工学部レーザー研究室での打ち合わせ
昨日の休診日はいくつか用事を済ませたのち、工学部レーザー研究室に行ってきました。
来週開催される日本美容皮膚科学会での講演内容について、最終打ち合わせを行ってきましたよ。
再びロマンスカーで向かいます。
研究室では生体に対する予想される事象を数式で予測したのち
コンピューターで、レーザー照射をシミュレーション。
結果を踏まえて、次の実験系を予測。
地道な作業が続きます。
最終的にはある程度の確信を得て終了しましたが、それでも東京に帰ったのは夜の12時近くになっていました。
僕は今まで、医学、経営学、物理学、工学との英論文を書いてきましたが、物理学や工学の論文は数式で証明できるため、学生であってもどのように素晴らしい論文かすぐに判断できます。
反対に、医学のような生物が絡む論文は、生体の個体差や実験系の揺れ、コンタミ(資料に混ぜ物が入ること)によってデータが異なってきますが、ここをどう考察するかがまた楽しみでもあります。
レーザー医学、レーザー・光・電磁気工学と、医学工学の中でも特に進化の著しい分野を自分の専門としましたので、常に世界に対して目を向け、日本から新たな情報を発信できるように、これからも頭を鍛えて勉強してゆきたいと思いますよ。
世界最先端のレーザー情報がわかる
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