カテゴリー「音楽」の5件の記事

ワーグナーのニーベルングの指輪

久しぶりの音楽ブログです。

以前にも書きましたが、7月にロシアに初めて行くことになりました。

ロシアの作曲家と言えば、チャイコフスキーラフマニノフイッポリートフ=イワーノフリャードフアレンスキーグラズノフスクリャービンストラヴィンスキープロコフィエフショスタコーヴィチミリイ・バラキレフツェーザリ・キュイモデスト・ムソルグスキーアレクサンドル・ボロディンニコライ・リムスキー=コルサコフ

ちょっと思い出すだけで、このぐらい。演奏家や指揮者も含めると、本当に沢山。

これほどまでに素晴らしい音楽が完成するのは、ロシアの気候と国民性なのでしょうか。

そんな素晴らしい音楽と作曲家、バレエなどを産み出したロシアに一度行ってみたいと思っていましたが、思いがけず今回その夢が叶うことになりました。

フラーレン学会が、音楽の聖地サンクトペテルブルグで開催されるというのです。

サンクトペテルブルグ(元レニングラード・ペトログラード)には、音楽の歴史を語る上で外せない名所がいくつもあり、著名な音楽家のエピソードが街に溢れているのだそうです。

この街を訪れるということは、クラシックファンにとってはいわば「メッカへの巡礼」とも言えるのではないでしょうか。

そして、その名所のひとつにロシア屈指のオペラ劇場である、元キーロフ歌劇場・現マリインスキー劇場があります。元々は、あのエカテリーナ二世の勅令により、オペラとバレエ専用の劇場として開設された帝室劇場です。

また詳しくは、現地に実際行ってからこのブログでもご紹介したいと思いますが、僕は今回の出張が決まったときに、

「何の演目でもいいからこの劇場でオペラを観たい!」

・・・ とまずそのことが頭に浮かびました。

今回はもちろん「出張」でそのための準備もちゃんとしているのですが(笑)、出張を御一緒させて頂く研究者仲間も、無類のオペラ好き・クラシック好きとあって、滞在中の夜に当地で開催されるオペラやバレエ、コンサートに行くのを楽しみにしていました。

僕もあれこれ調べていたら、ワーグナーの超大作オペラである、ニーベルングの四部作(正確には三部作+序夜ですが)公演がこの時期にちょうどマリインスキー劇場であるではないですか。

しかも僕が滞在する日には、ニーベルングの指輪の最終章である「神々の黄昏」が観られるのです。

同行される方もすぐ見つけられたようで、早速手配してくださりました。

バイクの教習場通いがひと段落ついたので、僕も昨日から「ニーベルングの指輪」の復習を始めましたよ(笑)。

Img_0127ニーベルングの指輪は、言わずと知れたワーグナーの超大作オペラです。

ラインの黄金

ワルキューレ

ジークフリート

神々の黄昏

の四部作。数多くの示導動機(ライトモティーフ・聞き手をある意味対象に導いてくれる旋律)と、3世代にわたる登場人物の複雑に絡み合ったストーリー。

観るたびに発見がありますが、本当に奥が深いのです。

総演奏時間は15時間を超え、通常、演奏日数も4夜かけて行われます。

全曲の初演は、1876年。ドイツ南部 バイエルン州の片田舎にある「バルロイト祝祭劇場」で行われたのだそうです。

この演奏を、ダニエル・バレンボイム指揮で、しかもこの四部作の初演が行われたバイロイト祝祭劇場で録画した、DVDに解説書。さらに全ての歌誌の日本語対訳の載っている本が販売されているのを今回初めて知りました。

小学館の

「魅惑のオペラ特別版1−4巻」

です。

ワーグナーが生涯をかけて作り上げた、壮大な音の宇宙と神話世界観

これがわずか2万円の出費で永遠に楽しめるのですから、良い時代になりましたよね。

僕もロシアの本公演までに何回聴けるかわかりませんが、がんばって毎晩オペラを聴きながら勉強します。

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モーツァルト・エフェクト

ところで、今回ルーマニアから帰国の際、トランジットしたオーストリア空港で、「お宝」を見つけてしまいました。

001_2 それはこのCD集。モーツアルトの作曲した全曲が入っているものです。

2006年のモーツァルト生誕250周年を記念して作られたらしいのですが、売店の隅にひとつだけ売れ残っていたのです。

002_2CD全170枚。収録時間10219分という、超大作。

写真で見てわかりますか? CDの一枚一枚は、プラスチックの入れ物ではなく、薄い紙で 包まれています。全部収まると、このように虹色になっていて、眺めているだけで嬉しくなります。

こういうところがヨーロッパの製品は美しいですよね。

以前にも書きましたが、クリニックFではBGMを有線ではなくてi-Tunesにしているので、帰国後スタッフで手分けして、全CDをi-Tunesに入れました。

入れるのに2週間ばかりかかったでしょうか…。

おかげで今はずっとモーツァルトが院内でかかっています。「モーツァルト・エフェクト」という言葉がありますが、クリニックの雰囲気も心なしか変わったような・・・。ワーグナーやラフマニノフ、ショパンが流れるよりは、やはり明るく穏やかでしょうか。

このような全曲盤としては珍しく、素晴らしい演奏家が揃っていることも嬉しいポイントで、しばらく楽しめそうです。

僕は250ユーロぐらいで買いましたが、アマゾンの方が安く買えるんですね。限定版で、数の限りがあるそうですが、これはお買い得ですよ。

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バレンボイムの「トリスタンとイゾルデ」

061_3 NYC(New York City)最後の夜は、メトロポリタンでオペラを鑑賞しました。091

ワーグナーの名作「トリスタンとイゾルデ」です。083

中に入ると、これまでに出演した演者の写真がずら~っと並んでいて、それはもう圧巻です。

続々と観客が集まってきます。

072 064_3 今回取れた席は一階席の一番前。オーケストラピットの目の前という、時差ぼけも疲労も吹っ飛んでしまいそうな席です。

トリスタンとイゾルデの公演時間は平均して約5時間。夜7時に幕が上がり、終了予定は12時となります。

長い夜になりました。

0861_2監督は昨日カーネギーホールでベートーヴェンのピアノ協奏曲を弾いたダニエルバレンボイム。偶然にも彼の演奏と指揮を連日聴くことになったのはラッキーでした。

085 しかも一番前に座ると、無心で指揮をするバレンボイムの鼻息までが聞こえるのです(笑)。

ダニエル・バレンボイムはアルゼンチン ブエノスアイレス出身のユダヤ人です。

2009年のウイーンフィル ニューイヤーコンサートを指揮することが決まっているほど、現在は世界を代表する指揮者なのですが、もともとはピアニスト。

023ちなみにこの写真はこの日の前日、カーネギーホールに飾ってあったのを見つけた、まだピアニストだった若き頃のバレンボイム。

019 ピアニストとしての名声を確固たるものにした後、指揮者に転向したのです。

075 ところでこの「トリスタンとイゾルデ」を作曲したワーグナー。彼については、以前のブログ「医者の心とワーグナー」でもふれましたよね。

彼の曲は、ドイツ帝国のヒットラーが溺愛し、アーリア人の文化的優位性を宣伝するのに利用されました。

そういった経緯があり、現在でもイスラエルではワーグナーの音楽はタブー視されています。

ユダヤ人であるバレンボイムは、2001年7月にエルサレムの音楽祭にて、アンコールの曲目で「トリスタンとイゾルデ」の一部を演奏しました。

場内は騒然となり、バレンボイムは非難を受けたそうですが、ワーグナーの美しい音楽には、罪はないですよね。

088予想通り、会場から出るときにはなんと翌日になってしまったのですが、素晴らしい舞台に、皆スタンディングオベーションで応えました。いつまでも鳴り止まない拍手と喝采に、出演者も達成感に溢れた顔に、満面の笑みを浮かべていました。

オーケストラは、さすがにちょっと疲れていたようでしたが(笑)。

090 最後にメトロポリタンの美しいクリスマスツリーを見ながら帰りました。これから数時間、仮眠を取ってJFKに向かい、24時間後には日本にいることになります。

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IMAGINE

080322_051 セントラルパークの目の前には、 ジョン・レノンが生前オノヨーコと住んでいたダゴタアパートがあります。この地域は、アッパーイーストサイドと呼ばれるニューヨークでも一番の高級住宅街なのです。

080322_050ちょうどダゴタアパートの目の前のセントラルパークの路面に、ジョンレノンをしのんで、IMAGINEのモニュメントがあります。

080322_049IMAGINEは高校生の時に初めて聴きました。FMのビートルズ特集をエアチェック(懐かしいな-。)して、その時にジョンの曲としてIMAGINEが流れたのです。当時は共産主義の曲として当局にマークされた曲でした。

イマジンの歌詞を読んだことがありますか?

Imagine all the people living life in peace...

天国や地獄、国境や宗教なんて結局はないものだよ、世界は一つであることを想像してごらん?

特にソ連の崩壊前のことですので、深い意味のある歌詞だったのでしょう。

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今月はニューヨーク

国際学会周遊記、エジプト渡航記がおわりましたので、ブログのトップを変えました。

今月は中旬にニューヨーク出張を控えているので、ちょっとそんな雰囲気の背景を選んでみましたが、いかがですか?

NYでは、フラクセルによる肝斑治療でFDAで認可を取得したことで有名なドクター=Dr.キャメロン・ロクサーとのディスカッションやメディカルスパへの訪問などを予定しています。

Bbtraviataswenson_3また出張中の夜に合わせて、NYメトロポリタンオペラ「La Traviata(椿姫)」のチケットを取ったのですよ。楽しみだなー。

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