北京からの帰国
北京空港には市内から高速道路が建設されていますので、40分ぐらいでつくことができました。それにしてもとても奇麗な施設です。
わずか四日間の滞在でしたが、とても長いブログになってしまいました。
今回の北京でのレーザー美容学会招待講演の、新国際学会周遊記はこれでおしまいです。
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北京滞在の最終日。
空港に向かわなければいけない時間は昼の12時半。
残された時間で、観光客のあまりいない場所に行ってみようと思い、この東岳廟に行ってみることにしました。
中国三大宗教と言われるものがあるのですが、それは儒教、仏教、そして道教をあらわします。
このうち道教は、漢民族の土着的な宗教といわれ、錬丹術を用いて、不老不死の仙人となることを目的とする宗教。
日本に伝達された後に、道教の考え方に影響を受けた日本独自の思想が、陰陽道に変化していったと言われています。
実はこの東岳廟は、華北地方最大の道教寺院なのです。
明代に建てられた故宮などの北京の街並みよりも古いということになりますね。
非常に特徴があることには、このお寺の中には90ものさまざまな形をした石碑が建っているのです。
石碑を一つ一つ観て回りましたが、古い書体の文字が多かったですよ。
そして、中国なのにあたりに人がほとんどいないことが、驚きでした(笑)。
石碑は高いものは3m以上の高さがありました。
2009年は丑年ですので、牛の置物の展示をしている建物もありました。
この場所は北京の市内にありますし、出発前の限られた時間に回る場所としてはよかったですよ。
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さて、北京最後の夜。
2002年ぐらいからおしゃれなカフェやバーが建設されるようになって、ナイトスポットとして活気ある什刹海にやってきました。
前海と后海という二つの湖を囲んだ八の字の地域が、ここ数年北京ではおしゃれなバーストリートになっているのです。
中には、ほら、I Love China人民バックもあります。
これを使っている人は、さすがに街ではみませんでしたが、日本でいうと外国人向けの忍者スタイル衣装みたいなものなのでしょうか(笑)。
照明を落としていた店だったので、フラッシュ撮影はなし。
でも、とっても賑わっていて、感じの良い店でしたよ。
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ちょうどこの北海公園の北門を出たところで、北京伝統の路地である胡同(フートン)の三輪リキシャ散策に行かないかと誘われました。
最初は断っていたのですが、考えてみれば会食の時間までまだ一時間余りあります。
「百聞は一見にしかず」
「何事も経験が大切」
というのが僕のモットーなので、とりあえず乗って見ることにしました。
路地の中には、麻雀をしているおじさんたちや、普段生活をしている北京の人たちの生活を垣間見れます。
カメラを向けるのはちょっと憚られたので、人がいないところの写真を撮りました。
この高い壁の隣には北海公園があるのです。
時間が押していたので、通常2時間ぐらいのものを、40分ぐらいのツアーに切り詰めてもらったのですが、レトロな、そしてなんだか懐かしい気持になりましたよ。
車の通れないこれらの小さな路地を出ると、ツアーはおしまいです。
なんだかタイムスリップしたような気分になりました。通りに出ると、一気に数百年の時代を超えて現在の北京に戻った様な感じがしましたよ。
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天壇を訪れたのち、日没までわずかに時間がありましたので、急いで景山公園と呼ばれる故宮を見下ろせる場所に行ってみました。
この場所は、人造の丘なのだそうですが、高さは43m(海抜は108m)。
実際に10階建てのビルぐらいの高さなのです。
ちょうど故宮を見渡せます。
その中で浮かび上がる故宮。
迫力がありましたよ。
この地は世界最古の皇帝庭園ともいえる場所。
故宮は明代、清代の城ですが、北海はそれよりも前の西暦947年「遼」の時代に建設されました。
さらに金、元、明、清と王朝が代わってもこの地は皇室の御苑であり続けました。
こちらは九龍壁。1756年に建てられた、数多くの戦火を免れて現存する3つの九龍壁の一つ。
壁の両面に、中国では皇帝を意味する龍が635匹も描かれているそうです。

中国には
という言葉があるそうです。
北京という都が建設される前に、この御苑があったということですよね。
蓮が美しく咲いていました。
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さて、再び今月上旬に訪れた北京出張記に戻ります。
クリニック訪問した北京三日目。午後の空き時間に、明、清王朝の皇帝が、五穀豊穣を祈った祭祀場である天壇を訪れました。
皇帝が自ら神に祈るための場所です。
ちなみに、北京初日に訪れた万里の長城と、二日目に訪れた故宮に並んで、この天壇も世界遺産に選ばれています。
結果としては三日間で北京の三つの世界遺産を訪れる事ができたわけです。そう考えると、とても贅沢な出張ですよね。
恵まれています。
北門から天壇公園に入ると、門の遥か先に、皇帝の玉座が安置されている祈年殿が見えます。
意外と近く見えましたが、実際には1キロ弱ぐらいは歩いたでしょうか。
皇帝が祭祀の際に、この中の椅子に座って待機したのだそうです。
こちらが祈年殿を後ろから見た構図です。
さらに南下すると、圜丘と呼ばれる、皇帝が冬至の日に神にその年のことを報告したという場所があります。
この場所は、中国皇帝を表す9という数字がいたるところに現れます。
9という数字は強い数字なのですね。
東西南北の全ての階段も9段の組み合わせでできています。
この祈りの場所である圜丘の真ん中の石に立ち、空を見上げると、それまで深い雲にかかっていた太陽が、にわかに姿を現しました。
神秘的な光景で、思わず見とれてしまいました。
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さて、8月末から9月上旬にかけて訪れた北京の出張記に戻ります。
講演を無事ひとつ終え、さそりを初めて食べた翌日。
北京市内に新規に開業したクリニックの先生方とのディスカッションに呼ばれ、行ってきました。
クリニックが入っていた建物は、新しくできたこのような建物でした。
後ろに左右四つの紫色の電光掲示板があります。
近くによって見ると…。
なんだか嬉しいですね。
この病院に勤めるドクターたちが集まって、まずは昨日の講演の話。
そしてディスカッションが始まりました。
皆、どうしてレーザー照射後にコラーゲンができるのか?
エラスチンができるのか?
・・・などという病理的な質問もしてきましたよ。
最新の内装を持った病院でも、この病院に入っているレーザーは、日本でいうと本当に10年ぐらい前の機器ばかり。
実際に、機械のメンテナンスはされているのかなあ。とちょっと疑問に思った古いレーザー機器もありました。
このあたりは、まだまだ中国のクリニックは日本の技術の高さにかなわないですね。
最後は医師全員で写真を撮りましたが、本当に中国の病院には医師がとにかく、たくさんいるのです。
共産主義国の中国では、仕事のストレスが多く、かつ忙しい医師は、選択する職業としてはあまり人気がないのだそうで、医師の免許を持っていても、海外の会社で働く人が多いのだとか。
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さて、故宮をそのまま南下すると、毛沢東の肖像画で有名な天安門があります。
門をくぐるときに肖像画を見たのですが、本当に大きいのですよ。写真だとよくわからないのですが、楽に人の背丈の数倍以上はあります。
このあたりの地理関係は、実際に歩いて見なければわかりませんよね。長い距離を歩いたと思います。
本当に大きな広場なのです。
もう遅い時間だったので見学はできませんでしたが、中華人民共和国の建国10周年を記念して建築された建物なのだそうです。
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さて、学会が終わり、この日の夕方からフリーになりましたので、故宮に行ってきました。
タクシーで、故宮とお願いすると、連れて行ってもらえたのは裏門に当たる神武門。
うーん。本当は正面の門から入りたかったなあ・・・・。
すぐ裏手には景山公園が見えますね。
明の創始者である朱元璋が1406年にこの城を築いたのが始まりですが、現在の建築物はほとんどが清代のもの。
すばらしいと思ったのは故宮のほぼ中央に位置する、科挙の最終試験でが行われた建物である保和殿の北にある「大石雕」。
一枚板の石彫刻なのですが、中国で皇帝を意味する竜が描かれています。
皇帝が太和殿で公式情事を行う際、休息を取った場所なのだそうです。
今回は裏口から回ってきましたので いよいよ紫禁城の中心となる正殿 「太和殿」を裏から見ることになりました。
正面から見たかったので(笑)、しばらく後ろを見ないで歩き続けます。
ここでいいかなと振り返ると、お決まりのこんなビューが見えます。
今年の年賀状の写真にしようかな(笑)。
一通り中央の建物を見学した後に、皇極殿などの細かい宮殿を見るために来た道を引き返しました。
別料金を払って、珍宝館も見学しましたが、歴代皇帝の印や、背丈ほどの宝石の彫刻など、本当に貴重なものばかり。これはお勧めですよ。
いわゆるかつての紫禁城は清のラストエンペラーであり、日中のはざまで翻弄された宣統帝溥儀や、清の末期に絶大な権力を握った西大后の物語を思い出しますよね。
しかし、紫禁城。本当にものすごい広さです。
僕たちが入場してから、日が暮れるまで3時間以上ありました。
溥儀や西大后の生活した宮殿も見学できたらしいのですが、ひたすら歩き続けても、閉門時間までにすべてを巡ることができませんでした。
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さて、少し中国講演のブログに戻りますね。また、しばらくお付き合いください。
招待講演を終えて、安心したところ、ちょっと学会会場の外を見ようと会場を出てみると、なんだか、テレビで見た様な風景が...。
朝、ここにタクシーで来る時は全く気づかなかったのですが、この地域はオリンピックが行われた競技場、通称「鳥の巣」から、大通りを挟んだ、目の前の地区だったのです。
意外と近くに見えましたが、歩くと15分ぐらいかかりました。
もちろん中国人も多かったのですが、世界各国からの観光客がたくさんいました。
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