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2014年5月の27件の記事

2014年5月31日 (土)

奥歯がかけました 小澤征爾 ライフ・フォー・ミュージック ドイツ・グラモフォン&フィリップス

おはようございます。

今日は5月31日。クリニックFの診療日です。

京都では日本皮膚科学会総会が開かれていますので、京都に行かれている先生方も多いようですよ。

良い季節ですよね。

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昨日歯に違和感を感じて、友人の歯科医師に診てもらったところ、奥歯が欠けていました(泣)。

実は僕は人生で虫歯になったことがなく、親知らずを抜いたときぐらいしか歯医者さんのお世話になったことがないのです。

昨日は人生二度目のドリル治療。結局、神経まで露出しまっていたので根管治療が必要なのだとか。何回か通わないと。とほほ。

「藤本先生、ここ数週で奥歯をかみしめた経験はありませんでしたか?」

と聞かれましたが、思い当たるのはイタリアでのサーキットですよね。

まあ、武勇伝の一つということなのでしょうか。

頑張ってしばらく治療に通おうと思います。

※※※

さて、僕が手に持っているのは、今日届いた指揮者小澤征爾さんの「ライフ・フォー・ミュージック」。

こちらはドイツ・グラモフォン&フィリップス・レコーディングスの二つの総決算です。

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これはお宝ですね。

イタリア~セルビアブログは来週再スタートしますね。

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こちらはボローニャの街角の写真。

この季節の欧州は、どこもバラが沢山。

フォトジェニックで、カメラを向けるのが楽しかったですよ。

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2014年5月30日 (金)

六本木ステーキハマ

おはようございます。

今日は5月30日金曜日。クリニックFの診療日です。

昨日の休診日は城本クリニック銀座院院長の酒井直彦先生たちと、7ヵ月ぶりに自分のクラブを使ってのゴルフを楽しみました。

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気持ちの良い一日でしたので、とてもリフレッシュできました。

その後は、薬学部でのナノ粒子担体についての講義を受けてきました。

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その前日は、診療後に会食がありました。

「財界」という雑誌の取材で、六本木の「ステーキハマ」にてアンチエイジング関東美容医師会の4人が集まりました。

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アンチエイジング界の大先輩である、横浜クリニックの青木晃先生

東京皮膚科・形成外科(Ginza Ikeda)クリニックの池田欣生先生

あきこクリニックの田中亜希子先生

と共に。

青木先生が美容内科。

池田先生と田中先生が美容外科。

僕が美容レーザー皮膚科。

なので、タッグを組めばいろいろ出来そうですよね。

ちょうど亜希子先生の誕生日のお祝いも兼ねた会になりました。

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鉄板焼きはいいですね。大好きです。

様々なトピックが話題に上り、とても楽しく勉強にもなりました。

さて、今日も予定はぎっしりですが、最後の患者さんまで集中して治療に臨んでいきたいと思います。

今日も一日よろしくお願い致します。

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2014年5月27日 (火)

点滴打ちました。診療再開しています。

おはようございます。今日は5月27日火曜日。クリニックFの診療日です。

昨日はクリニックFの7周年記念日でした。記念日の朝に欧州出張より帰国しました。

今日から8年目に突入です。引き続きよろしくお願いいたします。

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今回の出張は、航空券の発行の問題で帰国便が、セルビア→ウィーン→ボローニャ→フランクフルト→関西空港→成田・・・という、少々タフな工程となってしまいました。

そのため、今日は朝からビタミン類の点滴を打ちましたよ。

雑誌の取材も入ってますので、これでなんとか乗り切っていきたいと思います。

また時間が空いたところで出張のブログも更新していきますね。

次回は来週6月4日に香港へ一泊弾丸出張に出る予定です。

それまでは通常通り診療を行っていますので、お急ぎの方はご連絡くださいね。

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2014年5月25日 (日)

●2014年5月 11th EADV Symposium in Belgrade,Servia⑨ 学会会場にて Lamborghini Miura 帰国

セルビアはベオグラードで開催された第11回EADV春のシンポジウム。

Eadv2

無事にレジストレーションが終わり名札を手にしました。

今年のEADVの鞄です。

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そしてファイナルプログラム。

参加証明書。

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学会会場はずいぶん古い建物だという印象です。

Eadv2014_2

中はちょっと暗いですね。

もすっかり仕事仕様の顔つきになりました。

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こちらは展示会場ですが、展示はまばらですね。

セルビアという土地が、参加しにくかったと先生がたは言っていました。

今回の学会でもいくつもの情報と出会いを得ました。

帰国後精査してからブログにアップしていこうと思います。

Chapel

学会の合間に立ち寄ったベオグラードで最も大きな教会です。

すべての予定終了後、急いで空港に向かいます。

今回もまたウィーンでトランジットした後、ボローニャで一泊。

そこからフランクフルトを経て東京です。

Airport

ルビアからの帰り道。

再びウィーンで4時間のトランジット中にすごいスコールで全ての機体が飛べなくなりました。

街に出るのは諦めて、文章を書きながら待つことに。

再び帰ってきたボローニャ空港。

Photo

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ボローニャ空港近郊はランボルギーニー社の社屋があるのですが、空港ではこの二台のV12気筒の新旧ランボルギーニーが出迎えてくれます。

僕の生年のミウラは、いつか手に入れたい憧れの車のひとつです。

さて、日本時間では25日日曜日の午後でしょうか。

今からフランクフルトに向かい、東京を目指します。

月曜早朝空港から直行で診療に入る予定です。

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2014年5月24日 (土)

●2014年5月 11th EADV Symposium in Belgrade,Servia⑧ 初めてのセルビア ドナウ川を眺めながら

ウィーンでトランジットののち、セルビアに無事入ることができました。

初めてのベオグラードです。

Photo

Dr. Bojana i igoriとDr.Branko Trklja MFH。手術見学の後のショット

彼らはセルビア人の中でもとても大柄で、俺たちはまるで君のボディーガードみたいだな、なんてジョークを言って笑いました。

Photo

Dr. Bojana i igoriのクリニック見学後、彼の友達のDr.Branko Trklja MFH、Patrick Blayaが合流。

ドナウ川の畔で会食となりました。

宗教問題やユーゴスラビア問題について語り合いましたよ。

日本の宗教観についてずいぶん聞かれたので、日本人は無宗教だ言われるけれど信仰や生活習慣は、神道、仏教、禅に大きく3つに分かれ、それぞれの影響を受けているなんて話もしました。

海外に行くと必ず政治や宗教観の話になりますから、それについてどう答えるか自分なりの意見をきちんと話す必要性をいつも感じます。

アジア人がほとんどいない国なので僕の話は興味深かったようです。皆とてもインテリジェントで、僕も良い刺激を受けています。

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2014年5月23日 (金)

●2014年5月 11th EADV Symposium in Belgrade,Servia⑧ウィーンでトランジット

というわけで、現在セルビアはベオグラードに向けた便を待つため、ウィーンでトランジット中ですが、その間4時間もあったので街まで来てしまいました。

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気温は19度。地図もいらない勝手知ったる街です。

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年末のジルベスターコンサート、年始のニュイヤーコンサートの感動が蘇ります。

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●2014年5月 11th EADV Symposium in Belgrade,Servia⑦ 伊DEKA社 Ost

日本時間では5月23日午後でしょうか。

僕は現在セルビアに向けた飛行機を待つべくウィーンでトランジットしています。

イタリア出国前の出来事をひとつご紹介しますね。

※※※

今回のイタリア滞在ではいくつかレーザー会社に関連する懸案事項について、解決策をもたらすためのミーティングに参加したり、視察などを行っていました。

いずれもコンフィデンシャルな事項もありますのでブログで書けないこともあるのですが、最終日モデナにて会食がありました。

Restaurant

世界第三位のレストランに選ばれた、モデナにあるOsteria Francescana。

非常に人気店で全く予約が入らなかったのですが、ある方の後押しで今日の予約が取れました。

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しかも通されたのは、ワインセラーの中の特別な部屋。

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イタリアはDEKA社の副社長マウロ・ガリとの会食。

この日話さなければならない3つの案件があったのですが、いずれも良い話が出来たと思います。

料理の写真を一部。

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ワインとのマリアージュが本当に素晴らしくて、心から感動しましたよ。

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●2014年5月 11th EADV Symposium in Belgrade,Servia⑥ 新しい英文論文が発行されました

おはようございます。

僕は今ボローニャに滞在しています。欧州出張後半戦。

イタリア気分を変えて、これからセルビア(旧ユーゴスラビア)のベオグラードに向かいます。

欧州皮膚科学会の参加、さらに米国レーザー医学会の知り合いで、セルビアで開業するDr. Bojana i igorのクリニックも訪れる約束をしています。

イタリアでセルビアを訪れるのは初めてだとメールしたところ、彼が空港からのタクシーを手配したので、心配するなとメールしてくれました。旧共産圏では空港客待ちのタクシーも危ない事があるので、これはありがたいです。

******

今年の僕の2報目の英文論文、パブリッシュされたと米国の編集部より連絡がありました。 Journal of Biomedical Optics誌。

インパクトファクターも高い工学論文誌です。

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High temperature heat source generation with quasi-continuous wave semiconductor lasers at power levels of 6 W for medical use 

医療関係者の方で、もしもご興味がある方がいらっしゃいましたら、PDFお送りしますのでクリニックまでご連絡くださいね。

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2014年5月22日 (木)

●2014年5月 11th EADV Symposium in Belgrade,Servia⑤ フェラーリから国際レーシングドライビングライセンス

ここからEADVが開催されるセルビアに向かいます。

その前に今回参加したフェラーリドライビングスクール Pirotaの話をすこし。

Ferrari

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車としての性能はもちろん、どんな時代にあってもその価格を絶対に下げない戦略や広告を全く打たないマーケティング、ブランドの維持力など、フェラーリの唯一無二の存在感にいつも憧れてきました。

工学部の大学院に通うようになって益々その思いは募るようになりました。

ハイテクノロジーという言葉の持つ意味を、以前よりも深く理解できるようになったのでしょう。

いくつもの精密機器の中で、車という機器を取り巻く市場はある意味特殊なものがあります。

技術はもちろん、制約があるからこそ生まれる独自のデザイン、それを繰るドライバーとドライブする環境やルール、支えるメカニック他スタッフ・・・様々な要素がすべて揃うことで産まれ得る可能性と見える景色は、他の精密機器の世界では見ることのできないものなのではないでしょうか。

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そんな車の王国の中で、フェラーリは常にずば抜けて煌めいてきました。

車の性能だけを考えれば、フェラーリを凌ぐものは過去にあったことでしょう。企業としてもより優秀なところはあり、実際絶望の縁に立ちかけたこともありましたよね。

それでも、あの誰も真似のできない特別な色の車をいつだって大衆が求め支持してきた。

Factory

フェラーリがフェラーリたる所以を肌で感じられる場所は限られています。

そんな中、数年前からこちらのドライビングスクールに参加しています。

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スクールには「Sports」、「Advance」、「Evoluzione」、「Challenge」・・・と4つのコースがあり、格下のコースを修了してディプロマをもらえないと次に進むことができません。

僕は一昨年にスポーツコースを、昨年にアドバンスコースを修了しました。

残すはエボリューションとチャレンジですが、通常エボリューションコースとチャレンジコースはそれぞれ2日間 合計4日間のコース。現在の僕のスケジュールでは4日身体を空けるというのはなかなか厳しい現状があり、今年は見送る予定でした。

しかしながら、この二つを組み合わせて3日間で修了できるスペシャルコースが年に二回だけあり、そのうちの一つが日程的にセルビアで開催されるEADVと組み合わせられることがわかり、これなら行けるかもしれないと申し込みをしたのです。

ところがフェラーリ社で規定の人数が集まらなかったため、直前に選択を迫られます。

日程を後日に変更するか。または、座学を一日、翌日に丸1日サーキットと10名弱のスタッフを僕だけのために貸し切るので、一日で80以上のラップをこなし、国際C級レーシングライセンスを発行する試験を同日に受けるという、実質2日コースに短縮して受講するか。

飛行機がすでにもう動かせないタイミングでの連絡だったので、僕はやむなく後者を選びましたが、あとでわかったことは本来ならば4日間かかるはずのコースを、個人レッスンにして2日で終わらせるというのは、実はフェラーリ社でも初めての試みだったそうです。

二つのコースを無事修了し、筆記および実技試験に合格すれば国際レーシングライセンスが手に入ることとなるのです。

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体力も気力も必要なこのコース。

万全を期して現地入りしたいところでしたが、出国ぎりぎりまで様々な案件の処理と検討に終われ、また乗り継ぎの難しさもあり、欧州に入ってからも打ち合わせやメール対応などあまり時間の余裕もないような状況でしたので、体に疲労感を残したまま濃密な二日間に入ることとなりました。

その二日間について詳しくはまた後日書いていこうと思いますが、とりあえず最終日の御報告を。

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このコースに参加する人は、自国でもレース経験がある様な人ばかり、それでも4日間かけてのコースに参加しても基準タイムが出ずに、参加者の内3割はライセンスが取れないのだそうです。

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この日一日だけのサーキット走行日。

朝から車を458、458スペチアーレ、458チャレンジと三台乗り換えましたが、チャレンジのカーブの速さに感覚がついてゆけません。

C級ライセンス発行のためのコースの基準タイムは1分16秒215。

時差ぼけも暑さもあって、最後のテストまでに出た最高タイムは、1分16秒823。

40セッションで基準タイムが出ない。

疲れも限界に来ています。

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数日あれば車にもスピードにも慣れるのですが、さすがにサーキット走行が一日では僕にとってはまだ無理があるなと、国際ライセンスの取得はこの時点で半ば諦めかけていました。

一方で、今日一日僕のために付き合ってくれている赤い服を着た10人近いスタッフのためにも頑張らなければと、最後8周の実技テストのために、集中力を高めて臨みます。

規定コースを終え、まずは筆記テスト。

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前日時差ぼけの中で勉強した英語の筆記試験。試験終了後、オフィシャルの試験官から採点うけています。

こちらはなんとか合格のよう。

そして、結果は最後の実技テストでという事になりました。

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精神集中してマシンに乗り込み、テストの周には最初から1分16秒台がコンスタントに出るように。さらに周回を重ねるごとに徐々にタイムが縮み、基準値を満たすタイムが・・・。

そして、最後の周回でなんと! 

1分15秒台前半のファステストラップが出たのです。

国際レーシングドライバー資格が確定した瞬間でした。

火事場のなんとか・・・でしょうか(笑)。

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夢に見た国際レーシングドライビングライセンスをフェラーリで取得したのです。

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写真を見ると、全力を出し切って、憔悴していますね。

しかしながら、これは本当に感無量でしたよ。

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今回最高のバディとの、お疲れさま食事会。

これ以上ない美酒でした。

コースディレクターでもあり、F1ミナルディフェラーリのテストドライバーでもあった、Andrea Piccini。

二日に短縮されたコースにほぼすべて付き合ってくれました。

彼の助けなくしてこの結果はあり得ませんでした。

そして改めて僕はここで貴重なビジネスのヒントを多く得ました。

きっと帰国後にそれらは生きて再構築され、前へ前へと動き出すことと思います。

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●2014年5月 11th EADV Symposium in Belgrade,Servia④再びパルマに入りました

おはようございます。

僕は本日パルマ入り。1年ぶりに訪れたパルマの街。指揮者トスカニーニの故郷。スタンダールのパルムの僧院の舞台。パルミジャーノと生ハムの街です。

プロシュートは何を食べても美味しい。

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そしてバルサミコ酢とオリーブオイル。

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素晴らしい赤ワイン。

Chianti Classico Costello Monsanto 2011。

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フェラーリドライビングスクールPirota。Sport Advance Evoluzione Challengeの四つのコースがありますが、いよいよ明日は最終コースのChallenge

国際ドライビングライセンスに挑戦です。

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フェラーリを正確に操るのには、物理学の知識が必要です。

車体に働く4つの力。

今日はEvoluzioneのセッション修了。

明日はChallengeです。

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2014年5月20日 (火)

●2014年5月 11th EADV Symposium in Belgrade,Servia③モデナ マラネロ フェラーリファクトリー見学

イタリアはモデナの街にやってきました。

こちらで毎年参加しているフェラーリ社主催のレーシングスクール「ピロタレーシング」 に参加します。

昨年完成したモデナ駅前にある、エンツォフェラーリミュージアム。

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庭にシロツメクサがあったので見てみましたが、ものの数秒で四葉のクローバーを見つけました。

昔から四葉のクローバーを探すのが得意なのです(笑)。

顕微鏡で、病的細胞を探す様な作業ですよね。

幸運が訪れるでしょうか?

こちらモデナのミュージアムからマラネロのミュージアムまでのリムジンバスがある事に気付き、そちらに乗り、マラネロへ。

モデナは鉄道が走っていますが、マラネロまではバスしか便が無いのです。

マラネロミュージアムからフェラーリファクトリーまでは徒歩数分なのに気づき、リムジンバスを使うことにしました。

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ファクトリー専用のパスポートとパスをもらいます。

このフェラーリファクトリーツアーに参加出来る条件は厳格に決まっており、いくつかあるのですが、それはまたの機会に。

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こちらから先は、写真撮影は不可ということ。

 

中では8気筒、12気筒のフェラーリのエンジンの組み上げから、車体の塗装まで全てを請け負う巨大工場があり、流れ作業となっています。

それでも一日に完成する車両は数台とか。

大変感銘を受けました。

レーザー機器工場に似ていますね。

さらに、数日後に控えているF1モナコグランプリに向けて、最終調整しているフォーミュラーワンの車両などもこの目で見る事が出来ましたよ。

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ミュージアムではハイブリッドの最新型車両。

ラ•フェラーリを見学。

子供のときからザ•スーパーカーの番組を毎週楽しみに見て、車に憧れて育ちました。

学生のときにはオフロードバイクやレーシングカートでレースにも出ましたし、四輪では国内A級ライセンスを取得しました。

こうして小さな頃から憧れていた車両メーカーの本社ファクトリーを訪ね、サーキットをドライブする。

男のロマンを集約したかの様なこの空間、この時を噛み締めています。

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2014年5月19日 (月)

●2014年5月 11th EADV Symposium in Belgrade,Servia②ボローニャにて

昨晩はボローニャに宿をとりました。

ボローニャは昨年の10月に欧州皮膚科学会の後に寄って以来、半年ぶりとなります。

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街中が茶色。そしてアーチの建築が美しい街。

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今まで登った事の無いボローニャの斜塔にも登ってみました。

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こちら、マッジョーレ広場のネプチューンの噴水像の前。

街の中心です。

午後にはこちらを出て、モデナに移動します。

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●2014年5月 11th EADV Symposium in Belgrade,Servia①フランクフルトでトランジット中です

おはようございます。

日本時間で月曜日の朝を迎えました。

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僕はフランクフルト空港で、イタリアはボローニャへの便をトランジット中です。

今週の前半はイタリアのモデナ、パルマ、ボローニャを回る予定。

欧州のレーザーメーカーとの打ち合わせと、サーキットでのスポーツドライビングコースに参加してきます。

後半はEADV欧州皮膚科学会の開催されるセルビアはベオグラードへ行きます。

セルビアは元ユーゴスラビアの一部。

初めての滞在です。学会参加の他に、クリニックのドクター訪問を予定しています。

またブログでアップしてゆきますね。

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2014年5月17日 (土)

■2014年4月 第34回ASLMS in Phoenix⑭ フェニックスからの帰国

早朝のフェニックス空港。

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アリゾナ州上空を飛ぶと、砂漠が見えます。

アメリカの大地は大きいですね。

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この季節なのにもかかわらず、雪景色の山もあります。

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LAに近づきました。

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巨大な都市ですね。

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国内線から国際線ターミナルへ乗り換え。

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ロサンジェルスドジャースのユニフォームです。

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日空ラウンジでのカップヌードル。

これがまた、海外で食べると美味しいのですよね。

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帰国便は日本航空でした。

これで、2014年4月に開催された、アリゾナ州フェニックスでの米国レーザー医学会の国際学会周遊記での報告を終わります。

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■2014年4月 第34回ASLMS in Phoenix⑬ フェニックスへ

おはようございます。

今日は5月17日(土)。クリニックFの診療日です。

今日は天気も良く、暑いぐらいですね。湿度も上がってきました。紫外線も強いですよね。

皮膚にはまた少々しんどい季節の到来です。

明日から僕は欧州出張となりますので、来週一週間は休診日。そのため、今日の外来は少々混雑気味です。

出張の前に、前回のLA-フェニックス出張の話を終わらせてしまおうと思います。

*****************

この日は夜の便でロサンジェルスからフェニックスへ。

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LAの夜景が綺麗です。

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同行者のラゲッジロストなどハプニングもあって、深夜2時過ぎにホテルにチェックイン。

朝起きてみると、このような景色が広がっていました。

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口演発表がありましたので、早朝学会会場に移動します。

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すぐに、スピーカーの準備室へ。

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無事に登録を終えました。

発表については、こちらのブログにありますので、ご覧下さいね。

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Effects of a novel vitamin C derivative “GO-VC”as after treatment of fractional CO2 laser treatment in Asian patients

新たなビタミンC誘導体であるGOVCをフラクショナルCO2レーザー機器により、皮下にドラッグデリバリーした発表です。

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舞台の上でディスカッションにも参加しました。

学会会場でも多くの人に再会しました。

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ソルタメディカル社のブラッド。

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ナシュビルの開業医、ドクターマイケルゴールド。

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ゼリティック社、クルスカのアーベイ・ランキ。

アジアパシフィックの副社長です。

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そしてレーザー会の大御所、ウェルマン光医学研究所所長 ハーバード大学医学部 R ロックス アンダーソン教授。

 

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レーザー光治療を人間の肌に照射した際に起こる反応を工学的に解析した、選択的光熱融解理論(サイエンス誌)により、皮膚科的レーザー治療の基礎理論を作り上げた人であり、現在でも業界をリードする優秀な研究者です。

世界のレーザー医療治療会で最も有名な人物であると言えます。

 

会場でお声掛けいただきました。

次世代レーザー機器開発の情報交換も大切です。

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2014年5月16日 (金)

■2014年4月 第34回ASLMS in Phoenix⑫ ウルフギャング・ステーキハウス LAの夜景

LAでの夜。

六本木ヒルズにこの2月にオープンした、ウルフギャング・ステーキハウスのビバリーヒルズ店に行ってきました。

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1887年に創業したNYブルックリンの名門ステーキハウス「ピータールーガー」がで41年間ヘッドウェイターとして活躍したウルフギャング・ズウィナー氏が独立して、2004年にNYマンハッタンで創業した店です。

六本木店は、今でもなかなか予約が入らないそうですね。

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内装は落ち着いた雰囲気。

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とてもおいしくいただきました。

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夜は車でLAの夜景を観に。

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平地が多いLAの夜景を観ることが出来る場所は、実はごく一部なのです。

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しかも国立公園や天文台は、10過ぎには入口が閉鎖され、入ることが出来なくなります。

こちらは住宅街の一角。

穴場スポットです。

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■2014年4月 第34回ASLMS in Phoenix⑪ ビバリーヒルズにて 超高級車 ブガッティ・ヴェイロン

おはようございます。今日は5月16日(金)。

クリニックFの診療日です。

今週は明日の土曜日まで通常診療を行った後、来週月曜日より一週間お休みをいただき、セルビアで開催される欧州皮膚科学会への参加及びイタリアのレーザーメーカーとの打合せに行ってきます。

クリニックFの僕の外来は26日(月)より再開しますので、またしばしの間ご迷惑をおかけしてしまいますがよろしくお願いいたします。

***********

昨日の木曜日は休診日でした。

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僕は大学院薬学研究科の講義を受けに大学へ。

こちらは研究室の窓から見た増上寺。見事なお寺ですね。

この増上寺は、空海の弟子であった宗叡が武蔵国貝塚のあたり・・・現在はちょうどクリニックFのある千代田区麹町・紀尾井町のあたりに建立した光明寺が前身なのだそうです。

徳川菩提寺は寛永寺と増上寺に分かれていますが、これにはちょっと深いわけがあります。

風水学的には、寛永寺を江戸の鬼門である上野に配し、裏鬼門である芝の抑えに増上寺を移したものといわれています。

徳川家康が菩提寺に決めたのは増上寺。

彼は後に東照宮で神式で祭られることになります。

二代目の秀忠はそのまま増上寺に仏式に葬られましたが、三代目の家光は寛永寺の天海に帰依したために、第四代将軍家綱と、第五代将軍綱吉は寛永寺に葬られました。

この件に関し増上寺が意見をしたため、6代将軍家宣は増上寺に葬られ、以後の将軍は交替で増上寺と寛永寺に葬られることになったのだそうです。

※※※

昨日の講義は、「薬物送達システムによるバイオ創薬」 講師は岡田DDS研究所所長、東京薬科大学名誉教授の岡田弘晃博士です。

「必要なときに、必要な量を、必要なところに」薬剤を搬送するために、

①吸収促進

②放出制御

③標的化

を軸に薬剤を開発するのですが、これが理詰めで実に面白いのです。

医師を職業とするときに一生勉強しようと心に決めましたが、この仕事に従事していると嫌々ながら無理に勉強するというのではなく、自然と学びたいものが次々と出てきます。

知的好奇心を満たしてくれる、本当に自分に合った良い職に巡り合ったものだと、今でも思いますよ。

さて、僕のブログは引き続きLAでの話を。今日はビバリーヒルズについてです。

※※※

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ハリウッドのセレブリティなど多くの邸宅が立ち並ぶ、全米有数の高級住宅街として世界的に知られているビバリーヒルズ。

時を経てもそのブランド力は見事なものです。

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ロデオドライブ。

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歩いていて楽しい街です。

 

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リシャール・ミルのお店がありますね。

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この街を歩いていて楽しいのは、高級車のウォッチング。

これだけ高級車が路上に停まっているのを観ることができるのは、ここ以外ではマイアミの一部かモナコぐらいでしょうか?

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フェラーリ・カルフォルニアです。

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ボルシェ・カブリオレ。

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驚いたのはブガッディがありました。

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市場価格一億円を超える、超スーパーカーです。

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AMG SLS

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古いBMW。

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ロールスロイス。

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ベントレー。

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さながら高級車のショールームですね。

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2014年5月15日 (木)

■2014年4月 第34回ASLMS in Phoenix⑩ ビバリーヒルズで開業するDr.Leif Rogers

おはようございます。

今日5月16日はクリニックFの休診日ですが、僕は薬学大学院の講義を受けに行こうと思っています。

昨日の夜は、診療の後、イスラエルからの客人と会食+打合せ。

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こちらは、ヴィーナスコンセプト社のリージョナルマネージャーSoren Maor Sinay。

ニューオータニ赤坂の中にある、紀尾井町 藍泉。

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解禁されたばかりの稚鮎。

お皿の柄が綺麗です。

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食事もせずに、2時間で6つのプレゼンテーションをしてくれました。

かなり細かく質問しましたので、技術者の思い入れもわかりました。

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パルス電磁場を利用した痩身のレガシー。

第三世代目のeマトリックス、ナノフラクショナルRF機器のviva。

どちらも日本人用のパラメーター設定が必要となりますが、こちらもきちんと定めなければなりませんね。

ソレンは、インドネシアも担当しているようで、来月ジャカルタで再会しようと言うことになりました。

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さて、僕のブログ国際学会周遊記は先月のロサンジェルスでの話。

週末からもう欧州出張ですので、アップしてしまおうと思います。

この日のスケジュールは、ビバリーヒルズで開業するDr.Leif Rogersのクリニック訪問。

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ビバリーヒルズから歩ける、このようなビルにあります。

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わけあって、彼の写真はまだブログに出せないのですが、超イケメンドクターなんですよね。

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窓からの借景。

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僕としては、彼のクリニックの受付に飾ってあったこの二つの写真がツボでした。

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かわいらしいですね。

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2014年5月14日 (水)

■2014年4月 第34回ASLMS in Phoenix⑨ Dr.レベッカフィッツジェラルド

おはようございます。

今日5月14日はクリニックFの診療日です。

昨晩は久保田全先生が四谷まで来てくれました。

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クリニックFから徒歩数分の、ポルトガル料理店「マヌエル カーサ デ ファド」で会食しました。

久保田先生とは酸化チタンに次ぐ、新たな日焼け止め素材を配合した化粧水と洗顔剤を共同開発する事になっています。

テクスチャーが良く、機能性も高い日焼け止め。

かつて存在しなかったので良いと思います。

お楽しみに。

さて、僕のブログは先月滞在したハリウッドでの話に戻ります。

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こちら、ハリウッドの閑静な住宅街にある医療ビル。

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こちらの最上階に、Dr.レベッカ・フィッツジェラルドのオフィスがあります。

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窓からの景色はご覧のとおり。

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遠くにハリウッドの文字が見えますか?

 

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フィッツジェラルド先生は、米国皮膚科学会でも重鎮の一人です。

ウルセラシステムの開発にも関わった先生に、より細かな照射プロトコールについてのディスカッションをする機会を頂きました。

良い打合せが出来ましたよ。

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こちら、米国皮膚科学会の認定医証ですね。

 

 

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雄大な景色を窓の外に見ながらの施術はリラックスできて良いですね。

他にもサイノシュア/パロマ社のスターラックスや、ソルタメディカル社のC&Bなどの機器がありました。

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住宅街にあった古いメルセデス。

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いちいちこういうのに反応してしまいます(笑)。

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2014年5月13日 (火)

■2014年4月 第34回ASLMS in Phoenix⑧ 研究者の6つの心得 スターオブハリウッド ハードロックカフェ ハーレーダビットソン

おはようございます。

5月13日(火)、今日の都内は雨模様ですね。

クリニックFの診療日です。

※※※

昨日は夕方よりクリニックの診療枠を閉めて、薬学部の後期博士課程の講義をうけてきたのですが、非常に感銘を受けました。

慶應義塾大学理工学部生命情報学科教授を退官された柳川弘志博士の創案された、IVV( in vitro virus)法を用いたゲノム創薬について。

簡単に言えば、この技術は多様なタンパク質の中から、薬剤の反応する所望の機能を持つタンパク質のみを選び出す手技です。

医薬品開発において、開発された候補化合物に上市後予期しなかった毒性や副作用が発見されることがあります。

これは、特定のタンパク質がターゲットタンパクとは違うタンパクに対して、相互作用することによって生じます。

中には死に至ったり、催奇性のような大きな副作用を持つものもあるのです。

こうした薬剤と相互作用するヒトのタンパク質を、網羅的にスクリーニングすることが可能になれば、開発途上の薬剤や既知薬剤の主作用や副作用機序の解明につながります。

さらに、脱落候補化合物を再デザインすることにより、巨額な研究費のロスを防げるのです。

※※※

仕組みは分子生物学を学んだものにとっては至極簡単です。

抗生物質の一種であるビューロマイシンを、mRNAの3′末端にポリエチレングリコールスペーサーを介して結合させ、これを鋳型として無細胞翻訳反応を行うことで、タンパク質とmRNAがビューロマイシンを介して共有結合したIVV( in vitro virus)となります。

こうして構築したIVVライブラリーの中からベイト(タンパク質、DNA、薬剤、ペプチド、抗原など)と結合するタンパク質を含むIVVを試験管内で釣り上げた後、連結しているmRNAを逆転写、さらにPCRで増幅し、DNAシークエンサーを用いて塩基配列を解読するのです。

PCRで簡単に増殖できるmRNA複合体を標的タンパクにつけることで、反応するタンパクを見いだすなんて、まさにコペルニクス的展開です。

特に、この技術はドラックリポジショニング(既存の上市薬剤や、脱落した臨床開発途中の薬剤の、新規薬効を見いだして新たな治療薬として再生させること)に役立ちますね。

医薬の分野は進化が早いため、少しでも他分野の知識を得て勉強を続けることが大切ですね。

※※※

講義の最後に柳川教授は

1)「自分を向上させていくパラダイム」を確立して、これからの情報社会に役立つリテラシーを身につけて欲しい。

まず、「教わること」から「自ら学ぶこと」へ意識改革して欲しい。

言い換えれば、知識の獲得(習得型)から英知の獲得(探究型)へ意識を変換して欲しい。

2)自然現象に興味を持ち、それを理解しようとする飽くなき探究心を持ち続ける。(研究に熱中→自信→信念) 

3)先輩や同僚の研究態度を参考にし、英知を養う。英知は自らつかみとる。

4)直感力を磨く(ひらめき、インスピレーション、カンを養うために、アイディアノートを作れ)

5)偶然性を大切に(実験ノートの記載を正確に、ネガティブデータを見落とすな)

6)無駄に実験しない(実験計画はよく考えて)

と、研究者としての心構えを6つおっしゃいましたが、研究者として40年以上の実績を積まれた先生のこの言葉は心に響きました。

クリニックの診療を閉めてご迷惑をおかけしていると思いますが、僕にとっては新たな分野を勉強させていただき、知的好奇心を満たしてゆく作業は何よりの清涼剤でもあり、贅沢な時間を頂いているとおもっています。

得られた知識を診療に反映させつつ、クリニックFでより良い医療を提供できるように頑張りたいと思います。

さて、長くなりましたが、僕のブログは先月滞在したLAでの話。

※※※

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午後のドクター訪問のアポまで時間がありましたので、チャイニーズ・シアターと、スター・オブ・ハリウッドへ。

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ダース・ベーダーもいます。

楽しい光景。

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ミッキーマウスのスターもあるのですね。

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エルトン・ジョン。

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こちらリッキー・マーティン。

ハードロックカフェ ハリウッドブルーバードで食事をしましたが、ハーレー・ダヴィットソンも展示されていました。

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この街にハーレーはよく似合いますね。

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2014年5月12日 (月)

■2014年4月 第34回ASLMS in Phoenix⑦ Pasadena Rejuva You Medical SpaのDr.Floy Shieh ポルシェ911

おはようございます。今日は5月12日(月)。

クリニックFの診療日です。

今日は夕方から薬学部の講義に参加しなければなりません。

今日の診療は午後5時半までとなります。

※※※

なかなか一般の方には見て頂く機会がないかもしれませんが、論文の話を一つ。

こちらのLasers in Surgery and Medicine誌。

世界のレーザー医療関係雑誌の中で、最も権威ある雑誌です。

この雑誌の、Vol.46(S25) March 2014:p9 には、僕の今年の発表のアブストラクトがあり、サイテーション(Citation 引用)できるようになっています。

ジェルに溶ける新規ビタミンC GOVCを、フラクショナルレーザー機器を利用して導入したDDSの発表です。

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機会がありましたら見てくださいね。

※※※

昨日は大阪に出張でした。今日は新大阪から新幹線通勤です。

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途中、素晴らしい富士山の景色を見ながらの出勤でした。贅沢ですね。

さて、僕のブログ新国際学会周遊記は、先月滞在したロサンジェルスで訪問した、Rejuva You Medical SpaのDr.Floy Shiehのクリニックについて。

※※※

ビバリーヒルズの夜明け。

気持ちが上がります。

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朝に車を走らせたのですが、案の定LAの交通渋滞にどっぷりはまりました。

年々渋滞がひどくなっている気がします。

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普段ならば20分ぐらいで到着できるパサデナに、1時間以上かけたでしょうか?

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到着したのがこちらのクリニックでした。

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クリニックにはボディ系の施術機器が並びます。

6対4ぐらいでフェイシャルの施術が多いそうですが、それでも患者さんの4割がボディなのは多いですね。

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Dr.Floy Shiehは、デミームーアの主治医としても知られていて

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雑誌フォーブスなどにも取り上げられているアジア系の医師です。

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共通に利用している機器が沢山ありましたので、良い情報交換が出来ましたよ。

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対談を終えて外をみると、古いポルシェ911が。

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日本では10年以上経過した車の自動車税が上がってしまい、手放してしまうことが多いのですが本当は僕も、古い車を大切に乗りたいのですけどね。

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大阪梅田開催、自費研カンファレンスでの招待講演 トミーカイラ

5月11日。休診日の日曜日。

朝の新幹線で大阪へ向かいました。

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「2014年スプリング 自費研カンファレンス大阪」という会での講演だったのです。

新幹線で大阪に向かうのは久しぶりです。

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道中、富士山がとてもきれいに見えました。

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「電磁界の生体効果と計測」。

こんな本を読みながら、あっという間に大阪です。

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新大阪で新幹線を見送り

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エスカレーターに乗り込もうと思うと、この通り。

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関西だと、歩いて登る人のために左側を空けるのですよね。

東京だと右側を空けるので、この光景に関西に来たなと思います。

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梅田の駅から数分のところに開場となるAPカンファレンスがありました。

こちらで僕の講演を。

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「自由診療クリニックの経営手法〜痩身機器を中心として〜」

というものでした。

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有川スキンクリニック副院長の有川公三先生

アンコスメクリニック院長の関育弘先生と。

夕方にはリッツカールトン大阪に移動。

まずは、僕がコンサルタントとして関わらせて頂いている大阪の企業の社長さんと2時間ばかり打合せ。

こちらでは、日本の医学や工学論文を英文に訳し、英文誌に受理させるための会社を興せないか検討。

フィリピンの英会話学校の出資もしている人なので、実現となるでしょうか。

夜には、トキコクリニックの小村十樹子先生ご夫妻、つかはらクリニック院長の塚原孝浩先生ご夫妻、さらに、衣笠クリニック大阪院の井上準子先生とリッツカールトン大阪の花筐にて、夕食をご一緒させていただきました。

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十樹子先生のご主人は、日本初の公認チューニングカーメーカーの「トミイーカイラ」創始者である富田義一さんで、男性陣は車談義で盛り上がりました。

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富田さんとこんな写真を取っていただき、光栄でした。

あっという間に時間が経過し、ふと気づくと夜の1時近くに。

盛り上がる話は次会にということでとりあえず閉会。

楽しい夜となりました。

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2014年5月10日 (土)

■2014年4月 第34回ASLMS in Phoenix⑥ 3次元画像解析装置 ベクトラハンディ サンタモニカ ザロブスター

おはようございます。

今日は5月10日土曜日。クリニックFの診療日です。

昨日、3D画像解析装置のベクトラハンディをクリニックFに納品いただきました。

こちらは、肌のたるみを評価する診断装置。

たるみの治療評価というのは客観的判断がしずらいのです。

今後レーザーやRF機器の評価に使用しようと思います。

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さて、僕のブログは先月に滞在したLAはサンタモニカについて。

LAからサンタモニカへは、サンタモニカ・フリーウェイ(I-10)を使って一本です。

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サンタモニカの海岸。

LAに来たなと感じる時ですね。

フェラーリ328も停まっていましたよ。

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サンタモニカで有名なのは、やはりこの場所。

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そしてこのサンタモニカピアの横にある、ザ・ロブスターというお店です。

かなりの有名店。

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ちょうど日が沈む時に滞在したのですが。

まずはオイスター。時差ボケ解消に最適ですね。

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日本産のはまち。

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あさりのクラムチャウダー。

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そして、出てきたのは3.5ポンドのロブスターです。

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これは大きい。

でも4.5ポンドのものもあるのだそうです。

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沈む夕日を見ながら。

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素晴らしい日の入りでした。

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ザロブスター。大好きなお店です。

おすすめしますよ。

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2014年5月 9日 (金)

■2014年4月 第34回ASLMS in Phoenix⑤ 欽ドン 良い子悪い子普通の子 ビバリーヒルズ サンタモニカの空

おはようございます。

今日は5月9日(金)。クリニックFの診療日です。

昨晩は診療後、この夏刊行予定で進んでいる「活性酸素について」の解説本について打合せがありました。

四谷から代々木上原に向かったのですが・・・

連れて行っていただいたお店は渋谷区西原にある「皆月」。

こちらがオーナーです。

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そうなんです。1980年代初めにフジテレビで放送されていたバラエティ番組「欽ドン! 良い子悪い子普通の子」でおなじみだった、イモ欽トリオのワルオ=西山浩司さんのお店なのです。

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初めて連れて行っていただきましたが、日本酒に合う料理が多く、特にブルーチーズと蜂蜜のピザが絶品。

雰囲気も良いお店なので、一度機会があったら行ってみてくださいね。

さて、僕のブログは先月出張したアリゾナ州フェニックス、ASLMS米国レーザー医学会での報告記。

来週のセルビア開催の欧州皮膚科学会の出張までには終わらせてしまおうと思います。

****

今回はアリゾナ州に行く前に、ビバリーヒルズで知り合いのドクターのクリニックを見学する予定でしたので、LAより米国入り。

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大きな空港で、乗り継ぎのトラブルや、ラゲッジロスとなどがあって、なるべく使わないようにしているのですけれどね。

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こちら、今回訪れたクリニックの一つ。

Rejuva You Medical SpaのDr.Floy Shiehですが、また次のブログで彼については触れますね。

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最新型のポルシェカブリオレを横目に、レンタカーを借り、車に乗ります。

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そして向かうはビバリーヒルズ。

いい場所ですね。

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いつも気持ちが上がります。

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ドクター訪問は翌日の予定。

時差の解消も兼ねて、サンタモニカに向かいます。

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カルフォルニアの雲は独特ですね。

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2014年5月 8日 (木)

GW 2014 民間防衛 サックス用消音器 レゴランド 3Dプリンタ テルマエロマエ2 アヴェンタドール

おはようございます。

今日は5月8日(木)クリニックFの診療日です。

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こちら、日頃より尊敬している先輩のお医者さんにご紹介いただいた本。化学同人社より発行されている「鳥能力」。

鳥は恐竜のなれの果ての姿だと聞いたことがありますが、小さな脳に秘められた驚異の能力。面白く読ませていただきました。

*****

今年のGWは珍しく東京で過ごしました。

29日と3日は診療日でしたので前半は休みもなかったのですが、4日から7日までは休診日を頂き、ゆっくりリラックスできました。

連休中、東京は空いていてよかったですよ。

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パークハイアット東京や

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パレスホテルなどで、打合せもいくつか行いました。

医療関係者は僕も含めてワーカホリックな人も多いので(苦笑)、普段なかなか長い時間をかけて出来ない仕事の話をするには、こうした連休はとてもよいのです。

インドネシアの新たなクリニックや、国内の新規立ち上げクリニックのコンサルティング事業など、今年後半も忙しくなりそうです。

******

鳥能力以外にも沢山本を読みましたが、もうひとつ連休中に読んだおすすめの本。

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原書房から出ている「民間防衛 スイス政府編」。

スイスではすべての家庭にこの本を配るのだそうです。

国家が他国に占領された場合の心構えなども書かれています。

内陸国のスイスが独立を守るためにいかに努力をして来たか。

島国日本とは全く違った価値観は学ぶことが多いです。

僕が驚いたのは、例えば「他国がマスコミを誘導し国民に洗脳をかけ、政府の権威を失墜させるような策謀をもちいることがある。」

などと、書かれているところ。

国際関係上では日本は政府も国民も、赤子のようなものだと痛感しました。

******

話は変わって、連休中に使ったもの。

一つはこれ。なんだかわかりますか?

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実はアルトサックス専用の消音器なのです。

完全密閉できる優れもの。

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ピアノもサックスもそうですが、こうした休みは新曲に挑戦する絶好の機会ですよね。

*****

そして、こんなところにも行ってきました。

お台場レゴランド。

行ったことがなかったのですが、レゴで作られた町並みは大人が見ても感心すると聞いて行ってきました。

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その再現性の見事なこと。

レゴの創造性には圧巻ですね。

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こちらは、家電店で見つけた3Dプリンタ。

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なんと7万円切るようになりました。

これは欲しい。

*****

映画、「テルマエロマエ2」 も観てきましたよ。

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前作は飛行機の中で観ましたが、それを超える楽しさ。

腹を抱えて2時間、笑いっぱなしでした。

特にBGMは、メジャーなイタリアンオペラのオンパレード。

トスカ、リゴレット、トゥーランドット、アイーダなどなど。

こちらも素晴らしかったです。

*****

そして、GWにしたこと、もうひとつ。

どうしても一度乗ってみたかったスーパーカーを試乗してきました。

アヴェンタドール。

たまたま試乗車があったのです。

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でも実際にハンドルを握ってみたら、まるでアウディみたいで・・・ちょっとがっかり。

あんなにセクシーな車なのになあ。

外見と中身のギャップがありすぎるのです。

それでも、楽しいひと時となりました。

さて、今年のゴールデンウィークもこれでおしまい。今日から次の出張が始まる5月17日まで、クリニックFは通常通りの診療となりますので、またよろしくお願いいたします。

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2014年5月 3日 (土)

2025年までに起こりうる、レーザー治療の大きな進化について

おはようございます。

今日は5月3日(土)。いよいよゴールデンウイーク後半となりましたね。

都内は快晴。高速は混んでいるようです。

連休中は、本日のみ、クリニックFの開院日です。

本年7月に開催される日本美容皮膚科科学会での講演について、詳細が決まりました。

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日本医科大学皮膚科の船坂陽子准教授と招待講演をお引き受けすることになりました。

少しずつ準備を整えていきたいと思います。

さて、今日のブログは、2014年4月にアリゾナ州フェニックスで開催されたASLMS米国レーザー医学会の話題を。

*****

学会でハーバード大学のロックス・アンダソン教授がお話しされた

「2025年までに起こりうる、レーザー治療の大きな進化について」

という演題は大変魅力的でした。

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これからの10年間を想像すると、工学の世界でも医学の世界でも時代が大きく変わりますね。

ロックス・アンダソンが挙げた8つの進化は

1)経験の少ない施術者に対する、よりオートマティカルなレーザー機器が登場する。

2)ソフトウェアでプログラミング可能な「ロボットレーザー治療機器」が登場する。

3)ホームケアユースのレーザー、IPL、RF、超音波機器の処方が始まる。

4)ニキビは本質的な治療が可能になる。-皮脂腺をターゲットとした機器が出来る。

5)レーザーによる入れ墨除去が、瘢痕化することなく確実に即日できるようになる。

6)有用なライブ顕微鏡が登場する。

7)病理医師がいない状態でも迅速診断できるマイクロ生検が可能になる。

8)スマートフォンによる皮膚診断アプリが現在の200から20万になる。

でした。

医療機器から家電製品に至るまで、すべての機器はユーザビリティが上がりますので

1)の進化は当然のことだと思いますが

2)は、レーザーを治療ばかりではなく、センサーとしても用い、治療が必要な部位だけを同定し、その部位に適切なレーザー光を照射するという点に違いがあります。

3)のホームケアユースの機器ですが、これは数年前からトレンドの一つではありました。

安全性の問題で、レーザーの家庭用機器はハードルがあったのですが、光、RF、超音波などの他のエネルギーソースが使えるようになりましたので、汎用性が上がりましたね。

4)ニキビについては、1700nm前後の波長が皮脂腺に反応することがわかっていますので簡単に機器を作れるのではないかと思われていたのですが、1700nmの波長の透過率を考えると、生体に直接照射してしまうと、皮脂腺までレーザー光が届かないのです。

5)に関しては、ピコ秒もしくはそれよりも短い波長のレーザーが完成すれば、可能になります。

6)は超音波診断機器のように、リアルタイムで肌の中が診断できるシステム。

7)は、正常細胞と異常細胞に対する特定の光の透過率の違いによって診断をする機器なのでしょう。

8)のスマートフォンアプリは、今後もより医療の世界にも入ってくるのでしょうね。

こうして観てみますと、工学レーザーの医療応用に対しては、まだまだ研究の余地がありますね。

今後も引き続き、注目してゆきたいと思います。

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2014年5月 2日 (金)

医師の休日 ラーメン二郎 三田本店 二つの大学のはしご

おはようございます。

今日5月2日(金)はクリニックFの開院日です。

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今日朝一番でいらしてくださった患者さんにいただきました。

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嬉しいですね。

GW後半になりましたが、クリニックFの予定は明日5月3日は開院。その後は7日までお休みをいただいています。

*****

昨日の休診日は、午前中用事が一つあって慶應義塾大学三田校舎に。

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久しぶりに行きましたが、綺麗な校舎に生まれ変わっていて、驚きました。

せっかく三田に来たので、ラーメン二郎の三田本店を覗いてみると

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相変わらず行列が出来ています。

ちょっと迷いましたが、次のアポまで時間があったので僕も列に並びました。

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40分待った後やっと目の前に出てきた、本家ラーメン二郎のラーメン。

久しぶりに食べましたが、だんだん油がきつい歳になったなあ、と実感(苦笑)。

でも懐かしい味でおいしかったですよ。

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ここから、虎の門の辺りを通過して、キャピタル東急ホテルに移動しました。「ORIGAMI」で新しい事業の契約書についてや、WEBなどについて打合せです。

その後は、いつもお世話になっている内幸町にある一部上場企業の代表にお会いし近況報告をしに伺いました。

日比谷公園が見える絶景の社長室は、いつ伺っても背筋が伸びる思いをします。

一時間ばかり話したのちに、車に乗り、昨年まで工学博士課程でお世話になっていた平塚の東海大学総合理工学研究科へ。

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湘南校舎。この季節の並木が美しく、大好きです。

恩師の山口滋教授と、フラクショナルレーザー機器の研究、RF機器、および新しいレーザー機器開発の打合せをさせていただきました。

フラクショナルレーザー機器の波形の解析について、日本美容皮膚科学会で講演予定の演題について、数式モデルを使って研究発表が出来ないか、相談にも乗って頂きました。

結局教授には夜9時近くまでお付き合いいただきましたが、日々の臨床で浮かぶ疑問を工学的な視点で解決出来ると、頭が非常にクリアになります。

本当にありがたいと思いますね。

移動は多かったですが、充実した良い休診日となりましたよ。

さて、今日も一日頑張りますね。

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