カテゴリー「音楽 バレエ」の10件の記事

2012年3月 6日 (火)

■ヨーロッパ4ヶ国巡り 2012年1月(27) ロイヤルバレエ くるみ割り人形

おはようございます。

今日3月6日もクリニックFの診療日です。都内は雨模様ですが、お昼には晴れになる予定だそうです。

今日は都内の大学の薬学部でレーザー医療の講義を頼まれていて、僕は夕方から一度、外出します。

講義を終えたらまたクリニックに戻りますので、ご予約の詳細は03-3221–6461(クリニックF)にお問い合わせくださいね。

僕のブログ国際学会周遊記は年始のロンドンブログの続きです。

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ウィーンからロンドンに移動した夜。

今年初めてのバレエ観劇は、「くるみ割り人形」でした。

そういえば去年の1月には、この演題をパリのオペラバスティーユで観たんですよね。

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観劇前に軽食を・・・と、メトロのコヴェントガーデン駅の目の前にあるMARKS & SPENCERでサンドイッチなどを購入。

この店は、ロイヤルオペラハウスで観るときとても便利。

僕は、オペラやコンサートの前にレストランなどでしっかり食事を摂るということができない性分です。

どうにも気が逸ってしまって、ゆったり食事が出来ないんですよね。

さて、こちらロイヤルオペラハウスでバレエを観るのは、2ヶ月ぶり。前回渡英の時には「マノン」を観たのです。

 

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チャイコフスキーの名作「くるみ割り人形」。

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どれをとっても素晴らしくきれいな旋律で、つらかった研修医時代に、この曲を聴いて励まされたのを思い出しました。

それこそ、24時間病院に張り付いていましたからね。

考えてみれば、あの時の忍耐が、普通のことでは動じない、今の僕につながっているんだなあ。

くるみ割り人形は、音楽としては好きだったのですが、バレエを観るようになってからは、踊りが無いと物足りなくなってしまいました。

こちらYOUTUBEで見つけた金平糖の精の踊りです。

音楽のセオリーに沿っていないにも関わらず、こうした耳に残る印象的な旋律をどうしてチャイコフスキーは思いつくことが出来るんでしょうね。

くるみ割り人形は、大きく分けると二つの演出があります。

1幕の主役であるクララと、2幕の主役である金平糖の精を同じダンサーが踊る演出と、

クララは子供が演じ金平糖の精は大人が踊る演出

なのですが、この日は別々の演出。

金平糖の精が素晴らしい演技で、ロイヤルオペラの目の肥えた観客から喝采を浴びていました。

東洋人でしたよ。

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皆、素晴らしい観劇に、胸を高まらせて帰るのです。

僕の研究や診療など、すべての原動力とも言っていいぐらいの沢山のエネルギーをもらいます。

一番うれしい瞬間ですね。

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2011年11月16日 (水)

■英国〜イタリア出張2011秋①ロンドン メイフェアより

おはようございます。

昨日東京を発ち、ロンドンに移動してきて、こちらで朝を迎えています。

こちらの気温は9度。寒いですね。

ちょうど3週間前にポルトガルのヨーロッパ皮膚科学会(EADV)出張帰りにトランジットでロンドンに寄りましたが、そのときは天気がよくて暑いくらいでした。イギリスの天気。そんな中でもやはり季節が移り変わっているのでしょう。

今回はイタリアでいくつか打ち合わせを抱えての出張ですが、直行便がないこともあり、イギリスでのトランジットを選びロンドンで2日過ごす余裕を作りました。

ロンドンでちょっと調べものと雑務があったこともあったのですが、もうひとつの目的はもちろんウエストエンドでのエンタテイメント(笑)。

昨晩は飛行機が着きホテルに荷物を置くのももどかしく、地下鉄でコヴェントガーデンへ。ロイヤルオペラハウスに向かいました。

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今回は、バレエ「マノン Manon」のチケットをおさえていたのです。

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マノンは、フランスの作曲家ジュール・マスネによる全3幕のバレエ作品です。(「マノン」にはオペラの作品もあります)

「ロミオとジュリエット」で成功を収めた振付師のケネス・マクミランによる最高傑作とも言われているバレエ「マノン」は、英国ロイヤル・バレエ団により1974年に初演されました。

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初演が行なわれた劇場での、ロイヤル•バレエ団による「マノン」。今回は前から三列目という良い席を買うことができ、それも含めて楽しみにしていました。

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実際行ってみると、集まった観客の審美眼も極めて高く、すばらしい演技のときの劇場が一体になった高揚感を味わい、それが何とも言えず快かったですよ。

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おかげで良い出張初日を終えることが出来ました。

明けた今日は、午後に英国の企業と一つ打ち合わせがありますので、その時間まで調べものがてら近くを歩いてみようと思います。

明日は朝7時の便で、イタリアはナポリに飛ぶ予定です。

ナポリ滞在中は、サン•カルロ劇場で一つオペラのチケットを取っています。

このサン•カルロ劇場はイタリア三大劇場の一つ。一度この劇場にも足を運んでみたかったんですよね。

昼は仕事を。夜は芸術を。どちらも楽しんで帰りたいと思います。

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2011年1月23日 (日)

シャンゼリゼ劇場 シルヴィ・ギエムの「Eonnagata」

パリの夜も三日目、この日は夜にアヴェニューモンテーヌのシャンゼリゼ劇場まで、シルヴィ・ギエムのバレエを観に行く予定を組んでいました。

実はバレエを熱心に観始めたのは、ここ数年のこと。以前はあまりバレエの舞台を観るのが得意ではありませんでした(苦笑)。

というのも、バレエ・ダンサーを目の前にすると、長い年月をかけて丹念に造り上げられた肉体の、筋肉や骨、内蔵等にかかる様々な「負荷」のようなものに意識が行ってしまい、医師目線で観てしまうものですから、ストーリーや音楽、その優美さといったものに集中しきれないところがあるような気がして、あえて避けていたところがあったのです。

一種の職業病、といったところでしょうか。

でも、このところ、鍛えられた肉体だけが持つ能力をいかんなく発揮されるバレエの、その芸術性を観る「目」のようなものがだいぶ肥えてきたような感覚があり、機会があるときに少しずつ観るようになりました。

すると間もなく、オペラやクラシック音楽では観る事のできない、体だけで物語を表現する技術が本当に素晴らしいな・・・と、遅ればせながらバレエのファンになってしまったのです。

そんな僕が、一度観たいと思っているバレエ・ダンサーのひとりに、シルヴィ・ギエムがいました。

フランス・パリ生まれの、「100年に一人の逸材」といわれるバレエダンサー。19歳にして、パリ・オペラ座バレエ団の芸術監督ルドルフ・ヌレエフより最年少エトワールに任命されるも、契約と束縛の問題で5年後に退団。

当時は「フランスの国家的損失」とまで言われた、といいます。

その後はイギリスのロイヤルバレエ団に舞台を移し活躍し、さらに多くのファンを魅了。フリーとして日本に何度も訪れている親日家としても知られています。

今回のパリ滞在中、そんな彼女が主演を務める舞台のチケットをとることが出来ました。

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昨年までロンドンで公開されていた「Eonnagata」が2010年12月29日から2011年1月14日にかけて開催されていたのです。

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こちらが街にも貼ってあったポスター。

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この日はあいにくの雨。それでもシャンゼリゼ劇場は、この演目とギエムを楽しみに見に来た人たちで、この通りの大盛況。

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中も大混雑です。



さて、国際学会周遊記恒例。劇場内部の写真です。

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赤い椅子に気持ちが高揚してきます。





「Eonnagata」はフランス語で台詞が話されたので、舞台はよくわからなかったのですが、購入したパンフレットのフランス語をなんとか解読すると、実在したChevalier d'Eonという男性外交官の一生を描いたもののようでした。

あるときから女性(スパイ)として生活したという人物。

Youtubeでロンドン公演の画像も見つけましたよ。

この人物を、シルヴィは本当にその肉体と踊り、表情だけで見事に表現していました。

舞台はシルヴィの超人的な踊りと、日本芸能の要素が多く含まれるストーリーが挿絵のように入り込む現代のパフォーマンスでしたが、以前に公演されたロンドンでもとても好評で、パリに凱旋したというわけです。

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ふと思いついて、題名のやけに母音が多い不思議なアルファベット

フランス語かと思っていたのですが、

「Eonnnagata」を目で追ってみると、「E女形」って書いていますよね。

なるほど(笑)、日本を舞台とした女形を演じた男性についての舞台ですね。

パリジャンにとっては、いろいろな謎が含まれている題名だったようです。

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皆舞台に満足して楽しそうに帰ってゆきました。

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2010年12月25日 (土)

レニングラード国立バレエ団の「くるみ割り人形」

Merry X'mas

皆さんはどのようなクリスマスを過ごされていますか? 

僕は今日含め仕事でばたばたとしていますが、今週は一日時間をやりくりして、クリスマスらしい気分を味わえる夜に恵まれました。

レニングラード国立劇場(ミハイロフスキ―劇場)によるチャイコフスキーの名作、バレエ「くるみ割り人形」を観てきたのです。

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バレエ「くるみ割り人形」といえば、舞台がクリスマスの夜の出来事ということもあって、ヨーロッパでは“ホリディ・シーズンの風物詩”とされています。

日本での「第九」や「忠臣蔵」のように、毎年必ず「くるみ割り人形」がヨーロッパ各地で上演されるのです。

思い返せば、今年2010年1月に出張したパリ オペラバスティーユでもこの「くるみ割り人形」を観ましたので、今年の舞台鑑賞は偶然にも「くるみ割り人形」で始まり、「くるみ割り人形」で終わった、ということになりますね。

そう考えると、幸せな1年でした。

さて、舞台の感想を書く前に、レニングラード国立バレエ団について、すこし触れておきましょう。

レニングラード国立バレエ団は、設立170余年。草刈民代さんが在籍したことでも日本人には知られていますが、1981年に日本に来日するようになってから今年が30周年なのだそうです。

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写真は舞台袖の様子。レニングラード国立バレエの関連グッズも売られていました。

そんなレニングラード国立バレエ団による「くるみ割り人形」とは。

チャイコフスキー最後のバレエ作品として知られるこの舞台。チャイコフスキーのバレエ音楽の中で最も完成されている一方、最も複雑であるともいわれています。

なぜ「最も複雑」なのかといえば、文学的な想像力に富んだホフマンの原作と、チャイコフスキーのシンフォニックな音楽は、相半する二元的な性質を持っており、これらを融合することがそもそも“ミッション・インポッシブル”の域にあるからなのです。

事実、この作品には数多くの演出があるのですが、その演出を原作のホフマンよりの「ドイツのおとぎ話」に振るのか、またはチャイコフスキーの「情感豊かな美しい旋律のスコア」に振るのかによって、多くの解釈が生まれ、そんな解釈の違いを舞台で見るのもまた楽しいんですよね。

僕もDVDを含めて、今まで10種類以上の「くるみ割り人形」を観ていると思いますが、その比較をするだけでも一冊の本になるぐらい。

とても興味深いですよね。

演出や振付に関わる人たちはきっと誰もがこの作品で

「今までの舞台にはなかった自分の世界を表現したい」

という創作意欲に何時にも増してかられることでしょうし、観客にとっても

「何度観ても飽きない」

作品であり、いずれにしても世界中で最も愛されている作品のひとつであることに、変わりありません。

初演は、1892年12月。ロシア・サンクトペテルスブルグのマリインスキー劇場です。以来120年あまりの間、この作品は常に進歩/進化し続けているのです。

ちなみに、この日観たレニングラード版は、年初に観た斬新な解釈のパリ版とはほぼ対局にある、非常にトラディショナルな演出でした。

クララ役は、イリーナ・ペレン。

高度な舞踏の技術と、旋律に溶けて溢れ、流れ出るようなしなやかな表現力を合わせ持っているバレリーナで、素晴らしかったです。

そしておなじみの第二幕。くるみ割り人形と主人公のクララに助けられた各国の人形が踊りだすシーン。

スペインの人形の踊り

アラビアの人形の踊り

中国の人形の踊り

パストラルの踊り

ロシアの人形の踊り

そしてコロンビーナとピエロの踊りが順番に行われ

その後に僕がこのバレエ組曲の中でも最も好きな、著書のCDにも音源を入れた

「花のワルツ」

が始まるのです。

このおとぎの国での「花のワルツ」が何とも幻想的な演出で、あまりに感動して不覚にも涙ぐんでしまいました。

こちらはYOUTUBEで見つけた「花のワルツ」です。マリインスキー劇場のものですが。

バレエは、鍛え抜かれた強靭な体を、最も美しく見せるためにどうしたら良いのかということを数百年の間考えてきた、「人間の英知」のひとつなのだな・・・と改めて思いました。

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この通り、パンフレットも購入してきましたよ。

素晴らしい夜でした。

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2010年1月12日 (火)

オペラ バスティーユで観た「くるみ割り人形」

この日の夜はパリ国立オペラの定期公演を観に、オペラ バスティーユに向かいました。

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Img_5848定期公演の題目は、ヨーロッパの年末年始の風物詩=バレエ「くるみ割り人形」です。

くるみ割り人形の主人公 クララの家でのクリスマスパーティーが舞台になっているので、この季節によく公演されるのでしょう。

日本でのベートーヴェン「第九」の演奏会に近い印象がありますよね。

このくるみ割り人形のバレエもこのオペラ バスティーユで12月に14日間。さらに1月に入ってからも4日間公演されており、今日はいよいよその千秋楽だったのです。

Img_5834オペラ バスティーユの中。近代的ですよね。

そもそもバレエの始まりはギリシャ時代の無言劇に遡りますが、実際には宮廷文化が栄えたルイ14世時代に起源があると言われています。

ルイ14世自身もバレエを踊っていたそうで、1661年には王立アカデミーを設立し、バレエの舞踏家を育成します。

その後、天才バレリーナのマリ•タリオー二によるポワン(つま先立ちの踊り)の技法が開発され、衣装も貴族が着るような豪華な衣装から、「ロマンティック チュチュ」と言われる裾が長い円錐状のスカートを持つバレリーナの衣装が生まれます。

この流れは19世紀のはじめに至るまでは、「ロマンティック バレエ」と呼ばれ、「ジゼル」や「ラ•シルフィード」などの代表作を生むことになります。

そうしたバレエにも変化が訪れます。マリインスキー劇場の天才振付師マウリス•プティバによって、チャイコフスキーの三大バレエ音楽「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」が振り付けされ、「クラシック バレエ」へと変化してゆくのです。厳密には「くるみ割り人形」だけはプティバの弟子によって完成されています。

クラシック バレエでは、バレリーナの衣装も足が綺麗に見えるように「クラシック チュチュ」と呼ばれる丈の短いものに変化します。 

さらに20世紀に入るとバレエはポワンやチュチュを捨てて、「モダンバレエ」と呼ばれるものに変化してゆきます。

ちょうど1年3ヶ月前。2008年10月にこのパリでヨーロッパ皮膚科学会の講演に来た際、ある企業の方に招待されて、このオペラ バスティーユでNYモダンバレエの公演を観劇したことがあります。

考えてみればこのオペラ バスティーユはそれ以来ですね。Img_5829

幕間はたくさんの人で賑わっています。

Img_5838肝心の舞台はどうだったかというと。

僕は、今までバレエ「くるみ割り人形」の表現は、クラシック バレエの発祥の地であるマリインスキー劇団のものが最高だと思っていたのですが、このパリ国立オペラのバレエ「くるみ割り人形」ですが、開演から本当に驚くことばかり。

さすが芸術の都であるパリの公演です。

Img_5845 チャイコフスキーのクラシック バレエの名作である「くるみ割人形」の音楽とストーリーから一歩も外れていないのですが、解釈がすばらしく新しいのです。

演出も衣装もすばらしく、本当に楽しませてもらいました。

今年も必ずクリスマスシーズンの公演があるはずですので、バレエの好きな方には是非おすすめです。

全く新しい「くるみ割り人形」を観せてもらえますよ。

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2009年11月14日 (土)

昨日の僕 20091114

20091114i-phoneの中にある、この画像わかりますか?

南仏~ロンドン出張記で、僕がスリラー・ライブを見に行ったことを読んでくださった方から何人も、

「現在公開中の映画・マイケル・ジャクソンの“THIS IS IT”が素晴らしかったから、絶対観た方がいい」

とメールを頂きました。

昨日、スタッフに聞いてみたら、既に見ている人が二人。どちらも大絶賛するではないですか。もう感動して涙なしには観ることができなかった、と言うのです。

ひとりは元レコード会社出身なのですが、六本木ヒルズで一度観た後、あまりに良かったので、後日新宿バルト9で観なおしたのだそうです。

「バルト9は音響が良いと聞いたので」

とのこと。

僕はこのバルト9というエンタテイメント・コンプレックスに行ったことがなかったのですが、聞けば場所は四谷のクリニックからすぐの新宿3丁目。駅からもすぐ、と聞いて、どうしてもそこでこの映画を観たくなってしまい、診療前に朝9時から行ってきました。 

Thisisit結論から言いましょう。

ほんとうに素晴らしかったです。まだ観てない方はぜひ観て下さい。

僕は2時間弱本当に我を忘れて惹きこまれてしまい、それは他のお客さんも同じだったようで、映画が終わる時には、自然と観客から拍手が湧き起こりました。

映像で見るマイケルは、これが最後の姿なのでしょう。

この映画は、マイケル・ジャクソンのドキュメンタリー。彼が亡くなる直前まで続けていたコンサートのリハーサルの様子が映画では映し出され、それを通してマイケルのプロフェッショナリズム、人柄を見ることが出来ます。

まず、驚くのは彼がやろうとしていたコンサート・ツアーの内容とその規模です。

僕は残念ながら、マイケル・ジャクソンのコンサートに行ったことはありません。見たことがあるのは「ライブ・イン・ブカレスト」などの古いライブDVDのみ。それでも、今回のライブが実現していたら、コンピュータグラフィックや、ハリウッドの特殊変装技術などの映像技術の向上も加わって、「2D」が「4D」になったと同じぐらい、次元の代わったすごいライブを企画していたことがわかります。

このブログを読んでくださっている方は御存知のように、僕の趣味の一つはオペラやバレエ鑑賞です。現代では「古典」とされていますが、オペラもバレエも初めて上演されたときは、きっとその時代の皆が驚く前衛的で最先端のエンターテイメントだったんだろうな、と思うのです。

文学、音楽、絵画、舞踊。四つの文化を融合させ、その時代で最も進んだ技術でもってアウトプットする。それが時代によってはオペラの形をとり、バレエの形をとり、ミュージカルの形をとる。

今世紀に入って映像の動画が記録できるようになりましたが、この映像技術を組み合わせたのが、マイケルの作り上げたエンターテイメントに代表されるライブであり、それは人類の作り上げた文化の延長線上にあるわけですよね。

人知を超えた世界を揺るがすような作品を数多く残し、さらに奇行の限りをつくし、若くして神に召されて亡くなってしまったマイケルは、モーツァルトになんだか重なるような気がしましたよ。

マイケルが失われてしまったことにより、彼の功績もクラシックになってしまうのだなぁ・・・と考えてしまいました。

そして、映画を通して改めて知ったマイケルのプロとしての姿勢、皆を楽しませることへのこだわり。エンターテイナーとして、ファンが喜び、日常生活を束の間忘れられるものを全力で作り上げる姿には、胸を打たれるものがありました。

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2009年8月 3日 (月)

バレエ「眠れる森の美女」

さて、再びロシア出張ブログに戻ります。

「ニーベルングの指輪 神々の黄昏」

「ドン・キホーテ」

「ラ・ボエーム」

・・・と、ロシア・サンクトペテルブルグ滞在中に毎晩通ったマリインスキー劇場も、今日の「眠れる森の美女」で見納めです。

024残念だなあ。

004バレエ「眠れる森の美女 」をこの劇場で観劇できるのは、本当にすばらしい体験で、最も楽しみにしていました。

001なぜなら、このチャイコフスキーを代表するバレエは、1890年にまさにこのマリインスキー劇場で初演が行われたからです。

110年前のことですが、タイムスリップしてその世紀の瞬間に立ち会ったような、不思議な気持ちになりました。

007その110年前とたぶんあまり変わらないであろう、マリインスキー劇場の椅子です(笑)。

シンプルですよね。

002名作「眠れる森の美女」だけあって、劇場は満員です。

早めに到着したので、幕が上がるまでの束の間、場内のお土産屋さんで記念品を探しました。

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ショップにあった、バレエグッズの数々です。

僕はここで、マリインスキーバレエ団がイギリスで公演をした際のパンフレットを買いました。

英語によるパンフレットがそれしかなかったのです。

170席に戻って、さあ、幕が上がります。

上がる瞬間は、本当にわくわくするんですよね。

016バレエの表現力や技術レベルの高さはさすがにすばらしく、感動しました。

主人公のオーロラ姫は、第1幕で100年の眠りにつくのですが、再び目を覚ました時にお城の人々の洋服が100年の時の経過を物語るかのようにガラッと変わります。

演出も素晴らしいと思いました。

020バレエが終わったのは夜の11時でしたが、まだ白夜ですのでこんなに明るいのです。

017_2最後に写真を取りましたよ。

バレエなのでラフな格好です。

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2009年7月26日 (日)

チャイコフスキーとドストエフスキーのお墓参り

087089この場所はアレクサンドル・ネフスキー大修道院に隣接する墓地です。

チフヴィン墓地と言います。

ここは、ロシアの芸術に貢献した者のみが永眠できる墓地なのだそうです。

せっかくサンクトペテルブルグまで来たので、尊敬すべき作曲家や作家に、ぜひともお墓参りをしようと思ってやってきました。

墓地の中には地図があり、それをたどっていくとまず見つけたのがこちらのドストエフスキーのお墓でした。

モスクワの貧民救済病院で働く医師の二男として生まれたドフトエフスキー。作家時代にはこのペテルブルグを物語の舞台としました。

高校生の時にちょっと背伸びして

「罪と罰」

「白痴」

「カラマーゾフの兄弟」

・・・などを一生懸命読んだのを思い出します。トルストイと並んでロシアを代表する作家ですよね。

092こちらは作曲家のリムスキーコルサコフのお墓。

交響組曲の「シェヘラザード」が好きですが、彼は教師としても卓越して人物として知られていたそうです。

ストラヴィンスキーやプロコフィエフなどの師でもあったそうですね。

彼の家は、これらの高弟や、ラフマニノフなどがあつまる音楽サロンだったそうで、翌日雨の中行ってきましたよ。

097そしてこちらが偉大なるチャイコフスキーのお墓です。

そもそも、僕がクラシックを聴くようになったきっかけが、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番。

家にあった父の古いLPでした。

演奏はエミール・ギレリス。彼もロシアを代表する世界的奏者の一人でしたよね。

特に第一楽章が始まる時のその旋律と一つの無駄のない和音のハーモニーが素晴らしくて、大好きでした。CDではなく、LPだったので、A面の第一楽章ばかり何度も何度も聴いていました。

たぶん数百回は聴いているんじゃないかな。

098また、「くるみ割り人形」や、「眠れる森の美女」などのバレエ音楽の美しい旋律は、あまりに忙しくて苦しかった研修医時代によく聴いたのを覚えていますよ。

聴くだけで心が豊かになって励まされました。

音楽の力ですよね。

この墓地には174人の文化人が葬られています。興味深かったのは、墓石がすべて異なり、非常に工夫されていること。

彫刻家はそれらしく。音楽家は楽譜が彫ってあったり。

104この人は画家だったのでしょうね。

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2008年10月13日 (月)

NEW YORK CITY BALLET

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この日の午後、ある業者の社長さんから個人的にご招待を受けて、バスティーユにある新オペラ座に行ってきました。

ちょうどNYシティバレエ団が来仏中ということで、お声を掛けて頂いたのです。

学会会場から地下鉄で移動したのですが、なんだか落書き?壁画?もおしゃれです。

084 バスティーユ広場というと、1789年の「バスティーユ牢獄の襲撃」に端を発するフランス革命を思い出しますよね。

この新オペラ座はフランス革命200周年前夜祭の1989年7月13日に建てられたのです。

087 内装は非常に近代的。

089 高級時計メーカーのバシェロン・コンスタンチンの寄贈した世界時計もあります。

098 客席も十分に広さがあります。

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ご招待していただいたのは、モダンバレエでした。

僕が今まで観たバレエは、クラシック曲のついたバレエばかりで、モダンバレエは観たことがありませんでした。

なんだか、難解という気がしてどうも腰が引けてしまっていたんですよね。

010_3このバレエは三部構成でしたが、第三部がショパンのピアノ曲、エチュードとスケルッツオに合わせたディレクター独自の振り付けで5組の男女のペアが踊るものでした。とても斬新なものでしたよ。

ポーランドに生まれたショパンは、21歳のときにパリに移り住み、39歳で肺結核で亡くなるまでここのパリの住民でした。

ショパンとジョルジュ・サンド(女流作家)の有名な情事も、パリが舞台だったと思うと、なんとなく理解できます。パリは恋の街ですもんね。

話を戻してバレエですが、言葉を語らずに表情と肉体だけで、よくここまで音楽の世界とメッセージを表現できるものだと、心から感動してしまいました。

よく知っている曲に、このような解釈があるのかと思い知らされることにもなり、とても勉強にもなりました。

先週いたNYのバレエ団をパリで観ることが出来るなんて、偶然ですがとても贅沢な旅だとおもいました。

ありがとうございました。

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2007年10月25日 (木)

パリ オペラ座のシャガール

Opera 今、 上野の森美術館で「シャガール展」をやっているそうですね。

今年は、20世紀を代表する画家の一人であるマルク・シャガール(1887-1985)の生誕120年にあたるのだそうです。

シャガールの作品には、とても好きな絵が何点かあります。シャガール・ブルーと呼ばれる、青を基調にした作品は、一度見ただけでも記憶に残りますよね。

パリのオペラ座の天井に、シャガールの絵があるのをご存知の方も多いと思います。1864年に完成したこの作品は、シャガールの名前を不動のものとした代表作です。大きなシャンデリアを中心に描かれたパステルカラーの作品は、それぞれの色彩で、ベートーヴェンや、ビゼーなどの代表オペラの一情景が描かれているのです。

僕は、医学博士号を取得した時に、その記念に・・・と、どうしても欲しかったこの作品の世界500枚限定のリトグラフを買いました。値段もはったので、当時の僕にとってはそれこそ清水の舞台から飛び降りるようなものでしたが、それでもあの時無理してでも買ってよかったと今は思っています。

気に入った絵って、いつも眺めたくなるんですよね。

今回のシャガール展では、この天井画の制作風景などのシャガールの写真が展示されているそうです。12月11日までに足を運んでみようと思っています。

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