カテゴリー「国際学会 欧州 クロアチア編」の13件の記事

2010年5月28日 (金)

さらばクロアチア

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最終日のこの日、クロアチアは暴風雨でした。

早朝、強い風の音で目が覚めました。

午前中、学会に参加しながらも、飛行機が飛ぶのかなあと心配でしたよ。

ロンドンまでのフライトは1日1便。お昼のみです。

なんとか定刻の2時間前に空港に着きます。

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空港のお土産やさんで、初めてクロアチアのお土産を見ていたら499

「アイ ラブ ドブロブニック」のTシャツの下に、ハローキティを発見。

パリでもロンドンでもいましたが、クロアチアにもキティはちゃんといましたよ(笑)。

今や日本が世界に誇るキャラクターですものね。

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空港のビジネスラウンジからはクロアチアの旗が見えました。

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なんとかロンドンまでの飛行機が飛ぶことが確認できました。

しかし、本当に雲の中を飛ぶような飛行でしたよ。

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そうそう、クロアチアの貨幣の写真を上げようと思っていて忘れていました。

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こんな感じです(笑)。

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2010年5月27日 (木)

クロアチアヨーロッパ皮膚科学会・発表演題

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この日は、今回の学会でのレーザーセッションのディスカッションに参加しました。

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クロアチアのホテルのホールに椅子を並べた、長細い、こんな会場になりましたが、

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前回のブログで話した通り、レーザーの講演としては初歩的な話が多くて、ちょっと残念でしたね。

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レーザーライトの拡散の話や、

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なぜ長い波長の方が肌の中に浸達するのか、

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レーザーと光治療機(IPL)の性質の違いなどの、基本的な光治療器の話題を、工学部の先生がまず話されたました。

ざっとどんな話がされたのか、おさらいすると、

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肝斑(melasma)のセッションもありました。

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こちらは色素斑のレーザー治療の適応と禁忌の話題でした。

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ドイツの施設での血管(ヘモグロビン)病変についての発表は興味深いものでした。

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子供の血管腫のレーザーによる治療成績も発表されていました。血管病変は本当に治療が難しいのです。生後、ここまでの状態の子供が、ほとんど気にならないようになってしまうなんて、医学の素晴らしい進歩が見られる分野のひとつですよね。

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こちらは古の発表された先生の、血管腫の治療のプロトコール。

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乾癬のレーザーによる治療の話なども話題としてありました。

こちらは唯一フラクショナル・レーザー治療について講演した先生のプレゼンです。

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フラクショナルレーザー機器ができる前、にきび痕や毛穴の肌の治療は、肌の全体をCO2などのレーザーでフルリサーフェシングする、このような治療が主流だったのです。

通常の生活が出来るようになるまでに、数ヶ月かかりました。

しかも、アジア人にこの手の治療を行うと、長期間にわたって色素沈着が取れない状態が続きます。

現在のフラクセルに代表されるフラクショナルリサーフェシング治療ですと、数日顔が赤くなるぐらいで、通常に生活ができるわけですから、本当に技術進化を感じますね。

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さまざまなディスカッションに加わったのち、クロアチアでのヨーロッパ皮膚科学会の参加証を手にして学会会場を後にしました。

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クロアチア・ヨーロッパ皮膚科学会会場

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さて、またしばし5月中旬に訪れたイギリス・クロアチア出張記に戻ります。

今回クロアチアのツァヴタット(CAVTAT)で開催されたヨーロッパ皮膚科学会ですが、会場となったホテルクロアチア全館をこの学会のために使用したような設営となっていました。

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会場は総じて込んでいましたね。講演時間の合間には、いろいろな先生方が雑談しています。

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レーザー会社でブースを出しているのはあまりありませんでしたが、米国のキュテラ社とパロマ社のブースがありました。

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残念ながら、僕の知り合いの担当者はいませんでしたね。

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様々なブースがありましたが、人気のあるなしがはっきりしていましたよ。

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2010年5月25日 (火)

ドブロブニクへ

ツァヴタット(CAVTAT)の港を歩いていると、こんな看板が。

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よく読むと、ドブロブニク行の船ツアーなのです。幾つかのツアーを物色して一つの会社を選ぶことにしました。

港で待つと、いくつも船がやってきます。

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僕はこの船を選択し、ドブロブニクまでの約1時間の船旅に行くことにしました。

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こんな景色が続く中、ドブロブニクの街を囲む城壁が見えてきましたよ。

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ドブロブニクの街並みの写真ですが、どの場所もとても絵になるフォトジェニックな場所なのです。

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現在でこそ、こんなに観光客が集まる平和な町ですが、ドブロブニクの街は、クロアチアの飛び地で、元ユーゴスラビアの一部でした。

僕は大学受験の時に、好きだった世界史と地理を選択したのですが、

地理の先生が、ユーゴスラビアは

「七つの国境、六つの共和国、五つの民族、四つの言語、三つの宗教、二つの文字、一つの国家」

を持つ、きわめて複雑な国家だと話していたのをよく思い出します。

もともとこのバルカン半島という土地は、長い歴史上でもスーパーパワーが常に小競り合いをする土地。

第一次世界大戦の勃発のきっかけとなった650年も続いたハプスブルグ家の末裔で、オーストリア=ハンガリー帝国の皇位継承者であったフランツ・フェルナンド大公がこのすぐ横にあるサラエヴォ(現ボスニア・ヘルツェゴビナ)で暗殺されたことに端を発しますよね。

ソ連の崩壊によって始まった、ユーゴスラビア連邦の分離独立戦争であった、

クロアチア内紛は、1990年から始まりました。

1991年にクロアチアが独立を宣言するも、結局1995年の終結まで泥沼の戦場となり、大量の死者と難民を出しました。

わずか15年前の話です。歴史は常に動いているのを感じますね。

この旧ドブロブニックの城壁を出ると、横にはFort Lovrijenacという砦があるのです。

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城壁を振り返るとクロアチアの旗が見えます。

以前はこちらには来なかったのですが、今回は砦まで山登りすることにしました。

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こんな海沿いの道を登ってゆきます。

砦の中に入り、入場料を支払って、中の暗い階段を登ること数分。

目の前にいきなり、こんな景色が飛び込んできました。

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この砦は、地元の人によると、「アドリア海の真珠」ドブロブニクが、最も美しく見渡せる所だったのですよ。

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ツァヴタット(CAVTAT)の港町で

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会場のホテルクロアチアは小さな半島の、小高い丘の上にあります。

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眼下にみえる港があまりにきれいで、そこまで歩くことにしました。

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空気がゆったりと流れています。

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海産物が多く、エビや白身の魚がたくさん見られました。

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こちらは海を眺めた方面。

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ふと海中に目をやると、透明な水中に、魚が泳いでいるのが見えました。

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2010年5月24日 (月)

クロアチア主催のEADV学会会場へ

到着してすぐ宿泊先のオーナーに道を聞いて、学会会場に歩いて向かいます。

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会場までは約10分ぐらい。日本から大切に持ってきた、今回の学会発表のポスターを貼らなければなりません。

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途中の道すがら、ツァヴタット(CAVTAT)の街と海が見えます。

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美しい景色で後で港まで降りてみようと思いながらも

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会場のホテルクロアチアに到着しました。

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EADVの看板が見えてきました。

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中に入ってまずレジストレーションをして、コングレスバックと参加証をもらいます。

学会誌を開いて、自分の名前を確認しました。

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Laser Therapyの欄、下から二番目p264に僕の名前がありますよね。

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今回は学会会場が複雑で、地図を見ながらポスター部屋を探しにゆきます。

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既に何枚かポスターが貼られていました。

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僕の発表ポスターを貼る場所は、入口の一番前でした。日本で作った時は大きなポスターのつもりだったのですが、もうひとサイズ大きくすればよかったなあと思いましたよ。

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ホテルでは、多くの欧州皮膚科学会に参加している皮膚科医がくつろいでいました。

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このホテル、岬の先端にあり、2方向を海に面していて、晴れていると本当に気持ちがいいのです。

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会場に戻り、スケジュールを確認して、自分が出たいセッションを、メモに取ります。

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いや、正確にはメモじゃなくて、iphoneで写真に撮るのです。世の中便利になりましたよね。

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学会会場の展示もざっと目を通し、何人かドクターと歓談。

しばらくいた後、ここでこの日できることは終わったので、街を散歩してみることにしました。

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クロアチアのドブロブニック空港へ

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クロアチアまではブリティッシュエアラインを使いました。

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これはヴェネチア上空です。

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約3時間のフライトで、綺麗なアドリア海の島々が見えてきましたよ。

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アドリア海をクルーズシップが走ります。以前にドブロブニックに来た時はクルーズシップで来たのを思い出しました。

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いよいよ着陸です。

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ずいぶんと小さな空港です。

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地中海性気候のこの地域。

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太陽の光がまぶしいです。

クロアチアはこの日27度。ロンドンの気温が10度ぐらいだったので、20度ぐらいの温度差があることになります。

今回は小さな街での開催ですので、僕は期間中アパートメントを借りることにしました。

そのオーナーが、

10ユーロで空港に迎えに行くよ

とメールをくれていましたので、彼の車に乗り込みます。

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こんな山道を、10㎞ぐらい走ったでしょうか…。

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Cavtatの看板が見えてきました。

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さて、今回の宿泊先(民宿??)が見えてきました。

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ヴィクトリアステーションからガトウィックへ

再び、今月半ばに訪れたイギリス-クロアチア出張記です。158

翌朝。早朝、まだ日が出る前に、ヴィクトリア駅に向かいます。

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ヴィクトリア駅からはガトウィックエクスブレスという空港行きの特急があるのです。

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トランクとともに、列車に乗り込みます。

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日が昇りました。この日のロンドンも晴天です。

列車のガラスに、僕のカメラのレンズが写りこんでしまっていますが、日が差し込んできて反射してしまい、どうやってもとれなかったのです。

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ロンドン南部の森林地帯を越えていよいよ50km離れたエアポートに到着します。

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空港には見たことのない飛行機会社が沢山。

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お土産屋さんにはデディベアがいます。

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ラウンジで、クロアチアへの出発便を待ちます。

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2010年5月16日 (日)

欧州皮膚科学会(EADV) in クロアチア

クロアチアでの最終日。

早朝に強い風と雨の音で目が覚めました。

昨日の天気と打って変わって、ものすごい風雨になっていたのです。それこそ台風のような感じです。

学会は時間通り、朝8時から始まります。

7時頃に雨が一瞬止んだタイミングで、徒歩10分の距離にある学会会場に移動しました。

今日は学会最終日ですが、レーザーセッションがあるので、これを聞くのを楽しみにしていたのです。

講演者は5名。一人がクロアチアの先生で、残りがドイツからの先生たちでした。

通常の皮膚学会の先生相手ですので、工学部の先生のレーザーの理論なるものからセッションが始まりました。

ヨーロッパ系のレーザー学会は、古いレーザー機器をいかに使うかという話題が主になりますが、

「レーザー治療とIPL治療で、血管性疾患により効果があるのはどちらだろうか?」

「Qスイッチルビーレーザーでの肝斑治療が危ないので気をつけた方がいい」

といったあまりレーザー治療になれていない先生方のディスカッションになってしまい、もちろん最先端の施術をしている施設はあるのでしょうが

「レーザー治療を始めたい」

「興味があるので、機器を購入してみたい」

などとしているこれから参入意欲のある医師の基本的な質問が多く、ちょっと残念でしたね。

僕は、このポスターセッションでQスイッチヤグのトーニング治療を用いた肝斑治療について発表したのですが、ちょうどポスター会場の入り口にあたる一番目立つ場所にポスターの場所が決まっていたので、多くの先生が観てくれましたよ。

難治性の肝斑の治療にはどの国のドクターも悩んでいるんですね。

一人だけ、CO2フラクショナル•レーザー•リサーフェシングで、目の下のシワを減少させる症例を発表されたライプツィヒ大学の先生は、非常に魅力のある分野だと、他の司会者から講演を絶賛されていました。

ですが、この話題もアジア•アメリカの学会のディスカッションとしては数年前の話題なのではという演題。

ヨーロッパ諸国では、高額なレーザー治療機器の購入が難しいのでしょう。

レーザー治療技術はヨーロッパに比べると、日本やアメリカに圧倒的な優位差があり、リードしている印象が残りました。

詳しくは帰国後のブログで報告しますね。

クロアチアからロンドンへのフライトは、一日2便しかなく、僕は昼の2時半にクロアチアを発つつもりでしたので、午前中で切り上げ、空港に向かいました。

短いクロアチア滞在でしたが、またひとつ国際学会での発表も増えましたし、とても良い体験となりましたよ。

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2010年5月15日 (土)

アドリア海の真珠 ドブロブニク

今回ヨーロッパ皮膚科学会が開催されたツァヴタット(CAVTAT)は、「アドリア海の真珠」と言われる都市国家ドブロブニクまでわずか15kmの距離にあります。

ポスターを貼り、何人かドクターたちと話をした後、どうしてもここを再訪したくて地元船のツアーに乗りこみました。約1時間の移動でドブロブニクへ。

2006年に欧州皮膚科学会(EADV)が開催された、ギリシャ・ロードス島の後、クルーズシップでここには一度立ち寄っています。

英国の劇作家で、有名な皮肉家(笑)としても知られるあのバーナード・ショウに、

「ドブロブニクを見ずして天国を語る事なかれ」

・・・と言わせしめた美しい場所。

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5年前と美しさは変わらず。本当に溜め息が出ます。

地元の人と話していたら、

「前回来たのが5年前だったら、屋根のオレンジ色(の瓦?)が新しくなっているでしょう?」

と言われましたよ。

確かにそんな気もしました。

この場所は、スタジオ・ジブリ作「魔女の宅急便」の舞台だと言われています。

城壁に囲まれ、オレンジの屋根が見渡せるこの場所は、確かにジブリの世界観と一致します。

ジブリの映画ではジジという黒い猫が出てきたと思うのですが、町中にいる猫はなぜか白ばかり(笑)。残念ながらジジの写真は撮れませんでした。

明日、ロンドンに戻ります。

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