カテゴリー「国際学会 北米 ワシントンDC編」の15件の記事

2013年3月 1日 (金)

■2013年3月 マイアミ AAD全米皮膚科学会出張➀ Washington Dulles International Airport ワシントン・ダレス空港でトランジット中です

本年マイアミで開催される米国皮膚科学会参加のために、米国に来ています。

Washington Dulles International Airport (IAD)にてトランジット中。

2

アメリカ最南端のフロリダ州ですので、成田からここまで12時間。

さらに3時間待って、ワシントンDCからマイアミビーチまで3時間の飛行。

現地では、晴れが続いてくれると良いのですが。

またあちらの様子をブログでアップしますね。

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2009年5月 8日 (金)

DCからの帰国・アメリカンアイドル

001ワシントンDCの国際空港ではさすがにお膝元だけあって、オバマ大統領のグッズが充実していました(笑)。

002世界総不況の中、アメリカの景気回復がいつになるかは、オバマ大統領とそのブレインたちにかかっているといえます。

Yes, we can!の実践が楽しみです。

ところで、今回のアメリカ滞在では、時差ぼけもあって、テレビを観る時間があったのですが、アメリカで最も人気あるテレビ番組の一つ「アメリカン・アイドル」を初めて観ました。

この番組、タレント発掘番組の一つなのですが、視聴者からの情報で集められた参加者をワンクール3ヶ月かけてテストし、ふるいにかけ、最後は視聴者投票により優勝者を選ぶというもの。

今年の予選参加者は10万人、毎週の電話による投票数は6400万票を数え、いまやアメリカの国民的行事として定着しているのです。最終候補者10人による夏の全米ツアーは毎年ソールドアウト、3人のファイナリストが出身州に凱旋すると州知事と大群衆が出迎え、アイドル候補者の誕生日を州の記念日に制定するぐらいの熱狂ぶり。優勝者は全米ネットワークのニュースや全国紙で伝えられるので、優勝の時点で、知名度は国民的レベル。優勝者にはタレントデビューが約束されています。

候補者の中には、素人目に見てもうまいとは言えないのに、本当に自信ありげに歌やダンスを踊る人あり、

パッとしないおじさんが、皆が感動する見事なアリアを歌ったり、

選考者とのやりとりに怒り出してしまったり、

超ポジティブシンキングで、ひとりひとり確固とした自負を持つアメリカ人の国民性がよくわかります。

このところ、英語を母国語に持たないアメリカ人が増えていますが、英語も平易なので、ノンネイティブの僕でもほとんどすべてが聞き取れます。そういったところも人気なのでしょう。

004この日のUSA TODAYでも、こんなに大きな扱いでした。

この不況時における、数少ないアメリカン・ドリームをつかむ、一つの社会現象ということなのでしょうね。

005

帰国にはユナイテッド航空を使いました。

これで僕の 2009年の米国レーザー医学会(ASLMS)ワシントンDC出張の報告は終わりです。

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2009年5月 1日 (金)

スミソニアン協会と博物館・美術館

114 ワシントンDC最大の見どころといえば、ホワイトハウスや国会議事堂などが挙げられるかもしれませんが、僕にとってDCと言えば、なんといってもスミソニアン協会です。

スミソニアン協会は、このモール地区に10の博物館と美術館を、そしてモール以外のワシントンDCに6つの博物館と美術館と動物園を持つ、世界最大のミュージアムと研究機関を統括するグループなのです。

これらのミュージアムの入場料はすべて無料。世界中どこを探してもこんな場所はないのではないでしょうか。

遡れば1765年。イギリスで生まれたジェームズ・スミソンという人物が、科学者として成功をおさめ、

「自分の子孫達が子供を産むことなく亡くなった場合に、スミソン家のすべての財産をアメリカ合衆国に、スミソニアン協会の名の下、人類の知識の普及と向上のために譲る」

という遺言を残します。

子供のいなかった彼の甥が亡くなった後、当時のお金で52万ドルが合衆国に贈られ、1846年にスミソニアン協会が設立されるのです。

今回の旅では、これら一つ一つのミュージアムを回る時間はとてもなかったのですが、いくつかの博物館を駆け足で回ることができました。

それにしてもものすごい情報量です。

182 まずは、毎年600万人が訪れるという、国立航空宇宙博物館に行ってみました。この博物館の入場人数は、全米一だそうです。

観光バスが沢山停まっていますね。

まず、博物館の中に入ると、そのホールは

「マイルストン・オブ・フライト」

という部屋。

「飛行技術の一里塚」

とでも訳すのでしょうか。

いわば人類飛行史上の、偉業を達成した飛行機が飾ってあるのです。

184 飛行機が好きで、ついに自家用操縦士免許を取得してしまった航空マニアの僕にとって、こんな素晴らしいところはありません(笑)。

まず目についたのは「月の石」。

これは手に触れることができるようになっています。手に触れられる月の石は、おそらく世界でここだけでしょう。

ホールを見上げると、世界最初の人工衛星であるスプートニック一号の模型。その裏には土星まで行ったボイジャーの模型。

147 ふと横を見ると、チャールズ・リンドバーグが世界初の大西洋単独無着陸飛行を行った「スピリット・オブ・セントルイス」です。

当時NYからパリまで33時間30分もかけて飛んだのです。

映画「翼よ! あれがパリの灯だ」でも有名な、まさに航空機史上の輝けるマイルストン。

本当に小さな飛行機で驚きました。

148 その先に見えるオレンジ色の機体は、世界初の音速を超えた超音速飛行を成し遂げた「グラマラス・グレニス」。

1947年、チャック・イェーガー(退役少将)の成し遂げた快挙ですが、こちらも映画「ライト・スタッフ」に詳しいですね。

チェック・イェーガー大尉が音速を超えた時、腕に付けていた時計がロレックスだったと聞いたことがあります。

ロレックスGMTのチェック・イェーガー記念モデルが出て話題になりましたよね。

200 第二次世界大戦中の航空機の部屋には、三菱の作り上げたゼロ戦が展示してありました。

当時最高レベルの能力を持った飛行機だったのですが、今思っても、無駄のない、美しい流線型のモデルですね。当時から日本の技術力は、非常に高かったのだと思いますよ。

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駆け足だったのですが、この日は他にも国立自然史博物館や、ナショナルギャラリー(国立絵画館)などもさっと見ることができました。

ほら、ティラノサウルスです。

029 こちらは自然史博物館にあった「ホープダイヤモンド」

45.52カラットのブルーダイヤです。

031 映画「タイタニック」の中でも引用されていましたよね。

大人気でした。

163 国立絵画館(ナショナルギャラリー)には僕の好きなフェルメールの作品もいくつかあったのですが、やはり注目すべきはこの作品です。

ヨーロッパ以外で観ることのできる、唯一のレオナルド・ダ・ビンチの作品である「ジネブラ・デ・ベンチの肖像」です。

15世紀の天才。レオナルド・ダ・ビンチが残した絵画は意外にも少なく、現存するものは20点ほどなのだそうです。

さらにフェルメールの秀作も三点。

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他にもボッティチェリやモネ、レンブランントなどの秀作があり、非常に充実した午後になりました。

179個人的に好きな場所になったのは、このナショナルギャラリーの中廊下です。

落ち着いた雰囲気と、綺麗な花に、暫し立ち止まり、時を忘れました。

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2009年4月30日 (木)

ナショナル ジオグラフィック

ところで、ワシントンDCには、世界的に有名な雑誌の編集室があります。002

それは「ナショナル ジオグラフィック」。

印象的な黄色が目印の雑誌を御存知の方も多いのではないでしょうか?

ナショナル ジオグラフィック協会は、「地理知識の普及と増進」を目的に、1888年に電話を発明した科学者グラハム・ベルなど有識者33名によって設立された世界有数の非営利団体として知られています。014

雑誌「ナショナル ジオグラフィック」はその協会から最初は会員誌として創刊。現在では世界31の言語に訳され、毎月4000万人の読者がいるのだそうです。

一昨年観た映画「ブラッド・ダイヤモンド」で、アフリカの奥地を彷徨う主人公のレオナルド・ディカプリオが職業を聞かれ、

「僕はナショナル ジオグラフィックの記者だ」

と答えるシーンがありました。

知名度は世界レベルなのです。001

そして、実は僕が楽しみに定期購読している雑誌の一つでもあります。お気に入りの号は残してあって、クリニックFにおいてあります。

006 建物の中では、ちょうど写真展をやっていました。

007中でも気に入ったのはこの雄ライオンがたてがみを揺らしながら疾走する、大きく引き伸ばされたこの写真。

こんな写真が撮れたら感動しますよね。

009 お土産も充実していました。

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2009年4月29日 (水)

米国レーザー学会(ASLMS)最終日

038 学会も最終日となり、展示も講演も終わりに近づきました。

来年の第30回、米国レーザー学会の開催場所が発表されました。アリゾナ、フェニックスだそうです。

アリゾナには素晴らしいスパがたくさんあると聞いています。

今年の学会で、僕はこの学会8つ目の演題を出しましたが、また来年も演題を出して、学会に参加できればいいですね。

042会場の外に出るともうあたりは暗く、ポトマック川が見えます。

014 久しぶりにJMECの営業の林さんと写真を撮りました。

046  巨大なコンベンションセンターの看板の前で写真を撮ったのですが、夜桜がきれいでしたよ。

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2009年4月28日 (火)

アーリントン墓地に眠るJFK

116 ワシントンDCのホワイトハウス対岸、ペンタゴンの北には、アーリントン国立墓地があります。

地下鉄ですぐに行くことができるので、足を延ばしてみることにしました。

104ここは、アメリカ建国以来数々の戦争で戦死した兵士やアメリカの国民的英雄が埋葬されている墓地です。

近年では埋葬希望者が多いので、すべての希望者を受け入れられず、アメリカの軍人か、テロなどで亡くなった人に限られているようです。

独特の墓標が並ぶ広い芝生。

墓標には名前と生年が書いてありますが、兵士の墓標には、階級と、どこで戦死したのかその場所が刻まれていました。

113 僕はこの墓地に眠る、JFKこと、ジョン・F・ケネディの墓所を目指しました。

107 観光客が歩く方向に向かうと、ちょうど南北戦争で南軍の指揮官だったロバート・リー将軍の邸宅だったアーリントンハウスの下に、人だかりがあるところを見つけました。

108ここがケネディ元大統領の墓所だったのです。

この若き大統領が1963年にダラスで凶弾に倒れた時、アメリカ合衆国ではさぞかし動揺があったことでしょう。

ケネディ暗殺犯とされたオズワルドがすぐに暗殺され、ケネディ暗殺の関係書類はアメリカ公文書館の中で75年凍結されました。

関係者がすべて亡くなっている75年間後に公開すると明言したということは、国家的な陰謀の存在を事実上認めているということですよね。

映画「JFK」の中では、米ソの対立から平和路線に舵きりを図った大統領が、軍部と対立したためとされましたが、他にも多くの語れない理由があるのでしょう。

111ケネディの墓所から振り返ると、リンカーン記念館や、オベリスクが見える素晴らしい眺望でした。

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2009年4月27日 (月)

2009年ASLMS・肝斑治療についての発表

01612009年ワシントンDCの米国レーザー医学会(ASLMS)での僕の演題の二つめは、ここ数年取り組んでいる肝斑治療の演題でした。

「 Comparison of low fluence Q-switched alexandrite laser versus Q-switched Nd:Yag laser for the melasma treatment of Asian patients」

肝斑治療で使用できる、Qスイッチアレキサンドライトレーザーと、QスイッチNd:ヤグレーザーの比較検討実験です。

20世紀から、色素性の疾患にメラニンに反応するレーザーを使用するのは、常識的な治療でしたが、色素性疾患のうち、肝斑だけは、レーザー治療後に状態を増悪させてしまうことがあり、肝斑にはレーザー治療が適していないと日本語の教科書にも書かれるようになりました。

しかしながら2005年ぐらいから、肝斑治療に低出力レーザーを使うことが、海外のレーザークリニックでは、いわば常識と変わりました。

024 この肝斑治療については、2005年から僕も演題を発表し続けていますので、海外の学会で名前が売れてきました。

ちょうどこの日も、ニュージャージで開業している台湾系の先生が、僕の発表を見て、ぜひディスカッションしたいと話しかけてきてくれました。

アジア人の患者さんを持つ身として、肝斑治療は切っても切れない関係にあるのですね。

この先生、もともとはレーザー技術者だったらしいのですが、アメリカでMDの資格を取得して開業し、現在に至っているのだそうです。今度NYCに来たら、近くなのでクリニックに遊びに来てほしいと言われましたよ。

ところで、今回の発表の論点は、「肝斑治療に適する低出力レーザーの比較」ですが、今回の比較実験で非常に面白いことが判明したのです。

今回対象とした アレキサンドライト(755nm)の波長と、Nd:YAG(1064nm)の波長を比較すると、波長の短いアレキサンドライトレーザーの方が、メラニンの吸収性が高く、当然、肝斑治療にはより効果があるのではないかと予想されたのですが、実際には、それと正反対の結果が出たのです。

いわゆるレーザートーニングと呼ばれる肝斑治療の際には、もしかしたらメラニンの吸収曲線とは違った理論が働いているのかもしれません。

結果から予想される仮説はいくつか想定されるとおものですが、僕の発表の考察にも入れましたが、納得できる理論だと僕が考えているのは以下の三つです。

アレキサンドライトと、Nd:YAGの波長を比較すると、Nd:YAGの波長の方が深くまで浸透します。

1.肝斑の組織標本を観察すると、かならず炎症性の細胞が見られます。つまり、肝斑は炎症持続性の疾患なのです。→近赤外線の光(レーザーのように単一波長ではなく、ブロードバンド)が皮下の炎症を抑える効果があることは19世紀から報告されていますが、同じく近赤外線に当たるNd:YAGの波長を弱く照射すると、何らかの機序で、炎症を抑える効果があるのかもしれません。

2.肝斑の増悪には、血管より遊離するサイトカインがおそらく関わっており、肝斑が再発するときは、肌の血管に近い部位から再発するが、Nd:YAGの波長は微小血管を収縮させる能力がある。→真皮の血管の破壊か、血管壁の増強が、肝斑の抑制につながる可能性がある。いわゆるプラスミン阻害の止血剤であるトラネキサム酸(トランサミン・トランシーノなど)が、肝斑に効果があるのは、この機序が働いていると考えられます。

また、Qスイッチ波長にした場合、アレキサンドライトレーザーの方が、パルス幅が数倍長い。

3.ハルス幅が短ければ、短いほど、破壊力は高まります。単純に、二つの波長のメラニンの吸収効率以上に、パルス幅の差が影響したのかもしれません。

細胞内や、血管周囲に出ているサイトカインなどの測定が、実際に組織切片で、ミクロで見ることができればすぐに結果がわかるのですが、あまりに小さなサイトカインの微細かつ複雑なカスケードが対象で、マクロの結果で予測する以外はアプローチが難しい。

今回の発表の考察は、こんな形でまとめました。

閑話休題

同じ治療を繰り返しても、治療に反応しやすい、治りやすい肝斑と、治りにくい肝斑というものが存在します。

僕も、実際に患者さんを診察すれば、

「何回ぐらいレーザーを照射すればきれいになりそうですよ。」

と具体的にお話しできるのですが、これはあくまで経験則でしかありません。

僕らが対処しているのは、「医学」なので、もう少し研究が進み根拠ある説明ができるようになればなと思います。

医学の発展に、僕も微力ながら力を尽くせたら良いですね。

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2009年4月26日 (日)

脂肪減少についての講演と「ゼルティック」のデビュー

031 唯一元気があったのは、脂肪減少についての講演でした。

アメリカでは、御存知のように肥満に悩む人の数が桁外れで、メタボリックシンドロームが国民病となっています。手術による脂肪吸引の市場は、日本の数十倍あると言われています。

しかしこれらのレーザー機器は、脂肪を減少させるといっても、実際に手術室で手術のように、レーザー機器を挿入する孔を皮膚にあけなればなりません。

脂肪吸引に代わって、このレーザー機器が日本で一般化するかというと、疑問ですね。

026そして、新しい機器として興味深かったのはゼルティック(Zelitiq)。

サーマクールを作った研究グループが、脂肪組織を氷解することで手術をすることなしに、部分的な脂肪を減少させる施術を可能にした機器なのです。

もう昨年のオーランドのASLMSでも事実上のお披露目会である秘密のカクテルパーティーによんでもらったのですが、いよいよ今秋あたりに日本でも販売されそうですよ。

楽しみです。

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今後が問われるASLMS

013 

今年のASLMSは、本当に閑散としています。

015あまりの人気のなさに、びっくりしました。淋しいくらいです

021見学のドクターもいないので、ブースも空っぽのところも多い。こんなことは見たことがありません。おそらく想定されていたよりも出展社が少なかったのでしょう。会場の中間あたりに布の幕が張ってあって、会場を狭くしていたのは印象的でした。

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講演の会場もこの通り。

例年と違って、魅力ある演題が減っているのもあるのだと思います。

今年の演題を聞いてみると、あまりにメーカーサイドの用意したプレゼンテーションをそのまま話している内容が多く、医師の本音が盛り込まれているものが少なかったですね。

このASLMSはメーカー主体のレーザー学会、夏に行われるコントロバーシー&カンバセーションズは医師主体の本音を聞けるレーザー学会という位置付けがなされてきたような気がします。

ここ10年ぐらい、このASLMSはレーザー界をリードする学会でしたが、主催者そしてメーカーサイドはもう一度この学会の意味を考える必要がありそうです。もしかしたらレーザー業界と共に、そのあり方が問われているのかもしれません。不況ということもありますが、それをきっかけに新しいステージに向けて「脱皮」「新編成」していくことが求められているのかもしれませんね。別のマーケットとの融合、共存を考えていく必要もあるでしょう。

僕自身、今後の自分の仕事を考えていく上でもヒントをもらえたような気がします。「ピンチこそチャンス」だとビジネスではよく言われますが、苦しい状況を目の当たりにすると、知恵を絞らざるを得ない、ということもありますよね(笑)。

尊敬している諸先輩方と今後も引き続き良い仕事をさせて頂くためにも、この業界を再び活性化するために自分に今何が出来るのか、じっくり考えてみたいと思っています。

そして、こんな時であっても、それでもこの学会に参加している人たちの顔を覚えておこう、と思いました。

僕の学会発表はまだ続きます。

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2009年4月25日 (土)

2009年ASLMS フラーレンの発表

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2009年アメリカレーザー医学会(ASLMS)では、僕は二つの発表をしてきました。

一つ目はこれ

「The Action of Antioxidants, Fullerene on Laser Therapy of Pigment Spots」

「抗酸化剤であるフラーレンの、色素性病変のレーザー治療後の活性」

というもの。

レーザー照射後に出てくるラジカルを破壊するために、強力な抗酸化物質であるフラーレンを利用するのは理にかなった利用法です。

さらに、美白剤のハイドロキノンなどは、非常に酸化しやすい物質ですが、これにビタミンCの175倍の抗酸化力を持つというフラーレンを加えることで、効能を上げることができるのです。最近のドクターズコスメにはよく配合されていますよね。

このフラーレンで、東京女子医大とビタミンC60という、三菱商事の子会社の研究グループとも、国際学会に演題を出し始めて3回目です。

Grazia5 フラーレンについては現在講談社から発売中の雑誌グラツィアでもお話させて頂いていますので、こちらも御覧になってみてください。

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