カテゴリー「国際学会 ヨーロッパ編」の204件の記事

大聖堂と「聖なる階段」

イタリア出張記にしばし戻ります。

ローマ滞在最終日。フライトの時間までまだわずかに時間が残っています。

もう少し観光をすることにしました。

773朝一番で向かったのは、サン・ジョバンニ・イン・ラテラーノ大聖堂。

775この大聖堂は、ローマに数多くある教会の中でもランク付で最高位にあるものです。

776313年のミルティアデス教皇の時代から、1309年のローマ教皇のアヴィニョン捕囚まで、このラテラーノ大聖堂と

783横のラテラーノ宮殿に教皇が住んでいたのです。

つまり教皇庁だった場所です。

ちなみに1377年にアヴィニョンからローマに帰った教皇が移動した先が、サン・ピエトロ大聖堂。

1929年にムッソリーニ政権下のイタリア王国と締結したラテラノ条約も、このラテラノ宮殿で結ばれたのですよね。

このラテラノ条約のために、ヴァチカン一帯が「ヴァチカン市国」が政治的独立を認められたのです。

ちなみにヴァチカン市国外のいくつかの区域もヴァチカンの主権が認められていますが、この大聖堂も飛び地の扱いで、ヴァチカンの主権下にあります。

777中央には法王の専用祭壇があります。

さすがに豪華ですね。

786

宮殿斜め前の礼拝堂には、「Santa Scala」と呼ばれる28段の階段があります。

784この階段は、「聖なる階段」と呼ばれていて、キリストが十字架にかけられる前にかけられ66度の裁判の際に使ったとされるもの。イスラエルのエルサレムから運ばれたのだそうです。

多くの敬虔なクリスチャンが膝をついて祈りながらこの階段を登っていました。

イスラエルは、フォトフェイシャルで有名なルミナス社や、オーロラ、ギャラクシー、リファーム、トリニティと魅力的な機器を発売してきたシネロン社の本社がありレーザー光機器と関連が深い国です。

国民の中で、博士号の学位を持つ者の比率が最も高い国といわれており、日本に似た完全な技術立国。信頼感がありますよね。

この聖なる階段を見ていて、昨年行った国際学会周遊記イスラエル編にも書きましたが、イエスの最後の地、ゴルゴダの丘の風景を思い出しましたよ。

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サンタンジェロ城とパンデミック

パンテオンから、4つの噴水があるナヴォーナ広場を抜けて、僕はサンタンジェロ城を目指しました。737_2

テヴェレ川を渡るときに、とてもきれいなサンタンジェロ橋があるのですよね。

このあたりの景色はフォトジェニックで、大きなカメラを抱えた人がたくさんいます。

735確かに素人の僕でも写真を撮りたくなるようなアングルがたくさんあって、にわかフォトグラファー気分でシャッターを何度も切ってしまいました(笑)。

サンタンジェロ城は、イタリア語で書くとピンと来るのですが

「Castel Sant'Angelo」

つまり、“聖天使城”というわけです。

Cimg0514城の名前の由来は、590年のフランスを中心としたペスト大流行の際、この城の上に大天使ミカエルが現れ、剣をさやに納めるしぐさをすると、間もなく流行が治まった・・・という伝説によるのだそうです。

城のてっぺんには剣をさやに納めるミカエルのこの像があります。

今世紀に至るまで、ペストの大きなパンデミック(伝染病の世界流行)は三回起こっているといわれています。

一度目はこのフランスを中心としたファースト・パンデミック。

セカンド・パンデミックは14世紀。中世の黒死病として知られるもの。

サード・パンデミックは1855年に中国を発症としてインドなどにも波及したもの。

ペストは致死率30%以上の恐ろしい病気。都市どころか、国の人口比率を大きく変えてしまい、国の明暗を左右することもありました。

病原菌の同定が可能になったのは、1894年のこと。

当時、伝染病研究所(現東京大学医科学研究所)の所長であった北里柴三郎が、政府の依頼でペストが蔓延していた香港に飛び、そこで行った研究の功績です。北里柴三郎というとドイツに留学して破傷風菌の発見や血清療法などの功績で、第一回ノーベル賞の人選にも挙がった日本の医学の祖の一人ですね。

研究者として、医師として、そして海外と関連があった人物として、ぼくが尊敬する人の一人です。

ちなみに僕が医学博士号を取った後の、大学病院医師としての最後のキャリアは、北里柴三郎が初代所長を務めていた東京大学医科学研究所の附属病院の大学助手(現在は助教)でした。

実は僕には国家公務員だったキャリアもあるのです(笑)。

白金という高級住宅街の中にある、レンガ建ての歴史を感じさせる建物。秋には紅葉したイチョウ並木の中で、銀杏が沢山とれたんですよ。いい思い出です。

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パンテオンへ

トレヴィの泉から、今度はパンテオンを目指しました。

実は何度もローマに来ているのに、パンテオンを見たことがなかったのです。

714紀元前1世紀に完成したものが火事で焼けおちたため、

2世紀に再建したとのことですが、よく見れば見るほど、すぐれた建築物だと思いました。

あのミケランジェロが「天使の設計」と絶賛しただけのことはあります。

Pantheon_floorこれが、パンテオンの図面です。

ごらんのとおり、図面上は ドームとファサードの組み合わせでできているので、後ろから見ると単なるドームに見えますが

716 ほんのちょっと移動して、前から違う角度で見ると、全く違った印象の建物に見えませんか?

723そして教科書に載っているかのようなコリント式の柱頭。

720中に入るとまず目につくのが、丸天井の中央にある直径9mの天窓。

719 ここを訪れたのは、お昼過ぎくらい。

天窓から差し込む太陽の光が、ちょうど中央を照らしていたのです。

パンテオンの動画を見つけましたが、この日も本当に幻想的でした。

Raphaels_tomb

ここにはあのラファエロのお墓もありましたよ。

724大きな柱を通過して外に出ました。

718うーん。素晴らしいものを見せてもらいましたよ。

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トレヴィの泉

706晴れた土曜日のローマ。

スペイン広場から歩いてトレヴィの泉にやってきました。

704本当に人が多いのです。

705泉にコインを投げると、願い事が叶うといわれていますが、この通り、皆が後ろ向きで投げています。

一枚投げると「再びローマに来れる」

二枚投げると「好きな人と永遠に一緒にいられる」

三枚投げると「恋人や配偶者と別れられる」

のだそうです。

三枚投げる時のお願いは、離婚を禁止していたカトリックのイタリアの歴史が垣間見れますね。

みたところ、三枚投げている人はいませんでしたね(笑)。

僕は20年前に来た時に一枚投げましたが、そのご利益があってか、この場所には何度か戻ることができています。

711

晴天のローマは今回が初めて。こんなお天気だと街歩きも楽しいですよね。

街並みを歩いていると、突然よく見知った景色が出てきます。

世界的な観光地ローマのすごいところですよね。

次はどこに行こうかな??

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ローマ コンドッティ通り、カフェ・グレコ

スペイン広場の先にはローマ屈指の高級ショッピングストリート=コンドッティ通りがあります。

697通りの入口に、「Antico Caffe Greco」というカフェがあります。

創業は1760年。ローマ最古のカフェとして知られています。

ゲーテ、アンデルセン、ロッシーニ、リスト、ワーグナー。。。数多くの著名な作家や芸術家に愛され、とりわけドイツ人の芸術家が大勢押し寄せたので、このカフェは「カフェテデスコ(ドイツカフェ)」と呼ばれていたそうです。

698お店に入ってすぐに、おいしそうなスイーツの並ぶショーケース。

コーヒーを中で飲みたかったのですが、残念ながら中は一杯とのこと。

700久しぶりなので、街を見ながら、トレビの泉に行ってみようかと店を出ました。

スペイン広場を背にして歩きだしたのですが、名残惜しくて何度も振り返ってしまいましたよ(笑)。

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スペイン広場にベルリンの壁、母の思い出

再びイタリア出張記です。

690 ヴァチカンを訪れた後は、地下鉄に乗ってバルベリーニ広場に向かいます。

6891有名な4匹のイルカに乗ったトリトーネの泉で知られる場所です。

そこからシスティーナ通りを上がっていくと、あのスペイン広場に出るのです。

691スペイン広場の上に見えるトリニタ・デイ・モンティ広場のオベリスクが見えてきましたよ。

693スペイン広場に近づくと、視界がさっと開けるところが好きなんですよね。

695上からスペイン広場を眺めてみると、中腹に何やらモニュメントらしきものが飾ってあります。

階段を下って見上げるとわかりました。

694この通り、ベルリンの壁が移設されているのです。

壁崩壊の20周年期間限定の記念イベントなんでしょうか?

でも、デザインとしては意外としっくりくるものです。

皆さんもそう思いませんか?

696さて、スペイン広場と言えば、、オードリー・ヘップバーンの「ローマの休日」ですよね。

この場所でジェラートを食べるヘップバーンがとても印象的でした。今はもうここで食べることはできなくなってしまったそうですが。

スペイン広場にちなんで、僕は母から思い出話を聞いたことがあります。

カトリック系の学校に通っていた僕の母は、結婚前に3年間ほどスペインとコロンビアの教会でボランティアをしていた時期があったそうです。

1960年代の話です。

ちょうどスペインからコロンビアに移動する途中、サマー・ボランティアで1ヶ月半ほど、このローマのスペイン広場近くに下宿していたことがあるのだと、子供の頃よく聞かされていました。

このボランティアにはヨーロッパ各地から子女が集まり、そうした国際交流もとても楽しかったのだそうです。

ヨーロッパの学生は、遠い場所でも電車やバスを使わず本当によく歩くのよ

と、母は言っていましたっけ。

また、「ローマの休日」公開以後、このスペイン広場が一気に有名になり、ここで映画の撮影が当時行われていたのを何度か目にしたそうです。

後でアテレコをするからでしょうか。俳優さんが毎回「口ぱく」状態で言葉を発せず口だけ動かした状態で演技をしているのが、見ていてとてもおもしろかった、皆で大笑いしながら見ていたのよ、と聞いたことがあります。

歩いていてそんなことを思い出しました。

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サン・ピエトロ大聖堂

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晴天のサンピエトロ大聖堂です。

Cimg0513初冬でしたが、とても暖かい日でした。

679 サン・ピエトロ大聖堂はキリスト12使徒の長であった、聖ペトロの墓所があった場所に建てられたといわれています。

マタイ福音書には、聖ペトロがイエスから天国への鍵を渡されたことが記されています。

西洋の絵画で鍵を持った人が描かれていれば、聖ペトロの物語を描いていると判断できるのです。

ですからこの彫刻の示す人物は聖ペトロですよね。

反対に、鍵と対に剣をもった人が描かれていることがありますが、それは聖パウロという聖人です。

686この日のサン・ピエトロ大 聖堂の目の前の広場は、来るクリスマスのイベントの準備のため、ものすごい多くの椅子が並べてありました。

660あまり見ない光景でした。

681こんな写真も撮りました。

678毎回来て思いますが、ファサードだけでも、すばらしいですね。

大きな柱の下に、米粒みたいに見えるのが人です。

50階建てのビルが入る高さなのだそうです。

6581ヴァチカンを守っているスイスの傭兵さんです。

コスチュームもよく変わるらしく、写真を撮る列が並んでいました。

中にも久しぶりに入りました。

676

中央に光が差し込んでいる茶色のステンドグラスがわかりますか?

669

この写真だと、半分柱に隠れてしまっていますが。

Cimg0492ここには、精霊の象徴である鳩が、光の中に描かれています。

Cimg0488建物内外の小さな彫刻も、注目してみると、どれも素晴らしく、さすが世界最大の大聖堂です。

667 こちらの彫刻も見事です。

666入口右側には、ミケランジェロのピエタもありましたよ。

前の時には直接観れた記憶があるのですが 、残念ながら今回はガラスの奥に入っています。

ピエタについては詳しいことは、次のブログでふれますね。

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ヴァチカン市国 システィーナ礼拝堂

626 翌日、朝からヴァチカンに向かいます。

この日のローマは、朝から霧。

サンタンジェロ城も霧の中。

20年以上もローマに住んでいるというホテルの人が、

霧がかかることは本当に珍しいけれど、そんな日はたいてい快晴になるよ

・・・と言っていましたが、確かに30分もしないうちにこんな空に変わりました。

634僕はこれまで何度かローマに来ていますが、快晴だったことは一度もないのです。

貴重な体験ですね。

627 この日はシスティーナ礼拝堂を見ようと、早朝に、まずヴァチカン博物館の入口にやってきたのです。団体入口と個人入口がありますが、個人の客はなかなか入れない仕組みになっています。

僕は、英語のツアーに参加することにしました。

650 このヴァチカン博物館ですが、ご存知の通り、歴代法王のコレクションがある世界有数の美術館です。

僕は20年前にローマに来た時に見学した覚えがあります。

博物館にはこの地図の間や、

6381 「ラオコーン」

ラファエロの「アテナイの学堂」など、

数多くの美術品がたくさん並んでいます。

631 システィーナ礼拝堂の天井にフレスコ画そして、ミケランジェロの「最後の審判」の絵についての説明を、部屋に入る前に30分にわたり聞きました。

6291写真は禁止されていたので、これは複写ですが、絵画史上の大傑作といわれるだけありますよね。

次に来られるのはいつのことだろう。

いつまでも眺めていました。

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オペラ「タンホイザー」

606オペラ「タンホイザー」は1845年にドレスデンのゼンパーオペラで初演が行われました。

なんと、その時にはワーグナー自らがタクトを振ったのだそうです。

なんて贅沢なんでしょう。

ワーグナーのタンホイザーの中には、僕が好きでたまらない旋律が二つあります。

ひとつは、「タンホイザー序曲」。

この曲は、数年前に放映されたTVドラマ「白い巨塔」で財前五郎教授のお気に入りとされていた曲ですので、聴けばご存知の方もいるかもしれません。

「ソードーソミ・ミファソ・ソラソソファ♪」

トスカニーニの演奏をYOUTUBEで見つけました。少し音が小さいけれど、名演です。

序曲が終わると、いよいよオペラが始まります。

ヴァルトブルグ城の騎士タンホイザーは、エリザベートと清き愛で結ばれていましたが、ある時、愛欲の女神であるウェーヌスの棲むヴェーヌスベルクに迷い込みます。

故郷の夢を見て、ふと我に返ったタンホイザーはヴェーヌスベルクから脱出し、ヴァルトブルグ城に帰るのです。ここで一幕目が終わります。

609幕間のホールでは、たくさんの観客が感動を分かち合っています。

610 グランドピアノもありましたよ。

599 タンホイザーの譜面です。

さて、第二幕では、タンホイザーは吟遊詩人たちの集まる歌合戦に参加することになります。

この歌合戦が始まる時の入場の曲が本当にすばらしいのです。

「ソーミードド・ソーファ・ミードミレドシドーソ♪」

これではわかりませんよね(苦笑)。

わからない方は、こちらもYOU TUBEでどうぞ。

僕はいつもこの歌の合唱のフレーズが入ると、感動して反射的に鳥肌が立って涙が出そうになるのです。

本当は途中、合唱が入るビデオを探したんですが、残念ながらありませんでした。

さらに、このときに歌合戦に使用されたといわれる部屋が、先日訪れたヴァルトブルグ城歌合戦の大広間です。

イメージが引き立てられますよね。

さて、歌合戦の課題は「愛の本質について」なのですが、

ここでタンホイザーはこともあろうに、この場で官能の女神ヴェーヌスを讃える歌を歌ってしまい、領主と民衆に反感を買い、その罪深さについて教皇の赦しを得るためローマに向かうことになります。

614ローマにたどり着いたタンホイザーは、教皇の赦しを得ることができず、失意のまま故郷に帰りますが、ちょうどその場でタンホイザーの赦しを祈って自ら命を絶ってしまったエリーザベトの葬儀に遭遇し、エリザーベトの亡きがらに寄り添って息を引き取ります。

タンホイザーが息を引き取る時、ローマの教皇からの特赦が下りたと知らせが来るのです。

617以前、ブログにも書いたことがあると思うのですが、自信に満ちたワーグナーの曲を聴くことができるかどうかは、僕自身の精神状態を測るバロメーターになっています。

ワーグナーが素晴らしいと思うときは、僕の仕事がうまくいって、精神状態が安定している時。

逆にストレスがたまっていたり、落ち込んでいたり、余裕がないときは、聴くとかえって気が滅入ってしまうのです。

この日はフィレンツェでの講演がとてもうまくいったこともあり、本当にオペラを楽しむことができましたよ。

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ローマ オペラ座の赤

再びイタリア出張記です。

この日、フィレンツェで開催された学会での発表を終えてすぐ、急いでローマに向かった理由はただひとつ。

オペラです。

577この日の夜、ローマオペラ座で開催されたワーグナーのオペラのチケットを取っていました。

576ローマにつき、ホテルにチェックインしたら、すぐにその裏にあるオペラ座へ向かいます。

公演は僕も大好きな、あの超名作「タンホイザー」です。

このオペラをローマのオペラ座で観ることができるなんて、本当に幸せでした。

586 待ち切れずに、会場が開くだいぶ前の時間に会場に着きました。

588 まだ時間が早すぎてほとんど誰も観客のいないローマオペラ座を見ることができましたよ。

このオペラ座は、ミラノのスカラ座 そして、ナポリのサン・カルロ歌劇場と並んで、「イタリアの三大歌劇場」といわれています。

589 今年、海外の様々な劇場でオペラを楽しみましたが、個人的には、このローマオペラ座の音響設備は群を抜いて素晴らしいと思いました。

イタリア人歌手の声の質もあるのでしょうか。

天井はこんな感じで、天井画がきれいでした。

590 シャンデリアを拡大して撮ってみました。

618 印象深かったのが、このふかぶかとしたシート。

とても座りやすくて、こちらも群を抜いていました(笑)。

592劇場には赤が使われているところが多いのですが、イタリアの劇場を今回、ミラノとローマどちらも体験して思ったことは、他の国の劇場で使われている赤と、イタリアの劇場で使われている赤は、トーンが違うということ。そして、イタリアの劇場の赤は、なぜか気持ちの高揚度合いが違うのです。

写真ではわかりづらいかもしれませんが、実際は臙脂色よりも朱にほんの少しだけ傾いているような独特な赤です。

イタリアの赤い色に囲まれて、幕が上がるのを待ちます。

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