雪の中八王子の薬学系研究室へ
おはようございます。
今日は2月21日(金)クリニックFの診療日です。
今朝はソチ・オリンピックでの女子フィギュアスケート二日目。フリーの日。
深夜からTVにかじりついて、泣きはらした顔で朝を迎えてしまった方も多いのではないでしょうか。
うちのスタッフはそうだったようです。
浅田真央選手の胸を打つ奇跡の演技。本当に感動しましたよね。
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昨日の休診日は、レーザー皮膚ドラッグデリバリーの評価の薬学系実験系を作るために、東京工科大学の八王子キャンパスにある正木仁教授の研究室に伺ってきました。
新たな実験系評価系さえ確立してしまえば、数々のレーザー機器による評価が可能になり、エビデンスが裏付けされますので、研究がより進んでいく。
80年代に入り、レーザーが医療分野に応用されるようになってからレーザーは二つの分野で医療に貢献するようになりました。
僕が進化するレーザー工学を学ぶために、工学の博士課程に再入学したのは、この工学的な進化をキャッチアップしたかったからです。
しかしながら、レーザー工学の進化を考えると、この21世紀にははるかに大きなマーケットが存在することに気づきました。
それは、フラクショナルレーザーを利用した経皮的薬剤塗布、つまりドラッグデリバリーの研究です。
正木先生の研究室は化粧品の評価のための測定機器がそろっていますので、研究員の方と三人で評価すべき、そして評価可能な実験系を次々と上げ、ブレストをしました。
専門が違った研究者が「レーザー」を軸に意見を交わしたのですが、今まで知らなかった生体評価方法などをたくさん教えていただき、非常に有意義な打合せとなりました。
お時間を作ってくださった教授ほか関係者の皆さんに感謝です。
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東京工科大学には初めて伺いましたが、アメリカの大学のような環境ですね。
まだまだ雪深かったですが、とても充実した休診日になりました。
世界最先端のレーザー情報がわかる
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