カテゴリー「レーザー治療 ニキビ跡」の16件の記事

レーザーによるニキビ跡と毛穴治療のコツ

ほんの数年前までほとんど治療が不可能だった皮膚疾患の中で、最近治療が可能になってきたものがあります。

それは「ニキビ跡」と「毛穴縮小」の治療です。

今までも、ニキビ跡や毛穴の縮小に対して多くの化粧品や、ケミカルピーリング、ダイヤモンドピーリングなどの施術が世に出てきました。

しかしながら、いずれも効果の点で理論的にもなかなか難しいものがありました。

画期的な治療効果を期待できるようになったのは、 やはり2005年のフラクセルの登場によってだと思います。

Fractinal_devices2005年から2009年に至るまで、沢山のフラクショナルレーザーが販売されましたが、波長や照射方法などの変化を経て、沢山の機器が出ましたよね。

1440nmのアファーム+マルチプレックス

1540nmのスターラックス1540

1550nmのフラクセルやモザイク

2790nmのパールおよびパールフラクショナル

2940nmのピクセル

10600nmのeCO2(エコツー)やブリッジセラピー(アンコア)

915nmダイオードレーザーとバイポーラーRF(ELOS)の複合機であるマトリックスIR

これらここ数年間で出てきたフラクショナルレーザー機器は、どれも特性があって、一台の機器“だけ”で毛穴やニキビ跡を治療することは不可能だと断言できます。いくつかのフラクショナルレーザー機器を組み合わせた治療が必ず必要になってくるのです。

クリニックFではこれらのフラクショナルレーザーを組み合わせて治療を行っていますが、ひとつ波長の選択に、非常に重要なファクターがあります。

Depth_function_of_absorption

それはレーザー光の深達度です。

特定のレーザー波長が、どの程度まで肌の中に入り込むかご存知ですか?

可視光線に近い波長領域では、最も深達度の高いレーザー波長は1064nmぐらいの近赤外線の波長です。

それよりも紫外線に近い短い波長では、メラニンの吸収曲線に、そして長い波長では水の吸収曲線に影響されるため、レーザーの深達度が落ちるのです。

このもっとも深いといわれる1064nmの波長でも、深さ1500μm(1.5ミリメートル)の深達度しかありません。

深いニキビ跡や毛穴を治療するには1500nm前後の波長をもつフラクセルやモザイク、アファーム。

最後に浅い部位に照射して、肌を整えるのには2700nm前後の波長をもつパールやエルビウムヤグの波長が必要となるわけです。

さらに連休などで、数日のダウンタイムが許容できる人には、10600nmのフラクショナルCO2レーザー(エコツー)を使用して治療速度を加速するのも、良い選択肢になります。

クリニックFでは、約二年前の開業時から、日本で初めて複数のフラクショナルレーザーを所有して、海外の最先端の治療理論でニキビ肌や毛穴治療を行ってきました。

この2年間でさえ、新しいレーザー機器が発売されてきましたので、そのたびに新機種を導入して治療に加えてきましたが、最近では、「この人がニキビ肌だったの?」と言われるような結果の良い症例も増えてきましたよ。

ニキビ跡や毛穴といった、皮膚の「形状的老化」+「感触的老化」のダブルパンチにお悩みの方はぜひご相談ください。

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ニキビ跡治療専門ページ

今日もあいにくのお天気ですね。梅雨が近くなると、皮膚の状態が悪化する方も多いので、メンテナンスにより一層気を使わないといけません。クリニックではビタミン剤の処方も新しいパッケージで御用意していますので、必要な方は診療の際お声をかけてください。今回はビタミンB群がきっちりとれるようになっています。アトピーやニキビで苦しんでいる方にも良いと思いますよ。

さて、クリニックFで行っているニキビ跡治療について、その特徴や機器の種類などまとまったものを読みたいとのリクエストを頂いていたので、ホームページ上に専用ページを新たに作りました。よかったらこちらを覗いてみてくださいね。

クリニックFホームページ:http://clinic-f.com

ニキビ跡治療専用ページ:http://clinic-f.com/nikibi_ato.html

クリニックF メディカルスパ・ホームページhttp://clinic-f.jp

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ニキビ治療の名医とニキビ跡治療の名医

ニキビ跡でお悩みの人がお問い合わせを下さるケースが年々増えているのは、日本も欧米も変わりません。以前は少なかった中国や韓国、タイなどでも増えてきているようです。昔はあきらめるしかなかったこうしたケースが、今はレーザー治療の確立と進化により、一筋の光が見えてきたことを、患者さんも徐々に認識し始めているということでしょう。

僕自身もこうして世界の学会を回りながら、ここ数年はニキビ跡に効果のあるフラクショナルレーザーについての講演がぐんと増えたため、各所のドクターとニキビ跡治療についてのディスカッションを交わす機会が増えてきました。実際クリニックFでは、フラクショナルレーザーが一台増えるごとに良い改善例がどんどん増えています。

これはここ2~3年で最も大きな変化のひとつです。それまでレーザー/光治療と言えば、シミやシワ、たるみに関するものが主だったわけですから。

さて、先日書いたブログの続きですが、ニキビやニキビ跡で悩まれている方にひとつまず整理して頂きたいことは、ニキビ治療を得意とする医師と、ニキビ跡治療を得意とする医師は異なる場合が多い、ということです。

ニキビ治療の名医は、出来てしまったニキビ=炎症をいかに早く治め、跡ができないようにすることができるかについて適切な指導やテクニックを駆使することが出来る医師、そして今後の予防策を講じることが出来る医師ということになるかと思います。外用剤としてビタミンAやCなどを用いたり、ホルモンバランスを整えるための内服薬、時に漢方の処方や、日々の生活習慣の指導に栄養指導などを行うこともあるでしょう。雰囲気的には、内科医的なドクターが多いかもしれません。

これがニキビ跡の治療になると、すこし変わってきます。ニキビ跡は英語で「Acne Scar」と言いますが、その言葉通り「Scar=傷跡」をいかに改善させるかということがターゲットとなりますから、あくまで外科的なアプローチがメインとなります。特にニキビ跡の場合は、色素沈着に加えて皮膚の凹凸の解消も必要となることから、内服や外用剤によるアプローチではなく、傷跡を改善させるための特殊なデバイスがどうしても必要となります。

ニキビ治療が得意なクリニックでこうしたデバイスを求めても、実際には用意がない場合も多く、逆にこうしたデバイスが揃っているクリニックにニキビ治療を求めても、そこは片手間にどうしてもなっている場合があります。

患者さん側でここを認識し、医師及びクリニックの“使い分け”が必要になってくるのです。

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ニキビ跡治療とフラクショナルレーザー

VOGUE CHINAの記事をブログでアップしたところ、何人かの知り合いや患者さんからお叱り(?)を頂きました。

曰く

「全部中国語で何が書いてあるかわからない。日本語訳はないのか?」

・・・すみません、実は僕もなにが書いてあるのか、まだすべて解読できていないのです(苦笑)。

ただひとつわかっていることは、今回の中国講演で僕が評価を頂いたとしたら、その理由は数あるフラクショナルレーザーの違いとそれぞれの適性を明確に解説することができた点にあるということ。

2004年のフラクセル以降、いくつものフラクショナルレーザーが世に出ました。

「フラクセル」「アファーム」「フラクセル2」「アファームマルチプレックス」「スターラックス1540」「ピクセル2940」「モザイク」「エコツー」「フラクセル・リペア」「フラクセル・リストア」「フラクセル・リファイン」

どの機種がどんな疾患にどのような効果を及ぼすのか、これを臨床データを元に解説した医師はこれまでほとんどいなかったのです。

それぞれの高額な機種をすべてを取り揃え、実際の施術を幾多の症例に対して行い、さらにどの機種にもバイアスがかからない中立な評価を下す・・・というのは、世界的に見てもなかなか難しいということでしょう。

実は今回訪れた欧州でも、

クリニックFでは、ニキビ跡の治療に対して、その段階/フェーズごとにいくつかのフラクショナルレーザーを使い分ける」

という話をしたら、何人ものドクターに驚かれました。日本でもまだまだそうかもしれませんが、いわゆる「美肌クリニック」にニキビ跡の治療で訪れた場合、そこでの選択肢は、

1 外用剤を使うか

2 レーザー・光治療など、機器を使った治療を行うか

3 上記のどちらも組み合わせるか

・・・といったものになりますが、この内2に対して、いくつもの選択肢があるクリニックはなかなかありません。せいぜいあって2種類程度。3種類以上の機器を取り揃え、それを的確に使い分けられる医師のいるクリニックは、日本で数軒しかないのではないでしょうか。

ニキビの治療ならまだしも、ニキビ跡の改善というのは、治療の選択肢自体がそもそも限られてしまうこともありますが。

そういう意味で今回

「最善の治療のために、借金してまで高額なレーザーをいくつも買ってきた苦労がすこし報われたかなあ・・・」

という気分を、奇しくもルーマニア、そして中国で味わうことができました(笑)。

詳しい講演内容や、ドクターたちとの歓談の内容は、また後日詳しく書きますね。

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最新フラクショナル炭酸ガスレーザー eCO2(エコツー)

Eco2 クリニックFに日本で一号機のフラクショナルCO2レーザーeCO2(エコツー)が導入されてからまだ間もないのですが、患者さんからすでに結構支持を頂いています。

お問い合わせも最近増えてきました。

10,600ナノメーターという、一般的なフラクショナルレーザーよりも長い波長を使うことによって、フラクセルやモザイク、アファームよりも高い効果が見られるこのレーザー。その分、ダウンタイムが長いので、導入を躊躇していました。

しかし、この種のレーザーの海外の評判を聞くにつれ、クリニックFの患者さんにもぜひ使ってもらいたいと思い、先月思い切って導入したのです。

実際にこの機械を入れてみると、

1.フラクセルに比較して、一回の施術効果は2回から2.5回分ぐらいに相当する。

ニキビ跡や毛穴の改善率が数倍高い。

2.予想していたよりも施術の痛みが少ない。

フラクセルやアファームは、それぞれ1550、1440ナノメートルの波長で皮下を凝固させて治療させますが、CO2の波長だと、皮下組織が蒸散しますので、むしろ痛みの受容器が反応しないのかもしれません。

3.予想していたよりダウンタイムも短い。

フラクショナルCO2は、以前トラブルが多かったCO2リサーフェシングを想起させ、アジア人に対しては治療が適応されないのではないかといわれていたのですが、ドット状に打つ場合、施術後5日あれば社会復帰はできると思います。

Eco2d 実際の施術でも、患者さんの肌質に合わせて、かなり細かく設定ができることがお気に入りです。

この図はeCO2(エコツー)のディスプレーです。

可変して使用できるパラメータはこの図のとおり、6つあります。

1.ドットごとのパルスエネルギー

2.機械のパワー

3.照射面積当たりのスポット数

4.スキャンタイプの形

5.ティップの形状

6.施術モード(静止スタティックモードと動的ダイナミックモード)

クリニックFでは、現在のところ、フラクセルやモザイク、そしてアファームなどのフラクショナルレーザー経験者のみにこの施術を紹介しています。レーザー上級者向けですね。

この機械は、肌を収縮させる能力も比較的高いので、「ニキビ跡」や「毛穴の治療」はもちろんのこと、設定の調節がきちんと出きれば「妊娠線」や、加齢による「目の下のたるみ」に、従来のものよりも効果を発揮するのではないかと思います。

「目の下のたるみ」や「妊娠線」でお悩みの方はぜひ一度ご相談くださいね。

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フラクショナルCO2レーザー 納品されました!!

001 2008年最後の期待の新星。

フラクショナルCO2レーザーがとうとうクリニックFに納品されました。

ルートロニック社のeCO2(エコツー)プレミアムが日本初上陸です。

アメリカでは、フラクセルやアファームMPXなどのフラクショナルレーザーよりも、より強力で、効果の高いCO2を使用したフラクショナル治療が一般的になりつつありました。

CO2の波長を使用すると、肌を蒸散する能力が高く、ニキビ跡や毛穴を治療する効果が高くなるのですが、反対にダウンタイムと呼ばれる、日常生活に復帰できる時間が長くなってしまいます。

こうしたアグレッシブなレーザーは、欧米人や、韓国人など、結果にこだわる人種には受け入れられると思うのですが、あまり日本人向きではないのかなと、導入には慎重になっていました。

しかしながら実際に使ってみると、パワー設定を調節することでこれらのトラブルは回避できそう。それでも数日のダウンタイムがあるので、フラクショナルレーザーの未体験者にはお勧めできませんが、

「フラクセル2」や「アファームMPX」や「モザイク」で改善できなかった、深いニキビ跡や毛穴に悩んでいた人には、その後の選択肢の一つになりそうです。

技術は進歩するものですね。

フラクショナルCO2レーザーは、米国では一回5000ドル(約50万円)もする高額な施術ですが、数回でフルリサーフェシング(肌の総入れ替え)が可能で、患者さんはこの機器を導入しているクリニックをわざわざ探して遠くから訪ねて来るそうです。

今日はルートロニック本社のある韓国から、テクニカルトレーナーが、新しいパラメーターと使用法を教えに来てくれました。

これから私たち日本人の肌に最適なパラメータを決定する予定ですので、実際の患者さんへの施術は年明けからになります。

乞ご期待。

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アダルトニキビ

かつては「青春の象徴」などといわれたニキビも、20代を過ぎると過度なストレスや体調不良を訴える体のサインとなる、いわゆる「アダルトニキビ」になる、と言われます。

また女性の場合は、

「生理前になるとニキビができる」

というように、ホルモンバランスの影響もありますよね。

ニキビは病気ではありませんから、保険診療で行える治療には限界があるため、クリニックFには、男女問わずアダルトニキビでお悩みの方が多くおいでになります。

ニキビが出来ると誰もが赤みや凹みを残さず、ニキビが出来る以前の肌=平らで白い肌に戻りたいと考えます。特に赤みはメイクで多少隠すことは出来ても、凹凸を隠すには限界がありますから、ニキビが顔にある間というのは、相当なストレスにさらされてしまうことがよくあります。けれどニキビ以前の肌に戻す為には、専門の治療、そして努力と時間が必要なのです。

「アダルトニキビ」は顔全体はもちろん、頬、あごや口の周り、首などを中心にできることがよくあります。元々の肌質に加え、ストレスや睡眠不足、偏った食事などの不規則な生活によるところがほとんどと言えるでしょう。

クリニックFでは、レーザー・光治療以外に、外用薬、漢方、高周波治療、サプリメント、点滴、低容量ピル・・・などの方法を使って、アダルトニキビにアプローチしていきます。

またアダルトニキビでお悩みの女性は、一度基礎体温表をつけてみるのも良いかもしれません。

女性の場合、アダルトニキビの原因は女性ホルモンの乱れが原因であることもあるからです。最近ではだいぶ御存知の方も増えましたが、この「アダルトニキビ」は低容量ピルや漢方の服用で改善される方が多くいらっしゃいます。

低容量ピルはヨーロッパでは全女性の1/3が使用しており、ロンドンでは無料で配布しているほどですし、スウェーデンでは20~30代の80%が低容量ピルを使用している、とても一般的なものです。

外用薬では、トレチノインと呼ばれるビタミンA誘導体とハイドロキノンを組み合わせた、シミ治療・ニキビ治療・美肌治療に欠かせないドクターズコスメを取り扱っています。

これらは医師のみが扱えるもので、一般薬店やドラッグストが等では入手できません。(同一名称のものを見かけますが、濃度が化粧品レベルのため、治療効果は望めません。)

また個人輸入などの取り扱い等も見かけますが、これらの製剤は使用方法を誤ると、効果が出ないばかりか、より症状を悪化させてしまうこともあるので、医師の診察の元、正しく使用していただくことが美肌への近道です。

高周波治療は、身体の深部に熱を与え体温を上げることで、自律神経系や内分泌系のバランスを整えるのに役立ちます。ホルモンの乱れは、そのまま自律神経系の乱れを指しますから、ニキビ治療にとても有効なのです。

こうした様々なアプローチに、レーザー/光治療、サプリメントや点滴を組み合わせることで、劇的な効果を上げることができます。

ちょうどこれから季節の変わり目を迎え、普段はニキビと縁遠い方も肌の揺らぎに悩まされる季節になります。

癌や糖尿病と一緒で、ニキビは早期治療に限ります。治療が遅れれば、それだけ治るのもお金もかかることになってしまいますから、ニキビが出来てしまったら、お早めに御相談ください。

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クリニックFのフラクショナルレーザー

006_2 今回のパールの講演では、肌を入れ替えるリサーフェシングというカテゴリーに属するフラクショナルレーザーとパールとの比較を行いました。

写真はクリニックFの備品のリサーフェシングレーザーです。左からパール スペクトラVRM3 モザイク フラクセル2 アファームマルチプレックス 改めて並べてみると壮観ですね。(笑)

レーザーによって肌を薄くピーリングして、肌の弾力と質感をあげる治療は、今までも多くの機器が登場してきましたが、

2004年 フラクセル

2005年 アファーム

2006年 モザイク

2007年 アファームマルチプレックス

2007年 フラクセル2

2007年 パール

2008年 CO2フラクセル (フラクセルリペア)

など、肌の手触りやテクスチャー改善。つまり「肌の感触を良くする治療」ができる最新のレーザー機器が特にここ数年で開発されてきました。

アイスピック状の毛穴や、はだのたるみによる帯状毛穴、ニキビ跡、目の周りの小じわなど、今まで治療が難しかった「感触的な老化」に対して、それぞれの症状に合わせた併用療法で、浅い所から深いところの病変まで、今までにできなかった治療結果が出せるようになってきたと思います。

001今回の学会のプログラムの冊子ですが、残念ながらハングル文字がほとんどであまり読めませんでした。

美容大国の韓国の情報だけに、残念でしたよ。

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フラクセルの新製品

032_080413_2 写真が「フラクセル・リファイン」と呼ばれるフラクセルの新製品です。

新製品とはいっても、フラクセルⅡの下位ブランドに当たる機種ですね。

波長はフラクセルⅡが1550nmを使用するのに対して、リファインが1440nmという、少し浅めに入る波長を使います。ニキビ肌に対する効果は落ちるでしょう。

僕は昨年の6月にリライアント本社に行った時に、開発中のこの機械を初めて見たのですが、ようやくリリースといったところでしょうか。

ところでこの形、まるでimacみたいなのですよ。かわいいですね。

そのほか今年はフラクショナルCO2(炭酸ガス)レーザーが各社からリリースされていました。色素沈着の可能性の高いアジア人の肌にはたしてどのような効果があるのか、これからの治験が試されるところですね。

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2008年 僕の発表演題その1

001_080411_2 今年のASLMSに僕は3つの演題を出しました。  

037_080411_3演題のひとつめは、2007年に日本に初めて導入されたアファームマルチプレックスを利用した治療経験の話です。

クリニックFに定期的に通ってくださっている患者さんの中から、24名の方にモニターをしていただいて、色素沈着、肌のテクスチャー、リフトアップなどの加齢の項目の改善率を数値化してアファームマルチプレックスの優位性を示したのです。

131_080411 英語の原題は、

“Clinical evaluation of 1440nm and 1320nm multiplex fractional laser (Affirm multiplex) delivered by microarray for treatment of photo aging for Japanese skin” 

でした。

アファームマルチプレックスで使用されている波長は、1440nmと1320nmなのですが、これらはメラニン色素に対する吸収率が低い波長である、ということが言えます。

メラニン色素に対する吸収率が低い、ということが何を意味しているかと言うと、それは「肌の色に依存しない」ということを意味します。

レーザーは波長によって白人種と黄色人種とでパワー設定を変えることを余儀なくされることが多々あります。白人種であればパワーを上げられるものでも、もしその波長がメラニン色素に対して吸収率が高ければ、黄色人種に打つときにはパワーをかなり下げないと火傷を起こしてしまう。

しかし、アファームマルチプレックスは、メラニンに対する吸収率が低く肌の色に依存しない為、黄色人種の肌に対してもパワーを上げることが可能なのです。(もちろん調整は必要ですが)

これは我々アジアでクリニックを展開するドクターにとっても、様々な可能性を模索できる機器であるということが言えますし、またレーザー会社にとっても朗報であるということが言えるでしょう。

アメリカのレーザー産業は、アジアと中近東マーケットの獲得によって今後飛躍的に伸びていくことが予測され、そういった意味でもこれからこうした黄色人種の肌に対するレーザーの効果・使い方を、より深く掘り下げられる医師がさらに求められていくことになると思います。

僕は自分自身も黄色い肌を持つそのひとりとして、この分野において様々な提案や研究をしていくことができればいいなと思っています。

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