カテゴリー「レーザー治療 肝斑」の30件の記事

2014年12月12日 (金)

アコレード・セラピー Accolade Therapy とは?

クリニックFに2009年から導入されているアコレード(Accolade)。 Img_0223

755nmの波長をもつQスイッチアレキサンドライトレーザーで、 ナノ秒のパルスによる衝撃波でメラニンを粉砕します。

この波長はメラニンへの吸収性が高く、深達度も高く、副作用を最小限に留めるもので、アジア人の肌にはとても人気のあるものです。

サイノシュア社の機器は大きいですし、決して使い勝手が良いわけではないのですが、設定が玄人好みで、僕は好きですね。

こちらのアコレード。

Accolade

適応疾患としては、

・真皮メラノサイトーシス(太田母斑、異所性蒙古斑)

・ADM ・表在性色素斑(雀卵斑、老人性色素斑)

・外傷性色素沈着

・刺青(黒点・青・緑)

などがあります。

こちらもアコレードの特徴である

①照射スピードは最大10Hz照射

②低出力治療に適した最低出力1.0Hz

③Qスイッチ(ns)とロング(μs)の選べるパルス幅

④照射に安全なガイド光付き

を持つことを特徴に持っています。

最近、このアコレードの二つの照射方法を組み合わせた、「アコレードセラピー」という照射方法が提案されてきました。

これはアコレードレーザーを使用した色素疾患のトータル治療。

低出力のため色素沈着などのリスクが大幅に軽減され、効率の良い治療が可能です。

①Accolade トーニング

低出力で全体のトーンを薄く

②Accolade ホワイトニング

残ったシミを低リスクに除去

アレキサンドライトレーザーのトーニングは、Nd:YAGの波長をもつ、メドライトC6やレブライトのレーザートーニングとは少し異なります。

4年前の2010年には、僕も米国レーザー医学会(ASLMS2010)で、アジア人肝斑において、低出力Qスイッチの、アレキサンドライトとNd:YAGを使用した場合の治療比較についての研究発表も行いました。

Fujimoto T Comparison of low fluence Q-switched alexandrite laser versus Q-switched Nd:YAG  laser for the melasma treatment of Asian patients: Lasers in Surgery and Medicine: Vol.42(S22):p81-82

一般的に広まっているメドライトなどの1064nmのNd:ヤグレーザーによるトーニングとは効果が異なりますので、治療に満足できなかった方への選択肢としては良いですよ。

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ドクターズファイルでもご紹介していただきました

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2014年6月 6日 (金)

香港から帰りました レブライト FDA認可 肝斑治療

おはようございます。

今日は6月6日。クリニックFの診療日です。

関東は梅雨入りしてしまいましたね。

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昨日は香港へ一泊の出張でした。

あちらの気温は34度。湿度も80%を超えています。

乾燥肌などというトラブルは無いようですね(笑)。

今回は香港の会社の仕事。いくつかの銀行や事務所をまわり、結果的に7件のアポをこなしてきました。

さて、今朝は診療時間枠を一時間早め、診療を開始しましたよ。

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こちらは昨年、クリニックFで本邦初導入したレブライト。

2014年3月には、FDA(米国厚生衛生局)で「肝斑」に対する治療の認可が取れました。

Fda

従来のメドライトC6のフルレンスが1250mJ/cm2であるのに対し、レブライトはPTPモードで1600mJ/cm2の出力が可能になりました。

より大口径での安定照射が可能になったということです。

メドライトによる肝斑治療で満足できなかった方はご相談くださいね。

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2014年3月 8日 (土)

■2014年1月IMCAS PARIS⑬ パリで僕が好きな場所 肝斑治療の最新情報 銀座「青空(はるたか)」

おはようございます。

今日3月8日(土)は、クリニックFの診療日です。

都内は朝から快晴でとても気持ちの良い一日の始まりでしたね。

昨晩はいつもお世話になっている宮田成章先生、酒井直彦先生とご一緒させていただき3人で銀座の青空(はるたか)でお寿司を楽しみました。

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同業同士での情報交換が大切という建前ではありますが、企業の方と一緒ではなかなか話せない会話もあります(笑)。

酒井先生は僕より少し先輩ですが同郷で、中学校も高等学校もご近所です。

こちら「青空(はるたか)」は、酒井先生のご紹介。

以前よりぜひ一度お伺いしたいと思っていたお店でしたが、世界に誇る日本の食文化を代表する味。

素晴らしかったですね。

宮田先生、酒井先生、ありがとうございました。

********

今月は来月から始まる消費税の値上げや春休みなどもありますので、とても外来が混み合っていますが、僕自身は3月20日木曜日夕方より25日火曜日まで、コロラド州デンバーで開催される米国皮膚科学会(AAD)にて新しいビタミンC「GOVC」について発表してくる予定です。

その間休診日を頂き、帰国後外来再開は26日。

27日は国内発売される新規の家庭用美容機器の記者会見。

30日は医療機器メーカーのユーザーズミーティングに講師として呼ばれています。

不定休が続き患者さんにはご迷惑をおかけしてしまいますが、また最新の医療レーザー情報について勉強し、知識をタイムリーに還元できるようにしていきたいと思います。

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最近いくつか肝斑に関する取材が続きました。

今日は肝斑について最新治療の話を一度まとめておきたいと思います。

肝斑治療をするにあたり、最も大切な点は肝斑の診断です。

肝斑の発生は女性の生理がある年代および、メイクアップをする年代と一致し、50歳代をめどに自然と消えてゆきます。

肝斑を

「スキンケアやメイク時など指や器材、商材などによる“こすり過ぎ”で、皮膚のバリア機能が破壊されてしまっている状態」

であると指摘する先生もいらっしゃいますが、まずはスキンケアやメイクなどの生活習慣を問診し、これを見極めることが大切です。

特に、肝斑には眉毛や生え際の「有毛部」を避けて発生するという特徴があり、クリニックFでは、この特徴を肝斑の診断に役立てています。

肝斑の診断後は

①スキンケアやメイクも含めた生活スタイルの改善指南

次に

②トランサミンとビタミンCを処方

と言ったステップを踏む先生が日本には多いですが、実は海外では肝斑治療に内服薬が処方されるのは稀なことです。

内服で反応が悪かった場合、Qスイッチレーザーを利用したレーザートーニングを選択しますが、レーザートーニングはあくまで対処療法的な施術で、肝斑の根本治療には結びつきません。

レーザートーニングを行って、メラニン色素を減らしたのちに、その領域の毛細血管の数および、毛細血管壁の透過率を減少させると再発が防げるという報告があり、この場合は577nmなどの黄色レーザーや585nmのダイレーザーを選択します。

海外のレーザー治療の最新論文では、肝斑治療にフラクショナルレーザー機器を用いたものが多く報告されています。

ただし、「フラクショナルレーザー機器であればどれでもよい」

というわけではありません。

Fractional3

こちらはクリニックFにおいてある数多くのフラクショナルレーザー機器の波長の比較ですが、水に対する吸収曲線を考えていただければわかるように、それぞれの波長特性を使い分けなければなりません。

中でも1927nmのツリウムグラスを利用した機器(フラクセル3DUAL)は、ミニマムアブレイティブといわれる特殊な照射が可能になり、蒸散能力と止血能力のバランスから、肝斑治療に効果的との報告が多いです。

*******

ちょっと長くなってきましたが、ここからはパリの話もすこし。

帰国してから一月あまり経過してしまいましたが、残りの写真をアップしようと思います。

一つ、こちらが僕のお気に入りのパリのお店。

レオンです。

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このお店、ベルギーのブリュッセルが本店で、パリには支店が何店舗かあります。

シャンゼリゼ通りや、ジョルジュ・サンクエリア。

さらにポルトマイヨの学会会場前にもありました。

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ムール貝の専門店です。

様々な調理法があり、ベルギービールとポテトと一緒に食べます。

これが僕は好物で、パリ滞在中必ず一度は行きますね。

以前

「牡蠣と違ってムール貝はあまりきれいな場所で生息しないので、多く食べ過ぎないほうがいい」

といわれたことがありますが、好きなものは好きです(苦笑)。

その他食事関係でお気に入りは、こちら。

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オルセー美術館、大きな時計の裏にあるカフェです。

今回は残念ながら立ち寄る時間がなかったです。

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こちらはパリにある、古代史博物館。

あまり観光客がいません。

シロナガスクジラの骨が見えますよね。

好きな場所です。

そして、チュイルリー公園 (Jardin des Tuileries)。

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広い道を中心に、左右対称に設計されたフランス式庭園の代表ですね。

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こちらの公園の横にはルーブル美術館があります。

ルーブルにに入るには、とても混雑する地上のピラミッドから入る方法以外に

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こちらのカルーゼル凱旋門の横の階段を下り、

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地下から入る方法があります。

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その際には、ダヴィンチコードの最終章に登場する、こちらの逆さピラミッドを観ることが出来ますよ。

ルーブル美術館は、時間があると必ず短時間でも訪れる場所です。

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こちらの人だかりは、ご存知

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モナリザ。

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ミロのヴィーナス。

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フェルメールの「レースを編む女」。

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同じくフェルメールの地理学者。

いつも観に行くお気に入りの作品がいくつかあるのですが、修復中であったり、貸し出し中であったりして、観ることが出来ないものもあります。

今回は「サモトラケのニケ」の像が、いつもの階段の踊り場にありませんでした。

Nike

とても好きな像だけに残念でした。

こちらはルーブル美術館のWEBSITEからお写真をお借りしました。

パリといえば、夜景が美しいです。

こちらは凱旋門の下よりシャンゼリゼ通りを眺めたところ。

P1050667

さらに、凱旋門を登り、エッフェル塔を観たところ。

P1050657

そして、ラディフェンスの新凱旋門の夜景も好きですね。

P1050542

パリを歩くと気持ちが高揚します。

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2013年9月27日 (金)

レーザートーニングメドライトC6の上位機種「レブライト」導入します

おはようございます。

今日9月27日(金)はクリニックFの診療日です。

昨日の休診日は、肝斑治療のレーザートーニングのメドライトC6の上位機種であるレブライトの機能チェックに行ってきました。

現在クリニックFで使用しているメドライトも年数が経過してきたので、そろそろ入れ替えを考えていたのです。

そして、昨日そのままレブライトの購入を決めました。

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レブライトは、メドライトC6で使用可能なすべての性能を包括した、完全上位機種です。

1)532nmと1064nmの波長のQスイッチレーザー機能としての色素斑治療

及び

2)レーザートーニングとしての肝斑治療

という元々C6が持っていた機能に付け加えて、今回このレブライトでは

3)585nmと650nmのQスイッチレーザー機能をもち、メラニンに対してより適切な波長選択が可能になりました。スカイブルーや紫、緑といった特殊な色の入れ墨治療にも効果があります。

4)さらには特殊な光発振モードによって、肌のしわ治療、たるみ治療など、主にIPL(光治療)によって行われてきた施術が可能になりました。

C6は簡便に利用できますし、必要最低限の治療を完璧に行うことができますので、以前もブログに書いた通り、例えれば高級コンパクトデジカメのような機器なのですが、今回のレブライトは設定画面が多く、しかも難しい設定が多いので、比較すると一眼レフカメラのようなイメージですね。

レブライトの基本設計は、ホヤコンバイオ社の技術陣により開発されました。サイノシュアに買収された後はハンドピースなどにサイノシュアの技術も入り、米国デビューして3年経った今安定性も確認され「そろそろ買い時かな」と思っていました。

日本ではまだ未導入で、クリニックFで1号機を使用することになります。

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しかし、新しい機器をテストするのは楽しいですね。

顔がにやけています(笑)。

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2013年9月14日 (土)

2013年レーザー・RF治療機器総括 新旧交代

おはようございます。

今日は9月14日(土)。クリニックFの診療日です。

台風が接近しているとのことですので、連休はちょっと心配ですね。都心も依然湿度が高く、蒸し蒸しした週末です。

とはいえ、そんな天気を肌でじっくり感じる間もなく、今日も朝から大忙し。欧州出張のおかげで土曜日が二回休診となってしまいましたので、久しぶりの土曜診療なのです。

Img_0015

今朝は髪を切ってきました。

これらは今週届いた本、また楽しもうと思います。

さて、今日はレーザーの機器選択の話を。

クリニックFでは僕の方針で、毎年秋頃にその年に得た情報を総括し、新規購入機器を決めることにしています。

具体的な流れとしては、年が明けて3月の米国皮膚科学会AAD、4月の米国レーザー医学会ASLMSの発表を経て情報を収集し、10月に開催される欧州皮膚科学会前後に欧州の動向を踏まえて、年末までに院内に導入する購入機器を選択しているのです。

今年は年始から5ヵ月連続米国出張、翌月より5ヵ月連続欧州出張と続きましたので、例年よりも機器の情報がより正確に入りました。

だいぶ自分の中で明確なものが見えてきましたよ。

************************

秋までに、新規のコンセプトで取り入れたいレーザーが出た場合は、レーザー機器の買い増しをしますが、年によっては購入したいと思える新規コンセプトの発表がなかったり、魅力的なアイディアが搭載された機器があっても、もう少し様子を見たほうが良さそうだな、と判断する場合もあります。

そうした場合は、新規機種の買い増しをせず、使用頻度の多いレーザー機器の、本体買い替えをしています。

 

レーザー機器も、機械ですので、新しければ新しいほど切れ味もよくなります。

本体の世代交代も必要なのです。

クリニックFを開業してから、最も買い替えを行った機種は、シネロン/キャンデラ社のベストセラーであるeMAX。

オーロラ、オーロラアドバンス、ポラリス、リファーム、ギャラクシー、トリニティ、マトリックスIRなどの機種が使用できます。

今年の5月に4代目の機器をクリニックに迎えましたが、平均1年7ヵ月ぐらいの使用で本体を入れ替えているということになりますね。

この機種を使用している方々は、定期的にクリニックFにいらしてくださっている方々なので、その方々に最も利益があるようにしているつもりです。

その上で今年さらに買い増ししたのは、eMAXの上位機種。

同じくシネロン/キャンデラ社のePLUSでした。Elosplus_homepage_v3a71

こちらはeマトリックスとeMAXの機能を合わせた機器ですが、単に合体器ではなく、特にインピーダンスフィードバックシステムが大きく改善。

中でも

たるみ治療の「サブライム」と

しわ治療の「モチーフIR」の

効果が絶品です。

2013年も振り返るとレーザー・アンチエイジング領域ではいくつも話題となったことがありましたが、その中でもePLUSのデビューは間違いなくその筆頭にくるでしょうね。

※※※※※

ちなみに二番目の話題としては、 1995年にDr. Edward W. Knowltonにより発明され、すでに市場登場以来、10年の歳月が経過するサーマクールが挙げられます。

今年もトータルチップなど新たな技術が提供されてきましたが、開発の技術者が本社から減ってきてしまいました。

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今後は新たな機器がデビューするとしても、外装が変るなどのマイナーチェンジに終始するのではないでしょうか?

※※※※※

第三の話題としては、2011年にホヤコンバイオ社からサイノシュアに買収されてしまったメドライトC6とレブライトです。

肝斑治療に適応される「レーザートーニング」という治療は、国内で一部危険性について議論がなされていますが、世界的にはすでに常識となっています。

要は治療方針のプロトコールが確定しているかどうかなのでしょう。

日本では、メドライトC6がメジャーになりましたが、

Photorevlite_si

2010年にデビューした上位機種、レブライト(REVLITE)も魅力的な機器。

機器としての安定度も増しています。

今年、メドライトC6と入れ替えるべきか迷っています。

※※※※※

第四の話題としては、依然DEKA社のマドンナリフトがあげられるでしょう。

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こちらは眼瞼挙上を行うマドンナアイリフトが先行して著名になりましたが、本来は顔全体の肌を入れ替えるべく施術をするもの。

クリニックFでは、各種ペプチドやサイトカインなどの独自配合の創傷治癒促進因子を施術後に併用しています。

※※※※※

また、レーザー機器ではありませんが、昨年末から爆発的なヒット商品となった「水光注射」について最近よく意見を求められます。

僕自身は皮下へのドラッグデリバリーやペプチドデリバリーの一つの方法と考えており、ドラッグデリバリーやペプチドデリバリーについては興味がありますので、すこし調べてみたいとは思っていますが、注入物質の内容について慎重な検討は必要だと思います。

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2012年12月18日 (火)

レーザートーニング治療により消失した肝斑は放置すると必ず再発するという話

おはようございます。

今日12月18日(火)もクリニックFの診療日です。

都心は過ごしやすい一日となりそうですね。

さて、今日は「肝斑のレーザー治療における誤解」についてふれておきたいと思います。

肝斑にレーザー治療が応用されるようになってから、5年以上の歳月が経過しました。

治療の第一選択となるのは、2012年末現在、メドライトC6による「レーザートーニング」であることは各ドクター・関係者異論ないかと思います。

メドライトC6によるレーザートーニングは、状態によって必要な施術回数は異なってくるものの、確実に肝斑の色調を薄くさせる効果があります。

しかしながら、せっかく数回のレーザートーニング治療によって肝斑が消失しても、これをそのまま放置してしまうと、まず100%の確立で肝斑が再発してしまうのです。

再発性の疾患である肝斑の治療は、「色素の消失」と「再発防止のための肌質改善」、どちらもが成されて初めて完全な治療方法が確立したと言えるのではないかと思います。

レーザートーニングという治療は、肝斑の色彩を減少させる効果は確実にありますが、根本治療というよりは、対症療法に近いのです。

肝斑が再発する過程をよく観察すると、毛細血管の周りから色素が再発してゆくのがわかります。

女性の場合、特に生理周期によって定期的に皮下の毛細血管壁が緩み、中からメラニンを増加させる化学伝達物質が漏出するのです。

この漏出を抑えるために、毛細血管を縮小させておき、さらに持続した炎症反応を起こさないように肌質を改善することが何よりも大切なのです。

つまり、肝斑が表面から無くなったのちに、加えて行うレーザーや光を用いた補助治療を用いることの方が、はるかに重要な過程だと思うのです。

クリニックFでは、この補助治療に、IPLやフラクセル3DUAL、その他医薬化粧品などを使用していますが、こうした患者さんそれぞれの肌に適合したレーザーや光治療器を選択するのが医師の腕の見せ所であり、単にレーザー光機器が仕事をしているわけではないということなのですよね。

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2011年6月28日 (火)

レーザートーニングによる肝斑治療の最前線

さて、今日6月28日もクリニックFの診療日です。

何度かお知らせしていますが、今週は土曜日までの診療で、週末から再びロシアの学会に出張予定です。

9日朝の帰国予定ですが、その日の外来を終えた翌朝に札幌に飛び、7月10日にレーザー界の大先輩である久保田潤一郎先生が代表世話人/座長をされる

「第一回光線治療セミナー in 札幌」で

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「レーザートーニングによる肝斑治療の最前線」 

という講演をさせていただく予定になっています。2005年より、肝斑治療がレーザーで行うことができるようになり、この治療法の常識が変わりました。

僕自身も

ルートロニック社のスペクトラVRM3(マックスピール)

サイノシュア社のQスイッチアレキサンドライトレーザー(アコレード)

ホヤコンバイオ社のメドライトC6(レーザートーニング)

と、

いくつかのQスイッチレーザー機器を使用した肝斑治療の比較研究を、過去数年にわたりアメリカのレーザー医学会(ASLMS)や、ヨーロッパの美容系学会(IMCAS)などで発表してきました。

この内容を踏まえて

そもそも肝斑の成因はなになのか?

なぜ、白変を伴わない程度のローフルレンスのQスイッチヤグレーザーで、肝斑が消褪するのか?

これらの理由とメカニズムを、工学的な数式を使用して解明してみたいと思います。

そんなわけで、ロシアで学会発表の準備がどこまでできるかわかりませんので、朝からクリニックに出勤し、プレゼンをコツコツ作っています。

が、煮詰まってきたのでちょっと一休みして、間もなく始まる診療に備えます(笑)。

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2010年11月25日 (木)

出産後の肝斑治療

妊娠線治療についてのお問い合わせと同じくらい最近また多いのが、出産後の肝斑治療についての御質問です。

最近のベビーブーム?を反映しているのでしょうか?

妊娠中に出現したり、妊娠前にもあったものが妊娠中から産後にかけて濃くなったりする肝斑。

女性ホルモンが深く関与しているだけに、こうしたことが起きるわけですが

では、産後いつから肝斑治療を始めるべきか? と聞かれれば

「まずは、大仕事である出産を終え、産後身体が回復するのを待ち、その上で一日も早くどういった状態に今あるのか、見せに来て欲しい」

というふうに僕の方ではお答えしています。

産後2~3ヶ月から治療を始めたほうがよりよい結果を得られる肝斑もあれば、半年か1年待ってから治療を始めたほうがいい肝斑もあります。

そして、こればかりは素人判断は禁物です。

初めての出産を終えられた方は、出産後母体は回復しても慣れない育児で大変。子どもを預けられるところもないし・・・と、いうこともあると思います。

クリニックFでは、時間帯やスタッフの状況にもよりますが、赤ちゃん連れでいらしていただくことも可能ですので、そのあたりはざっくばらんに御相談くださいね。

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2010年9月24日 (金)

フラクセル3Dualの肝斑治療への応用

今年一年のクリニックFの肝斑治療方針で、大きく変化しそうなものがあります。

それはフラクセル3Dualが独自に持つ1927nmの波長による肝斑治療への適応です。

Fraxel3dual

現在クリニックFで肝斑治療のファーストチョイスは、HOYACombio社のメドライトC6を使用したレーザートーニングです。

しかしこのトーニング治療でどうしても色素が残ったり、治療抵抗性の時にフラクセル3Dualの新しい波長1927nmを使ってみると、強力な力を発揮するのです。

パラメーターは簡単な計算で設定できますが、患者さんによって変えています。

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1927nmは水分の吸収率が高い波長です。この照射方法は、パワーを上げても深達度が変わらない1927nm特有の波長の性質を利用したものです。

理論的には肝斑の治療が可能なため、あるパラメーターの基準を決定し数名の患者さんで施術をしたところ、予想通り3~5回のフラクセル3Dualでものの見事に肝斑が消失したので、2010年にテキサスで行われる米国レーザー学会で発表しようと準備を始めました。

フラクセル3Dualは、クリニックFでここ数年購入したレーザー機器の中でもっとも満足度の高いもので、現状浅いニキビ跡の治療にはこれを超える機種はないと思っているのですが、肝斑にも適応できるのであれば、レーザーによる肝斑治療ががらりと変わるかもしれません。

ほんの5年ぐらい前までは、レーザーで肝斑治療は禁忌。さらにニキビ跡も治すための有効な手段がないに等しかったのですが、ここ数年の技術進歩は素晴らしいですよね。

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2010年2月 5日 (金)

肝斑治療の料金

クリニックFで行っている肝斑治療について、毎日のように御質問や御相談のメールを頂いています。

それだけ「肝斑」という言葉が、市民権を得たということなんでしょうね。トランシーノの功績もあるのでしょうか。

治療内容もさることながら、多いのが料金についての御質問です。クリニックFのWEBでは、肝斑治療を

「105,000円~」

と表記しているため、

「治療を受ける度毎回105,000円かかるんですか?」

とか

「最高にひどい肝斑の状態で、いくらくらいかかるんでしょうか?」

・・・などといった御質問を頂くのです。

きっとメールを頂いてなくても、同じことをお知りになりたい方でこのブログを読んでくださっている方もおいでになるでしょうから、今日はこのあたりを御説明しておきたいと思います。

Medlite_c6_close_up

クリニックFで、肝斑の治療に最もよく使われる機器は、メドライトC6という機械です。

クリニックFでは、このC6による施術を、1回42,000円で承っています。(治療後には無料でビタミン導入と下地の仕上げ、頭部・首などの簡単なマッサージがつきます。)

ただ、肝斑の治療につきましては、状態によって必ずしもC6だけを使用する、と事前に言い切ることができないこと。(フラクセルなどほかの機器を使用する可能性もあること)

また、C6を使用したとしても、一度の施術で肝斑を完全に改善するところまでは至らないこと。(最低でも3~5回の施術が必要となります。)

そうした事情も踏まえて、料金案内のページでは、「105,000円~」と、表記させていただいています。

言い方を変えると、肝斑を治療したい、改善させたい、とお考えの方で、それをレーザー治療によって結果を出したい、と思われるのであれば、最新鋭の機器で最前線の治療を僕が承る場合、

数回にわたる通院と治療費=最低105,000円がかかってしまいます

ということなのです。

ただ、このブログでも何度か書いていますが、クリニックFはまず患者さんの御予算・目的ありきで作った新しいコンセプトのクリニックであり、治療機器や治療内容は僕が決めるのではなく患者さんに決めて頂くことになります。

そのため、105,000円以降どれくらいのご予算で治療を行っていくのかにつきましては、患者さんの方で御判断いただくことになるのです。

自分の治療は、内容もかける金額も自分で決めたい

自分の肌年齢は自分の意思で超えたい

・・・そんな理知的で、意思のしっかりとした患者さんがこのクリニックには多く、僕はそんな患者さんたちを万全の体制でお迎えするため、世界で最新の情報と技術を、常に正確に提供できるよう、日々勉強している、というわけです。

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