちら、楽友協会です。

P1010115

子供のころから毎年テレビで見続けていたニューイヤーコンサート。

まさか自分の目で観ることが出来る日が来るとは思いませんでした。

Img_0080

ゴールデンホールのまばゆいばかりの輝きと、一面に装飾された薔薇の甘美な香り。

Img_0097

Img_0099

僕の席は左手後方の、この辺り。

Img_0119

テレビの映像には残念ながら映らなかったようですが、テレビ中継で社交ダンスをしていたカップルが、会場内の、まさに目と鼻の先で踊っていましたので、非常に美しかったです。

2014年の指揮者。

ダニエル・バレンボイム。

Img_0116

巨匠の一人として、クラシック界をけん引する一人になりましたね。

イスラエル人ですが、平和へのメッセージを強く出していましたよ。

Img_0122

Img_0101

最後のアンコール曲である美しき青きドナウを聴き、さらに最終曲のラデツキー行進曲の拍手に加わることができたのは、一生の思い出となりました。

世界最先端のレーザー情報がわかる

クリニックFオフィシャルサイトはこちらから

クリニックF Facebook pageはこちらから

ブログ新国際学会遊記のトップページはこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

クリニックへの問い合わせメール

おはようございます。

1月23日(木)クリニックFの診療日です。

今日も朝から忙しくしていますが、合間を見てブログもアップしていきたいと思います。

今日は一つお願いがあります。

クリニックFのHPからお問い合わせメールを度々頂き、都度返信させて頂いているのですが、その中にこちらから返信しても跳ね返されてしまうものがあります。

たぶん携帯電話からの発信で、受信の方をPCからのメール受信不可に設定されているのだと想像します。

クリニックFでは、頂いたメールには必ずご返信させて頂いておりますので、もし時間が経っても返事が来ない場合には一度お電話か何かで再度お問い合わせいただくか、設定を解除していただいてもいいでしょうか。

よろしくお願いいたします。

P1010084

世界最先端のレーザー情報がわかる

クリニックFオフィシャルサイトはこちらから

クリニックF Facebook pageはこちらから

ブログ新国際学会遊記のトップページはこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年1月21日 (火)

■2013年12月ウィーン~パリ滞在① 2014年初めの学会 ジルベスタ―コンサート 歌劇「こうもり」 オーストリアへ

おはようございます。

今日は1月21日(火)。クリニックFの診療日です。

フランス・パリで毎年開催される欧州系アンチエイジング学会 IMCAS Paris開催まであと10日を切りました。

お知らせにあったエッフェル塔の写真がとてもかわいらしかったのでアップしますね。

Imcas

この学会参加のため、クリニックFの今月の診療は29日までとなります。

僕は29日深夜便でパリに飛び、学会で勉強や欧州企業との打合せ、雑誌取材、ドクター訪問などの仕事をして、2月4日の朝に帰る予定です。

外来の再開は節分明けた2月4日よりとなりますので、よろしくお願いいたします。

さて、ちょっと間隔があいてしまいましたが、年末31日に出発したウィーン~パリ滞在記をアップしていこうと思います。

**********************

 

クリニックFの年末診療を終えた翌日。2013年12月31日大晦日。

成田よりオーストリア航空にて、ウィーンへ向かいました。

Img_0012

日本時間の新年は機内で迎えました。

こちら機内で出た年越しそば。

Img_0013

山脈を越えて

Img_0014

飛行時間12時間をかけて、時差8時間遅れのウィーンへ到着です。

Img_0016

ちょうどこの辺りで日本時間の新年を迎えました。

Img_0019

到着地、ウィーンは曇り空。

新年まであと7時間ほどあります。

ウィーンの場合、空港から街中へのアクセスは鉄道が便利です。わずか17分。

ホテルに荷物を置き、街に出ます。

街中はジルベスター(大晦日)の賑わい。

P1010215

Img_0028

今回僕は長年の夢であった国立歌劇場にてジルベスタ―コンサートのチケットを取っていました。

演目は「こうもり」。

Img_0027

ウィンナ・オペレッタの中でも最高峰とされる作品は、ヨハン・シュトラウス2世特有の優雅なウィンナ・ワルツで、とても明るい気分になります。

Img_0033

物語が大晦日の晩の出来事を題材にしていることから、ウィーンをはじめドイツ語圏の国々の歌劇場では大晦日恒例の出し物となっています。

特に写真のウィーン国立歌劇場では、毎年年末年始に公演が組まれており、大晦日の国立歌劇場の「こうもり」と年始のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤー・コンサートがウィーンでの恒例行事なのです。

こうもり序曲の動画がこちら。

映像の会場は音友協会ですが、この音楽は誰しも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

Img_0036

P1020389

国立歌劇場はこの通り満席です。

Img_0038

 

P1020373

Img_0042

素晴らしい夜の始まりです。

Img_0050

世界最先端のレーザー情報がわかる

クリニックFオフィシャルサイトはこちらから

クリニックF Facebook pageはこちらから

ブログ新国際学会遊記のトップページはこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年1月20日 (月)

■2013年12月シンガポール出張⑧ パテックフィリップ展 バリ島とシンガポールからの帰国

おはようございます。

今日は1月20日(月)クリニックFの診療日です。

昨日は今週末に開催される国内の機器発表会、そして来月頭にパリで開催されるIMCASに向けて資料作りに没頭していました。

ですが、午前中に小一時間ほど時間を作り、どうしても行きたかったパテックフィリップ展に行ってきました。

明治神宮外苑の正徳記念絵画館で開催されていました。

Dsc00171

Dsc00170

パテックフリップは、創業175周年のスイスが誇る世界最高峰時計ブランドとして知られています。

正確な日本製のクォーツ時計が世に出て、複雑時計が打撃を受けた時期がありましたが、とはいえこのブランドを始め高級時計の人気は衰えを知らないようですね。

戦時中欧州の貴族は、財産すべてを時計に変えて国を移動したと聞きます。

宝飾に次いで価値の高いものであったのでしょう。

とはいえ、宝石ならば原石の大きさやクラリティなど希少性という点で細かい評価基準があると思うのですが、時計の場合そうはいきません。

精密機器時計の価値をこうした時代の頃から高めることが出来たのは、まさに特殊な技術あってのことですから、時代背景を考えても驚嘆に値しますね。

Img_0223

あのワーグナーやチャイコフスキーが実際に使用したクォーターリピーター機能を持つ懐中時計も来日するとあって、音楽ファンとしてもぜひ観に行きたかったのですが、現地に着くとその混雑ぶりに圧倒されてしまいました。

本当はもっとゆっくり見て写真も撮りたかったのですが、展示物の前にも行列ができるものすごい状態。

さらに時計は撮影禁止。

残念ながら、限られた滞在時間では展示自体良く見ることが出来ませんでした。

そのほか、ヴィクトリア女王、皇妃エリザベート、キュリー夫人、トルストイなどの使用した時計も展示されていました。

さて、僕のブログは、年末に滞在したシンガポール~バリ島の出張記を終わらせてしまおうと思います。

***********************

バリには二日滞在しましたが、初日の雨天とは打って変わって、翌日はまばゆいばかりの快晴。

雨季のバリ。一週間ほど雨が続いていたそうですので、晴れの日を迎えることが出来てラッキーでした。

バリ島は、11世紀にはジャワ王国の影響を受けて文化圏を形成し、オランダの植民地化後1930年代には、その未開の美しさから「最後の楽園」として、注目を浴びるようになります。

かのチャールズ・チャップリンも遥々この地を訪れたのだとか。

Pc260354

欧米人の影響を受け、1930年代のバリは「バリ・ルネッサンス」と呼ばれるの時代を迎え、現在の観光の目玉である音楽(ガムラン等)、舞踏(レゴン、ケチャ等)、絵画などの文化様式が確立しました。

その後、第二次世界大戦中の日本占領期を経たのち、1945年のインドネシア独立ではスカルト政権の下でインドネシアに合流。

1965年以降のスハルト政権下で巨大な観光地としての開発がなされます。

特に日本からの戦争賠償金により建設され、1966年に開業したサヌールのバリ・ビーチ・ホテルをきっかけに世界からマスツーリズムを迎え入れる準備が着々と進行していきます。

現在でもバリ島への旅行客は日本人が最も多いのだそうですが、今回現地を訪れてみると、オーストラリアやニュージーランド、アメリカ、シンガポールや中国からの観光客も多い印象を受けました。

ワールドトレードセンターの後2002年と2005年に起こったテロや、地震などはまだ記憶に新しいですが、またここへ来て観光客が戻り、この数年は新しいリゾートも建ち活況の様子が伺えました。

仕事はもちろんですが、色々と勉強になりましたよ。

Pc250335

南半球に位置するバリ。天気が良くなると海の色が何とも言えない美しさですね。

20年前に来た時は、ダイビングをして海の魚の豊富さに驚きましたっけ。

Pc260348

Pc250336

Img_1779

滞在は短かったのですが、飛行機は夜の出発便でしたので効率よく使えました。

深夜にシンガポールに到着。

Img_1785

短時間のトランジットだったので、チャンギ空港内を走りましたが

Img_1788

無事に翌朝、日本に帰国。

クリニックFに出勤できました。

Img_0002

これで新国際学会周遊記、2013年年末のシンガポール+バリ出張記を終わりますね。

世界最先端のレーザー情報がわかる

クリニックFオフィシャルサイトはこちらから

クリニックF Facebook pageはこちらから

ブログ新国際学会遊記のトップページはこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年1月18日 (土)

■2013年12月シンガポール出張⑦ インドネシア バリ島にて

おはようございます。

今日1月18日(土)はクリニックFの診療日。

朝から多くの患者さんをお迎えしています。

僕はと言えば今朝診療前にようやく散髪に行くことが出来ました。

Img_0222001

今日は見た目もさっぱりして患者さんにお会いすることが出来そうです。

さて、ブログ新国際学会周遊記は、昨年末のシンガポール出張の続きです。

期間中、シンガポールからバリ島にも寄ってきました。

**********************

シンガポール~バリは飛行時間3時間余り。

シンガポールはそういう意味で本当に便利ですよね。

出張もここを基点にすると、いくつかの国で仕事をこなしてから帰国できます。

今回バリ島には新規メディカルスパ建設に関連する仕事で滞在しました。

僕はインドネシアでセスナ機免許を取りましたが、インドネシアは何かと縁があり、国際学会で講演したり、レーザー企業にユーザーズミーティングの講演を頼まれたり、クリニック事業をアドバイスしたりと、数年おきに定期的に仕事があります。

とはいえ、これらはすべてジャカルタ周辺になり、バリ島は久しぶりでした。

前回行ったのは1995年ですから、およそ20年ぶりということになります。

Img_1782

20年ぶりのバリ島ということで変化が楽しみでしたが、まずデンパサールの空港の新しさに驚きました。

聞けば国際空港は先月建て替えたばかりだとのこと。

空港を出て街を走ると、20年前にはなかった建物が並び、車の渋滞もあって、ここでもびっくり。浦島太郎状態ですね(笑)。

いくつかリゾートを視察しましたが、その内のひとつをご紹介しましょう。

Pc250323

Pc250321

昔は米国のホテルグループの一つだったのだそうです。

Pc250289

Pc250320

鯉が飼われている池もありました。

Pc250307

Pc240281

Pc240258

Pc250311

到着日は雨期であったのもあり、天気は曇り空。

Pc240280

Pc240275

リフトに乗って海沿いに下ります。クリスマスシーズンなので、スタッフは皆サンタ帽をかぶっています。

しかし、これは絶景ですね。

Pc240268

海沿いにはプールも。

Pc240263

こうした建築スタイルはアメリカ的ですね。

Pc240276

オーストラリアなどから多くの滞在客がいるようで、興味深かったですよ。

世界最先端のレーザー情報がわかる

クリニックFオフィシャルサイトはこちらから

クリニックF Facebook pageはこちらから

ブログ新国際学会遊記のトップページはこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年1月17日 (金)

■2013年12月シンガポール出張⑥ レーザー出力の測定 シンガポールナイトクルーズ ザ・フラトン・ホテル 車の関税200%以上 

おはようございます。

今日は1月17日(金)クリニックFの診療日です。

Img_0001

こちら、昨日撮った写真です。

江の島から見た伊豆大島。

海の目の前、丘の上の鎌倉高校に通っていた時も、このビューをよく見ましたが、冬の日はうっすらと伊豆大島が見えます。

昨日の休診日は、工学部の教授とともに次回のレーザー機器研究の打合せをしていました。 

レーザー出力の測定は工学的には多くの方法が利用されてきていますが、医学で利用するような弱いパワーの場合、それらの理論がすべて応用されない場合があるのです。

一番難しいのが測定方法の決定。

これさえ決まれば実験までがスムーズに話が進むのですが、頭を悩ませ、細かく打合せをしなければいけないところです。

たとえば、レーザー照射のエネルギーの皮下への伝達度に関わる因子(パラメータ)としては大きく3つに分けられると僕は思っています。

■その1 数式で説明できる分野

まずは、ハーバード大学 ロックス・アンダソン教授の「Selective Photothermolysis(選択的光熱融解理論)」に従う、極めて工学物理的な反応で、数式を用いて予想しやすい因子。

◎フルレンス (J/cm2)

一定面積当たりのエネルギー量が高ければ深くなります。

◎波長 (主にnm)

1064nmを境に、短い波長ではメラニンへの、長い波長では水えの吸収率で深さが変ります。

◎パルス幅 (主にナノ秒〜マイクロ秒) TRT(熱緩和時間)より長い場合は放熱体として働きます。

詳しくはクリニックFのWEBにあるレーザー治療機器の歴史をご覧ください。

■その2 熱力学で説明できる分野

臨床的経験によって求められた、

◎レーザー光直径 (主にmm) 半径が大きければ、エネルギー総量が増えますので、深部まで熱が加わります。

◎照射面皮膚温度 (摂氏)温度が高ければ熱量が増えますので、深部まで届く代わりに熱傷のリスクが上がります。

◎皮膚でのレーザー反射率&減衰率 (%) 機器の設定に表示されているエネルギーすべてが皮下のターゲットに吸収されるわけではなく、皮膚表面で反射しますし、表皮で減衰もします。

といった熱物理学の熱伝達因子。

このファクターは個体差によってばらつきがあり、予測は難しい。

■その3 生物化学で説明できる分野

◎皮下のターゲットが変性したのちに発生する活性酸素。

◎そこに介在する多くのサイトカイン、ケモカインなどのケミカルメディエーター。

◎DNAの発現とタンパク合成などの生物学的化学的反応。

◎上記のファクターによって実際に反応する細胞一つ一つの動き。

これは生体によって大きな開きがあり、患者さん個別の反応のため、その患者さんを治療した過去の経験則でしか対応できません。

これらの複雑なファクターを、共有知として認識している医師は、世界でもわずかしかおらず、医学会でも分野を区切ってのディスカッションしかできないのですよね。

僕はこのレーザー医工学を何とか共有知にし、学問化したいと思っているのですけれどね。

ライフワークの一つになると思います。

************************

ちょっと脱線してしまいましたが、シンガポールのブログを続けますね。

シンガポールは、アジアの中心になるかと思えるぐらい開発が速く、滞在するたびに毎回景色が変わります。

今回は、マーライオンの横から発着する夜のクルーズ船に乗船。

Pc230209

シンガポールの街並みを船の上から1時間かけて眺めることになりました。

Pc230200

Pc230220

ゆらゆらと船の上に輝くデザイン性の高い建物。

Pc230227

欧州の街を歩いている時とは違った近未来的な建築物。

これらを見て育った子供たちは、まったく違った発想を持つのでしょうね。

Pc230233

Pc230234

こちら、以前に乗った逆バンジーです。

Pc230236

Pc230239

Pc230245

クラークキー周辺を回って到着するのはあの有名なフラトンホテルです。

Pc230249

ザ・フラトン・ホテル・シンガポールの建物は初代海峡植民地総督であるロバート・フラトンに因んでフラトンビルディングと名付けられましたが、なんとこの建物の完成は1928年6月27日なのだそうです。

さらに、2001年1月1日にホテル部門が開業し、シンガポールを代表するホテルの一つとなっていますよね。

昼の打合せがこちらのホテルでもあったのですが、

Img_3488001

この通り、高級外車が沢山ありましたよ。

実は、シンガポールの車の関税は200%以上。

これらの車は日本車の3倍の値段で取引されているそうです。

昨年、イタリアのレーシングドライビングコースに参加し、仲良くなったシンガポールの社長が嘆いていたのを思い出しました。

世界最先端のレーザー情報がわかる

クリニックFオフィシャルサイトはこちらから

クリニックF Facebook pageはこちらから

ブログ新国際学会遊記のトップページはこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年1月15日 (水)

■2013年12月シンガポール出張⑤ 宿泊はマリーナベイサンズ

おはようございます。

今日は1月16日、クリニックFの診療日です。

年末、シンガポールとインドネシアに出張しました。

考えてみればその出張話を完結していませんでしたので、まず書き上げてしまいますね。

Img_3467

羽田からシンガポールまでわずか7時間半。

最近はシンガポールにキャピタルフライトする日本人も多いですよね。

クリニックFにも、シンガポールに転居して、あちらから年に何度か通う患者さんが何人もいらっしゃいます。

シンガポール上空を飛ぶと、まず気になるのがマラッカ海峡を渡るタンカーの数。

Img_3462

スケール感が違います。

空港に着いたらすぐ、タクシーでマリーナベイサンズへ。

Img_3469

Img_3470

マリーナベイサンズを訪れたことは何度もありますが

Img_3473

宿泊は今回初めてです。

Pc220002

シティ側のビューでしたが窓からの景色がとても綺麗でしたね。

世界最先端のレーザー情報がわかる

クリニックFオフィシャルサイトはこちらから

クリニックF Facebook pageはこちらから

ブログ新国際学会遊記のトップページはこちらから

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年1月14日 (火)

キヤノン プロ用フィルムカメラ F-1

おはようございます。

今日は連休明けの1月14日。

クリニックFの診療日です。

今日も朝から外来に、書類作り、原稿書き、その他忙しくやっています。

年末からのウィーンの出張についてブログを書きたいのですがなかなかスタートできず。

今日はカメラの話題です。

P1020315

ウィーンの街を歩いていたら、キヤノン初のプロ用一眼レフカメラシステムF-1が店頭に並んでいました。

1970年代の憧れのカメラでしたよね。

この後、僕の記憶が正しければ、AF-1 A-1 NewFー1とモデルチェンジしたのです。

僕は小学生の時から機械いじりが好きでしたが、中でもオーディオとカメラにはとても興味がありました。

あの機械のメカニカルな質感が、車やオートバイを手にする前には、まさに男の子心を満たしてくれたのですよね。

特に数多くのカタログを集め、スペック表を比較し、最高性能を持った機種探しをするのが趣味でした。

小学生の時父の大切にしていたペンタックスの一眼レフを、何とか説得して借り出したのに、落とし、プリズムを割ってお釈迦にしたという苦い思い出もあります。

レーザーは、人類史上で最も大きな発明の一つ。

光学系、電子工学、機器の集大成だと思ってレーザー医療を仕事にしていますが、中でも好きなのはレーザー機器の性能比較。

それこそ昔のカタログ比較のように、スペック表を並べて数字を比較するのが好きなのです。

Img_0217

ちなみにこちらの写真は、米国をはじめとした世界のレーザー医師用の治療機器スペック比較雑誌です。

1ページ30台ぐらいのレーザー機器がスペック別に載っていますが、20枚前後。

合計600台ぐらいの機器の比較がありますので、分量あります。

Img_0218

日本に入っているものは、これらの機器のうち15%ぐらいでしょうか?

レーザー機器選びって、やはり男の子の遊びの延長なんでしょうね(笑)。

話をカメラに戻しますが、ウィーンにいたときは、フィルムカメラは使い道がほぼないからなと思ってあきらめましたが、フィルムカメラが欲しい理由を一つ思いつきました。

航空機の離着陸時に電子機器の使用は止められますが、フィルムカメラなら大丈夫なのですかね?

専門の方がいらっしゃったら教えてください。

世界最先端のレーザー情報がわかる

クリニックFオフィシャルサイトはこちらから

クリニックF Facebook pageはこちらから

ブログ新国際学会遊記のトップページはこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年1月11日 (土)

パリの情景

おはようございます。

今日1月11日はクリニックFの診療日です。

今日もたくさんのご予約をいただいています。

締め切りの近い原稿が多く、なかなか欧州ブログをスタートできませんが、まずはパリの情景の写真を。

Paris

ここ数年、年始は学会の予定でパリにいることが多かったのですが、今年の1月のパリは、例年よりも暖かく、摂氏10度を超える日もしばしば。

珍しいですね。

世界最先端のレーザー情報がわかる

クリニックFオフィシャルサイトはこちらから

クリニックF Facebook pageはこちらから

ブログ新国際学会遊記のトップページはこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年1月10日 (金)

学研 美肌になる科学:科学の力で確実に美肌になれる方法を研究しました。 (Gakken Mook) 

年末に取材を受けた、学研「美肌になる科学」 (Gakken Mook) が昨日発売になりました。

Img_0216

副題は

「科学の力で確実に美肌になれる方法を研究しました。」

いい題名ですね。

ちなみに、この本の最終章では、僕の施術した肌質を入れ替えるレーザー「マドンナリフト」が、7ページの漫画になっています。

スタッフに聞いてみたところ、僕の登場した漫画に関しては賛否両論あったのですが…(笑)。

よろしかったらご覧くださいね。

世界最先端のレーザー情報がわかる

クリニックFオフィシャルサイトはこちらから

クリニックF Facebook pageはこちらから

ブログ新国際学会遊記のトップページはこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

CANON A3フォトプリンター 画質へのこだわり

おはようございます。

今日は1月10日。クリニックFの診療日です。

550

昨日は診療の合間にCANONの新しく発売されるA3フォトプリンターの取材を受けました。

私たちレーザー医療に関わるものにとって、写真とその再現性は診療にとても大切です。

個人的にもカメラが趣味であったこともあり、昔からカメラにこだわってきたのですが、これを印刷するのは画質的にちょっとなあと思っていました。

ところが、昨日テストしたフォトプリンターで、A3の写真をプリントして、その速さと画質の良さにびっくり。

昨年の春の千鳥ヶ淵の夜桜の写真が、この通り。

これは楽しいですね。

来月新製品として発売されるそうですので、また情報が入り次第、ブログでもご紹介しますね。

世界最先端のレーザー情報がわかる

クリニックFオフィシャルサイトはこちらから

クリニックF Facebook pageはこちらから

ブログ新国際学会遊記のトップページはこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年1月 9日 (木)

クリニックF外来再開しています

おはようございます。

昨日朝にパリより帰り、午後よりクリニックFの外来を再開しています。

昨晩は、診療後に薬学部大学院の学生さんとレーザーの研究実験。

次の研究発表のためのデータも揃いつつあります。

レーザー医工学は、研究者にとっては宝庫のようなものですね。

様々な角度から、知的好奇心を満たしてくれます。

123

こちらはパリ滞在中に訪れた、Sainte chapelleのステンドグラス。

ルイ9世(聖王ルイ)が1239年から収集し始めたキリスト聖遺物を納めるために建設を命じたのですが、残念ながら聖遺物はフランス革命後に逸散してしまいました。

僕が初めてパリを訪れたのがまだ医大生だった1993年。

世界史・地理選択だったのでとても興味はありましたが、書物の上での知識しか持ち合わせなかった僕にとって、初めての欧州実体験。

このステンドグラスから差し込む光の美しさを観て、キリスト教文化の深さに大きく心が揺り動かされたのを思い出します。

以来、機会あるごとに訪れてきました。

あれから20年。

変わらないセントシャペルのステンドグラスに対して、

同じ図柄に関しても知識や理解力が高まり、受ける印象は全く違ったものになりました。

人間は絶えず変化するものなのだということを実感しましたね。

世界最先端のレーザー情報がわかる

クリニックFオフィシャルサイトはこちらから

クリニックF Facebook pageはこちらから

ブログ新国際学会遊記のトップページはこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年1月 2日 (木)

2014年 新年あけましておめでとうございます ウィーンニュイーヤーコンサート会場より New Year's Concert 2014 with Daniel Barenboim

新年あけましておめでとうございます。

僕は12月30日の外来を終えて飛行機に乗り、オーストリアはウィーンにやってきました。

31日のジルベスター(大晦日)コンサートで、ヨハンシュトラウスのオペレッタ「こうもり」を国立歌劇場で観劇。

さらに今日1月1日は念願の楽友協会のウィーンフィルのニューイヤーコンサートを聴きました。

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は新年に、シュトラウス一家やその同時代の作曲家の数々のレパートリーより、明るく楽しいプログラムでニューイヤーコンサートを行っています。

世界へのテレビ中継も今年で、すでに46ヵ国。もはや世界レベルの知名度ですよね。

藤本家では、正月は家族でニューイヤーコンサートをテレビで観るのを楽しみにしていました。

もう30年以上前からの家族の歴史のひとつ。

あのニューイヤーコンサートを、自分の目と耳で、素晴らしい体験が出来るのは、感無量です。

1476253_10202965463245992_191299911

黄金に輝く楽友協会のゴールデンホール。

新年は一面に花が飾られます。

何ともいえない芳醇な薔薇の香り。

Img_1814_2

Img_1819_2

以前、ここでコンサートを聴いた事はあるのですが、ニューイヤーコンサートは別格ですね。

Img_1803

今年の指揮は、ダニエル・バレンボイム。

Img_1815_4

1504073_10202969471666200_156559466

2009年に引き続き、二回目のタクトです。

この演奏会ではアンコールとして演奏される3曲のうち、2曲目に「美しく青きドナウ」(ヨハン・シュトラウス2世)を、最後の曲に「ラデツキー行進曲」(ヨハン・シュトラウス1世)を演奏するのがならわしとなっているのです。

「美しき青きドナウ」を聴き、「ラデツキー行進曲」を会場の手拍子で終えた時には

Img_1815_3

会場は総立ちでした。

素晴らしい新年を迎え、沢山のエネルギーを得る事が出来ました。

本年のクリニックFは、新しいレーザー医療を提供するために、さらなる飛躍を目指して頑張ります。

2014年にむけて立ち上がりつつある、新たなプランもいくつもあります。

パリ、デンバー、クアラルンプール、フェニックス、アムステルダムなどなど、世界各地での学会発表も決まっています。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

新年のクリニックFの開院は、1月7日より電話受付。

僕の外来は1月9日より開始いたします。

世界最先端のレーザー情報がわかる

クリニックFオフィシャルサイトはこちらから

クリニックF Facebook pageはこちらから

ブログ新国際学会遊記のトップページはこちらから

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年12月 | トップページ | 2014年2月 »