カテゴリー「国際学会 北アメリカ編」の126件の記事

2009年5月 8日 (金)

DCからの帰国・アメリカンアイドル

001ワシントンDCの国際空港ではさすがにお膝元だけあって、オバマ大統領のグッズが充実していました(笑)。

002世界総不況の中、アメリカの景気回復がいつになるかは、オバマ大統領とそのブレインたちにかかっているといえます。

Yes, we can!の実践が楽しみです。

ところで、今回のアメリカ滞在では、時差ぼけもあって、テレビを観る時間があったのですが、アメリカで最も人気あるテレビ番組の一つ「アメリカン・アイドル」を初めて観ました。

この番組、タレント発掘番組の一つなのですが、視聴者からの情報で集められた参加者をワンクール3ヶ月かけてテストし、ふるいにかけ、最後は視聴者投票により優勝者を選ぶというもの。

今年の予選参加者は10万人、毎週の電話による投票数は6400万票を数え、いまやアメリカの国民的行事として定着しているのです。最終候補者10人による夏の全米ツアーは毎年ソールドアウト、3人のファイナリストが出身州に凱旋すると州知事と大群衆が出迎え、アイドル候補者の誕生日を州の記念日に制定するぐらいの熱狂ぶり。優勝者は全米ネットワークのニュースや全国紙で伝えられるので、優勝の時点で、知名度は国民的レベル。優勝者にはタレントデビューが約束されています。

候補者の中には、素人目に見てもうまいとは言えないのに、本当に自信ありげに歌やダンスを踊る人あり、

パッとしないおじさんが、皆が感動する見事なアリアを歌ったり、

選考者とのやりとりに怒り出してしまったり、

超ポジティブシンキングで、ひとりひとり確固とした自負を持つアメリカ人の国民性がよくわかります。

このところ、英語を母国語に持たないアメリカ人が増えていますが、英語も平易なので、ノンネイティブの僕でもほとんどすべてが聞き取れます。そういったところも人気なのでしょう。

004この日のUSA TODAYでも、こんなに大きな扱いでした。

この不況時における、数少ないアメリカン・ドリームをつかむ、一つの社会現象ということなのでしょうね。

005

帰国にはユナイテッド航空を使いました。

これで僕の 2009年の米国レーザー医学会(ASLMS)ワシントンDC出張の報告は終わりです。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月 7日 (木)

パロマ社の脂肪減少レーザー機器

今回ロバート・ワイス医師のクリニックに来たのは、米国パロマ社の新製品である、脂肪溶解レーザー「スリムリポ」の機能評価でもありました。

120 このレーザーは、脂肪吸引のように皮膚に小さな穴をあけて、レーザーを照射するのですが、その時に使用する波長が924nmと975nmという脂肪組織に最も吸収がよいと言われている波長なのです。

064まずは患者さんの肌を測定し、データを収集します。

073この患者さんの施術部位は首だったので、首のどの部分から脂肪を取るか、検討します。

114ワイス医師は手術着に着替え、準備が始まりました。

119 施術の様子はこんな感じです。首の中からレーザー光が光っているのが見えます。

ワイス医師は、

“This is real sculpturing!”

と言っていましたよ。

脂肪を溶かして、くびれを作ったり、顎をシャープにしたりするのが、実際の彫刻のようだということなのですが、確かにアメリカ人の半端ではない量の脂肪を溶解すると、美しい曲面が浮かび上がってきます。

126 バンディングをして施術は終了です。

124注射器の中にたまった脂肪に、レーザーを入れてみてもらえないかとワイス医師にお願いすると、見せてくれました。

ほら、脂肪が蒸発していくのが見えるのです。インパクトありましたよ。

003 施術が終わった後に、過去の症例写真を見せてもらいましたが、このように、脂肪を吸引することで刺青が小さくなっているのには驚きました。

029ロバート・ワイス医師には、米国のレーザー事情や経済状況なども、いろいろと教えていただき、とても感謝しています。

031 帰るときにこのビルの表札を見たのですが、医師の名前だけでもこんなにたくさん。

メディカル複合ビルなのですね。

約1時間かけてホテルに戻ります。

042ポトマック川に沈む夕日をちょうど見ることができました。

 

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月 5日 (火)

ロバート・ワイス医師のクリニック

032 ボルチモアの中心地から少し離れた場所に、こんな医療複合ビルがあります。

030 この中にロバート・ワイス医師のクリニックがあるのです。

093 ロバート・ワイス医師は、名門ジョンホプキンス大学の皮膚科の準教授。

089 アメリカのベスト・ドクターにも選ばれたことのある、世界的に著名な医師です。

103まずはクリニックを案内してもらいました。

101 郊外の建物なので、広さは相当なもの。

内装は凝ったものではなく、なにかの学校の様な印象でしたが、施術室は14室もありました。

078 彼は新しい機器のFDAの認可の治験もするので、撮影装置は本当に充実していました。

今回は日本のレーザー輸入会社の最大手である、株式会社JMECの西村社長にお声を掛けていただき、ここに来たのですが、この見学には理由がありました。

それは明日のブログで…。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月 4日 (月)

ワシントンDCからボルチモアへ

055 ワシントンDCでの米国レーザー学会が終了した翌日。

僕はワシントンDCから車で2時間ぐらい北東にあるボルチモアに行くことにしました。

JMECの西村社長に誘っていただき、アメリカ滞在を一日延ばして、ボルチモアにあるロバート・ワイス医師のクリニックに見学に行くことになったのです。

052ちょうどこの日はMLBボルチモア・オリオールズの、しかも宿敵NYヤンキースとの開幕戦。

街中はちらっと車で通っただけなのですが、球場の横はものすごい人だかりでした。

003 この開幕戦では、ヤンキース松井秀樹がホームランを打ったそうなのですが、結局ボルチモアの勝利で終わりました。

今年もMLBは盛り上がりそうですね。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月 1日 (金)

スミソニアン協会と博物館・美術館

114 ワシントンDC最大の見どころといえば、ホワイトハウスや国会議事堂などが挙げられるかもしれませんが、僕にとってDCと言えば、なんといってもスミソニアン協会です。

スミソニアン協会は、このモール地区に10の博物館と美術館を、そしてモール以外のワシントンDCに6つの博物館と美術館と動物園を持つ、世界最大のミュージアムと研究機関を統括するグループなのです。

これらのミュージアムの入場料はすべて無料。世界中どこを探してもこんな場所はないのではないでしょうか。

遡れば1765年。イギリスで生まれたジェームズ・スミソンという人物が、科学者として成功をおさめ、

「自分の子孫達が子供を産むことなく亡くなった場合に、スミソン家のすべての財産をアメリカ合衆国に、スミソニアン協会の名の下、人類の知識の普及と向上のために譲る」

という遺言を残します。

子供のいなかった彼の甥が亡くなった後、当時のお金で52万ドルが合衆国に贈られ、1846年にスミソニアン協会が設立されるのです。

今回の旅では、これら一つ一つのミュージアムを回る時間はとてもなかったのですが、いくつかの博物館を駆け足で回ることができました。

それにしてもものすごい情報量です。

182 まずは、毎年600万人が訪れるという、国立航空宇宙博物館に行ってみました。この博物館の入場人数は、全米一だそうです。

観光バスが沢山停まっていますね。

まず、博物館の中に入ると、そのホールは

「マイルストン・オブ・フライト」

という部屋。

「飛行技術の一里塚」

とでも訳すのでしょうか。

いわば人類飛行史上の、偉業を達成した飛行機が飾ってあるのです。

184 飛行機が好きで、ついに自家用操縦士免許を取得してしまった航空マニアの僕にとって、こんな素晴らしいところはありません(笑)。

まず目についたのは「月の石」。

これは手に触れることができるようになっています。手に触れられる月の石は、おそらく世界でここだけでしょう。

ホールを見上げると、世界最初の人工衛星であるスプートニック一号の模型。その裏には土星まで行ったボイジャーの模型。

147 ふと横を見ると、チャールズ・リンドバーグが世界初の大西洋単独無着陸飛行を行った「スピリット・オブ・セントルイス」です。

当時NYからパリまで33時間30分もかけて飛んだのです。

映画「翼よ! あれがパリの灯だ」でも有名な、まさに航空機史上の輝けるマイルストン。

本当に小さな飛行機で驚きました。

148 その先に見えるオレンジ色の機体は、世界初の音速を超えた超音速飛行を成し遂げた「グラマラス・グレニス」。

1947年、チャック・イェーガー(退役少将)の成し遂げた快挙ですが、こちらも映画「ライト・スタッフ」に詳しいですね。

チェック・イェーガー大尉が音速を超えた時、腕に付けていた時計がロレックスだったと聞いたことがあります。

ロレックスGMTのチェック・イェーガー記念モデルが出て話題になりましたよね。

200 第二次世界大戦中の航空機の部屋には、三菱の作り上げたゼロ戦が展示してありました。

当時最高レベルの能力を持った飛行機だったのですが、今思っても、無駄のない、美しい流線型のモデルですね。当時から日本の技術力は、非常に高かったのだと思いますよ。

027 駆け足だったのですが、この日は他にも国立自然史博物館や、ナショナルギャラリー(国立絵画館)などもさっと見ることができました。

ほら、ティラノサウルスです。

029 こちらは自然史博物館にあった「ホープダイヤモンド」

45.52カラットのブルーダイヤです。

031 映画「タイタニック」の中でも引用されていましたよね。

大人気でした。

163 国立絵画館(ナショナルギャラリー)には僕の好きなフェルメールの作品もいくつかあったのですが、やはり注目すべきはこの作品です。

ヨーロッパ以外で観ることのできる、唯一のレオナルド・ダ・ビンチの作品である「ジネブラ・デ・ベンチの肖像」です。

15世紀の天才。レオナルド・ダ・ビンチが残した絵画は意外にも少なく、現存するものは20点ほどなのだそうです。

他にもボッティチェリやモネ、レンブランントなどの秀作があり、非常に充実した午後になりました。

179個人的に好きな場所になったのは、このナショナルギャラリーの中廊下です。

落ち着いた雰囲気と、綺麗な花に、暫し立ち止まり、時を忘れました。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月30日 (木)

ナショナル ジオグラフィック

ところで、ワシントンDCには、世界的に有名な雑誌の編集室があります。002

それは「ナショナル ジオグラフィック」。

印象的な黄色が目印の雑誌を御存知の方も多いのではないでしょうか?

ナショナル ジオグラフィック協会は、「地理知識の普及と増進」を目的に、1888年に電話を発明した科学者グラハム・ベルなど有識者33名によって設立された世界有数の非営利団体として知られています。014

雑誌「ナショナル ジオグラフィック」はその協会から最初は会員誌として創刊。現在では世界31の言語に訳され、毎月4000万人の読者がいるのだそうです。

一昨年観た映画「ブラッド・ダイヤモンド」で、アフリカの奥地を彷徨う主人公のレオナルド・ディカプリオが職業を聞かれ、

「僕はナショナル ジオグラフィックの記者だ」

と答えるシーンがありました。

知名度は世界レベルなのです。001

そして、実は僕が楽しみに定期購読している雑誌の一つでもあります。お気に入りの号は残してあって、クリニックFにおいてあります。

006 建物の中では、ちょうど写真展をやっていました。

007中でも気に入ったのはこの雄ライオンがたてがみを揺らしながら疾走する、大きく引き伸ばされたこの写真。

こんな写真が撮れたら感動しますよね。

009 お土産も充実していました。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月29日 (水)

米国レーザー学会(ASLMS)最終日

038 学会も最終日となり、展示も講演も終わりに近づきました。

来年の第30回、米国レーザー学会の開催場所が発表されました。アリゾナ、フェニックスだそうです。

アリゾナには素晴らしいスパがたくさんあると聞いています。

今年の学会で、僕はこの学会8つ目の演題を出しましたが、また来年も演題を出して、学会に参加できればいいですね。

042会場の外に出るともうあたりは暗く、ポトマック川が見えます。

014 久しぶりにJMECの営業の林さんと写真を撮りました。

046  巨大なコンベンションセンターの看板の前で写真を撮ったのですが、夜桜がきれいでしたよ。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月28日 (火)

アーリントン墓地に眠るJFK

116 ワシントンDCのホワイトハウス対岸、ペンタゴンの北には、アーリントン国立墓地があります。

地下鉄ですぐに行くことができるので、足を延ばしてみることにしました。

104ここは、アメリカ建国以来数々の戦争で戦死した兵士やアメリカの国民的英雄が埋葬されている墓地です。

近年では埋葬希望者が多いので、すべての希望者を受け入れられず、アメリカの軍人か、テロなどで亡くなった人に限られているようです。

独特の墓標が並ぶ広い芝生。

墓標には名前と生年が書いてありますが、兵士の墓標には、階級と、どこで戦死したのかその場所が刻まれていました。

113 僕はこの墓地に眠る、JFKこと、ジョン・F・ケネディの墓所を目指しました。

107 観光客が歩く方向に向かうと、ちょうど南北戦争で南軍の指揮官だったロバート・リー将軍の邸宅だったアーリントンハウスの下に、人だかりがあるところを見つけました。

108ここがケネディ元大統領の墓所だったのです。

この若き大統領が1963年にダラスで凶弾に倒れた時、アメリカ合衆国ではさぞかし動揺があったことでしょう。

ケネディ暗殺犯とされたオズワルドがすぐに暗殺され、ケネディ暗殺の関係書類はアメリカ公文書館の中で75年凍結されました。

関係者がすべて亡くなっている75年間後に公開すると明言したということは、国家的な陰謀の存在を事実上認めているということですよね。

映画「JFK」の中では、米ソの対立から平和路線に舵きりを図った大統領が、軍部と対立したためとされましたが、他にも多くの語れない理由があるのでしょう。

111ケネディの墓所から振り返ると、リンカーン記念館や、オベリスクが見える素晴らしい眺望でした。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月27日 (月)

2009年ASLMS・肝斑治療についての発表

01612009年ワシントンDCの米国レーザー医学会(ASLMS)での僕の演題の二つめは、ここ数年取り組んでいる肝斑治療の演題でした。

「 Comparison of low fluence Q-switched alexandrite laser versus Q-switched Nd:Yag laser for the melasma treatment of Asian patients」

肝斑治療で使用できる、Qスイッチアレキサンドライトレーザーと、QスイッチNd:ヤグレーザーの比較検討実験です。

20世紀から、色素性の疾患にメラニンに反応するレーザーを使用するのは、常識的な治療でしたが、色素性疾患のうち、肝斑だけは、レーザー治療後に状態を増悪させてしまうことがあり、肝斑にはレーザー治療が適していないと日本語の教科書にも書かれるようになりました。

しかしながら2005年ぐらいから、肝斑治療に低出力レーザーを使うことが、海外のレーザークリニックでは、いわば常識と変わりました。

024 この肝斑治療については、2005年から僕も演題を発表し続けていますので、海外の学会で名前が売れてきました。

ちょうどこの日も、ニュージャージで開業している台湾系の先生が、僕の発表を見て、ぜひディスカッションしたいと話しかけてきてくれました。

アジア人の患者さんを持つ身として、肝斑治療は切っても切れない関係にあるのですね。

この先生、もともとはレーザー技術者だったらしいのですが、アメリカでMDの資格を取得して開業し、現在に至っているのだそうです。今度NYCに来たら、近くなのでクリニックに遊びに来てほしいと言われましたよ。

ところで、今回の発表の論点は、「肝斑治療に適する低出力レーザーの比較」ですが、今回の比較実験で非常に面白いことが判明したのです。

今回対象とした アレキサンドライト(755nm)の波長と、Nd:YAG(1064nm)の波長を比較すると、波長の短いアレキサンドライトレーザーの方が、メラニンの吸収性が高く、当然、肝斑治療にはより効果があるのではないかと予想されたのですが、実際には、それと正反対の結果が出たのです。

いわゆるレーザートーニングと呼ばれる肝斑治療の際には、もしかしたらメラニンの吸収曲線とは違った理論が働いているのかもしれません。

結果から予想される仮説はいくつか想定されるとおものですが、僕の発表の考察にも入れましたが、納得できる理論だと僕が考えているのは以下の三つです。

アレキサンドライトと、Nd:YAGの波長を比較すると、Nd:YAGの波長の方が深くまで浸透します。

1.肝斑の組織標本を観察すると、かならず炎症性の細胞が見られます。つまり、肝斑は炎症持続性の疾患なのです。→近赤外線の光(レーザーのように単一波長ではなく、ブロードバンド)が皮下の炎症を抑える効果があることは19世紀から報告されていますが、同じく近赤外線に当たるNd:YAGの波長を弱く照射すると、何らかの機序で、炎症を抑える効果があるのかもしれません。

2.肝斑の増悪には、血管より遊離するサイトカインがおそらく関わっており、肝斑が再発するときは、肌の血管に近い部位から再発するが、Nd:YAGの波長は微小血管を収縮させる能力がある。→真皮の血管の破壊か、血管壁の増強が、肝斑の抑制につながる可能性がある。いわゆるプラスミン阻害の止血剤であるトラネキサム酸(トランサミン・トランシーノなど)が、肝斑に効果があるのは、この機序が働いていると考えられます。

また、Qスイッチ波長にした場合、アレキサンドライトレーザーの方が、パルス幅が数倍長い。

3.ハルス幅が短ければ、短いほど、破壊力は高まります。単純に、二つの波長のメラニンの吸収効率以上に、パルス幅の差が影響したのかもしれません。

細胞内や、血管周囲に出ているサイトカインなどの測定が、実際に組織切片で、ミクロで見ることができればすぐに結果がわかるのですが、あまりに小さなサイトカインの微細かつ複雑なカスケードが対象で、マクロの結果で予測する以外はアプローチが難しい。

今回の発表の考察は、こんな形でまとめました。

閑話休題

同じ治療を繰り返しても、治療に反応しやすい、治りやすい肝斑と、治りにくい肝斑というものが存在します。

僕も、実際に患者さんを診察すれば、

「何回ぐらいレーザーを照射すればきれいになりそうですよ。」

と具体的にお話しできるのですが、これはあくまで経験則でしかありません。

僕らが対処しているのは、「医学」なので、もう少し研究が進み根拠ある説明ができるようになればなと思います。

医学の発展に、僕も微力ながら力を尽くせたら良いですね。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月26日 (日)

脂肪減少についての講演と「ゼリティック」のデビュー

031 唯一元気があったのは、脂肪減少についての講演でした。

アメリカでは、御存知のように肥満に悩む人の数が桁外れで、メタボリックシンドロームが国民病となっています。手術による脂肪吸引の市場は、日本の数十倍あると言われています。

しかしこれらのレーザー機器は、脂肪を減少させるといっても、実際に手術室で手術のように、レーザー機器を挿入する孔を皮膚にあけなればなりません。

脂肪吸引に代わって、このレーザー機器が日本で一般化するかというと、疑問ですね。

026そして、新しい機器として興味深かったのはゼリティック(Zelitiq)。

サーマクールを作った研究グループが、脂肪組織を氷解することで手術をすることなしに、部分的な脂肪を減少させる施術を可能にした機器なのです。

もう昨年のオーランドのASLMSでも事実上のお披露目会である秘密のカクテルパーティーによんでもらったのですが、いよいよ今秋あたりに日本でも販売されそうですよ。

楽しみです。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

今後が問われるASLMS

013 

今年のASLMSは、本当に閑散としています。

015あまりの人気のなさに、びっくりしました。淋しいくらいです

021見学のドクターもいないので、ブースも空っぽのところも多い。こんなことは見たことがありません。おそらく想定されていたよりも出展社が少なかったのでしょう。会場の中間あたりに布の幕が張ってあって、会場を狭くしていたのは印象的でした。

028

講演の会場もこの通り。

例年と違って、魅力ある演題が減っているのもあるのだと思います。

今年の演題を聞いてみると、あまりにメーカーサイドの用意したプレゼンテーションをそのまま話している内容が多く、医師の本音が盛り込まれているものが少なかったですね。

このASLMSはメーカー主体のレーザー学会、夏に行われるコントロバーシー&カンバセーションズは医師主体の本音を聞けるレーザー学会という位置付けがなされてきたような気がします。

ここ10年ぐらい、このASLMSはレーザー界をリードする学会でしたが、主催者そしてメーカーサイドはもう一度この学会の意味を考える必要がありそうです。もしかしたらレーザー業界と共に、そのあり方が問われているのかもしれません。不況ということもありますが、それをきっかけに新しいステージに向けて「脱皮」「新編成」していくことが求められているのかもしれませんね。別のマーケットとの融合、共存を考えていく必要もあるでしょう。

僕自身、今後の自分の仕事を考えていく上でもヒントをもらえたような気がします。「ピンチこそチャンス」だとビジネスではよく言われますが、苦しい状況を目の当たりにすると、知恵を絞らざるを得ない、ということもありますよね(笑)。

尊敬している諸先輩方と今後も引き続き良い仕事をさせて頂くためにも、この業界を再び活性化するために自分に今何が出来るのか、じっくり考えてみたいと思っています。

そして、こんな時であっても、それでもこの学会に参加している人たちの顔を覚えておこう、と思いました。

僕の学会発表はまだ続きます。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月25日 (土)

2009年ASLMS フラーレンの発表

017_2

2009年アメリカレーザー医学会(ASLMS)では、僕は二つの発表をしてきました。

一つ目はこれ

「The Action of Antioxidants, Fullerene on Laser Therapy of Pigment Spots」

「抗酸化剤であるフラーレンの、色素性病変のレーザー治療後の活性」

というもの。

レーザー照射後に出てくるラジカルを破壊するために、強力な抗酸化物質であるフラーレンを利用するのは理にかなった利用法です。

さらに、美白剤のハイドロキノンなどは、非常に酸化しやすい物質ですが、これにビタミンCの175倍の抗酸化力を持つというフラーレンを加えることで、効能を上げることができるのです。最近のドクターズコスメにはよく配合されていますよね。

このフラーレンで、東京女子医大とビタミンC60という、三菱商事の子会社の研究グループとも、国際学会に演題を出し始めて3回目です。

Grazia5 フラーレンについては現在講談社から発売中の雑誌グラツィアでもお話させて頂いていますので、こちらも御覧になってみてください。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年4月24日 (金)

多動児だった僕

133 こちらのジェファソン記念館。

アメリカ合衆国第3代大統領のトーマス・ジェファソンの記念館です。

ジェファソンは1776年7月4日に発表されたアメリカ独立宣言の起草者の一人。

「人は生まれながらにして平等であり、神より生命・自由・幸福の追求という侵しがたい権利を与えられている。」

という主張は、植民地であったアメリカの万人の共感を呼びました。030

33歳の若さでこのジェファソンが大陸会議出席者になったのも、彼の文才と類稀なる文章表現力が知れ渡っていたからだそうです。

この白亜の殿堂の中には、ジェファソンの銅像と、彼の主張を標した四つの壁があるのです。

ところで、

035このジェファソン記念館の入館する前に、こんな看板があります。

「Quiet」

「Respect Please」

文字通り、

「静かに」 

「敬意を払ってください」

ということなのですが、

「静かに」までは理解できるとして、「敬意を払ってください」の文字にちょっと笑ってしまいました。

033ところが、その後、遠足でしょうか、先生に引率されてやってきた児童の集団を見て、この言葉が非常に真面目に書かれていることがわかりました。

大騒ぎなのです(笑)。

日本では、小さいころから礼儀正しくすることが教えられ、幼稚園では、お行儀のよい子供が、いわゆる優等生になるのでしょう。

でも、海外では、子供の時にしつけをしすぎてしまうと、逆に個性が伸びなくなると考える地域もあるようです。

かくいう僕も、実は小学校の低学年の頃は、今で言うところの「多動児」ではないかと親に心配されたこともありました。

好奇心旺盛で、興味あるものを見つけてしまうと、抑制なくそちらの方向に行ってしまうし、粘土細工を作らせても、図画工作の時間が終わって、次の授業に入っても、納得するまで粘土を捏ね、作品を造り続ける。

日本の小学校では間違いなく問題児ですよね。

学校の先生も、さぞかし僕には手を焼いたと思います。

「藤本は、20年後に医者になって、その後、海外の医学会で医者相手に40回以上も講演している」なんて聞いたら、ぶったまげるのではないでしょうか(笑)。

ジェファソン記念館には、かつての僕みたいな子供がたくさんいました。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

エネルギーをもらえる写真

ところで、この桜並木を歩いていた時、ワシントンのオベリスクの写真を撮ってみたのですが、オベリスクの日陰から写真を撮るとこんな感じになりました。

163 なんだか、エネルギーをもらえませんか???

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月23日 (木)

ワシントンDC・桜の名所

話はレーザーから飛んでしまうのですが、ワシントンDCには見事な桜の樹があると聞いたことはありませんか?

ワシントンDCのほぼ中心のオベリスクの南に位置する、ジェファソン記念館のあるタイダル・ベイスンは、ちょうど東京・上野の桜の名所=不忍池の4倍ぐらいある大きな池。

その周りを大きく桜並木が囲んでいるのです。

012僕が到着した日は、幸運なことにまさに桜が満開を迎えていました。

DCの桜が有名なことは聞いていましたが、これほど広範囲に渡って桜の樹があるとは思いもしませんでした。

以下、写真をクリックすると画像が大きくなりますので、ご堪能ください。

134_2この桜は1910年、ポトマック公園建設の際に、日米友好の証として苗木が贈られたのが始まりなのだそうです。その数2000本。

ちなみに写真の中で向こう岸に見えるのは、ジェファソン記念館です。

128最初の苗は害虫の被害にあって壊滅してしまったそうなのですが、

218 1912年(大正元年)に再度贈られた3000本の苗木は大きく成長したのだそうです。

1411935年からワシントンでは、この桜が咲く約一週間の間、「サクラフェスティバル」が開催されるようになりました。

とはいっても日本のように、茣蓙を敷いて、花見酒とはいかないようですね。

州にもよりますが、アメリカでは公共の公園で、お酒を飲むのは禁止されているのです。

143ワシントンのオベリスクとも、桜は不思議に合いますね。昨年の上野公園の桜のブログにも書きましたが、桜を思う気持ちと、その魅力は、どの国でも変わらないのでしょう。

144皆思い思いに桜を楽しんでいます。

ところで、このソメイヨシノは全ての木が一つの木のクローンだというのをご存知ですか?

ソメイヨシノは二つの種の交配種ですので、自分で実や種子をつくる事ができません。つまり、サクランボができないのです。

職人さんが接ぎ木をして苗木を増やす事で、木を増やしているのです。

ソメイヨシノが、桜前線と言うように、同じ天候と温度の元では、全く同時期に開花するのは、そのため。

日本の全てソメイヨシノも、大陸を渡ったこのワシントンのソメイヨシノも、グローバルな単位で考えたら、大きな一本の桜の樹ということになるのです。

ちょっとびっくりしますよね。

155晴天の下、ワシントンのオベリスクもよく映えます。

156こちらはリンカーン記念館。

164広い芝生の遠くに桜が見えます。

167ジェファソン記念館からホワイトハウスまで歩くまで、約1時間ぐらいでしょうか。

素晴らしい散歩道でしたよ。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月22日 (水)

2009年ワシントンDC ASLMS学会会場

0472009年の米国レーザー医学会ASLMSは、ワシントンDCの中心から約20マイルも南下し、ワシントン元大統領ら創国の志士たちが集まったという古都=アレキサンドリアの対岸 ポトマック川ほとりにある、

Gayload National Resort & Convention Center」という場所で開催されました。   

11このコンベンションセンターの場所は、昨年まで更地だったそうです。

事実、日本にいるとき、この場所をグーグルマップで検索したのですが、ここにはなにもなかったのです。

ホテルはアレキサンドリアに取ったので、橋を渡って対岸に行き、場所を確認するまでちょっと心配でした(笑)。

041この場所は吹きっさらしで風が強いですし、雨も多い地方なのですが、この通りのガラス屋根付き、全天候型のホテルコンプレックス。

まるでリゾート地かショッピングセンター、はてまたアミューズメントパークのようです。アメリカらしいですよね。さぞかし使い勝手がよいのでしょう。

013 巨大な施設です。

007 中身はこんな感じ。

009 内部に綺麗な街があるのです。011

さて、このホテルコンプレックスに併設されるコングレス会場で、米国レーザー医学会が開催されたのですが、その件はまた明日以降のブログで報告しますね。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月21日 (火)

ワシントンDCへ

日本の桜のつぼみがちょうど綻びかける頃、米国レーザー医学会(ASLMS)での演題発表のため、アメリカの政治的首都である、ワシントンDCに向かいました。

001_3 ところで、このDCって何の略か知っていましたか?

District of Colombus なのです。 つまり「ワシントンDC」とは、直訳すると「ワシントン・コロンブス特別区」ということになります。

ワシントン、そしてコロンブスというアメリカを語る上で欠かせない二人の人物の名前を合わせた名前だったのですね。

180 ワシントンといえば、ちょうどオバマ大統領はヨーロッパ外遊中ですが、ホワイトハウスや、米国の国会議事堂がある場所。

また世界最大級の博物館・美術館センターのあるスミソニアン博物館グループがある場所です。

詳しくは明日以降のブログで御紹介させていただきますね。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月 2日 (木)

サンフランからの帰国・オバマ・WBC

002 帰国はサンフランシスコ発、ユナイテッド航空便です。実り多いAADの出張も終わりです。

001 空港で面白かったお土産はこれ。

オバマ大統領の「チェンジ」Tシャツでした。かなりの量がありましたが、もしかしたら売れ残っているのかも…。

12月に来米した時に比べて、オバマ大統領の神通力が減った気がしました。

それと印象深かったのはWBCの扱いです。

この日は第二次予選で、日本が韓国に勝利し、アメリカがベネズエラを破り、準決勝に駒を進めた日。

日本のWEBを見るとほとんどがトップ記事の扱いでした。

でも米国ではUSA Todayのスポーツ専門紙面のなんと8枚目の記事。

002_2

アメリカ人にとっては、WBCよりもMLBのキャンプ情報や開幕情報の方が大事と見え、そちらは扱いも大きかったんですが・・・まあ、注目度が違うんでしょうね。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年4月 1日 (水)

ホヤコンバイオ社訪問

004 この日は早朝にホテルを出て、カルフォルニア州エティワンダにあるホヤコンバイオ社を訪ねることにしました。

005 ベイブリッジを渡り南へ進路をとります。

006 車で高速道路を約一時間。

到着したのは、ご覧のようにのどかな田園地帯。

010 この一角にホヤコンバイオ社があるのです。

012辺り一面緑豊かなこの場所で、最新技術を駆使した肝斑に効果のあるレーザートーニング=メドライトC6がつくられているのだと思うと、ちょっと不思議なかんじがしました。

036まずは、ユニフォームを貸して頂き、技術のトップJohn Neuと、工場見学ツアーへ。

018 Johnは、C6の組立工程を教えてくれました。

これはクールラントつまり冷却の装置。

021 ロングランのC6は小さな鏡体の中に見事なぐらい、多くの精密機器が入り込んでいます。

024こちらは蓋を閉める直前の機械です。

レーザー発振装置がよく見えますね。

026 そして、これはレーザー光線の心臓に当たるクリスタルです。

QスイッチNd:ヤグレーザーは、532nmと1064nmの二つの波長を持っていますが、基本的には一つの波長を出すためには、こういったクリスタルが必要です。

左右で結晶の色が違うのを写真でわかりますか?

034 職人が丁寧に仕事をしている感じで、とても好感がもてました。

037 工場見学から出た後に、会議が終わって出迎えてくれたのは、HOYA ConBioのCEOを務めるTimothy Gehlmannです。

C6が日本で使われている現状や、肝斑への効能などの話をしましたが、日本の市場に興味津々といったかんじでしたよ。

041

この本社の駐車場のすぐ隣はこんな河原になっていました。

こういった自然の豊かなところだと、新しい発想も生まれるのでしょうね。

ちょっとうらやましくも思えました。039

山並みが綺麗な、空気の澄んだところでした。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年3月30日 (月)

AADで見つけた面白い医療機器

027 028AADのブースを歩いていて、面白い機器を見つけました。これ、なんだかわかりますか?超音波診断装置なのですが、これが指先につけられる携帯型のものなのです。

血管の中に針を刺しているところを echo しているのですが、血管腔に針が入るところがよく見えます。

指先にコンパクトな超音波の発信装置がついているのですが、手触り感と一緒に目で確認できますので、中心静脈カテーテル導入などのときには役立つのでしょう。

太い血管だと、粥状硬化も判断できるようですよ。

029 僕のかけている、このメガネの左目のところに小さなディスプレイがあるのですが、このメガネをかけるだけで上記のものと同じ画像が確認できます。

指先で探すだけで、体内の構造が目に見えるのは画期的でした。

今後、いろいろ応用した使用法が開発されてくると思いますよ。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月29日 (日)

米国皮膚科学会の講演 

002 今年は参加者が少ないとはいえ、学会期間中のサンフランシスコは、AAD一色になります。

003 会場もほら。この通り。綺麗なデコレーションですよね。

010_2 会場のところどころにもAADの文字が浮かび上がります。

038 AADは巨大な学会なので、講演会場がたくさんあります。

こんな感じで部屋毎に、垂れ幕がかかっています。

この建物には10室のフォーラムがあったのですが、同時に別棟でも講演があります。

011 そんな中、学会誌を見て、聴きに行きたいフォーラムを探すのです。

もちろん講演も興味深いものが多いのですが、アメリカをはじめとした海外の学会の場合、質問者が長い列をつくることも多く、その質問の中にも核心を突いたものが出てきます。この質疑応答を聞くのも楽しみの一つ。

講演者や施術医師の本音を聞けるチャンスなので、一言も漏らさずに聞き取らなければと、毎回神経を集中させてじっくり聞くのですが、これが結構エネルギーを消耗して、一日が終わるとぐったり疲れてしまうのですよ(苦笑)。

047_2もちろんレーザーのフォーラムにも参加してきました。

写真のこのセッションの講演者は先日ボストンのハーバード大学まで訪ねに行った、レーザーの大御所ロックス・アンダソン。

さすがの集客力でしたよ。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月27日 (金)

レディエッセ講習会

064 この日の午後は、カルフォルニア・パシフィック・メディカルセンターに伺いました。法令線(鼻唇溝)を浅くしたり、あごや鼻の輪郭を整えるいわゆるプチ整形に使われる、ヒアルロン酸やコラーゲンなど「充填剤(フィラー)」の一種であるハイドロキシアパタイト(レディエッセ)の講習会があったのです。

078 この総合病院は1875年にできたサンフランシスコでも最も古いもの。

067 レディエッセを5年以上販売しているバイオフォーム社が、今回は経験ある二人のドクターを招いてこの場所でトレーニングを行います。

073 このトレーニングはどの部位にどのぐらいの量を、どの方向に打つか、という基礎をプレゼンテーションで学んだ後、

071施術者が実践するというもの。

他の医師が実際に患者さんに施術する場面は、何度見ても勉強になります。

しかし、国内外でこういった施術を見るたびに思うのですが、日本人の医師はやっぱり器用という点でずば抜けていますね(笑)。

たとえば僕だったら、フィラー注入を行う際、左手を使うことはもちろん、注射器を持っている右の三本の指以外の、つまり右手の薬指や小指を独立して使って、肌を押さえたり伸ばしたりしながら注射を行います。

しかし、こうして海外で様々な国からやってきた医師の施術を見ると、母国では有名だったり経験ある医師の場合が多いにも関わらず、彼らは両手の指を独立して動かして注射をする、ということができないのです。

米国でフィラー専門のクリニックを日本人がつくったら、絶対に人気のクリニックになると思いますよ。

アジア人、中でも特に日本人は器用な人が多いですよね。なぜなのでしょう?

元々勤勉でコツコツとひとつのことを忍耐強くやり続ける、という日本的な「職人気質」もあると思いますが、アジア人は箸を持つ文化であるということもありますよね。では、そのアジアの中でも他の国と日本人とで違う点はどこかと言えば、ピアノもあるのかな、と今回考えたりしました。

最近はまた事情がちょっと違うかもしれませんが、日本人の僕たちの世代は、子供時代に親がピアノを習わせたり、学校で鍵盤に触れることが日常の中にありました。大きなピアノを弾いたことはなくても、オルガンやピアニカで指を動かした経験はありませんか?

僕もピアノを弾くのですが、今思えば、子供の時から左右の指を独立して動かす練習として、ピアノは脳にもとてもよい訓練になったのではないでしょうか?

話がちょっと脱線してしまいましたね。

080

さて、当日は様々な地域から沢山のドクターが参加しました。日本の顔見知りのドクターも何人かいらっしゃいましたよ。

082 講師のDr.Weschlerと写真を撮りました。

001最後にレディエッセの販売元であるバイオフォーム社から修了証書をいただいて帰りました。

色々と勉強になりました。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月26日 (木)

AAD 米国皮膚科学会2009

米国皮膚科学会(AAD:American Academy of Dermatology)は今年で67回目の開催となる歴史ある学会です。毎年3月初旬に米国の西海岸、東海岸、南部で順番に開催されるのですが、皮膚科系の学会では世界一の規模を誇ります。

日本でレーザー・光治療を行う医師を皮膚科医と、形成外科を含めた皮膚科以外の科に分けた比率で見ると、それはおよそ2:8と言われています。これは世界でも特殊な例であり、他国でこの比率は完全に逆転します。つまり、米国をはじめとした諸外国でレーザー治療を行う医師は皮膚科医比率が8で、その他の科の医師比率が2となるわけです。

そうした背景もあり、皮膚科学会にはレーザー・光治療に関連する演題がとても多く、機器のリリースに関しても、治療の方法についても、また市場の動向を知る上でも、このAADは最新情報を得るために欠かせないひとつのビッグ・イベントとなっています。

全米ではこのほかに、米国レーザー医学会(ASLMS:American Society for Laser Medicine and Surgery)という学会があります。こちらは4月初旬に毎年開催されるのですが、レーザー医療専門の学会です。今年は29回目、ワシントンDCで開催されます。

多くのレーザー製造会社は、3月のAADか4月のASLMSに標準を合わせて新機種をデビューさせることになります。

001ホテルからAADの会場に歩いて行ってみました。

045ところが、会場にあまり人がいないのです。

通常はコメディカルの方々合わせて、4万人ぐらいの人出でごった返し、ネームプレートをもらうのにさえ長い列に並ぶような状態なのですが・・・。

008今年はガラガラ。

やっぱり不況のせいだということです。全米中から人が集まらないのです。

「100年に一度の不況」を肌で感じてしまいました。

012 とりあえずネームプレートをもらいます。昨年、何人かの方々のご協力があって、念願のアメリカ皮膚科学会(AAD)の認定医(メンバー)になることが出来ました。

アメリカの医学会のメンバーになるには、日本の学会に入会するよりもはるかに高い、いくつものハードルがあり、ペーパーワークも大変だったので、メンバーの名札を頂いたときには、感無量でしたね。

016例年に比べて人が少ないとは言え、技術展示のブースはそれでも盛況です。

019 広い会場の中で、目当てのレーザー会社を探します。

034 まず立ち寄ったのは、昨年末に購入したホヤコンバイオ社。

International DivisionのディレクターであるBruce M Byersです。

僕の名札を確認すると、

「Dr.Fujimoto?? もしかして、明後日に本社を見学に来ると言っていた日本のドクターですか?」

と聞いてくるのです。

自分の持っているレーザーの製作会社を訪問すると、企業理念がわかります。

僕は機会があるごとに、会社訪問をしているのですが、今回初めて購入したホヤコンバイオ社の訪問ができるように、アポをお願いしていたのです。

しばらく世間話をしましたが、まだ日本未承認のレーザーの前で記念撮影しました。

ホヤコンバイオ社訪問ブログもこの後書きますので、すこしお待ちください。

037 昨日訪問したサーマクール+フラクセル販売会社であるソルタメディカル社。

031 今年のAADデビューの新製品、痩身の機器を前に、CUTERA社の副社長のボブ・シャインと。この僕と一つ違いのハーバード大学出身の工学博士とは、以前からなんとなくウマが合い、学会で顔を合わせるたびに近況を報告し合っています。

036 超音波で目視しながら、頬の筋膜を引き締めるとの噂の「ウルセラ」。

まだ米国で非公認ながら、フェイスリフトに近い効果があるとのこと。これは興味がありますね。

機器をクリニックFに貸してくださいとお願いしているのですが、残念ながらまだいくつか課題があって叶わずにいます。

もしも本当に効果があるのなら、サーマクールにとって代わるエポックメイキングな機器となる可能性を秘めていますよね。効果を自分の目で確かめたいものです。ただし、施術自体はかなり痛みを伴うようですが・・・。

025 イスラエルのシネロン社もありました。アジアパシフィック担当のIDOさん。クリニックFにも何度も訪問してくれています。

シネロン社は昨年デビューさせたマトリックスIRを主軸にした、

ギャラクシー(フォトリファーム)の上位に位置する「トリニティ」

という照射方法を推奨し始めました。

トリニティについては先日のブログにも書きましたが、これは今クリニックFでも一番人気の照射法。

直後に体感できる、肌の引き締まり感とモチモチ(?)感、シミが浮き上がってくる様は、ダウンタイムのない、ノンアブレイティブ治療の中では、間違いなく第一選択と言えます。

033 そして、この新国際学会周遊記でもおなじみのサイノシュア社。

このサイノシュア社の営業の布陣は今回大きく変わってしまいました。

日本人で副社長を務めておられた清水賢治さんがサイノシュアを辞められたのを出国前に聞いてサンフランでの再会を楽しみにしていた僕は非常に複雑な気持ちでいましたが、今回はアジアパシフィックの担当のシンガポール人、Yu Shinjiと再会を果たしました。

今年は5月に中国で講演をしてほしいと言って頂きました。実現したら嬉しいな。

020 ちなみに今年一番大きなブースを構えていたのは、ボトックスのアラガン社でした。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月22日 (日)

ソルタメディカル社 附属クリニック

056_2クリニックに入ると多くのスタッフが出迎えてくれました。ビデオを撮影している人も見えます。

クリニックは待合以外は大きく3室。

057_3ひとつはこのように多くの画像診断システムが並べてある部屋でした。

058_2大学病院にあるかどうかの画像診断機器。さすが機器開発の会社のクリニックです。

きっちりとした臨床データを取得した上で機器を作っているのがわかります。

059_2 奥の部屋では機器が並び、多くの見学者がいます。

061 元祖フラクショナルCO2レーザーである「フラクセルーリペア」

今年のAADでは、フラクショナルCO2の機器が15社ぐらいから販売されていました。

昨年末にクリニックFにも導入された

「eCO2プレミアム」

もそのうちの一つですが、

今までのフラクセルやアファームに代表される、

“ノン・アブレイティブ・フラクショナル・レーザー・リサーフェシング(NAFRR)”

に対して、このCO2フラクショナルレーザーは、新たな

“アブレイティブ・フラクショナル・レーザー・リサーフェシング(AFRR)”

という分野を開いたといえます。相変わらずこの分野では他社に比べて頭一つ抜きんでていますね。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月21日 (土)

サーマクールとフラクセルの組立工場

ソルタメディカル社のパーティー会場で、併設している工場見学に行く人のためのツアーを募っていたので参加しました。

037工場に入ると出荷前のレーザー機器がたくさん。

042こうしてサーマクールとフラクセルリペアが同じ組立工場の中で並んでいるのを見ると、実に不思議な感じがしますね。

045こちらでは長時間サーマクールを使用することで動作チェックをしているのだそうです。

046こちらフラクセルの製品チェック中です。

フラクセルのヘッドを何百時間と長時間にわたって振り続けることで、値が正確に出るのか確認をしているのだそうです。

052 そして世界に出荷前のフラクセルとサーマクール。

こうして世に出されるのですね。

062 さらに工場の隣にはフラクセルとサーマージ専用のクリニックがあります。

リライアント社もフラクセル専門のクリニックを横に併設していましたが、企業がこういった試みをするのは、製品開発上もとてもよいことだと思いました。

入ると沢山のスタッフと見学者がいました。内容は明日のブログで…。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月20日 (金)

サーマフラックス

001 サーマクールとフラクセルは僕にとっても非常に思い入れのある機械です。

僕は2007年4月に開催された第27回米国レーザー学会(ASLMS)で、 「サーマクールとフラクセルの併用療法による若返り療法」

「The Treatment of Photo damage and Facial Rhytids Utilizing Fraxel (1550nm Erbium Glass Fractional Laser Resurfacing) and Thermacool TC (Monopolar RF) in Japanese Patients (原題)」

という演題を出したことがあるのですが、アジア人の肌を対象に、二つの併用療法を演題に発表したのは、当時僕が初めてでした。

「サーマクール」で皮下組織まで熱を加え、リフトアップとコラーゲンの再構築をはかり、

「フラクセル」で表層の肌を少しずつ入れ替えてゆく

この併用療法は、「シミ」や「くすみ」などの“色彩的老化”の治療には、QスイッチレーザーやIPLなどに一歩譲りますが、

「たるみ」や「しわ」、「肌の質感」「肌の若返り」に対しては、美容先進国のアメリカで、最も効果があるといわれている施術方法。

この二つの施術を合わせた「サーマ・フラクショナル」という療法は、アメリカでは一般に売られているパンフレットになっているぐらいメジャーな施術になりつつあります。

そういう意味でも、今回のソルタメディカル社誕生は僕にとっても感慨深く、全く異なった研究チームによって開発された二つの機器メーカーが、こうして一つになるのはお互いにとって、今後のさらなるマーケット拡大にも繋がる様々な可能性を秘めているのではないかと思います。

この併用療法は、日本でも今後「ThermaFrax(サーマフラックス)」という名前でPRされてゆくようですよ。

072 写真は、ソリタ社のパーティーでお会いしたSusan Van Dyke MDです。

今日3月22日に日本で行われたサーマフラクセルの招待講演をするドクターでした。

彼女の息子さんは現在日本に留学中で、今回2週間ばかり日本に滞在する予定だとか。

僕は3月22日にはモナコのアンチエイジング学会で招待講演があるので、あいにく日本でお会いできないんですよ・・・と話すと残念がってくれました。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月19日 (木)

ソルタメディカル社訪問

サーマクールを販売しているサーメージ社が、フラクセルを販売しているリライアント社を事実上買収し、「ソルタメディカル社」という新しい名前の会社になりました。

054 僕がサンフランシスコに到着した日の夜、JMECの西村社長にお声を掛けて頂き、この新しいソルタメディカル社で行われたウェルカム・パーティーに参加させて頂きました。

022写真は、Stephen Fanning。元サーメージ社の社長だったのですがソルタメディカルの新社長にそのままスライドしました。

Stephenは2年前にサーメージ社社長の就任時の来日のときに会食をしたのですが、僕のことをよく覚えていてくれ、社屋の入口で出迎えてくれました。

招待客は、まず「社内ツアー」へ。

065最初に思わず目を奪われたのが、この会社が持つ特許です。

観てください、この数!

すべてレーザー関係のパテントですよ。すごいですよね。

023_2サーマクールの実験機、第一号と第二号の展示がありました。

024_2

さらに奥には2002年から2009年までのリライアント社、サーメージ社の研究開発(R&D)とPRを掲示している場所がありました。

独自の路線を歩いていた二つの会社が合併したのですから、お互いの理解を深めるのによいのでしょうね。

025_3 招待客は皆興味深そうに観ています。

032_2 さらに2009年の場所には…。

これはきっと今回のAADで登場する、新製品なのでしょう。

073 そしてこのサーマクールのアタッチメント。

少しずつ進化しているのが写真でわかりますか?

034_2 パーティー会場に入ると、

世界各国から集まったドクター達でいっぱい。

068演奏も素敵です。

070 僕もワインを片手にいろいろな方と歓談をさせて頂きました。

写真を撮りそびれてしまったのですが、この近くに住み、シネロン社のレーザーを中心にクリニックを開業しているという、僕と同姓のFujimoto先生という方にもお会いしました。日系3世だそうで、日本語は全く話せないのだそうです。

御年はもう還暦近くでしょうか。

でも同姓のよしみで話が弾み、わずかでしたが楽しい時間となりました。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月18日 (水)

サンフランシスコ 全米皮膚科学会2009

徳島の出張から数日後、クリニックを午後の3時に出て成田空港に向かいます。

069今回の目的地は、アメリカ・サンフランシスコ。全米皮膚科学会(AAD)が、今年はこの場所で開催されたのです。

この学会は皮膚科では世界最大規模の学会として知られています。学会開催中は全米どころか、世界中から集まる医師や医療関係者が宿泊するため、その都市の人口がおよそ4万人も増えるのだと聞いたことがあります。

065 AADの学会は、アメリカの西海岸、東海岸、南部の順番で開催されます。

前回サンフランシスコで開催されたのが2005年のこと。僕はその後、イスラエル・シネロン社の招待講演でもこのサンフランシスコに来ています。

インターネットでこちらの天気を見ていたら、サンフランに滞在する全日程=雨と出ていてちょっと憂鬱だったのですが、来てみるとこの通り、雲ひとつない快晴。

ゴールデンゲートブリッジが綺麗に見えますね。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 1日 (日)

Dear Dr.Fujimoto

去年のブログでも書きましたが、2008年は周囲の方の支えあって、念願の米国皮膚科学会(AAD)認定医になることができました。

認定医になることで最も楽しみにしていたことは、AAD会員のみにほぼ毎日送られてくる、世界最新の皮膚科情報です。

レーザー治療を標榜する以上、皮膚科の情報を常に仕入れなければなりませんので、日々英語と格闘しながら、勉強しています。

また、米国皮膚科学会(AAD)と欧州皮膚科学会(EADV)とが一緒になって協賛している「トレーニング企画」というものが、かなり多い頻度であることも楽しみのひとつです。

昨日もこんなインヴィテーションが送られてきました。

Eadvaad_2

僕は2007年に、欧州皮膚科学会(EADV)認定医の資格を取っていますので、ヨーロッパ皮膚科学会サイドからも、アメリカ皮膚科学会サイドからも、定期的にこうしたお知らせが来るのです。

このトレーニングコースは今年ミュンヘンで行われるものですが、アメリカ・ヨーロッパという世界二大皮膚科学会認定医のために開催される、クロスカルチャーの勉強会に参加できる大きなチャンス。今年も出席して、知識と経験を深めたいと思っています。

インヴィテーションメールを下記にご紹介します。

こういうオフィシャルレターが書けるくらい、僕も英語がうまくなりたい・・・。

Dear Dr. Fujimoto,

It is with great pleasure that we invite you to the State of the Art in Dermatology: EADV/AAD Review Course.

This new program was developed to emphasize that practicing dermatology goes beyond traditional country borders, and to provide in-depth information with practical advice from North American and European dermatologists that can be implemented into your practice back home.

The topics and speakers for this course have been hand selected to address the problems that we all encounter – regardless of where we practice.

As a member of both the EADV and the AAD, you know first-hand the benefits of cross-cultural learning. We invite you to share this new experience with us:

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月 8日 (木)

オバマ氏の演説

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

クリニックFの新年の診療は本日から。・・・といってもお正月休み中、診察のお問い合わせや御予約のお申し込みを、ありがたいことに沢山頂きました。

実はこれにはちょっと僕自身もびっくりしました。

これまでの経験で言うと、通常こうした美容/アンチエイジング系のクリニックは、年末が大晦日ぎりぎりまで患者さんの御予約で一杯となり忙しいのですが、逆に年明けの1月はすこしゆったりペースなのです。お正月休みの前に、レーザーなどの施術を済ませたいと思われる方が多いというのが、この業界の云わば常識となっています。

ところが、今回お問い合わせや御予約を年始早々予想以上に頂くこととなり、遅い仕事始めが却って皆さんに御迷惑をおかけする結果となってしまいました。(申し訳ありません)

今回の件もそうですが、クリニックFに関しては、過去4軒のクリニックでの常識を良い意味でくつがえされることが殊の外多く、来年はもう少し早く1月の診療を始めた方がよいのかな、と考えさせられましたね。

患者層の変化、時代の流れもあるのでしょう。

ところで、僕は毎朝、自宅からクリニックまで電車通勤をしています。世のビジネスマンの方より遅い仕事始めだったので、今日は約1週間ぶりの通勤ラッシュでした。

トレーニングと一緒で、通勤ラッシュはブランクが空くといつもよりキツく感じますよね(苦笑)。

実は医者になってから、しばらくは車通勤が多かったのです。といっても“重役出勤をしていた”ということではなくて、手術日には、準備のために朝5時台に出勤しなければならず、公共の交通機関が使えなかったり、早朝でも深夜でもいつでも病院に駆けつけられるように考えると、車の方が便利だったのです。

今は行きも帰りも満員電車。メタボ対策にはいい運動です(笑)。混雑の時間をどうやって過ごすか、いろんな方法があると思うのですが、皆さんはどうされていますか? 以前は本や雑誌を読んでいた僕は、最近通勤時間中に、ipodで英語を聞くことにはまっています。

偶然アマゾンで見つけた「オバマ演説集」が、結構いいんですよ。

しかもCD付きで1,050円。最初は何気なく注文してCDを録音して聞いてみたのです。

いやはや、オバマは、すごい名演説者ですね。

そういえば12月、NYに出張したときにJFK空港から利用した乗り合いバスの黒人運転手が、興奮した口調でオバマ氏のことを素晴らしいと話していました。様々な人種が乗り込んでいたバスの車中の中、皆がオバマ氏の話で盛り上がりました。

アメリカでこんなことは珍しい。僕自身は今まで見たことのない光景だと思いました。

クリニックFには、外資系の企業で仕事をされている男性の患者さんも多く、また女性でも銀行や証券会社、生命保険会社などで仕事をされている方が多々おいでになります。そうした方々と診療後に景気の話や株価の話になることもよくあるのですが、NY出張前には

「リーマンショックで今年のNYの街は静まり返っているから、きっとびっくりするよ」

と言われていました。

けれど実際に行ってみると、ホリディシーズンということを差し引いて考えても、想像してたよりも活気があって驚きました。そして、ちょっとした店や街でオバマの話を聞くのです。

アメリカ未曾有の不況の時代に、彗星のように現れた国民的ヒーローなのでしょう。

オバマの演説は、三人の高学歴のしかも若いライターが、緻密なリサーチの元、作り上げていると聞いていますが、その優れた文章を、自分の言葉のように操る彼の独特の声と、その間の取り方。だんだん聴衆を盛り上げていって、決めは名台詞

「YES, WE CAN」

実際にその演説を聴くと、鳥肌が立ってきます。

英語がわからなくても、何度も聞いていると細かいところまで聞き取れるようになってきます。どんな国の、どんな階級の人間であっても、誰もがわかりやすい言葉を(たぶん意図的に)ちりばめているのです。

ケネディ以来の名演説。これは英語のヒアリングの練習にもお勧めですよ。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年12月31日 (水)

2009年米国レーザー医学会の演題

昨日、2008年の診療が無事終わりました。

健康で大きな事故やアクシデントもなく、度重なる海外出張にも関わらず患者さんも(レーザー機器も)順調に増え、こうして最終日を迎えることが出来たのは、クリニックFにいらしてくださった患者さん、各企業の皆様、諸先輩方、スタッフ、友人、家族・・・自分の周りにいるすべての人に支えて頂いたおかげだと、改めて感謝の気持ちで一杯です。

今年一年本当にお世話になりました。ありがとうございました。

2008年最後に、クリスマスホリディを終えたアメリカから嬉しい知らせが届きました。

Aslms2009 毎年4月に開催される米国レーザー医学会(ASLMS2009 The American Society for Laser Medicine and Surgery) ですが、来年はワシントンDCで開催されます。

この学会は、世界のレーザー医療関係者が標準を合わせる、ある意味レーザー界の最も権威ある学会となります。

毎年デビューする多くのレーザー機器をチェックするのもこの場所ですし、多くの海外のドクターたちと顔を合わせるのもこの場所です。

そのASLMSにこの秋提出した二つの演題が、無事通過したと米国の事務局から連絡があったのです。

この学会では過去6年間で、8演題の発表となりますが、それでもこうして「合格」の通知をもらうと、毎回とても嬉しいものです。

実際今年は演題を通すのも従来より厳しい審査があったそうで、提出された演題の内3分の1未満しか通過しなかったのだと、事務局のメールに書いてありました。

今回僕が提出した演題のひとつは、アジア人の肝斑治療に使用するレーザー比較について。

「アレキサンドライト」VS「Ndヤグ」。この二つの波長のQスイッチレーザーを使用して、肝斑治療を行った時を比較してみた研究結果について話すつもりでいます。

「アレキサンドライト」と「Ndヤグ」の波長で“トーニング”を行うと、双方肝斑を薄くする効果があるのですが、細かく観察すると、効果の違いがあるのです。

使用したレーザー機器は、CYNOSURE社「アコレード」と、LUTRONIC社「SPECTRA-VRM3(マックスピール3)」。

今月クリニックFに導入したHOYAコンバイオ社の「メドライトC6」の研究は10月の締め切りには間に合いませんでしたので、来年に比較検討をしたいと思っています。

また、もうひとつは、昨年から続けている三菱商事のグループが開発販売してしている新しい抗酸化物質であるフラーレンの、レーザー照射後の抗酸化抑制作用についての演題です。

クリニックFでもこのフラーレンを使用して、レーザー照射後の化粧品を作ってきたのですが、臨床的にも不思議とレーザー照射と相性が良く、患者さんの受けもよいので、とてもよい商材だなと思っていました。

さらに研究データでも、この原料を施術の前後に使用すると、レーザー照射後の皮下の活性酸素の発生を抑えることができるので、レーザー後反応性色素沈着しにくいことが、ここ数年の我々の研究でも分かってきたのです。

使用したレーザー機器はCYNOSURE社フラクショナルレーザーの「アファーム」です。

これから年始にかけて、資料をまとめなければなりませんが、レーザー医療普及のためにも、普段からお世話になっているレーザー/光治療/アンチエイジング治療各社の皆様に恩返しするためにも、頑張りたいと思っています。

まだまだ若輩者で、周りの皆さんに教えていただくこと、支えて頂くことばかりですが、一歩ずつ成長しながら前に進んで行きたいと思っていますので、2009年も何卒よろしくお願いいたします。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月23日 (火)

新しく開発されたレーザー

NYに旅立つ前、日本アンチエイジング歯科学会で講演したネルソン・マクガイヤー博士と連絡を取り合い、コネチカットにいる彼の社員の一人が、NYCのホテルまで新しく開発しているレーザーを持ってきてくれることになりました。038_2

最近NYで出張の定宿にしているグランドハイアットは、NYCの中で最も大きな鉄道の駅の一つであるグランドセントラル駅の真上にあり、地方から上京するアメリカ人と会合を持つのに、とても便利な場所であるところが気に入っています。

空港からのアクセスを考えても楽なのです。033_4

クリスマス仕様のラウンジで、彼の到着を待ちます。すると大きな荷物を担いだ大男がやってきました。

033_2彼の名はAnton Cherry。エール大学の工学の博士号を持っています。

前記の痛みの治療のレーザーの使い方を全米の医師に教える立場にあるのだそうです。

036_2 今回は次に開発している新しいレーザー機器の試作機を持ってきてくれました。

さっそく部屋で、機械の電源を入れ、彼の説明を聞きます。

レーザーの効果には大きく分けて、熱融解効果と、機械的効果があります。

通常シミをとったりするレーザーは、その熱融解効果を利用するのですが、パルス幅と呼ばれるレーザー照射時間が長すぎると、熱刺激によって皮膚がダメージを受けてしまいます。

企業秘密があってこのブログには書けないのですが、このレーザーは熱融解効果と、機械的な効果の二つの性質を併せ持ったものです。

この試作機。ファイバーの先端からレーザー光が出るのですが、3㎝も離せば、肌に当てても全く痛みを感じません。なんとなくじわじわした熱感があるだけ。でも、皮下の細胞を刺激しているのがわかります。

さらに面白いことに、ファイバー光から数ミリの焦点を合わせると、用意した紙に、あっという間に穴が開き始めるのです。今までのCO2のような蒸散系のレーザーと、違う反応です。

切開と、生物学的活性賦活の二つの効果がフォーカスを数センチずらすだけで行えるということなのでしょう。

皮下の生理活性を上げることによって、育毛効果、キズを治すのを早める効果、痛みを抑える効果、特に治療に難航する神経因性の疼痛疾患にはより効果が高いでしょう。ちょっと思いつくだけで、さまざまな医学的用途が思いつきます。

Antonとも2時間ぐらい、レーザーの理論や適応についての談義をしてしまいました。次にアメリカに行くのは3月のアメリカ皮膚科学会(AAD)だと思うので、その時に再度打ち合わせができたらと言って、別れました。

世界では、本当に多くの新しい技術が生まれています。このうち、ほんの数パーセントが実際に商業利用されるのだと思いますが、こうした技術が生まれる地盤があるのは、素晴らしいことですね。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年12月18日 (木)

レーザー機器ラインアップ

Dr.サディックのクリニックには沢山のレーザーがありました。しかも揃えてあるレーザーの布陣は、クリニックFとほぼ一緒。

レーザーは、メラニンの吸収度によって反応が変わるものが多いのです。白人種と黄色人種では全く設定が変わってしまいます。

クリニックFを作ったときの目標の一つが、

「アメリカの最先端のクリニックと同じ施術ができること」

だったのですが、こうしてNYの一流のクリニックを訪問してみると、ほとんど同じレーザーがあるのは、ちょっと嬉しかったです。

005レーザー施術の部屋は4つ。

写真のようにカラフルな札があり、これをひとつずつ起こしたり倒したりすることによって、どのドクターが中にいて、レーザーを使用中なのかどうか、部屋の前ですぐにわかるようになっています。

これは便利ですね。

011

一つ目の施術室に入るとキュテラのXEOが。

この機器は、タイタン、パール、ジェネシス、ライムライトなどシミからたるみ、毛穴、そして肌のリサーフェシングまで、肌の上から下まで3Dのアプローチができます。

新機種である「フラクショナルパール」はまだ導入されていなかったようです。

002次の部屋には、ロングパルスのアレキサンドライトとヤグの複合機器である、脱毛のサイノシュア社「エリート」。ここはいわゆる脱毛の部屋ですね。

エリートはクリニックFにも導入されていますが、現状では最も優れた脱毛レーザー機器だと思います。

004続いて進んだ部屋にはサイノシュア社アファームと、つい最近クリニックFでも導入された、一般のシミだけではなく、肝斑にも効果があるホヤコンバイオC6がありました。

この他、リライアント社のフラクセル。サイノシュア社のスマートリポMPXなどがありました。

うちにないのはスマートリポMPXだけでしたよ。

019 ちなみに、Dr.サディックのクリニックは、受付を入って右がレーザーの施術室。左には写真のようなスキンケアルームが3室だったかな? ありました。完全なメディカルスパ・スタイルをとっています。

008院長室は広々とした、真っ白な空間。こんな部屋で働きたいな。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月17日 (水)

パークアヴェニューで最も有名な美肌クリニック

  025

米国キュテラ社クリスの計らいで、今回ニューヨーク パークアヴェニューにある、Dr.Sadickのクリニックを訪問させていただきました。010_2

彼のクリニックはNYでも最も有名なレーザー皮膚・形成外科クリニックのひとつです。Sadick医師は、あのクリスチャンディオールの化粧品アドバイザーでもあるとのこと。

018リニックの中に入ると、このように綺麗な待合室にたくさんの患者さんがいます。男性と女性が半々ぐらいの割合でいるのは、アメリカならではというところでしょうか。

016 壁には彼の開発したドクターズコスメが並んでいます。

ニューヨークシティのアッパーウエストと言えば、まさに高級住宅街。美容レーザークリニックは数多く存在しています。その中で多くの患者さんに選択され、クリニックとして勝ち残っていけるのは、彼に特別な才能があるのだと言う以外はありません。

サディック医師と写真を撮りましたが、おそらく50歳代にもかかわらず、肌も歯もピカピカと光り輝いています。

僕も見習わなければなりませんね(笑)。

ところで、NYCで最先端の治療を行うクリニックをマネジメントしているサディック医師。

今回、彼が選択して所有しているレーザー機器を見せていただきましたが、クリニックFにあるレーザー/光治療器の布陣とほとんど同じものでした。ほんと、不思議なぐらい。

以前にも何度か書いていますが、レーザーは一台買うのに高級外車一台分の費用がかかります。厚生労働省の認可に時間がかかるため、最新型のレーザーを購入しようと思うと、医者個人が「個人輸入」の形をとるしかない。日本では原則としてリースも利きません。

また、日本では株式会社によるクリニック経営が認められていないので、出資を募るわけにもいきません。購入資金は医者がひとりでなんとか賄うしかないのです。そういう意味で、レーザーを扱うクリニックの院長を務める日本の医師は多分皆、一台治療器を購入する度に、ギャンブルをしているような気持ちになるのだと思います。

「こんな高額な機器を買ってしまって、本当にやっていけるのだろうか?」

と相当悩みますし、似たような効果を謳う機器の中からひとつだけを選ぶことに対して、勇気もいるのです。

同業者のクリニックに行って機器のラインアップと内装を見れば、どんな性格の方なのか、大抵わかりますよ(笑)。ゴルフと一緒ですね。

話はすこし逸れましたが、こうした背景があるので、海外の著名なドクターや自分の大先輩にあたるサディック先生のような医師が、自分と全く同じ機器を取り揃えておられるのを見ると、とても嬉しくなってしまうのです。

自分の選択が間違ってなかった、と思うんですよね。

レーザーについてのより詳しい話は、また明日のブログで書きますね。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0)

2008年12月16日 (火)

CUTERA社の敏腕SP

タイタン、パール、ジェネシス、ライムライト、アキュチップ・・・などのレーザー/光機器で知られる米国CUTERA社。

1998年にアメリカ カリフォルニア州はサンフランシスコ近くにある、ブリスベンで創立されたこの会社。今年でちょうど丸10年を迎えたことになります。

日本の美容医療業界でキュテラの名前が一躍有名になったのは、

「痛くないサーマクール」

として世界的に話題になったタイタンの登場によってでした。

たるみを引き上げるスキンタイトニングの機器としては、今でもサーマクールと並ぶ2トップの座を他に譲ることはありません。顔だけでなく、二の腕や腹部の引き締めにも欧米ではよく使われている機械です。

クリニックFでも、タイタンはもちろんですが、今年はパールが最も患者さんから反響の大きかった機器のひとつでした。女性の「変身願望」をわかりやすく短期間で実現させてくれる機器だったということでしょう。

CUTERA社のスタッフの方々には、日頃から僕も大変お世話になっています。

個人的にCUTERA製品の最も好きなポイントは、その色使いとデザイン性かもしれません。ロゴの色にもなっているグリーンは、西洋と東洋のちょうど中間くらいの絶妙な淡さを出していますし、ロゴデザインもこの業界では珍しくフェミニンです。

機器やハンドピースも、デザインとユーザビリティどちらもこだわって作ろうとしていることが伺えます。

そして、今回のNY出張では、米国キュテラ社NEW YORK担当のChris Huppeにお世話になりました。

023ものすごく寒くて、北風が強かったこの日のニューヨーク。

カルフォルニア州に本社のある米国CUTERA社は、全米全土に40名ほどのセールスピープルがいるそうです。

そのうち、ニューヨークをカバーしているのは、なんとたった2人なのだとか。

世界でも最先端のこの巨大美容医療都市を、二人だけで回り開拓しているのかと思うと驚きました。

ニューヨーク市内にCUTERAのオフィスはなく、業務スタイルも完全フレックス。自宅で出来る作業は自宅でし、アポイントがあるときのみ、それに応じてクリニックや関係施設を回る・・・という、非常に合理的なやり方をとっているのだそう。

アメリカらしいですよね。

彼女はコネチカット州に住み、仕事があるときに車で片道2時間かけて、ニューヨーク市街までやってくるのです。翌日もアポがあれば市内で一泊し、終了後コネチカットにまた帰る。スケジュールを詰めるところにはぎっちり詰めて、休むところは休むというスタイルです。

CUTERA以前にはメドトロニックという心臓ペースメーカーの企業で働いていたとのこと。ペースメーカーも一大市場となっていますが、それでも転職に踏み切ったのは、CUTERAの

「トップとの間の風通しが非常によく、また働きやすい仕組みになっている。仕事のスケジュールを自分でコントロールしやすく、家族を持ちながら働く女性にも理解がある」

ところだ、と言っていました。

そんな彼女はなんと前四半期で、キュテラ社全米一の売り上げをあげて表彰されたのだとか。非常に細かいところに気配りのきく、素敵な女性でした。

ちょうど14歳になるお嬢さんが、クラシックバレエをもう10年も習っていて、今は自宅から離れた、バレエなどパフォーマンスやアート専門のボーディングスクールに寄宿しているとのこと。彼女がハンドルを握るレクサスの車内では、その話題で盛り上がりましたよ。

「一年に9回も“くるみ割り人形”を観ているのは、私ぐらいじゃないかしら(笑)」

と楽しそうに言っていました。クリスマスホリディで久しぶりにお嬢さんが家に帰ってくる、と嬉しそうでしたね。

そして、案内してもらったのが、パークアヴェニューを北上した写真の場所。

ある有名なドクターのクリニックなのです。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月15日 (月)

今年最後のアメリカ出張

12月のアメリカには、多くの美容/医療関係者が集まります。

場所は、ラスヴェガス。ここで毎年「A4M」と呼ばれる学会の大きなイベントがあるのです。

A4MとはThe American Academy of Anti-Aging Medicine の略で、その名のとおり、アンチエイジング業界の大きなお祭り。ホルモン補填療法や抗酸化療法、エステティック関係、サプリメント、美容機器、化粧品関係などなどの関係者がずらっと集まり、朝から様々な発表や展示がなされます。

もう今年で16回目。A4Mに乗じて、クリスマスショッピングやカジノ、ショウに興じている全米各地のドクターや関係者と街のあちこちですれ違う、一年に一度の華やかなイベントなのです。

以前、この季節にラスベガスの街を歩いていたら、偶然イタリアの知り合いで、メソセラピー専門のドクターにばったり会ったこともありましたっけ。

僕も

「今年はA4Mに行こうかな」

と思いつつ、ちょうど同じ時期に反対側のニューヨークでいくつか魅力的な仕事があり、最後の最後まで迷った末

「やっぱりニューヨークに行こう」

と、JFK空港に向かってしまいました(苦笑)。

実はレーザー関係者はあまりA4Mには興味がないのか、集まりが毎年よくありません。そもそもレーザー企業の展示や発表がA4Mでは少ないのです。ASLMSやAAD、EADVの方が、レーザー関係者にとっては重要なんですよね。

ニューヨークは今年3度目となります。

030 クリスマスイルミネーションのNY。

ほら。ロックフェラーセンターの前が大きなクリスマスツリーの下、スケートリンクになります。

本当に綺麗でしたよ。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年12月 9日 (火)

痛みをとるレーザー

010実はこのアンチエイジング歯科学会で、僕の次に招待講演をされたのが、このネルソン・マクガイヤー博士でした。

彼は工学や医学について勉強後、約12年前にアメリカはヴァージニア州に“USA LASER BIOTECH INC”という会社を立ち上げ、 治療用レーザーの開発をされているのです。

今回の学会の招待講演で彼が話したのは、痛みを軽減するレーザー治療器についてです。

痛みを軽減するレーザーは、僕がレーザー医療に興味を持ったきっかけにもなりました。

僕は医学生の時に最も興味を持った「痛み」についての研究をしたくて、初期研修に麻酔科を選択しました。今はアメリカのレーザー専門医を取得し、すっかりレーザー皮膚医療分野の医師になりましたが、日本ペインクリニック学会認定医でもある僕にとって、痛み治療はレーザーと並ぶ専門の一つです。

002_2もう10年以上も前の話ですが、本郷の東大附属病院の痛み(ペインクリニック)外来で診療をしていた時に、スーパーライザーというLLLT(Low Level Laser Treatment 低出力レーザー機器)に出逢ったのです。

当時東大病院では、痛みの治療にレーザー機器を使用していたのです。

特殊な波長とパルス幅のレーザーを照射すると、細胞の中のミトコンドリアが活性化されます。

細胞のエネルギー発電所であるミトコンドリアの活性が上がると、細胞の働きが活発になるのです。

神経節の近くにこのレーザー光を照射すると、痛みを伝達する神経よりも太い神経が刺激されるので、痛みを伝達する神経がマスクされるのです。この理論は「ゲートコントロールセオリー」という名前で有名です。

今回のマクガイヤー博士は、自社でこの低出力レーザーを改良し、810nmの波長の半導体レーザーを連続モードをパルス式に変え、出力を高出力にしたものを開発したというわけです。

彼は医学に加えて工学的な知識も豊富。さらにお父さんが歴史学の大学教授ということもあってアカデミックな家系に育っているため、研究に対する姿勢は真摯そのもの。僕の父親も社会情報学を大学で教えていますので、環境も思考パターンも共通のものを感じました。

講演が終わってから懇親会が始まるまで待ち時間があったのですが、講師控室に二人きりの状態で、気づいたら2時間以上もレーザーについてディスカッションしていました。

この痛みを取るレーザーも、実際に使用してみなければ何も言えませんが、興味深い機器であることは確かですね。

また、彼の会社では、最近はパルス幅が極端に短いために、組織を傷害する放熱時間を考えずにピークパワーを上げることができるフェムト秒レーザーを利用して、CTやMRIのような断層写真が撮れる機器を開発しているのだそうです。

理論的には、フェムト秒のように短い時間であれば、体を突き抜けるレベルの高出力のレーザー光を、体内に熱影響を与えることなく照射することが可能なはずです。

この特殊なレーザーを使用して断層写真を撮ることができるようになれば、被爆の心配が全くないまま、非常に画質の良い断層写真を動画で取ることができるのです。

腸が詰まっていたり、肺に炎症があるのを、何度も写真を撮りなおすのではなくて、医者が目でその場で確認することができるのです。

医学が飛躍的に進歩することでしょう。 

ヴァージニアにある彼の会社を、近々訪問できるようお互いに調整していますが、それはまた追ってこのブログで報告しますね。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月27日 (木)

米国皮膚科学会(AAD)の推薦状

002_2

日米含めて、医学系の学会に入会するときには、その学会員の推薦状が2名分必要です。

僕は、これまでもアメリカのレーザー医学会(ASLMS)と、ヨーロッパ皮膚科学会(EADV)の認定医でしたが、レーザー皮膚領域の研究発表の場においては、アメリカ皮膚科学会(AAD)を外すことができません。

アメリカ皮膚科学会(AAD)入会にも、当然推薦状が必要となります。

パリのヨーロッパ皮膚科学会に参加した時から、AADの推薦状にどの先生からサインを頂こうか・・・と思案していたのですが、僕が常日頃から尊敬している素晴らしいドクターからサインを頂く機会に恵まれました。

003ちょうど来日中のエミル・タンゲッティ医師からサインを頂くことができたのです。関係者の方には感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございます。

エミル・タンゲッティ医師は、米国カルフォルニア州サクラメントで開業している皮膚科医です。2008年の米国レーザー医学会(ASLMS)でもプログラム・チェアマンを務められていました。

彼はアファームやシナジー、エリート、アコレードといったサイノシュア社の製品にとても詳しく、アファームMPXの照射法など、沢山のヒントを頂きました。

005「NINJA」という赤坂の店で会食をしたのですが、楽しい店ですね。

僕も三年ぶりに訪れましたが、これは外国からのお客さんは皆喜ぶだろうな、と改めて思いました。英語も通じるので接待にはとても楽です。

彼が来日するのはこれが二回目だそうです。

20歳代の二人のお嬢さんの話や、日本に来る前に立ち寄った中国の話などで、会食は大変楽しく、盛り上がりました。

004最後にこんなかわいらしいカエルのデザートが出ました。

「また日本に帰ってきてください」と伝えましたよ。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月 8日 (水)

空からの摩天楼

ニューヨーク・マンハッタン島を周遊する方法はいくつかあります。

いちばん有名なものがバス。そして地下鉄、船で周遊する人もいますが、ひとつ裏ワザがあるのです。021

それはヘリコプター周遊。ダウンタウンにある「ピア6」の船着場から出ています。

金額は、約20分の周遊で200ドル。

空好きの僕としては、毎回NYに来る度、買い物はしなくていいからヘリコプターに乗りたい!と思ってきました。

前回来たとき、

「今回こそ!」

と思ったら、残念。大統領機が飛ぶということで、臨時休業。

今回こそは・・・と思っていたところにリーマンの影響で一気にドル安。これはチャンスと思い、思い切って乗ってきました。

130ちなみにこのサービスはもう20年以上続いていて、その間ヘリが落ちたことは一度もないそうです。

173_2 今回乗ったヘリコプターは乗客5人乗りでした。一気に浮上したヘリコプターに乗客は沸き立ちます。

136 マンハッタンのダウンタウンを飛び立つとあっという間にマンハッタン島を見上げるスポットに。

ヘリコプターって速いんですね。

147 そのままハドソン川を北上していくと、エンパイア・ステートメントビルが見えます。

184 さらに北に向かうと先ほど昼寝したセントラルパークが…。

この日は晴れていたため、遠くの景色までよく見えました。

179さらにブロンクスまで北上すると、先ほど訪れた、新旧のヤンキースタジアムが見えます。手前が古いスタジウムですね。

206 こののち、一気にマンハッタン島を下って自由の女神像へ。

自由の女神島の後ろに、移民のための入国管理所があったエリス島が見えます。映画「ゴッドファーザー」のビト・コルリオーネも思えばここからNYに入ったのですよね。

このように鳥瞰すると街の印象が変わりますね。

わずか20分の旅でしたが、これは200ドル以上の価値がありますよ。晴れた日にNYに来たらお勧めです。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年10月 4日 (土)

ロックス・アンダソンとの対談

072 エレベータを出ると、目の前にはこのような額が沢山。

076 よく読んでみると、すべてがレーザー医療関係の「パテント(特許項目)」です。

074 一緒にお付き合いいただいた、サイノシュアのシェリーもその数に見とれています。

077 外にはボストンの街並みが見えます。

075 待ち合わせの時間まで待っていると、ロックス・アンダソンが学生の指導をしているのが見えました。

078 そして、ロックス・アンダソンとのレーザーのディスカッションの時間をいただくことができました。

ロックスは、言わずと知れた、現在のレーザー光医学を作り上げた人物です。

詳しくはクリニックFのWEBにある、レーザーの歴史のページをご覧ください。

1983年。パリッシュとの共著の「選択的光融解理論」を「サイエンス」誌に掲載させることによって、肌に対するレーザー光治療の有効性を立証しました。

彼はその功績で若くしてハーバード大学の教授になり、約40年間レーザー医学のトップをけん引している人物です。フラクセルの発想も彼のものでした。

ロックスは、もともとは単なる実験助手だったそうなのですが、そのあまりの優秀さに周りがメディカルスクールに行かせることを勧めたといった逸話を聞いたことがあります。

開口一番、彼が

「さて、今日ははるばるここまで来て、私と何をディスカッションしたいんだい??」

と言われたので、一瞬ドキッとしましたが、

「日本という、比較的恵まれたレーザー医療が行える環境にあって、自分がプラクティスしている内容をざっくりと話したのち、脱毛、ホワイトニング、タイトニング、フラクショナルリサーフェシング、と続いたレーザー界のパラダイムシフトの、次に来るのが何なのか、ぜひお聞きしたい」

と話しました。

「君は何が来ると思う?」

と聞かれたので、

「4月の米国レーザー医学会(ASLMS)の発表や、8月のカナダのコントロバーシー&カンバセーションズのディスカッションを見ていると、やはり次は、脂肪にアプローチする治療器でしょうか???」

「いや、私はそうは思わない。私自身は皮脂腺を破壊するレーザーを開発して、ニキビを完全に撲滅したいと考えているんだよ。」

というではないですか。

「そういえば、今年のASLMSで「Best over all Basic Science Award」をとったのはこの研究所の先生の門下生が皮脂腺の発表をした件でしたよね。確か1700nmあたりでしたっけ?」

こんな感じで結構会話が弾み、気づいたら約1時間余りも経過していました。

079 アンダソン先生は、

「本当は自分が研究所を案内してあげたいのだけれど、あと10分ぐらいで、次のアポがある。」と言いつつも、親切にも自ら施設を案内していただけました。

実験風景などは写真を出せませんので、出せるショットを数枚…(笑)。

073_2 たくさんの門下生がいますね。門下生の中では、いまやレーザー学会での重鎮も含まれています。

080 アンダソン先生は、非常にスマートで、会話の中にも幾つものヒントがあり、それはいずれも僕にとって今後の示唆に富むものでした。

非常に勉強になりました。

ところで、あとになって聞いた話によると、

「ロックス・アンダソンは本当に忙しい人物で、医者一人のために時間をとってくれることはめったにない」

ということのようなのです。

082 僕が今回アポを取れたのは、今となっては本当にラッキーだったとしか言いようがありません。素晴らしい体験でした。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

クリニックF http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月 3日 (金)

MGH ウェルマン光治療研究所 

045 橋を渡って、ボストン市街に入ります。

053目指す施設はいわばハーバード大学附属大学病院ともいえる「MGH」すなわち、「マサチューセッツ・ジェネラル・ホスピタル」 の敷地の中にあります。

この病院、ドクターなら誰でもその名前を聞いただけでピンと来る、世界で最も有名な病院のひとつです。

MGHから出されている教科書で、大学時代も勉強したっけ…。

054 敷地の中に車を止めて芝生を歩いていきます。その先には目指す建物が…。

058 この建物こそが、今日のレーザー医療を作り上げたレーザー業界の“総本山”ともいえる、「ウェルマン光医学研究所」なのです。

067 表札を確認すると、確かに「Wellman Center For Photomedicine」 とあります。

ディレクターの名前には、今日のアポイントメントの訪問先である、ロックス・アンダソンの名前があります。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年10月 2日 (木)

ボストン、ハーバード大学

030 社員の皆さんにお礼を言って、午後2時ごろに再びボストンに向かいます。

高速道路から見える木々が色づいています。

東京やNYがまだ夏のイメージでしたので、新鮮でしたよ。

035 ボストンに近づくと見慣れた風景が現れます。

036 美しい街ですよね。

044 大学の建物も見えてきました。

047 そして今回のボストン訪問の目的地が近付いてきました。

それは明日のブログで…。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年10月 1日 (水)

米国CYNOSURE社の社員の方々とのお昼

026 初めてボストンのサイノシュア本社に行った僕を、社員の方々が食事に招いてくれました。

バンブーという日本料理+中華料理を合わせたようなお店。

車で移動しました。

027 僕が選んだのは、日本料理のビュッフェスタイルだったのですが、味も良かったですね。

レーザーの話をして、皆で楽しく会食しましたが、ここで話題になったのは、やはりリーマン・ブラザーズ破綻のことと、アメリカの大統領選のことでしたね。

民主党のオバマと共和党のマケインのどちらが勝てば、経済が良くなるのだろう??なんて議論しました。やっぱり気になっているのですね。

一般的に共和党と民主党は、特に三つの社会的価値観ー「銃規制」「生命倫理」「同性愛者の結婚」(民主党は賛成、共和党は反対)ーを巡って対立しているといわれています。大統領選の時にはこうした社会的価値観も争点になるのです。

さらに民主党はいわゆる中央権力が大きく、徴税も多い「大きな政府」、共和党は民間に移管して「小さな政府」を目指しています。

民主党は、自分達が「民主主義の実験国家」をであるアメリカの本流であると自負があり、大義を認めない戦争には反戦を行い、大義を認めた戦争には積極的に支援するという、「強いアメリカ」を信念を持って自己肯定するような気風を感じます。経済政策もケインズ的な政策ですね。

反対に小さな政府を目指す民主党は、民間に任せる部分は民間に任せ、その分だけ税負担を軽減するという「規制緩和」と「自由競争」を尊重するわけです。世の中を支配する絶対的な信念など無いといった「懐疑」から生まれた政策ですね。

先日読んだ本で、「民主党のアメリカと共和党のアメリカ」という本がありました。ニュージャージー在住の著者が、両党の違いを非常に解りやすく解説していましたので、ご興味ある方はお勧めです。

028 最後に記念写真を撮りましたが、本当に緑の多い、きれいな場所でした。

とても良くしてくださった、サイノシュア社員の方がたへ、ここでもお礼を述べさせていただきます。

ありがとうございました。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年9月30日 (火)

レーザー・ミュージアム

010_2 僕はこのサイノシュア社の本社に初めて訪れたので、技術のトップが社内ツアーをしてくれるとになりました。

011

社内には今までサイノシュア社が生み出したヴィンテージ物のレーザーがずらり。

014懐かしい機械も多く、レーザーマニアの僕としてはまさに垂涎の場所でしたよ(笑)。

012 細かく分かれた部屋には、開発中のレーザー機器が並んでいます。

017 こちらはクリニックFにもあるアファームの先端の消耗品チップを作っているセクションです。

015一つ一つが手作りで、慎重に作業が進められていきます。仕事が丁寧なのがよくわかり、とても好感を持ちました。

こういった場所でレーザーが組み立てられていくのを見ると、愛着がわきますね。

019 そして出荷前のアファームの最終検査室。

検査に合格すると、僕の左にあるような木箱に入り、世界中に出荷されるわけです。

022 そろそろツアーも終わろうとしているとき、偶然経理のトップが通りかかったので紹介されました。

僕の名刺を出すと、名前を確認して本当にびっくりしています。

「どうしたの?」と聞いたところ、

「実はちょうどさっき、日本から届いたレーザーの注文書のドクターの名前が、この名刺に書いてあったんだ…。」

本当に偶然にも、数日前に日本を出るときに、僕はサイノシュア社の「エリート」という脱毛レーザー機の注文書を日本のサイノシュア支社に出したところだったのです。

「エリート」は僕の前のクリニックでも使用していたのですが、アレキサンドライトとNd:YAGレーザーの複合機で、現状販売されている機器の中では最も脱毛効率の高いレーザーだと僕は考えています。

今まで僕は、何種類もの脱毛レーザーを使用してきました。クリニックFに関しては、「肌質を改善するレーザー専門クリニック」というコンセプトだったので、本格的な脱毛レーザー機種は入れていなかったのですが、患者さんの脱毛ニーズが高まってきて、やはり一台購入しておこうと思っていたところ、選択肢に上がったのがこの脱毛機「エリート」だったのです。

このレーザーのメリットは、通常はできないといわれている肌の黒い、日に焼けた肌に対しても脱毛効果があること。

近年米軍では戦地に向かう兵士にひげのレーザー永久脱毛をするのですが、この波長の機械が出るようになって、黒人の兵士のひげの脱毛ができるようになったのですよ。

画期的なことですね。

ともあれ、クリニックFにも、レーザー脱毛機器が入ることになりました。

今まで脱毛を経験した方で、効果をあまり感じなかった方は、ぜひ「エリート」をお試しください。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年9月29日 (月)

ボストン CYNOSURE本社訪問

111翌日早朝6時にJFK空港へ向かいました。この日はボストンにあるサイノシュア本社を訪問する予定が入っていたのです。

2005年の米国レーザー医学会(ASLMS)の時には、NYペンステーションからボストンまで、アムトラックを利用しましたが、約4時間もかかりました。さすがに今回は飛行機で移動することに。

写真ではわかりづらいのですが、この飛行機、とても小さいのです。ちょっと不安になるぐらいの小ささ。欧米では国内の移動はだいたいこんなサイズですが(笑)。飛行機が好きなので、ついまた写真を撮ってしまいました。

NY-ボストンは、1時間程度の旅になります。

119 脱毛の「エリート」、フラクショナルレーザーの「アファーム」、Qスイッチアレキサンドライトレーザーの「アコレード」などの最先端のレーザーを開発/生産するサイノシュア本社は、マサチューセッツ州ボストン空港から高速道路で北西に約2時間走ったところにあります。

このあたり一帯は“テクノロジーベルト”と呼ばれているそうで、先端技術を持つ会社が多く集まっているそうです。

1256時にNYを出て、約5時間。午前11時頃、ようやくサイノシュア本社に到着しました。

約三年前に建てられたこの本社は、マサチューセッツの森の中にある、とても素敵な建物でした。

007 本社の門をくぐると受付が…。ふと横にある掲示板を見てみると、

126 

僕の名前です。粋なことしますね。見つけて嬉しくなりました。

偶然にもサイノシュアの創業者の一人である日系人のフルモト博士は、僕の名前と一文字違い。

そんなこともあって、僕の苗字は日本人の名前の中でも、米国サイノシュア社の人に覚えてもらいやすい名前のようです。

024到着早々、 サイノシュアのCEOであるマイケル・ダービンの部屋に通され、朝食を兼ねた打ち合わせをしました。

彼とは2007年の7月にタイで行われたディストリビューターミーティングで僕が招待講演をした時以来の再会でした。

マイケルはもともとカルフォルニア州のレーザー会社であるCUTERA社にいましたが、その営業手腕を買われてサイノシュアのCEOに就任し、ついに今期、数あるアメリカのレーザー会社の中で売上トップに躍り出ました。いわゆるレーザー会社きっての「やり手」ですね。

彼はとてもゴルフが好きだそうでゴルフの話題でも盛り上がりました。この近辺はゴルフ場がとても多くて、素晴らしい環境らしいです(笑)。

でも話の主題は今年から日本でも本格始動する脂肪溶解レーザーであるスマートリポMPXについてでした。

このサイノシュア社とは昨年も何度か共同研究の機会を与えて頂き、今年の米国レーザー医学会(ASLMS)でも発表をしてきたので、その話題についてもディスカッションをしました。

さらに、2009年の米国レーザー医学会で、僕がどんな発表をする予定であるかも話をしてきました。内容は・・・まだ秘密です(笑)。マイケルは僕のPCに保存してあるいくつかの症例写真を見て、感嘆の声を上げていましたよ。

2009年の米国レーザー医学会で発表される、これらの施術はすでにクリニックFで施術が出来るものばかりです。ご興味のある方はクリニックでご質問くださいね。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月26日 (金)

ニューヨーク公共図書館

083 42番街にある、もうひとつの名所=ニューヨーク公共図書館へ。

様々な映画や文学で、ここは舞台となっていますよね。

映画「ティファニーで朝食を」では、オードリー・ヘップバーンとジョージ・ペパードがこの図書館に行くシーンがありました。「スパイダーマン」のロケでも使われていましたね。漫画「BANANA FISH」では、ここでアッシュが死んだな・・・。

094 ちょうど修復中でした。

085 夏休み期間だったのもあると思いますが、中に入ると教科書を広げている大学生らしき人たちでいっぱいです。

僕もニューヨーカーを気取って、気になったNYのマスコミについての本を一つ手に取り、しばし読書。

088 内装は予想していたよりもかなり豪華で、建築も素晴らしいと思いました。写真では見づらいですが、天井画も美しかったですよ。

驚いたのは、著作権の切れた多くの書物が画像として取り込まれており、自由に読むことができるデジタル・ライブラリーの充実度です。これには、びっくりしましたね。

この図書館は、私立の図書館としては世界屈指の規模であり、ニューヨーク市の設置ではなく、民間の寄付による独立の法人なのだそうです。

090_2

寄付者の名前が壁に彫られていました。このように多くの寄付の下、この図書館が成り立ったのですね。

優れた図書館とは、

①情報拠点としての機能

②情報公開と共有、偏りのない公平な歴史の記録を残すという徹底したアーカイブ(保存)としての機能

③司書の高い専門性による資料の選択・収集・保管、電子情報の活用、高度な検索システム

④市民への情報リテラシー教育サービス・無料ビジネスコンサルタントサービス

⑤市民のコミュニケーション、コミュニティの空間

これらが揃っている図書館を指す、と昔読んだことがあります。そして、その理想的な図書館が、このニューヨークにある、と。

「図書館発展途上国」で育った僕としては、その優れた図書館を一度自分の目で見てみたい、と思っていましたが、今回それが叶って、納得。東京にこんな図書館があったら、僕の人生も変わっていたかもしれないな、と思ってしまいましたね。念のため聞いてみましたが、原則としてニューヨーク市に在住または勤務した人しか、この図書館の会員にはなれないということです。

いつかニューヨークに住むしかないな(笑)。

092滞在中は非常に天気が良く、ポロシャツで十分でした。

改めて自分の写真を見てみると、本当に眠そうですね(笑)。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月25日 (木)

国連本部

015_2 到着したのはNY時間で午後2時ごろだったのですが、今回はボストンに向かう道中、いわばトランジット的に束の間滞在するだけなので、ニューヨークの滞在時間がわずかしかありません。

荷物を置いて、早々に街を歩いてみることにしました。

僕はいつも仕事の後オペラやミュージカルを夜観る時に便利なように、セントラルパーク寄りに宿をとるのですが、今回泊まったハイアットは42番街にあります。

011 マンハッタンの町並みの景色を楽しみながら、時差ボケ予防も兼ねて、歩いて行ってみることにしました。

03342番街をそのままクイーンズの方角に歩くと約10分ほどで国連本部につきます。027_2

いつもは見学ツアーがあるようなのですが、この日はなぜか休み。スタッフもガードマン以外はいないようです。

もしかしたらリーマンの影響もあるのかなと思いながら、観れるところだけでも見学することにしました。

内部には、歴代の国連総長の絵がありました。

028_2 そして国連関連グッズ店。

気に入って、思わず買いそうになったマグカップがあったのですが、旅も長いのでやめました。

021屋外にはこんなモニュメントが。

面白いですね。

035 ガードマンに記念写真をお願いして、国連本部を後にしました。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2008年9月24日 (水)

帰国しました

05615日にまず、成田からNYに向かいました。

ニューヨークは、今年3月にも行きましたので、半年ぶりです。

JALの機内でちょうど映画の「Sex and the City」をやっていました。

ドラマの方は観ていませんが、映画だけでもストーリーが十分わかるようにできているんですね。

ニューヨークの街並みを映画で確認し、到着前に気分が盛り上がりました。

003今回の宿はグランドセントラル駅近くのハイアットです。

002 グランドセントラル駅はNYの中心にあります。

JFK空港からリムジンバスに乗ると、このグランドセントラル(GCT)につくので、この駅に着くとNYに来たなと感じます。

012 真横にクライスラービルが見えます。

奇しくも僕が到着した日は、投資(証券)銀行であるリーマンブラザーズが事実上破綻し、メリルリンチがバンクオブアメリカに買収されることが発表された日。僕も大変驚きました。ニュースもその話題で持ちきりでしたね。

一気にドル安となり、滞在中助かった場面も多々ありましたが、複雑な気持ちですよね。

僕も経営管理学修士(MBA)を持つ身ですので、ご存じない方のためにお話ししますが、投資銀行とは、通常の銀行(商業銀行)とはまったく違う組織です。

投資銀行の顧客は個人ではなく、企業です。企業が有価証券の発行などで資金調達を市場から行ったり、合併や買収などの財務戦略のアドバイスを行う専門の銀行のことを投資銀行というのです。

日本のバンカーというと、訳語はいわゆる“銀行員”になってしまうのですが、ハリウッド映画で出てくるようなアメリカのBANKERというと、この投資銀行の投資部門でバリバリ働く人・・・というイメージとなります。知的で勝負強い成功者。もちろん皆がそういうわけではありませんが、僕もかつてそんな「バンカー」に憧れた時期もありましたっけ。

この投資銀行の発祥の地でもあるアメリカには、「ゴールドマン・サックス」「モルガン・スタンレー」「メリルリンチ」「リーマン・ブラザーズ」「ベア・スターンズ」の“5大”投資銀行がかつてあったのですが、その内3社までが経営破綻やM&Aで市場から消え去ってしまったのは驚きです。

さらに21日月曜日には、アメリカ連邦準備制度(FRB・Federal Reserve System)でも、上位二つの「ゴールドマン」と「モル・スタ」も通常の銀行持ち株会社になることが発表されました。

ここ数年のアメリカの企業の成長を助けたのも投資銀行ですが、事実上、マネーゲームと揶揄された投資銀行のビジネスモデルが崩壊したということです。まさにパラダイムシフトですね。

ちょうど先月のことですが、「まぐれー投資家はなぜ、運と実力を勘違いするのかー」という本を読んでいました。著者はナシーム・ニコラス・タレブ。ロンドンとニューヨークで20年のトレーダー歴を持ち、マサチューセッツ大学アマースト校で不確実性科学を専門とする学長選任教授という異色の人物です。

彼がこの本で述べたことでおもしろかったのは、「あるトレーダーの成功は、ほとんどの場合彼の腕前によるものではなく、単に「まぐれ」に過ぎない」ということを、不確実性科学の理論で理路整然と述べているところです。

アメリカではベストセラーになっており、「トレーダーが最も顧客に読ませたくない本」という称号を勝ち取ったそうです(笑)。本当に興味深く、勉強になりますよ。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

続きを読む "帰国しました"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月23日 (土)

バンクーバー・オリンピック

043 カナダに滞在中、中国のオリンピックが始まりました。

この地バンクーバーでも2010年に冬季のオリンピックが開催されます。

マスコットなどの販売が盛んでしたよ。

006_2 今回のカナダ滞在はわずか3日間でしたが、多くの収穫がありました。

これでカナダのブログは終わりです。

010_2 カナディアンロッキーに再び行けるのはいつの日なのでしょうかね。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月22日 (金)

飛行艇で氷河を見る

056_2最終日は、あいにく天気が悪く、気温も20度以下。

ウィスラーで、記念になるアトラクションに行こうと思って探してみると、飛行艇に乗って、永久氷河の観光に行けるプランを見つけました。

問い合わせをしてみると、寒かったのが幸いしたのか、当日でも空きがあるそうです。

早速行くことにしました。

飛行艇とは、飛行機の車輪が船のようになっていて、水上で離着陸をする飛行機です。

スタジオジブリ・宮崎駿アニメの「紅の豚」に出て来るあれですね。

059 通常のセスナと中は同じなのですが、初めて見る飛行艇に興味津々です。僕も操縦士ライセンスを持っているので、副操縦士席に座らせてもらいました。

069 飛行を始めると、ウィスラーの街がよく見えます。

綺麗ですね。

084 この日は最初は、視界が悪かったのです。でも、10分ぐらい飛んでいると

085 氷河が見えてくるのですよ。

116_2 見えますか?

氷河は青いと聞いていましたが、本当に青いのですね。

106高級時計ロレックス社が、以前、氷河をモチーフにした「アイスブルー」の文字盤の時計を販売したのですが、まさにその通りの淡いブルー。

感動しました。

120 旋回して湖に戻ります。

134 操縦士は8年間この飛行機に乗っていると言っていました。

152 そして着水。僕にとっても、はじめての経験です。思ったよりもショックがなかったです。

154 最後にパイロットと湖面で記念写真を撮りました。

約30分程度の飛行時間でしたが、氷河を見るなんて、はじめての経験で、僕は非常に感動しましたよ。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月20日 (水)

脂肪を減らすための機器

162 コントロバーシー最終日は

脂肪溶解についてのセッションがありました。

レーザー治療はシミとりや、脱毛から始まったため、そういった印象を持たれる方が多いとおもうのですが、最近はボディにもその治療領域が広がってきました。

ここ数年の特に、新しいトピックとして生まれてきたものが「痩身または脂肪溶解」のための機器です。

これまでも多くの機器が開発されてきました。

大きく分けると

1 「超音波」を使うもの

2 尿管の結石を破壊するような「ショックウェーブ」を使うもの

3 「レーザー」を使うもの

そして

4 「クーリングまたは凍らせる」ことによって脂肪を破壊するもの

・・・の4種類があります。

しかしながら、いまだ決定打はなく、来年あたりに本物の機器が出るのではと思います。

本物の医療用の痩身機器。これが出たら大きなビジネスチャンスになると思っています。

005_3 ブースでは先日合併したばかりのフラクセル&サーマクール。つまりリライアント社&サマージ(サーメージ)社がブースを並べていましたよ。記念写真を撮りました。

008_2 今回はカナダで行ったこともあり、会場で出会う知り合いもいつもより少なかったのですが、米国キュテラの技術トップであるスコット・ダベンポートに出会いました。

キュテラ社の技術はすべて彼が作り出したと言っていいほど腕の良い技術者です。

以前にカルフォルニアのキュテラ本社で出会って以来の再会でした。

003_2 会の後半では、来年の開催場所が発表されるのですが、2009年の開催は、なんと「バミューダ諸島」ということになりました。

バミューダ諸島。いったいどんなところなのでしょう???

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月19日 (火)

コントロバーシー2日目

002_22日目も会場はいっぱいです。

この日の演題は

「血管病変のレーザー、光治療」

「育毛のここ数年の注目すべきトピック」

「LEDの最新報告」

「妊娠線の治療」

「スキンタイトニング」

といったものでした。

006

休憩時間に会場を出ると、様々なドクターたちが再会を楽しんでいます。

育毛のレーザーはいまだ開発中ですが、少しずつ論文も出るようになりました。

しかしながら、育毛剤「ロゲイン」の改善率が18%。「プロぺシア」の改善率が29%であるに対して、LLLT(670nmのローレベル・レーザー)の毛髪改善率は11%にすぎません。

ロックスアンダソンは否定的でしたけれど、今後に注目です。

LEDの話でおもしろかったのは、昨年にも話題に出ましたが、日焼け前に発光ダイオード(LED)を照射すると日焼けの抑制効果があるというものでした。

005_2 レーザー企業の展示は例年通り、ほとんどありませんでした。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月17日 (日)

米国レーザー市場の現状

ところで、今年のコントロバーシーは毎年必ず顔を合わせるドクターがほんの数名しかおらず、その少なさに驚いてしまいました。

米国ではなく、カナダしかもウィスラーで学会があったこともあるのでしょうか?

確かにボストンやNYなどの米国東海岸からウィスラーまでは直行便がないため、飛行機の待ち時間や、バンクーバーからの移動を考えると、ほぼ10時間ぐらい移動時間にかかるようですから、クリニックを空けて来る事を考えると、往復で前後2日は見なければなりません。

不労所得ならぬ“常労所得”で生活している開業医にとって、これは痛いですよね。

「行きたいけど今年は行けないんだよね」

と、何人か知合いからもメールをもらいました。

また、特に昨年から今年にかけては、米国でも、サブプライムローンの影響は深刻なのだそうです。後は、サーチャージもほんとに高いですしね。

技術進化が早く、高額でハイテクなレーザー機器を毎年のように扱わなければならないレーザー企業の売り上げにも相当影響が出ているようです。

米国の場合、2000年から2005年にかけて、レーザー専門医以外のGP(総合医)などの医師達が「メディカルスパ」を開くことによってこの分野に多く参入してきました。

しかしながら、専門医でないと扱いきれないのがレーザーという機械です。使いこなすには想像以上に技術も経験も必要なのです。新しく参入してきたドクターによるクリニックでは火傷などのトラブルも多く、患者が訴訟を起こし医師を訴える案件も多く出てきました。

これは、規模は違えど日本と同じ現象がアメリカで起きていたと言っていいでしょう。

結局、

最新の治療を行うためには、ほぼ一年おきに高額なレーザー機器を購入しつづけなければならない。

高い専門性を持った最新の医学と工学の知識を、国内外で常に勉強しながら仕入れなければならない。

これらを考えると、レーザークリニック・・・しかも一流のレーザークリニックを作る場合、収支のバランス、投資に対するリターンという視点で言えば決してこれは「儲かる」ビジネスではなく、その割にリスクは決して低くないし手間もかかる。

好きでないと続けることは不可能なのです。

「ビジネスとして旨みがある」と安易に考えて参入してしまうと、結局苦労し挫折していくことになってしまうんですよね。

レーザー医療分野特有の事情から、ここ数年でまたレーザー専門家回帰の流れができつつあります。

売れ筋のレーザー機器も玄人好みの機器が売れるという状況に変化しているようです。

玉石混交だったこの数年間から、それらが淘汰され本物だけが生き残っていく時代へと、ちょうどこのレーザー医療業界が変化していっているのだな、と海外を回りながら今年は特にそれをひしひしと身をもって感じますね。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月16日 (土)

コントロバーシー初日

008 十分な休息をとれないまま、初日に備えました。

コントロバーシーは朝7時からスケジュールが始まるのです。

001会場に行ってみると、お医者さんでぎっしりです。

初日の演題は、

「フラクショナルレーザー。どの機種を買うべきか? またその理由は?」

「侵襲製のリサーフェシング(肌の入れ替え)機器、炭酸ガスレーザー、フラクショナルCO2、プラズマ、可変型パルス・エルビウムヤグレーザーの比較」

「数年先の神経モデュレーター(ボトックスなど)開発」

「どのフィラー(ヒアルロン酸、コラーゲン)を選択するか?」

についてでした。

企業から依頼される公演ではないので、参加者を含めて皆“本音トーク”です。

2004年にデビューしたフラクセル以降、肌を入れ替えるフラクショナルレーザーは、やはりレーザー界のトレンドといえますね。この機器抜きには、現在のレーザーの話はできないでしょう。フラクセルⅡ、アファームマルチプレックス、モザイク、スターラックスなどの話になりました。

ちなみにどの機種がもっとも評価が高かったって?

今回は結論が出なかったのですよ。やはり高額なフラクショナルな機械を比較できるようにいくつも購入することは難しいのでしょうね。

また、瘢痕に対しては圧倒的にフラクショナルCO2(フラクセルリペア)が効果的だと言われていました。日本人にはどうでしょう? 今後の評価が気になりますね。

009 会場で写真を撮りましたが、まだ寝ぼけ眼ですね。なんていっても日本時間の真夜中に始まり、朝に終わるセッションです。

時間的にきつかったですよ。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月15日 (金)

Fairmontシャトー・ウィスラー・ホテル

039 こうして到着したのはフェアモント・シャトー・ウィスラーホテル。

フェアモントは、日本ではあまり馴染みがないホテルかもしれませんが、アメリカやカナダ、南米を中心に展開しているホテル・チェーンで、格としては、オークラ・オータニみたいなかんじでしょうか?

010 ちょっと古くて、部屋数が多くて、高級感もあるけれど、庶民的な側面もあり、老若男女を受け入れる懐の深さがあるホテル・・・といったイメージではないでしょうか。

そして、今回はこのホテルがコントロバーシーの会場となるのです。

035フェアモントホテルは、サンフランシスコで行われたシネロンのユーザーズミーティングでも宿泊しましたが、僕のとても好きなホテルの一つです。

肩が凝らないカジュアル感と居心地の良さに魅力を感じるのです。

037 ホテルの部屋はこの通り広くは決してないのですが、

038_2 窓からはスキー場と、雄大なウィスラー山が見えます。

この借景だけで十分満足できますよね。

040 ちょっと街中まで足を延ばすとこんな川が出てきたりしました。カナダの大自然ですね。

056 街を歩いたのは現地時間で夜の7時ぐらいでしたが、こんなに明るいのです。

042 こちらは町の中心街。雪国らしい、建物ですね。

047 この日はこんな店で食事をしました。タコスやワンタンを食べさせる、国際色豊かな店でした。

050 マグロとアボガドのタコスを食べました。おいしかったですよ。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月14日 (木)

ウィスラーへの道のり

Train 通常バンクーバーからウィスラーへはこのような電車で移動することが多いようです。

ですが、電車はなんと一日に一往復しかしないというのです!

というわけで、車で移動することになりました。

016 カナディアンロッキーの中を進む、こんな道を通ってゆきました。

017道すがら見える景色が雄大です。遠くに万年雪が見えます。

019 川の水も透き通っていて綺麗です。

途中、オリンピックのための工事があって大渋滞もあったため、ウィスラー到着まで四時間弱もかかりました。

30_2 さて、ウィスラーのビレッジに到着すると聞きしに勝るこんな自然と建物、そして空が一体となった、美しい景色が目に飛び込んできます。

031 緑溢れるゆったりとした、なんとも贅沢な風景。心が豊かになるようです。街づくりがうまいですよね。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月13日 (水)

バンクーバーへ

002やっと写真をアップできるようになりましたので、ブログを再開します。

今回はカナダエアを使って成田からバンクーバーまで飛び、そこからリムジンでウィスラーまで移動することにしました。

飛行時間は約10時間です。

エア・カナダは初めて使いましたが、楓(メープル)のマークがかわいいですね。

003 空港の中はこんな感じ。

051_2そういえば2010年にバンクーバーで冬季オリンピックがあるのですよね。オフィシャルグッズが売られていました。

038 バンクーバーは1999年に一度だけ滞在したことがあります。

あの時はトロントから入り、ナイアガラ、バンフ、バンクーバーとカナダを縦断したのでした。

まだ大学病院で勤務していた時、夏休みで旅行に行ったのです。

大袈裟でなく、本当に24時間働いていました。今考えると、体力的にも、精神的にもボロボロだったなあ。

バンクーバーは湾に臨む公園と、美味しい鮨屋で食事をしたのを覚えています。

045 住宅街は広々としていて緑も多い。当時とあまり変わっていないですね。

025 綺麗な橋を渡ってウィスラーに向かいます。

005 ウィスラーに向かう途中、こうしたボートを後ろに牽引したキャンピングカーをたくさん見ました。

カナダの夏休みは、家族でキャンピングカーに乗って、旅をして過ごすと聞いたことがあります。

いいですよね。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月 9日 (土)

ウィスラー

今回来ているカナダ・ブリティッシュコロンビア州ウィスラーは、北米随一のスキーリゾートとして有名なところです。

自然に負担をかけない設計となっている「エコリゾート」としても最近注目を集めており、冬場のスキーだけでなく、ゴルフやフィッシング、カヌーやラフティング、ロッククライミングなど、アウトドアのアクティビティが豊富。街も安全なので、家族連れの旅行客も多いですね。

Whistler

しかし、到着してびっくりしたのは

・・・涼しい

というか、

寒い!

日本の暑さをそのまま引きずってきたので、着るものがなく風邪を引いてしまいそうです(苦笑)。

まだネット環境など不安定なのと、到着してから学会やミーティング、会食などの予定が一杯で慌しいので、現地の様子など詳しくはまた後ほど書きますね。

日本不在中、クリニックFでは婦人科の専門医が診察を行います。アダルトニキビや不定愁訴、更年期障害・・・など、ホルモンのアンバランスによる肌の乱れや身体の変化を気にされている方は、ぜひいらしてください。

漢方薬なども使いながら、身体に優しい方法でホルモンの状態を整えていくことができます。また、低容量ピル、産後についての御相談なども承りますので、気軽にお電話してみてください。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年8月 8日 (金)

カナダへ出張

今日は午後3時半までクリニックFで診療した後、成田に向かいます。カナダに出張なのです。

Canada カナダのウィスラーで8月8日~10日まで開催される

Controversies&Conversations in Laser and Cosmetic Surgery

という学会に参加するためです。

この学会は毎年お盆の頃に北米のどこかの都市で開催されることになっています。元々「ハーバードコントロバーシー」と呼ばれていた、ハーバード大学のレーザー研究所であるウェルマンラボ出身者の同窓会のようなものだったのが、どんどん規模が大きくなっていきました。

昨年の開催はニューヨーク。おととしはサンディエゴで行われました。この学会の特徴はなんといっても「世界のレーザーオタク?の集まり」ということに尽きるでしょうね。すごいメンバーが世界各地から集まるのです。

学会出席者は、医師免許をもったレーザー専門医。世界中の学会で毎年顔を合わせているドクターばかりなので、お互いもう気心も知れていて、名前はファーストネームで呼び合います。

毎年4月に開催される、米国レーザー医学会(ASLMS)が基本的にレーザー会社の主導で行わるのに対して、コントロバーシーは、医師が主導で、いわば本音のぶつかり合いとなります。これがほんとにおもしろい。

今、世界のレーザー関連学会で、参加していてもっとも役に立つ生の情報が手に入る学会である、と言えるのではないでしょうか。

この学会のもうひとつのメリットは、毎朝7時から開始され、お昼過ぎにはセッションが終わるということ。リゾート地で行われますので、午後は世界の専門医たちで交わって、観光やゴルフなど親睦を深めることができるのです。学会に出るよりも時に貴重な情報が得られたり、人生の友となる出逢いがここであったりするのです。

どの分野の世界でも、情報とネットワークは極めて大切ですよね。世界の医師たちとの情報ネットワークは、大切なファクターであり、僕自身一生大切にすべき財産だと思っています。

あちらでの情報は、またブログでご報告しますね。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月18日 (金)

ケネディ宇宙センター

012 前回、フロリダの学会があった2005年にはアニマルキングダムなどのディズニーワールドに行ったのですが、今回の学会期間中、どうしても行きたかった場所がありました。

040 それは、NASA。

ケネディ宇宙センターです。

100_1550_080419 学会会場から東に50マイル。

約一時間半のこんな道のドライブで宇宙センターにいけます。

半日で往復してきました。

020_080419 38ドルの入場券を買って宇宙センターの中にはいると、中はバスによる案内になっています。

このような大型バスが30台近くもつながって走り、「スペースシャトル発射台」と、アポロのロケットである「サターンVの展示場」、そして「宇宙ステーションの工場」の3つを回るのです。

ひとつの停車場まで20分ぐらい移動時間にかかります。

NASAっておそらく三浦半島ぐらいの大きさがあるのでしょうね。

031_080419 後ろにスペースシャトル発射台があるのがわかりますか?

0321_080419 発射台に至る道がありますが、発射のときには、ここを約一日かけてシャトルが縦向きのまま移動するのです。

054次の停車場はサターンVロケットの展示場です。

驚いたのは、展示室に至るまでに、三回に分けて三つの映写室に移動し、アポロ計画の映画を見せるといった盛り上げ方です。まるでディズニーランドでジェットコースターに乗る前の様。

発射までの秒読みや、開発当時の映像などが出てきて、気持ちが盛り上ってきたところで、一斉に扉が開き、この大きなロケットの展示場に出ます。もう大興奮ですよ。こういったところはアメリカ人はうまいですよね。しかし本当にでかい。

100_1504僕は小学校一年生の時の将来の夢に、宇宙飛行士になりたいと書いた覚えがあるのですが、もしももっと若くして、この地を訪れることができたら、真剣に宇宙飛行士になることを考えたと思いますよ。こういった実物に触れる教育って大切ですよね。

087_080419 こちらはスペースシャトルのエンデバー。引退機です。思ったより小さかったかも。

085 シャトルの下は、このような、耐熱タイルでできています。

この構成はNASAの特許だとか。約10cm大のものでしたね。

100_1537_080419 最後に展示場に戻るとそこには実物大のロケットが…。

もっと見学したかったのですが、学会会場に戻らなければならなかったので、急ぎ足で帰りました。

ぜひまた行きたいです。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月17日 (木)

秘密のカクテルパーティー

013_2_080417_2今回の米国レーザー医学会開催中のある夜に、ある縁でホテルのスウィートルームの一室で開催されたカクテルパーティーに参加させていただきました。

014_3_080417_2 スウィートルームの窓からのビューは巣晴らしいです。

009_080417 このパーティーはZeltiqという会社の開催でした。この会社は医師の専門チームを作って、いわゆる痩身、特に部分痩せに効く画期的な機器を開発中なのです。

昨年NYで開催され、僕も参加したコントロバーシー&カンバセーションズ(ハーバード大学のレーザー研究機関のウェルマン研究所出身者によるアメリカレーザー学会)でも、この会社のパーティーに呼んでいただいたのですが、その時に次ぐ研究結果を聞かせていただきました。

結果は素晴らしい。これは本物ですね。

実は秘密保持契約をした後にこの会に参加したので、詳しいことはまだ言えません。が、おそらく来年中には世界をあっと言わせる機器がこの会社から誕生しますよ。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年4月16日 (水)

Mark Tager MD

033_080416 学会も三日目となり僕もスーツをやめて、ラフな格好で学会に臨みます。

オーロラ、e-light、ギャラクシーなどで有名な、イスラエルのシネロン社のブースを歩いていると、見覚えのある顔が…。

MDの資格を持ちながら、シネロン社でマーケティング部門のトップを務めているマーク・テイガー医師でした。

彼は僕の顔を見るなり、

「良いところで会った! 君に見せたいものがある!!」

と、なにやら奥の荷物置き場に取りに行きます。

なんだろうと待っていると、持ってきたのは2週間後に出版されるという彼の書いた本の最終原稿でした。

パラパラとめくっていると、スペシャルサンクスのページに

Takahiro Fujimoto

と僕の名前が載っているではないですか!!

この本こそ、彼の最初の著作である、

「美容レーザークリニックのマネジメント」

という本でした。僕がMBAホルダーであることを彼は覚えてくれていて、日本でこの本を出すときには監修をしないかと頼まれました。

もちろん快諾して、出版前の本をざっと読ませていただきました。メディカルスパについてのマネジメント本はありますが、美容レーザークリニックに特化したものはまだありません。

この本には、はじめての患者さんからの電話の応対や、メニューの作成、クレームの対応など、医師免許を持っている著者が、医師の立場に立って知りたい内容が書かれています。

日本でも販売されたら、読みたい人が多いのではないでしょうか。どこか医学書に強くて版権をとってくれる出版社があるといいんですけどね。

034_080416 学会会場ではオークションが開催されています。

ちなみにシネロンは新しいフラクショナルアプリケーターである「マトリックスIR」を出品していましたよ。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月15日 (火)

ロックス・アンダソン

041_4モニターに写っているのは、ハーバード大学のロックス・アンダソンです。

ロックスは、1983年にセレクティブ・フォト・サーモライシス(選択的熱融解理論)という、レーザー医療の発祥の根拠となる理論についての論文を「サイエンス」という由緒ある科学雑誌に投稿し、その功績で30代の半ばでハーバード大学の教授になったレーザー医学会きっての秀才です。

教授になった年齢が若かったため、いまだにハーバードのレーザー研究所であるウェルマンラボのトップにいて、常にレーザー医学会を牽引する人物の一人です。

フルモト氏の追悼講演の後にロックス・アンダソンが、レーザー機器の開発に関わる話を4つしましたが、どれも説得力があり、さすがレーザー界の大御所ともいえる講演でした。

中でも

“Going all the way to Impact”

の演題は非常に面白く、

「解決すべき価値のある問題」

が、医学の進歩にはもっとも必要なことで、失敗をして問題が発生したときに、その問題が解決の価値があるかどうかを見極める必要がある。この解決すべき問題の解決策を考えることで常に医学が進歩する。

さらにこの問題を解くためには理論から攻める学問的なアプローチと、実証から攻める産業的なアプローチの二通りがあり、どちらの方法も試しうるが、医学的なアプローチはむしろ産業的なアプローチに近い。

というような話でした。

あまりに理路整然とした内容に、講演が終わると会場の誰もが徐々に立ち上がり、拍手をしました。

さながら映画の1シーンの様でしたよ。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月14日 (月)

フルモト氏追悼講演

ASLMS中日に行われた総会では、最初にレーザー医学に多大な貢献をした日系アメリカ人のHorace Furumoto博士の追悼講演が行われました。

昨年7月に75歳で亡くなったのです。

Hf_080414 フルモト博士は1970年に大手レーザー会社のキャンデラ社を創立した創立者の一人でした。

パルスダイレーザーの研究者として医療部門をマネジメントしました。彼はキャンデラを経てサイノシュアのCEOになりました。

通常レーザーは経年変化をして、同じ設定で照射しても、パワーが弱くなってくるのを感じるのですが、現在のサイノシュア製品はキャリブレーションが正確で、常に安心してレーザー照射ができます。

これらの製品ひとつひとつにもフルモトイズムが浸透しているのだなといつも思います。

この図は彼の設計したおそらくパルスダイレーザーの図です。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月13日 (日)

フラクセルの新製品

032_080413_2 写真が「フラクセル・リファイン」と呼ばれるフラクセルの新製品です。

新製品とはいっても、フラクセルⅡの下位ブランドに当たる機種ですね。

波長はフラクセルⅡが1550nmを使用するのに対して、リファインが1440nmという、少し浅めに入る波長を使います。ニキビ肌に対する効果は落ちるでしょう。

僕は昨年の6月にリライアント本社に行った時に、開発中のこの機械を初めて見たのですが、ようやくリリースといったところでしょうか。

ところでこの形、まるでimacみたいなのですよ。かわいいですね。

そのほか今年はフラクショナルCO2(炭酸ガス)レーザーが各社からリリースされていました。色素沈着の可能性の高いアジア人の肌にはたしてどのような効果があるのか、これからの治験が試されるところですね。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月12日 (土)

2008年 僕の発表演題その3

039_080412 3つ目の演題がキュテラのブースの話でもすこしふれたキュテラ社の新しい波長を使用した、

「パールを使用したアジア人の肌に対するリサーフェシング(肌の入れ替え)療法の検討」

でした。

 “Skin resurfacing utilizing a 2.79um Er:YSGG ( YTTRIUM SCANDIUM GALLIUM GARNET) laser for asian patients”

パールは現在クリニックFで最もお問い合わせの多いレーザーです。2004年フラクセルのセンセーショナルな登場で初めて生まれた「肌の入れ替え」という概念が、去年パールの登場によってより具体的にイメージできるようになり、この日本でも定着し始めたと言えるのではないでしょうか。

なんでもそうだと思いますが、新しいアイディアを出す人、それを具現化する人、それを広める人、根付かせる人、そこから次への課題を提案できる人・・・と、言ってみればリレーのように何人もの「走者」によって、モノは生まれ、根付き、育っていくものなのだと、こうして仕事をしているとしみじみと感じますね。

139_080412 時差ボケと、ハードな学会スケジュールの中、昼休みに外で一服。

飲んでいるのはオロナミンCをヒントにアメリカで作れらた栄養ドリンクの“RedBull”です。

タウリンがオロナミンCの数倍入っていてとても元気になるのですよ。

数時間ですが…。

014_2 とても奇麗なイルカの彫刻がコンベンションセンター内にありました。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月11日 (金)

2008年 僕の発表演題その2

038_080412 ふたつめの演題は、東京女子医大の法医学教室と、4月から慶応大学の一学科になった、共立薬科大学薬学部との共同研究でした。

この研究では、レーザー照射後に皮下にできる活性酸素の種類を電子スピン共鳴装置(ESR)で測定、同定しました。

FullarenさらにクリニックFでもレーザー照射後の化粧品などで使用している「フラーレン(強力な抗酸化剤・写真)」を利用して、これらの有害なラジカル発生を抑え、肌の老化を最大限食い止め、より美しく変化させてゆくためには、レーザー照射後にどのような要素が必要なのか、検討したのです。

130_080411 英語の原題は 

“ESR analysis of free radical generated by Fractional resurfacing laser (1440nm) ”

でした。

化粧品はフォーミュレーションと原料にもよりますが、使い方によってはレーザー治療と大変相性が良く、お互いの長所を最大限引き出しあうことが出来ます。僕自身も今までいくつもの化粧品開発に関わってきましたが、その中でもフラーレンは思い入れのある物質です。

すでにクリニックで販売しているクリームも評判は良いのですが、出来たら近々また別の原料と組み合わせてもっとおもしろい、レーザーとの相性抜群な化粧品を作りたいですね。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年 僕の発表演題その1

001_080411_2 今年のASLMSに僕は3つの演題を出しました。  

037_080411_3演題のひとつめは、2007年に日本に初めて導入されたアファームマルチプレックスを利用した治療経験の話です。

クリニックFに定期的に通ってくださっている患者さんの中から、24名の方にモニターをしていただいて、色素沈着、肌のテクスチャー、リフトアップなどの加齢の項目の改善率を数値化してアファームマルチプレックスの優位性を示したのです。

131_080411 英語の原題は、

“Clinical evaluation of 1440nm and 1320nm multiplex fractional laser (Affirm multiplex) delivered by microarray for treatment of photo aging for Japanese skin” 

でした。

アファームマルチプレックスで使用されている波長は、1440nmと1320nmなのですが、これらはメラニン色素に対する吸収率が低い波長である、ということが言えます。

メラニン色素に対する吸収率が低い、ということが何を意味しているかと言うと、それは「肌の色に依存しない」ということを意味します。

レーザーは波長によって白人種と黄色人種とでパワー設定を変えることを余儀なくされることが多々あります。白人種であればパワーを上げられるものでも、もしその波長がメラニン色素に対して吸収率が高ければ、黄色人種に打つときにはパワーをかなり下げないと火傷を起こしてしまう。

しかし、アファームマルチプレックスは、メラニンに対する吸収率が低く肌の色に依存しない為、黄色人種の肌に対してもパワーを上げることが可能なのです。(もちろん調整は必要ですが)

これは我々アジアでクリニックを展開するドクターにとっても、様々な可能性を模索できる機器であるということが言えますし、またレーザー会社にとっても朗報であるということが言えるでしょう。

アメリカのレーザー産業は、アジアと中近東マーケットの獲得によって今後飛躍的に伸びていくことが予測され、そういった意味でもこれからこうした黄色人種の肌に対するレーザーの効果・使い方を、より深く掘り下げられる医師がさらに求められていくことになると思います。

僕は自分自身も黄色い肌を持つそのひとりとして、この分野において様々な提案や研究をしていくことができればいいなと思っています。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月10日 (木)

ニキビに適切な波長とは?

013_080410_4 4つのモニターが見えますか? 手前にふたつ。奥にふたつ。

今回の学会は広い会場であったため、後部にもスライドが設置されていました。後方からもとても見やすかったです。

014_080410 4日間で発表された演題は、実に400弱。

本当に

「年に一度の祭典」

といった趣になります。

演題は、それぞれ部門に分かれているのですが、その中で

「Best over all Basic Science Award」

を受賞した発表に、僕も大変興味を持ちました。

ハーバードメディカルスクールMGH(Massachusetts General Hospital)レーザー研究所である「ウェルマン光医学センター」に現在在籍している、日系ブラジル人の女医さん=フェルナンダ・サカモト医師の演題です。

彼女は、ロックス・アンダソンの“Selective Photo Thermolysis(選択的熱融解理論)”と予備実験により、皮脂腺に対する最も適切なレーザー波長をこの演題の中で予測しています。

そして、いまだ開発されていない波長=1700nm近辺のレーザーがそれに相当するのでは? という仮説を立てたのです。

1700nmに最も近いレーザー波長は、エルビウムグラスのフラクセルの波長=1550nmですが、これだとちょっと足りない。

しかしこの上になると、YSGGのパール=2790nmと一気に1000nm以上上がってしまいます。

1700nm前後の波長をもつレーザーというのは、ちょうど不在なのです。

こうした仮説を医師が立てるというのは、非常に斬新で、演題の組み立て方としても大変勉強になりました。

019_080410学会に夕方6時近くまで参加したあと、家路につく途中で床にこんな図が照らし出されていました。

さすが光の専門であるレーザー医学会。

ちょっと感動しました。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ワニ!!

025_2_080410 フロリダにはワニが生息しています。ワニといってもアリゲーターのように大きなものではなくて、1m弱のものが多いのですが、それにしても見慣れていないので、ちょっと驚きますよね。

021_080410 写真はお土産店で売っていたワニの頭。僕はちょっと買う気になれませんでしたが、お店の人によると、結構売れているみたいですよ。この10cmぐらいので約20ドルぐらいでした。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月 9日 (水)

Cuteraの新製品

002_080409キュテラのブースもありました。

144_080409 今回のASLMSで、僕はパールの演題もひとつ出したので、台上にあるキュテラ社の学会発表者のパネルに、僕の名前もありました。

この写真だとわかりづらいですね〈苦笑)。

017_080409 ブースにはパールの進化版であるフラクショナルパールが…。

でも、リサーフェシングで認知度の高いパールに、わざわざフラクショナルの効果を入れても・・・どうなんでしょう??? 

まあ、使ってみなければわからないですよね。実際使ったら、とても良いものなのかもしれない。

133_2_080409_4 ちなみに今回出したパールの演題は、こんな感じでした。

“Skin resurfacing utilizing a 2.79um Er:YSGG ( YTTRIUM SCANDIUM GALLIUM GARNET) laser for asian patients”

(邦題 「アジア肌患者に適応した2.79μmYSGG(イットリウム スカンジウム ガリウム ガーネット) 波長のスキンリサーフェシング」)

帰国後、e-mailを開けてみると、Skin&Allegy News というアメリカの皮膚科医のためのe-newsの記者からメールが来ていて、この発表の演題に興味をもったので、ポスターを送ってくれないかと連絡が来ていました。

自分の発表に興味を持ってもらえて嬉しかったですよ。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月 8日 (火)

Cynosureの新レーザー

003_080408サイノシュアのブースでは、昨年アジアパシフィックのバイスプレジデントに昇格したスティーブン・リムと再会しました。彼はシンガポール人で、英語が堪能です。僕の英語の先生の一人ですね。新しくデビューしたAccolateというQスイッチアレキサンドライトレーザーの前で写真を撮りました。

005_080408もう一つがアファームに装着できるエルビウムヤグレーザーです。ピストルみたいな形ですね。

004_080408サイノシュアは特にマーケティングに力を入れており、皆それぞれこんなバッチをつけて営業していました。それぞれ、

“Want life to be smoother?”

“Looking to Expand?”

“Confused?”

We have a plan Let's talk.

と書いています。アメリカ的で面白いので、並べて写真を撮らせてもらいました。

サイノシュアは昨年下半期のレーザー売上伸び率が全米1位だったのですが、ブースの大きさもこの学会では一番大きなものでした。力を感じますね。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月 7日 (月)

セルライトに効くRF機器

会場は関係各社が出している「ブース」で一杯です。これをひとつひとつ回っていくと、思いがけない「お宝」を掘り当てることも出来るので、毎回楽しみにしています。

ふとサーマクールのサマージ社に立ち寄ってみると、アメリカ営業部のゲイリーがいました。

Img_3836_3彼は見た目はおっかないのですが、細かいところまで気の利くいわゆるナイスガイです。

三年前にサンディエゴでコントロバーシというレーザー関連の学会があったときに、エキシビジョンのビーチバレーに誘ってくれました。

ほとんど知り合いがいない中、間を取り持ってくれたのが彼でした。

細やかな気配りができ、優しい人なのです。

彼のガッツポーズにはちょっとした意味があるのですが、またの機会に書きますね。

Img_3835ブースには見覚えのあるサーマクールの水色のチップと緑のチップがありました。

これはサーマクールの先端につけるチップなのですが、赤と黄色は本年の新商品です。それぞれセルライトと深い部分の脂肪を専門に破壊するチップなのです。

いわゆる痩身に対する機器ですね。

日本上陸が楽しみです。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月 6日 (日)

再会

Img_3826_0804006_2 学会会場です。

開館直後ということもあって、ごった返しています。

関係者にとっては年に一度のお祭りみたいなものですから、活気がありますよね。

Img_3828_2_080406いつものメンバーと再会です。

そのうちのひとり。ルートロニック社のヘイリャン社長。

モザイクやスペクトラVRM3、そして話題のフラクショナルCO2(炭酸ガス)レーザーをデビューさせていました。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月 5日 (土)

学会会場の朝

100_1567_080405 学会は朝7時に始まります。

100_1566 早いので、会場から日の出が見えます。フロリダの椰子の樹の間から上がる朝日は、こんな素晴らしいのです。

123会場となったGayload Palms Resortは中庭を取り囲むように六角形にホテルの建物があり、さらに中庭の上はガラス張りで、温室のようになっています。フロリダはこの時期、スコールが降るので、傘をささなくてよいのはとても気持ちがいいです。

121_080405中庭にはお城のような建物や池があります。日本のマンションも、こんなつくりにすればよいのにと思いましたよ。

118 建物の外でも写真を撮りました。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月 4日 (金)

レンタカー

Img_3792 今回の移動にはこんな車を使いました。

クライスラー、一度乗ってみたかったのですよね。

車内は今回も男ばかり。車体やエンジンの話で盛り上がっています(苦笑)。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年4月 3日 (木)

2008年米国レーザー医学会会場

Img_3669_080403 今年の学会会場はGAYLOAD PALMSというホテル附属のコンベンションセンターです。ここは何せでかい。

010_080403_2 早速レジストレーションを済まして会場に入ります。

Img_3672_080403_2まだ早い時間だったのでとてもすいていますね。

Img_3671_080403_2 そんなところに、来年の宣伝が…。ASLMS2009年はワシントンDCで開催だということです。来年も演題が出せるといいな。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月 2日 (水)

シカゴ経由フロリダ行き

Img_3657_7_080402今回は久しぶりにJALの国際線を使いました。この機体はとても新しかったので、道中も比較的楽でしたが、逆に映画にはまってしまって、あまり眠れないことに・・・。

海外の様々な土地に仕事で出かける場合、時差の調整がとても大事ですが、これは行きの機内での過ごし方で決まってしまうんですよね。

今回は時差の調整がうまくいかなくて、この旅中、悩まされました。

Img_3658_3_080402アメリカ上空からみえる下の土地は、凍てついています。本当に寒そう。

Img_3660_5_080402_3 約12時間でシカゴに着きました。

シカゴトランジットは約一年ぶり。

空港の中にはこんなデコレーションがありました。

綺麗ですよね。

これからフロリダのオーランド空港まで約3時間の旅です。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年4月 1日 (火)

明日からフロリダです!!

20050330_004_080401明日からフロリダの米国レーザー医学会(ASLMS)に出席してきます。フロリダでの開催は2005年以来ですね。以前に撮った写真をアップしたのですが、湖がたくさんあるとても綺麗なところです。これらのきれいな湖には実はワニが生息していて、泳げないんですけれどね(笑)。

米国レーザー学会は世界のレーザー会社が一堂に新レーザーをデビューさせる場でもあります。今年は3つも発表演題がありますし、いろいろと新しい情報を仕入れてくることができると思います。

また現地からも、すこしづつブログをアップしますね。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月24日 (月)

椿姫 (LA TRAVIATA)

20080324_100 ニューヨーク最後の夜は、リンカーンセンターのメトロポリタンオペラでヴェルディの「椿姫」を観てきました。

106ちょうど滞在日に公演があることがわかったので、日本から予約をしておいたのです。

20080324_111_3幕が上がる前の舞台です。

今回僕は初めてここでオペラを観たのですが、舞台美術の素晴らしさに愕然としました。思わず溜息が出るくらい豪華! 幕がひとつ上がるたびに観客から自然と歓声が上がります。

Swensonconamore 主役のヴィオレッタはニューヨーク育ちのベテランソプラノ歌手のRuth Ann Swensonでした。

アルフレードはイタリア人のMatthew Polenzani。彼は大変な人気でしたね。

オペラは当然イタリア語でしたが、目の前に、英語の字幕が出ます。

この英語がまた、簡潔でわかりやすいんですよ。

今回のチケットは250ドルくらいでしたが、この舞台の豪華さと演者のクオリティを考えれば決して高くないと思いました。日本は高すぎるとよく言われますが、なぜそう言われてしまうのかよくわかりました。

舞台終了後は、観客がスタンディングオベーション。オペラで観客を惹きこむとはこういうことなのだと、感動しました。観ることができて、本当に良かったです。

椿姫の中でも特に好きな第一幕(誰でもそうでしょうが…。)の数々のメロディが、帰りの飛行機の中でもずっと頭の中で鳴り響いていましたよ。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月23日 (日)

マンダリンオリエンタル

今日の夜は、メトロポリタン歌劇場で上演されるオペラ「La Traviata椿姫」のチケットを日本から取ってきました。

こちらも公演時間は夜8時から。前日の夜と同様またしても6時くらいからなんとなく時間を持て余してしまいます。

ショウの前は気持ちが逸ってしまうというか、何かを見に行こうという気持ちになれないんですよね。心がすでに舞台に向かってしまうというか。

公演時間まで、コロンバスサークル・タイムワーナーセンターにある、「マンダリンオリエンタル」で時間をつぶすことにしました。ここのラウンジは35階にあり、セントラルパークを一望できるのです。

20080323_093エレベーターで上がっていくと、ラウンジはその眺望のせいか、人で一杯です。

しばし隣のバーで待つことに。

20080323_085隣のバーは、窓からの眺めはすこし落ちますが、アールデコ調のインテリアが落ち着く雰囲気。

ここでは

「東京で飲みなれないものを頼んでみよう」

とカクテルを頼むことにしました。マティーニとマンハッタンで迷い、結局マンハッタンをオーダー。

マンハッタンは「カクテルの女王」と言われますが、あのウィンストン・チャーチルの母親が生みの親なのだそうです。

チャーチルは「カクテルの王様」マティーニが大好きだったことで知られていますよね。ちなみに「マンハッタン」とは、インディアンの言葉で「酔っ払い」という意味なのだとか。また、真ん中に浮いているチェリーをパセリに変えると、このカクテルは「セントラルパーク」と名前が変わるらしい。しかし甘い・・・。やっぱりマティーニにすればよかった・・。

オリーブを食べながら30分ほど待って、隣のラウンジにやっと移動できました。

090

これが窓から見える景色です。

次にニューヨークに来られるのは、いつだろうか。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年3月22日 (土)

自然史博物館

20080322_052_2セントラルパークを歩いていると、ここが大都会の真ん中であることを忘れてしまいます。

20080322_079 自然史博物館につきました。

055中に入るとチケットカウンターのところに大きな恐竜の骨が…。これは期待度満点です。

20080322_054_2 となりには、T-REXことティラノサウルス。

20080322_064 数々の動物の模型があります。

20080322_063 中でも驚いたのは、このシロナガスクジラの模型です。20m近い実物大の模型が吹き抜けのところに展示してあるのです。人の大きさと比べてみてください。その大きさがわかります。

20080321_071これはアパトサウルスですかね。子供連れでごった返していましたよ。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月21日 (金)

IMAGINE

080322_051 セントラルパークの目の前には、 ジョン・レノンが生前オノヨーコと住んでいたダゴタアパートがあります。この地域は、アッパーイーストサイドと呼ばれるニューヨークでも一番の高級住宅街なのです。

080322_050ちょうどダゴタアパートの目の前のセントラルパークの路面に、ジョンレノンをしのんで、IMAGINEのモニュメントがあります。

080322_049IMAGINEは高校生の時に初めて聴きました。FMのビートルズ特集をエアチェック(懐かしいな-。)して、その時にジョンの曲としてIMAGINEが流れたのです。当時は共産主義の曲として当局にマークされた曲でした。

イマジンの歌詞を読んだことがありますか?

Imagine all the people living life in peace...

天国や地獄、国境や宗教なんて結局はないものだよ、世界は一つであることを想像してごらん?

特にソ連の崩壊前のことですので、深い意味のある歌詞だったのでしょう。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

フラクセル開発医のクリニック

080321_042_2 ニューヨーク3日目。街は今日も「冬空」です。歩いていても本当に寒い。毛皮の人もまだいる状態。

今日はフラクセル開発医キャメロン=ロクサーのクリニックを訪問することになっています。

Rokhsar_5ロクサーはハーバード大学を卒業したあと、ニューヨーク医科大学でMDを取得した秀才で、僕より二つ年下です。

フラクセルが肝斑治療に効果があるということは、2005年にFDAで認定済みですが、この認定に協力したのがロクサーなのです。

Fi683_0e 彼が一昨年、日本を訪問した時に、僕のクリニックを訪ねてきたことがあり、今回は表敬訪問の意味と、フラクセルの新しい使い方をディスカッションしようと、担当者を介してアポを取ってやってきたのです。

080321_044 道に迷うこともなく彼のクリニックを見つけました。

080321_045_3表札には5人のドクターの名前が書いてあります。・・・と、ここまでは良かったのですが、どうもクリニックが開いている様子はない…。

表示を見ると、土曜日は休みのようなことが書いてあります。

!!

アポのとり間違い? 僕が日にちを間違ったのか・・・? でもそんなはずはない、ロクサーは「15日の1時からならフラクセルの患者さんが3人いるので施術も見学できる。」と伝えて来たのです。

その場で電話をしても繋がらず、とりあえず表札のところに書いてある電話番号に連絡をすると、秘書サービスセンターのようなところにつながります。

「自分は日本から来た医師で、今日の13時にロクサーとアポがあるはずなのだけれど、クリニックが閉まっているので困っている。」

などと、伝えました。

「ロクサー医師に連絡を取って、電話をさせるようにします。」

とのこと。

連絡を待ってみましたが、待てども待てども電話はきません。

後で分かったのですが、担当者の伝達ミスで、土曜日のクリニックの診療場所が違うところだったとのこと。まったく…。

まあ、海外ではハプニングもつきものですよね。

その時はそんなこともわかりませんので、しばらく待ったのち、

「神様が与えてくれたお休みと考えよう!」

と気持ちを切り替え、以前から行きたかった自然史博物館に行くことにしました。

ここからだとセントラルパークを歩けばそんなに遠くはないはずです。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

NYヤンキース

080321_012_2明けた翌日。

今日はフラクセルの開発医を訪ねる予定になっています。セントラルパーク近くのクリニックまで歩いて向かう途中見かけた、NYヤンキースショップです。

今年もいよいよ開幕ですね。松井はどうなってしまうのでしょうか??

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月20日 (木)

CHICAGO The Musical

080320_042_3ブロードウェイを歩いていきました。

夜にもかかわらず、人で一杯。金曜の夜ですからね。遠くに「ウィキッド」の看板も。

目指すは「アンバセダー・シアター」。前回NYに滞在したときには080320_045_2 チケットが取れなかったミュージカル「CHICAGO」を観にゆきました。

このミュージカルは映画にもなりましたが、目の前であの歌を聴き、ボブ・フォッシーによるスピーディーな振付のダンスを見てしまうと、病みつきになりますね。踊っているほうも本当に楽しいんだろうと思いましたよ。

プロのダンサーなら、誰もが一度は出てみたいと憧れる舞台のひとつなのでしょうね。

080320_018_2 ニューヨーク版の「CHICAGO The Musical」では、ロキシー役をビアンカ・マロクイン、ヴェルマをブレンダ・ブラクストン、ビリー・フリンをジェフ・マッカーシーがそれぞれ演じました。

脇役も含め、皆よく踊る踊る! ビアンカ・マロクインはまさにロキシーがハマリ役といったかんじで、素晴らしかったですよ。ヴェルマ役は個人的には、映画版のキャサリン・ゼタ・ジョーンズが一番イメージにぴったりで、ダンスや歌で彼女を上回る役者は多々いても、あの迫力はなかなか出せないように毎回思ってしまうのですが・・・。

しかし、映画と違うのはやはりそのライブ感! こぢんまりとした劇場でしたので、目の前で繰り広げられるダンスと歌は圧巻でした。「And All that Jazz」「Cell Block Tango」「Razzle Dazzle」・・・。

個人的には「Mister Cellophane」もけっこう好きなんですよね。

046これだけおもしろければ、チケットが取れないのもよくわかりました。次にNYに来た時も、もう一度観たいと思いました。

ロンドンのウエストエンドでもいいな(笑)。

世界の最新レーザー情報 はこちらから 

http://clinic-f.com/

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008年3月19日 (水)

グランドセントラル

ホットドッグで軽く昼食を済ませた後は、ある企業を訪ねてそこで光治療器の開発に関するミーティングを行ってきました。写真を撮ったりブログに載せたりすることは残念ながら出来ないのですが、うまく行ってひと安心。日本での仕事にも繋げられそうです。

ひと仕事終えた後にはお楽しみが待っています。今回はブロードウェイのショウを日本から予約してきたのです。

しかし、ショウのスタートは夜8時から。日本だと考えられない“大人時間”のスタートですよね。少々時間を持て余してしまいます。

<