ダニューブ川ほとりで会食を
セルビアのクリニック見学の後、皆でダニューブ川(ドナウ川)ほとりで食事をしにいきました。
とても感じのいい場所でしたが、実はセルビアの山岳地方で未曾有の洪水があった直後とのこと。
僕は海外にいたので知らなかったのですよね。
極めて長閑な風景に見えますが、この日は被害者のためにベオグラード中のお店で音楽は禁止という状態でした。
水量は増えていましたが、景色はこの通り。
僕は好き嫌いが無いので、セルビアっぽい料理を頼むよと言ったら、このようなビールと料理が。
どれもおいしかったですよ。
ドナウ川の畔で会食では、 宗教問題やユーゴスラビア問題なども話題に上がりました。
日本の宗教観についてずいぶん聞かれたので、日本人は無宗教だ言われるけれど信仰や生活習慣は、神道、仏教、禅と大きく3つに分かれ、それぞれの影響を受けているんだなんて話もしました。
仏教という言葉ばかりか、禅や神道という単語が彼らから出てきましたので、少々驚きましたが、海外に行くと必ず政治や宗教観の話になりますから、それについてどう答えるか自分なりの意見をきちんと話す必要性をいつも感じます。
世界の長い歴史の中では、わずかな主義主張や文化感の違いが、国を崩壊させるようなことにつながるわけですものね。
こうして考えると、日本人の共有している常識は、世界から見ると極東の一部の国の非常識なのかもしれません。
科学(医学と工学)という共通言語(専門分野)を持ちながらも、世界を実際にみながら、広い視野を身に着けたいと思いましたよ。
ホテルに帰ると、目の前の夜景こちら。
初セルビア宿泊です。
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