マテ茶
僕はここ数年、ほぼ毎月海外の学会に出かける生活をしていますが、いつも学会に行くとスタッフへのお土産を悩んでしまいます。
学会開催地が珍しい国であればあるほど、その国独自のものを買いたいと思ってお店を探すのですが、なかなかこれが難しいのです。
お酒が好きな僕は、珍しいお酒を買いたいと思うのですが、うちのスタッフはほとんどお酒を飲まない。悩み悩んで決められず、結局空港のチョコレートになってしまうことも多いのです。
ですが、今回はイグアスで気に入ったお土産を仕入れることができました。
写真のマテ茶です。
マテ茶は南米を原産とするイェルバマテの葉を抽出したお茶なのですが、ビタミンやミネラルが多く含まれていて、野菜の少ない南米では貴重な栄養素なのです。古くはスペイン人が“緑色の金”と言って、金に近いような高額で取引したそうですよ。
お茶は、昔は本当に高価なものだったようですね。三国志の初めのところに、漢の創始者である劉備玄徳が高齢の母のために一年分の稼ぎでお茶を買い、お土産にしたという話が出てきます。
マテ茶の味は多少の青臭みと強い苦味を持つのですが、飲んでいると癖になる美味しさです。なかなか飲む機会のないお茶ですので、クリニックFにいらした方でご希望の方はおっしゃってください。
しかし
せっかくスタッフに買ってきたのに、誰も飲んでくれない・・・僕は心から美味しいと思っているのに、このセンスが伝わらないようだ・・・みんな喜んでくれると思っていたのに
スタッフの久保田は
「ば○○のような匂いですね」
なんてひどいことを陰で言ってるらしい・・・
院長の苦労と思いやりがスタッフに伝わらないのはつらいものです。
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