上海へ ~京都 祇園祭 八坂神社 長刀鉾のお稚児さん
夏本番ですね。昨夜は熱帯夜でもあったそうですが、早朝のサッカー女子の嬉しいお知らせもありましたから、盛り上がってさらに暑い一日となりそうですね。
さて、僕はこれから成田に向かいます。
今回の行き先は上海。
日曜日には帰国しますが、しばしまたご迷惑をおかけし申し訳ありません。
今日は元々の休診日ですが、明日以降クリニックには電話番のスタッフが出勤していますので、ご質問やご予約についてはこちら(03−3221−6461)までお問い合わせください。
ブログでは、連休に訪れた京都のお話を。
祇園祭のハイライト 7月17日に行われる山鉾巡行を初めて見てきました。
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祇園祭は、祇園社(八坂神社)の発祥。
スサノヲノミコトを祭った神社です。
祇園際は天禄元年(970年)から毎年営まれ、長徳四年(998年)山が出るようになったのだそうです。
旅館で迎えたこの日の朝。
「(TVの)5チャンネルをつけたほうがいいですよ」
と担当の方から声がかかります。
観れば、中継が出ています。
そして、長刀鉾のお稚児さんの話題でもちきり。
お稚児さんは、祇園祭の生神(いきがみ)様。
古式に則り、八坂神社から長刀鉾町へと養子に出され、やがて神様の使いとなり、数々の儀式をこなしながら、祭りの無事を祈願します。
現在では唯一生身の稚児が乗る長刀鉾。その年のお稚児さんは、6月初旬に発表されるそうです。
今年この大役を担ったのは、福井正賢くん。10歳。
「伊右衛門」でも有名な、寛政二年(1790)創業の老舗・福寿園副社長の御長男だそうです。
しばらく彼のお世話が出来ないお母さんがTVでは映し出され、インタビューを受けていました。
一ヶ月以上に及ぶ、特別な生活を送るお稚児さん。
一説には、このひと夏のためにすべて合わせると5千万円ほどのお金を家族親族で用意しなければならないということですが、きっとそれだけの負担がたとえあったとしても、まだなお世代を超えた財産として残るものがあるのでしょうね。
さて、僕は祇園見学は今回が初めてだったので、御池通り傍に祇園祭の席を買い、鉾と山を待つことに。
日中温度は36度まで上がるとの予報でしたが、席はこの通り満席です。
最初に現れたのは、長刀鉾。
大きすぎて写真に納まりません。
カマキリの、からくり仕掛けの蟷螂山(とうろうやま)
函谷鉾
いくつもの美しい山と鉾に目を奪われます。
夜に観たものとは全く違いますね。
棒振り踊りを披露する綾傘鉾
占出山です。
10ぐらいの山と鉾を観たあたりでしょうか?
あまりの暑さに、満員だった観客席から少しづつ人がいなくなりました。
さすがに僕も耐えられませんでしたので、結局木陰で観るように。
豪華な月鉾がやってきます。
祇園囃子が聴こえる中、祭りは続きます。
孟宗山
太子山
木賊山
18番目の白楽天山が来たところで帰京の時間となりました。
鶏鉾を見送りながら、タクシーを拾い京都駅に向かいます。
祇園祭初心者としては、今回初めてこの壮大な祭事の輪郭がぼんやりとながら掴むことができましたので、改めて来年また来てみたいですね。
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