ニキビ跡の治療 面の治療
Alma Lasers社から頂いた写真。ニキビ跡の治療にレーザーを使用したビフォー・アフターです。
とてもわかりやすく改善している様子が見てとれますね。
ニキビ跡や肝斑、たるみといった、皮膚上ある一定範囲の「面」に起きている酸化や糖化によって起きたトラブルを改善するのに、レーザーと言うデバイスは非常に大きな力を発揮します。
また、クリニックFでもこうした面の状態を底上げし、3年前、5年前、時には10年前に時計の針を戻すという治療を得意としています。
しかしながら、こうした面に対する治療ではなく、点や線に対してのみ働きかける治療をご希望される患者さんもおいでになるかと思います。
具体的には、ニキビ跡も含め、皮膚上で認識できるこのピンポイントのみを改善したいと望まれる方や、傷痕の治療、ほくろや、ある一点のみのシミの治療だけをご希望される方のケースです。
僕自身のポリシーとしては、こうした点や線を改善、解消するためだとしても、まず面の部分の底上げや地ならしを十二分に行った上で線や点にアプローチするほうが、結果長い目で見たときに綺麗な状態を保つことができますので、患者さんにとっても良い場合が多いように思います。
たいていの場合、問題となる点や線の周辺もダメージを受けていたり、酸化や糖化が進んでいる場合が多いからです。
医師によって考え方はそれぞれですので、僕のような考え方ではなく、その点、その線のみだけを切り取る、打ち抜く、という考え方で治療にあたる医師も多くいます。
ご自身の皮膚をどうされたいか、どういった医師のどういった理念の元治療を受けられたいかは、患者さんご自身が決められることです。
最近またレーザー治療への関心が高まっていることを感じます。様々なご質問も頂きますし、他院で起きた事故のご相談でご連絡を下さる患者さんも以前にも増して多くなっているように感じます。
主治医が信頼に足る医師であることはもちろん大事ですが、それとは別にご自身が求められている治療、結果を正確にご自身が把握し、その上で各院のリサーチをされてみると良いかもしれませんね。
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